時を止める魔道士 作:柱の様な男
基本原作沿いで進みますが、後あと独自設定を加えたりします。
星霊魔道士である少女、ルーシィは心の底から喜びに満ちていた。
そこは"
憧れのギルドを前に胸を高ませるルーシィ、しかし一歩ギルドへ足を踏み入れた瞬間、彼女に頭が追いつかなくなるほどの、精神的ショックが襲いかかった。
偶然出会い、自分をフェアリーテイルへ入るきっかけを与えてくれた炎の魔道士、ナツ・ドラグニル。
彼が粗暴なことは一緒に行動していたルーシィにもわかっていたが、なんと帰ってすぐ、扉をくぐった直後に、中にいた魔道士を殴り飛ばしたのだ。
このナツの行動から始まって、一瞬にして火は広がり、ギルド内で内乱がまきおこった。
それも話を聞けば今回だけではなく、毎度毎度のことらしい。
その上ギルドのメンバーも個性豊かな面々が揃っている。
顔も仕事の腕もいいがすぐに裸になる氷の魔道士…
漢!漢!と連呼している筋骨隆々の大男…
酒を樽ごと飲み干す酒豪の女…
彼氏にしたい魔道士ランキング上位のイケメンだが、ルーシィを出会って数秒で失望させるほどの女好き…
そして、週刊誌のグラビアモデルでもあり、ルーシィも憧れるこのギルドの受付嬢。
そんな状況と有名な魔道士達に呆気を取られていたルーシィだったが、突然背後から、まるで氷を突きつけられたかのようなおぞまじく奇妙な感覚に襲われた。
急いで振り返るルーシィ。
そこにいたのは、暴れまわっている周りの者達とは対照的に、優雅に本を読んでいる大男だ。
美しい金髪に黄金色の目をもつ彼は、男でありながらどことなく怪しい色気に溢れていた。
「あなたもフェアリーテイルの魔道士…なんですか?」
ルーシィは恐々としながら目の前の男に話しかけた。
声をかけられた男は静かに本を閉じ、放たれている雰囲気とは対照的な、優しい声で話した。
「あぁその通りだよ。
とは言っても、この中では新参者の方だがね」
思ったよりも柔らかい口調で話す男に、ルーシィは心の中で安堵の息を吐いた。
「ところで…失礼だが君は?」
「あ…あたしはルーシィ…です」
「今日からフェアリーテイルの一員になるんですって」
ミラがにっこりと微笑みながらつけたした。
「ほう…」
男は顎に手を添えて、ルーシィを見つめる。
目惚れしてしまいそうなほどの美形だ。
「私の名前はディオだ。
D、I、O…と書いてディオと読む」
これが新米魔道士、ルーシィの
今回は少し短かったですかね。
では次回であいましょう