ガメラ〈4〉 ~再誕する神~   作:ジュンチェ

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実はニコニコ動画のとある動画の影響で創ってしまった…ノリで。割りと、ストーリーはすぐに考えられたけどクオリティはさして高く無いぜ?

ガメラ3の続編っぽいけど、登場人物と世界観が僅かに共通してるオリ設定うっひょいのパラレルだよ?小さな勇者たちとかも混ざってるとこあるよ?


OK?…(大丈夫なら、ゆっくりしていってね?





神死する、その先に……

 

 

 

 

 

「ギャァァァァォォ!!!!!!!!!!」

 

 

闇夜の中…耳をつんざくような鳴き声。加え、忌々しい羽音と共にそれがあちらからもこちらからも響いてくる…。目下の焼かれる街の炎に照らされ、夜空は赤く映え…蝙蝠のような翼を拡げる幾つもの影が舞っているのが解った。

 

「ギャァァァァ!?!?」

 

その中の1体が…瓦礫の積み上がる街のすぐ上に向けて滑空してくる。『ギャオス』だ……血走るグリグリとした眼に赤黒いボディとギラリと光る牙は死神の象徴。だが、その死神ですら、ある存在から逃げ回っていた…。

背後からくる無数の影。ギャオスのそれに比べれば脚の1本程度にしか及ばないが…シルエットは違えることないまでギャオス。巣をつついた時の蜂のように郡を為しているが、その動きは完全に狩りであった。やがて、郡のうちの1匹がギャオスに翼膜に喰らいつき、バランスを崩したギャオスにまた次…また次々と喰らいつく。獲物が悲鳴をあげようと、そのまま地面に落ちようと活きた新鮮な新鮮な肉に喰らいつき、引きちぎり、ゴクリと呑み込む。奴等に味覚があるかは謎だが、多分…美味いとか思っているのか。思っていても全く、共感は出来そうにないが……

 

「ギャァァァォ!!」

 

「ギャアギャア!!!!」

 

その内、ギャオスは郡に内臓まで引きずりだされて尚も死にたくないと悲鳴をあげるが、すぐに断末魔のそれと代わり…郡が食事を終えて飛び上がった直後には穴だらけの骸が転がっていただけであった。すると、そこにまた別のギャオスが飛来して骸の頭に顔を突っ込むと食べ残しであった目玉を咀嚼。グルグルと喉を鳴らしてまた何処かへ飛び去っていく…。

 

「マジかよ……極東はギャオス激戦区って聴いてたけどさぁ、洒落になんねよな。」

 

そんな吐き気を催すような光景を瓦礫の中から、アメリカ軍の兵士らしき男が毒づいた。上からの命令で、わざわざ死地とでも言うべき場所に赴いて来たというのに見たところ生存している人間はゼロ。仲間は空飛ぶ奴等のどれかの胃袋におさまっているか、他に酷い死に方をしてしまった…。自分は命からがらで逃げ去ってきたが、徒歩で逃げきるのは絶望的と言っても良い。

 

「…くそ、こんなところで死ねるか!?」

 

持っているアサルトライフルの弾丸もあと僅か……かなり小さい個体のギャオスくらいだったら、撃退くらいは出来るだろうが安全圏など遠い。幾ら足掻いても、生還は難しすぎる……でも、生きたいという気持ちは尚も潰えることなく脈を打つ。

そんな彼に、世界はほんの少しだけ味方をしたのか『奇跡』が起きた…。

 

 

ーーゴオォォウ!!!!!!

