金剛さんは無気力   作:郡山さん

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拳で戦ってるけどアニメもそうだったからいいよね。


金剛さんはピンチ

「どこに撃っている!目ん玉ついてんのか!!」

 

「あー!もう!!なんで当たんないのよ!!」

 

どーも、金剛です。現在五十鈴の訓練を行っております。

ところがどっこい、止まってる的にも当てられないという悲惨な結果。

これじゃ、一ヶ月じゃ間に合わないかもしれない…。

 

「目標までの距離、風速、風向き、敵の速度を一瞬で判断するんだ!戦場で悠長に計ってる暇はないぞ!!」

 

「う、五月蝿いわね!わかってるわよそのくらい!」

 

「言葉遣いがなってない!!」

 

「ああ!!もう!わかりました!!」

 

「分かったならさっさと的に当てろ!!」

 

「あの、金剛さん。少し…」

 

「どうした赤城…」

 

加賀の訓練をしていたはずの赤城がコソコソと話し掛けてきた。どうやら加賀や五十鈴には聴かれたくない内容の様らしい。

五十鈴に練習しておくようにと言い残し、赤城を連れてその場を離れる。

 

「索敵レーダーが敵の大艦隊を補足、全部で16隻程です。また、大きな艦影が二つ程あることから戦艦もしくは空母がいるかもしれません」

 

「16隻か…、しかも空母がいるとすると相当厄介な事になるな…」

 

「できれば、あの時のような思いはしたくありませんね…」

 

「赤城、電と龍田に招集をかけろ」

 

「了解しました…」

 

訓練を続けていた五十鈴と加賀に自室待機を言い渡し、赤城の元へ向かう。

流石に今回は、死ぬ覚悟をしなきゃな。

 

 

外へと向かうと他の面々は既に集合していた。

皆暗い顔をしていた。今回は事態が事態だ。仕方のない事だろう。

そこには提督の姿もあった。いつもおちゃらけている提督も今回ばかりは、真顔である。

 

「金剛くん。僕から少し、いいかな?」

 

「あ、ああ」

 

「…皆、今回の敵は規模が規模だ。私は…この鎮守府を守る事は、国を守る事と同様にとても大事なものだと思っている。でも、私が一番大切だと思っている事は、君らが無事に帰ってくることだ。君ら無しにこの鎮守府は存在しえない。君達が、1人も欠けること無く無事に戻ってくる事を切に願う」

 

「「「了解!(なのです!)」」」

 

「では、総員出撃!!」

 

提督もなかなかいい事を言うな。と思いながら出撃の号令をかける。

さっきとは違う、引き締まった顔で返事をする仲間達を引き連れ、敵艦隊へと向かう。

 

 

「偵察機敵艦隊補足!10時の方向!距離70000!空母ヲ級2隻!軽巡ホ級4隻!他駆逐艦10隻!」

 

「チッ、空母か…。電は赤城の護衛!赤城は戦闘機隊を優先して発艦!敵爆撃機の撃墜を優先しろ!龍田は俺の後に続け!」

 

「「「了解!(なのです!)」」」

 

指示を出し、龍田と共に敵艦隊へと向かう。

空母か…。最悪だな。たとえ、赤城に積まれている戦闘機を全て発艦させたとしても敵は2隻、どう見ても分が悪い。

 

「敵空母を最優先目標とする」

「わかりましたわ…。金剛さんも、無茶をしないようにお願いします」

 

「辛気臭い顔するな。負のオーラ纏ってると敵さんを調子づかせることになる。…敵に近づいたら魚雷をしこたま食らわしてやれ、撃てる限りだ」

 

しばらくして射程圏内に入り、砲撃を開始したが全くと言って当たらない。

どうやら敵さんもなかなかやる様だ。

 

「行くぞ」

 

「了解」

 

敵に突っ込む。上空では赤城から発艦したであろう戦闘機隊が敵機を次々と落としている。

敵艦隊と並走する形で接近する。

敵駆逐艦の5隻がこちらに向かってくるのが見えた。

 

「今だ!魚雷発射!」

 

「了解!」

 

ボチャンボチャンと数発の魚雷が水面下で敵艦隊へと走り出した。

こちらを迎撃に来た駆逐艦に照準を合わせ撃ちまくる。

敵の2隻に直撃し、轟沈した。

残る3隻のうち1隻を龍田が撃沈、残るは2隻だ。

目の前の敵をどうするかと考えていると奥で3つ程水柱が上がった。1つは駆逐艦、残り2つは2隻の軽巡に命中していた。

すぐには沈まぬともあれでは航行は不可能だ。

残る敵戦力は駆逐艦6隻、軽巡2隻、空母に2隻だ。

今の所、航空戦では思いのほかこちら側が優勢だ。

だが、厄介なことに敵は残った艦隊で輪形陣を作り上げていた。

まずはこちらに来ている駆逐艦の対応が先だな。

敵はこちらに近づいてきている。ならこちらからも行くのが礼儀だな。

 

「援護頼む」

 

「了解です…。金剛さんの兵装は要らないような気がしてきましたわ…」

 

こちらに向かってくる敵駆逐艦に最大戦速で迎え撃つ。

砲撃をするために飛び上がった駆逐艦の口に、拳を一発御見舞する。

もう一隻も俺の真下を通ろうとしていたところを瓦割りの要領で殴る。

俺の拳を受けた2隻からはメキッという音が響き、爆音と共に沈んでいった。

 

「赤城、爆撃隊を発艦させる余裕はあるか?」

 

『発艦できます』

 

「よろしく頼む」

 

『了解』

 

「龍田、魚雷は残っているか?」

 

「ええ、あと数発程度」

 

「奴らは輪形陣をとっている。大掛かりな回避運動は出来ないはずだ。頼むぞ」

 

「了解…プレッシャーですわね…」

「なに、外してもノープロブレムだ」

 

龍田が魚雷を発射する。

魚雷の後を追う様に襲い来る砲弾を回避しながら敵に接近する。

上空では赤城の爆撃隊が次々と爆撃しているが1つとして命中しない。

激しい対空砲火が邪魔で正確な狙いが付けれないのだ。

敵空母から発艦した戦闘機が、爆撃後の艦爆を次々と落としていく…。

 

「不味いな…」

 

『こ、こちら赤城!敵の爆撃により被弾!戦闘継続不可です!』

 




か、書く気力が尽きたとかじゃないんだからね!!
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