提督の能力に関してはもう少しお待ちください。近いうちに本編で紹介いたします。
「おーい」
「あ!提督!」
私が声をかけるとまずはじめに反応したのはマウンドにいた蒼龍だった。
「提督。おはようございます。」
「おはよう、霧島。」
遅れて霧島が反応を示す。
「なになに!久しぶりに打席に立ってくれるの?」
「それはうれしいですね。提督との実践はとても良い経験になりますから。」
蒼龍や霧島の反応を見ていると私の経験も捨てたものではないと少しうれしく思う。
「勝負はまたの機会にしよう。今回は別の用事で来たんだ。」
「そういえば後ろの子たちは・・・?」
蒼龍が第六の4人に気付いたみたいだ。
「野球に興味を持ったみたいでな。練習をする前に先輩のプレーを見せておこうと思ったんだ。」
「そうなんだ!野球好きが増えるのはうれしいなぁ!」
「やりましたね、蒼龍。しかも4人ですよ!」
「うん!4人・・・楽しみだねぇ!」
自分のことのように喜ぶ蒼龍。霧島も心なしか嬉しそうに見える。
「4人・・・?私たちの人数がに何かあるのです?」
「まあな。これについては追々知ればいい。」
周りが期待していると知ってしまったら、本当につらいとき野球をやめづらくなってしまうかもしれない。逃げ道はきちんと作っておかなければならない。
「まあこれについてはおいておくとして。蒼龍。この子らにピッチングをみせてやってくれないか。」
「え~・・・手の内はあんまりさらしたくないかなぁ~」
出し渋る蒼龍。
「決め球は見せなくてもいい。ストレートだけでもみせてくれないか?」
「ストレートならいいよ!」
「というわけだ。蒼龍が投げてくれるらしい。そうだな・・・誰か打席に立ちたいやつはいるか?」
い、いきなりは怖いのです・・ ち・・・ちょっと気が引けるわね
・・・一人前のレディーは下準備に時間がかかるものだし。
まあ尻込みするのも無理はない。そんな中
「私が行こう。」名乗り出たのは響だった。
「響か・・・そういう姿勢は大事だな。ファイトがあって大変よろしい。」
うちの鎮守府の響は「響」と呼ばれているが正式には「ヴェールヌイ」だ。
響を改二改装した際に呼び名を変えてほうがいいかといったことがあるが、帰ってきた答えは「変えなくてもいい。今まで通り響きと呼んでくれ。」とのこと。
いい度胸をしている。流石は改二艦といったところだ。
私がそんな考えをめぐらしていると響は打席に向かってズンズンあるく。
「響。今回は見るだけだ。バットは振るんじゃないぞ」
蒼龍も霧島も守備がうまい。しかしここはブルペンでありグラウンドではいない。
万が一というのはあまり考えたくないそのため、なりうる要因はなくしておいたほうがいい。
「ハラショー」そう返事をすると打席に入り構えをとる。
実に違和感のないいいフォームだ歴戦の猛者をほうふつとさせる。
若きスター。「ゴジラ」と呼ばれた男がおそれた数少ないうちの一人。
背番号「24」の天才を思い起こすフォームだ。
いったいどこであのフォームを学んだんだ?
私の現役時代あたりのDVDを視聴していたのなら響のフォームの持ち主は引退していたはずだ。自然にあのフォームに行き着いたというのなら
「やはり改二艦だな。」
思わず口に出てしまう。それほどに似ているのだ。
鋭い威圧感をうけ気合が入ったのか蒼龍の顔つきも先ほどよりキリッとしている。
いい緊張感がブルペンを支配する。霧島が構えをとる。蒼龍がそれを見て投球モーションへと移る。
「フッ!!」
短い息とともに蒼龍が投げる。響はそれを見送る形で・・・
「!?おい響!」
響はテイクバックをとりスイングモーションへと入っていた。
4000字とか一度に投稿してみたい。
集中力はもつでしょうか。もうすこし読みやすくできるよう引き続き精進します。
眠い中書いたためところどころおかしい部分があるかもしれません。
後日、追記で修正します。