 

 

「!」

 

突如、頭上を突っ切る炎の塊。兵士が目を見開くと同時にこれがギャオスに当たり…火だるまになった怪鳥が肉をただらせながら、地表に落下する。

まさか……そう思った兵士が振り向くと彼方には山のような影。通常のギャオスなんて比じゃないくらい大きい。鋭い眼光に牙……姿はまさに二足歩行の亀。

 

「ガメラ…!」

 

『ガメラ』……ギャオスがいればコイツがあると言っても他言じゃないくらいの存在。人を護るとか定かではない情報があるが、兵士は自分をガメラが助けてくれたように感じた…。一瞬だけ希望を覚えた彼…されど、遠目からやがてはっきりと見えてくる全貌に光は曇っていく……

 

「お、おい……ボロボロじゃねえか。」

 

欠けた甲羅…腹部の大きな裂傷。左目は額からの緑の流血で塞がれており、力強さとは裏腹に見るからに満身創痍。それでも尚、戦う意志を見せるガメラ……そんな彼の背後から不吉なシルエットが夜空から滑り降りてきた…。

 

 

ーーキィィィィン!!!!ブシュッ!!

 

「グギャオォォォ!!!!!!!?」

 

 

ソイツが口から放った光線『超音波メス』がガメラの皮膚を裂いて、悲鳴を上げさせた…。更に、他のギャオスたちも続いて超音波メスを放って情け無しに攻撃。得意気にまた夜空に逃げ去っていくのを見てガメラは唸る。

 

「グルル……」

 

すると、ガメラは蹲り…四肢にあたる部分からジェットを噴き出すと回転をかけて飛行。ギャオスたちを追う……

 

「おいおい、あんなのでまだ戦うつもりかよ!?無茶だぜ!?」

 

兵士は思わず叫んでいたが、無論…ガメラは聞いちゃいない。でも、確かにギャオスと他…度重なる連戦でダメージは蓄積され過ぎていた。満身創痍のガメラでなければたかだかギャオスに遅れなんてとらない。数の暴力だろうと屈しはしない……のだが、今回はまさに最悪の状態である。ならば、どうなるか?

 

 

「ギャアォォ!!!!!!」

 

ーーキィィィィィン!!!!

 

 

先程より、大きめのギャオスが放つ超音波メス。これが、空飛ぶガメラに直撃してよろけさせると他のギャオスたちが体当たりをしかけて、墜落させる。おまけに、回転がついていた影響でか跳ねるボールのように不時着…巨大なビルに叩きつけられるような形でひっくりかえってしまう。

 

「グゥオォ…!」

 

「ギャオ!!!!」

 

無防備な姿を晒した彼……すぐに、起き上がろうとするも、先の巨大ギャオスが飛来し腹部の裂傷を抉る形でマウント。対してガメラは引き剥がそうと口内に火球を精製していく……

 

それを見た巨大ギャオスは非情な攻撃に出た。

 

 

 

「ギャォ!!」

 

 

ブシュッ!!!!

 

「グァァァァァァ!!!!!?!?」

 

なんと、嘴でガメラの左目を潰したのだ。あまりの激痛でガメラは悶え、緑の鮮血を顔に浴びる巨大ギャオスは悪鬼の顔。それでも、やられたままでなるものかとガメラは敵の首を掴み…両足のジェットを展開してビルに巨大ギャオスを回転して叩きつけ上昇。ビルの壁面を粉砕しながら、ガメラは口を開く……

 

「…グゥオォオオ!」

 

 

ーーゴオォォウ!!!!

 

 

そこから、放たれた火の玉はいくら巨大ギャオスとて避けようがなかった…。頭は爆破されて残った胴体も力無く落下。しかし、ピクピクと動いていたそれを着地したガメラが踏み潰し…地面には紫の血の池が拡がっていった…。

 

「グルルル…」

 

 

さて……巨大ギャオスは倒したが、戦いは終わったわけではない。ここに来て、ギャオスたちは容赦などしない。

 

「「「「ギャァァァァォ!!!!」」」」

 

「「ギャォ!!ギャォ!!」」

 

「「「ギャォ!!!!」」」

 

突如、ガメラに群がる小さなギャオスの群。先の時…共食いをしていたあの郡体たちだ。今度はガメラに目をつけ、その肉を啄んでいく…。限界を迎える肉体を欲望のままにエサとして、他にも新なに飛翔する巨大ギャオスの超音波メスがガメラを苦しめる。

