ソードアートオンライン【囚われの戦士たち】 作:零«rei»
ソードアートオンライン〗
そんな名前のゲームが発表された。
言ってしまえばただのオンラインゲーム
だが、そのゲームはゲーム界に
革命をもたらした。
今までのゲームとは違う
《主人公は自分自身》
ゲーマーなら一度はやってみたいと
思うのではないだろうか?
いや、ゲーマーでなくとも自分が主人公のゲームなど
誰もがプレイしたいに違いない。
この〖ソードアートオンライン〗は
《ナーヴギア》という
ヘルメットのようなゲーム機を被って使用する。
その《ナーヴギア》を使えば
仮想空間«ゲームの世界»に入り込むことができる。
だが、そのゲームは
たったの10000本しか発売されない。
更にそのうち1000本は
βテスターに優先して販売されるので
実質9000本しかない
ということになる。
が、俺はそんな事の心配はいらない。
なんだって俺は
「βテスターなのだからっ!」
「何言ってるのよ、零」
横から声がする。
口にででた!?
と後悔しても遅い。
俺は仕方無く、隣にいる親友
【朝田詩乃】に事情を説明した。
「へぇー、最近浮かれてたのは
そういう事だったのね」
「え?俺浮かれてた?」
「何を言ってるのよ、
あなたここ一週間ぐらい
浮かれてるじゃない」
あ、はい。そうですか。
本当に申し訳ないです。<m(__)m>
と心の中で謝りつつ、
「詩乃もやってみれば?」
「ソフトがあるならね…」
「二本あるから一本いる?」
「あるの!?」
「うん、今から俺の家にとりにいこうか?」
「お願いするわ。
でもなんであんたは二本も持ってるのよ?」
「懸賞で当たったんだよナーヴギアもセットでさ~」
「本当に運がいいわね!?」
「まぁね~」
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10分後
「はい。これがナーヴギアでこっちがSAOのソフト。」
「あ、ありがとう。でも、いいの?私がこんなの貰って…」
「いいよ、二つもいらないから。」
「ありがとう、また明日!」
「分かった、また明日【ゲームの中】で」
この会話が現実での最後の会話になるなんて誰も思っていなかった。
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《次の日》
「やっと、SAOのサービス開始か~」
詩乃との合流地点は【始まりの街】か…
そこまで考えて俺は視界の端に映る時計を見る。
12時59分を表示している。
後、1分…
後、30秒…
5…
4…
3…
2…
1…
俺はあの世界に入るための言葉を唱える
『リンクスタート!』
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この言葉が後に悲劇を生むとは誰も想像しなかっただろう。
そう、【ログアウトボタン】が消えるまでは…
今回は詩乃が何故ナーヴギアとソフト
を手に入れたのかという話でした。
因みにβテスターと懸賞に応募したのはほぼ同じ時期で
両方当たりました。