♪~ ♪~
凛『はぁ、はぁ…』
身体がいつもより重いなぁ…!
これくらい簡単にこなせるのに…!
海未『凛、遅れてますよ!』
わかってるよぉ…!
もうっ…!
海未『今日は全然動けてないじゃないですか』
凛『うぇー』
海未『元気が取り柄なんですから、もっとしっかりしなさい。』
凛『はーい…』
海未『じゃあ今日はこれで終了です。各自着替えて撤収です』
花陽『大丈夫?』
凛『余裕だよー』
花陽『私、先あがるよ?無理しないでね?』
凛『大丈夫だよ、行ってらっしゃいにゃ』
真姫『甘やかしちゃダメよ』
花陽『真姫ちゃん…』
真姫『子供扱いがいやならもっとしっかりしなさい』
凛『ハハ、真姫ちゃんは厳しいにゃ』
真姫『花陽も頑張ってるんだから少しは大人になりなさいな』
凛『じゃあ今日は真面目に一人で練習しちゃおっかにゃー…』
♪~ ♪~
[元気が取り柄なんでしょ?]
[凛ちゃんはいつも元気だよねー]
[凛の声聞くとこっちも元気になるよ]
[凛ちゃん笑ってよー]
[いつも笑顔が素敵だね~]
凛『っ…!』
ダンッ
[笑顔が素敵だね]
凛『お腹いたい…』
穂乃果『凛ちゃん』
凛『!』
穂乃果『あまり根をつめても良いことないよ?』
凛『あれ?まだいたんだね。帰ったと思ってたよー』
心配されてる、ちゃんと笑わないと
穂乃果『だって、凛ちゃんの様子がおかしいって思ったから』
凛のイメージ
穂乃果『無理してない?』
無理してないよ
そんな顔しないで
凛『無理なんかしてないにゃー!全然元気だし、自主練で一人頑張っちゃう真面目っぷり!』
頑張ってるよね?
皆の思ってる凛でいるよ?
ほら、ちゃんと笑ってるでしょ?
穂乃果『凛ちゃんらしくないから心配したよ…』
『無理して見えたから…』
[凛らしさってなーんだ]
笑ってるだけじゃダメかな?
凛『最近さ、なんていうか個性も必要な時代でしょ?』
『ちょっとキャラに変化も欲しいから愛されキャラでいこうかなって思ってるんだにゃ!』
『昔の方がよかった、なんて言われると辛』穂乃果『ストップ』
穂乃果『なんで様子がおかしいって話から凛ちゃんのキャラの話になるの?』
[凛らしさってなんだ]
凛『穂乃果ちゃんのさ、思う凛らしさってなんだと思う?』
[元気が取り柄なんでしょ?]
穂乃果『凛ちゃんらしさ?いつも元気で、ムードメーカーで明るくて…他は…』
やっぱりそうなんだよね
凛は笑ってないとダメ
皆一生懸命笑ってるんだもんね
穂乃果ちゃんだってきっとそうだよ
穂乃果『でもね!キャラとか関係なしに凛ちゃんの様子が変なのくらいはわかるよ!』
んー、凛は穂乃果ちゃんじゃないからさー
凛『穂乃果ちゃんは優しいね、大丈夫だよー』
わかんないだよねー
凛『いつだって笑顔が素敵だし、穂乃果ちゃんの笑顔は皆を元気にさせてるって思うにゃ』
『穂乃果ちゃんだって凛に負けず劣らず明るくいし、歌もダンスもすっごいうまいにゃ!』
『でもねー』
『それってさー』
『タダの八方美人だよね』
自分に言ってるみたい…
穂乃果『私はアイドルだから…』
『私だっていつも笑ってられないかもしれない、それでも』
『自分が笑わないと誰かが悲しくなっちゃうのなら、笑っていたいな…』
『だから…凛ちゃんにも笑ってほしいし笑っていられる理由を作るよ?』
何で笑ってるのかなって
楽しいから笑っているはずなのに
だから元気でいられたのに
いつのまにか素直に笑えない時もきちゃって
凛『いつも明るいアイドルである凛を求められて』
『笑顔とか元気とか求められて!』
『[星空凛]としてアイドルをやってきた楽しい思い出が』
『全部…無くなってしまいそうで…』
穂乃果『誰かを元気付ける為の笑顔って少しの無理が必要かもしれないけどね』
『本当に私たちに必要なものって、きっと…』
『きっと今の凛ちゃんの笑顔じゃないと思う』
『今までの思い出がなくなっても』
『これからの思い出が嘘にはならないよ?』
凛『今までと違う凛でも皆認めてくれるかなぁ…?』
『今までの凛の思い出なんてわすれられちゃぅ…』
穂乃果『忘れない』
凛『っ…でもっ!』
穂乃果『忘れないよ』
凛らしさってなーんだ。
穂乃果ちゃんはずっと今まで無理して笑っていたの?
次はーーの番だって