やがて、激痛と失血に意識が朦朧となり…ガメラは糸が切れたように大地に伏した…。

 

「嘘……だろ…」

 

兵士はまさに、鳥葬地獄絵図に絶句。次々と群がる大小の様々なギャオスたちがガメラを蹂躙していく中、彼の無線に通信が入る。

 

【ブラーボ、聴こえるか?これより、作戦区域沿岸と洋上の艦隊により作戦区域一帯に爆撃をかける。日本政府の了承は済んでいる……速やかに任務を放棄し、離脱せよ。繰り返す……】

相手はアメリカ軍の司令部。要はガメラごとギャオスの群を一掃してしまおうということだろう。確かに、倒れたガメラに呼応してか至る方向から異形の影。確かに、苦渋の決断であるが今はやるとした好機…

 

 

「くっ…!」

 

仕方ない、もう自分がやれることはない。遠目にだが、迎えのジープらしき車両も見える…その時だった。

 

「!…あれは!?」

 

廃墟の…恐らくはギャオスの肉片らしきものがある場所に全裸で倒れている幼い少女を見つけた。この戦いに巻き込まれたのは間違いないだろうが、何にせよ貴重な生存者だ。兵士は少女を起こして目指してくるジープに向けて叫ぶ。

 

「おい!生存者だ!!早くこっちに、来てくれ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして……アメリカを初めとした国連の艦隊により、旧京都は爆撃されガメラと日本に襲来した多くのギャオスが炎の中に消えた。が、守護神無き今となっても、残ったギャオスは生きながらえ…数を増やして現在においても猛威を奮っているのである。

 

 

 

 

 

 

 

《ガメラ~GAMERA~ 【4】 》

 

~~再誕する神~~

 

 

 

 

 

 

 

☆ ★ ☆

 

 

 

 

 

 

あれから、10年の月日が経ち……ガメラという最大のギャオスに対する抑止力を失った現在になっても、人類は生きながらえていた。一度、多くの数を減らしたギャオスに卵の段階で駆除…研究の発展によりなんとか戦況は拮抗。

 

「しかし……以前と地球環境のバランスは崩れたままであり、驚異的な繁殖能力を持つギャオスには適する環境であることには変わりありません。」

 

薄暗い部屋の中でそう周りの学徒たちに伝える白衣の女性。黒髪で清楚な雰囲気を持つ彼女だが、目は真剣そのもの。その声に…皆が耳を傾ける。

 

「私たちの地球エネルギー学は人と自然…共に歩める形を模索することが第一なのです。以上、本日の講義はここで終わり。」

 

しばらくして、女性が語り終えると部屋の明かりが灯されて、学徒たちはガヤガヤと荷物を片付けてある者は他の講義の教場へ…ある者は自宅への帰路につく。その中の1人を女性は呼び止めてあることを問う。

 

「ちょっと、兜くんは見た?」

 

「…兜くんですか?ああ、何時もの場所じゃないですか?」

 

はぁ…やれやれ。概ね予想していた答だった。全く、相変わらずの問題児に彼女は頭を抱えると自分もまた教場を後にする…。

 

 

その胸に輝くネームプレートには『平良坂 綾奈』と書かれていた…。

 

 

 

 

 

 

 

…つづく。

 




登場人物紹介

・平良坂 綾奈
ガメラ3の例のあの少女と容姿が似ている女性。地球エネルギー学と呼ばれる学問の研究をしており、教授の称号を若くして獲ている。静かだが明るい性格で、最近は厄介な教え子に手を焼いている。
本作の主人公。




はい、どうでしょう?勢いだからまだ頭しか書いて無いんですが……。

このガメラ、自爆しないぞ?


…ええ、どこぞの羽の生えたガ●ダムじゃあるまいし……


というわけで、次回はいつかな?サブタイトルからこの作品の今後を予想している方もいると思います。多分、実際はその通りになると思います…はい。なんたって『再誕する神』だしコイツいないとタイトル詐欺だし?

感想、意見等々おまちしてまーす!では!


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