あなた達のその愛で   作:えっぐぶれいん

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私は誰に…

あれから半年…

 

凛ちゃんはちょっとだけど毎日勉強することにしたみたい。

 

そんな凛ちゃんを見てると少し嬉しくて、寂しい気持ちになった。

 

凛『かよちん!一緒に学校いくにゃ!』

 

花陽『うん!ちょっと待ってて!』

 

きっと凛ちゃんなりに思うものがあったんだろうなって

 

でも私にはわからない

 

 

凛ちゃんは[何も言わない]のは相手にとって[何も思ってない]事になるって言ってた。

 

 

花陽『いってきまーす!お待たせ』

 

凛『うん!いこっか!』

 

 

だから私は[寂しい]なんて言わない

 

 

花陽『もう冬だねー』

 

凛『息が白いもんねー』

 

穂乃果『あ!おーい!二人ともおはよう!』

 

凛『あ、おはよ!穂乃果ちゃん』

 

花陽『おはよー』

 

凛『あれ、海未ちゃんとことりちゃんは?』

 

穂乃果『海未ちゃんは弓道部の朝練で、ことりちゃんは衣装のデザインを仕上げたいからーって学校に先に行っちゃったよー』

 

花陽『そうなんだ、大変だなぁ』

 

穂乃果『ほんとにね!ていうかさ、冬だねぇ』

 

凛『さっきも同じ会話してたよ!』

 

花陽『似た者同士なのかもね』

 

穂乃果『あはは!』

 

 

凛ちゃんは[あの日]から穂乃果ちゃんに憧れ以上の感情を抱いてると思う。

 

 

穂乃果『そろそろライブも近いよね~』

 

凛『なら今日の練習頑張らないとにゃ!』

 

 

凛ちゃんは今まで以上にスクールアイドルに向き合ってる。

実力も目に見えて成長してると思う。

 

穂乃果ちゃんに認められたい。そんなことがきっと凛ちゃんを動かしてるんだなって

 

凄い勢いで走っていって背中がどんどん見えなくなる。

 

 

いつからこんなに遠くなっちゃったのかな?

 

 

~~~~

 

 

私はスクールアイドルとして頑張れているのかな?

 

凛ちゃんとは違うユニットにいるけど、凛ちゃんの練習量の方が全然多い。

 

時間があれば練習してるもんね、いつも。

本当に凄いと思うよ

 

海未『じゃあユニット合同で曲の練習をしていきましょう!』

 

花陽『凛ちゃんと二人だけで組むって珍しいかも』

 

凛『そうだにゃ!、凛の実力見せちゃうよ!』

 

花陽『うん、楽しみにしてるよ!』

 

凛『穂乃果ちゃん!見ててね!』

 

穂乃果『うん!凛ちゃん、花陽ちゃん!ファイトだよ!』

 

凛『うん!』

 

花陽『うん!』

 

 

♪~~♪~♪~~

 

 

[あの日]から弱音を言わなくなった。

前よりもっと真剣にアイドルに取り組むようになって

それを皆も認めてた。

 

私は凛ちゃん達とアイドルするの、楽しかったんだけどな

 

 

凛ちゃんの成長を近くで見て、いつもくっついていてばかりいた私は

 

誰に必要とされてるかー

 

『危ない!』

 

ガッ

 

 

凛『キャッ!』

 

花陽『あ…!』

 

ドサッ

 

 

海未『凛!!』 希『凛ちゃん!!』

 

真姫『凛!!』

 

穂乃果『凛ちゃん!大丈夫!?』

 

よかった…

 

凛『足が…』

 

にこ『すぐ病院に連絡して!』

 

 

怪我をしたのが私じゃなくてよかった

 

 

一番最初に心配されたのが、凛ちゃんでよかった…

 

 

海未『とりあえず今日の練習は中止です!早く病院に!』

 

穂乃果『ほら!花陽ちゃんも!はやく!』

 

 

あれ?

 

 

絵里『花陽…?』

 

 

 

私って誰に必要とされてるの?

 

 

 

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