英雄伝説~精霊の軌跡~   作:叢雲君

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投稿遅れてすみません!!
次からはもう少し早く投稿できるようにします!!

それではどうぞ!!


特別実習~列車~

「ねえ、レナあの二人といっしょにいるとかムリ」朝トリスタ駅に集まっているⅦ組の面々の中には現在進行形で不穏な空気が流れていた。理由は言わずもがな、マキアスとユーシスのコンビが駅についてさっそく言い争いを始めたことにある。そしてその内容が

 

「何を言う!たい焼きは粒あんで尻尾から食べるに決まっているだろうが!粒あんこそ至高!そんなこともわからないのか!やはりレーグニッツはレーグニッツか。」その手に【たい焼き】と大きく判が押してある紙袋を持ってマキアスを指さしながら粒あんの素晴らしさを説いている。それに対してマキアスは同じく【たい焼き】と書かれた紙袋を持ってこしあんこそが最上、粒あんは邪道と言いユーシスに文句を言っている。

 

[あぁ……まぁフィーもファイト……]頬をひっかきながら同情したような目をB班の面々に向けた後足早にその場を立ち去りA班の面々の集う駅舎の反対側に向かった。

 

~☆~☆~~

 

「私ブレード?のルールわからないしデッキ?カード?も持ってないんだけど」B班と別れたA班の面々は目的地までブレードをして時間を潰そうということになったのだがここでエレナがブレードを一切できないということが発覚した。

 

「そうか……それじゃあエレナのできる時間つぶしに最適なことって何かあるか?」A班のリーダー(仮)のリィンがそれなら……とエレナに何かできる事はないのかと尋ねる。それに対してエレナはポケットからとあるカードの束を取り出して答える。

 

「トランプゲームなら大体のことはできるよ。ポーカー、ブラックジャック、大富豪、七並べ、ババ抜き、スピードエトセトラエトセトラ」

 

「そうかぁ……なら簡単だしポーカーでもやるか?」この中で比較的簡単で勝敗が明確につくポーカーをやろうとリィンは言い他の面々もそれに賛同した。

 

~☆~☆~~

 

「せーの!!」そんな掛け声とともに5人の手札が同時に場に出される。

 

「むっ……私はハイカードだ……」ラウラは即座に自分の敗北を悟りうなだれる。

 

「ははは……まぁそんなに落ち込まないで。僕はスリーカードだよ。」ラウラを励ましまあまあの役に苦笑いをしているのはエリオット。

 

「私はツーペアよ……エリオットには負けちゃったわね。」エリオットに負けてはしまったが所詮はゲームと割り切っているのだろう、そこまでショックを受けたようには見えないアリサ。

 

「俺はストレートフラッシュだ。悪いなみんな今度こそ俺の勝ちだ。」めったに出ない二番目に強い役を作ったことですでに勝ったと言っているのはリィン。

 

「はぁ……私の負けだ……なぁんてね!!ごめんねリィン、私スペードのロイヤルストレートフラッシュ。いや~まさかこんな時に揃うとはね~リィンも残念だね~勝ち誇ったような顔してたのにね。」一度相手を持ち上げておいてから一気に突き放しにかかるのはさすがというべきか。

 

「ちょっとエレナ!!あんたなんでそんな強いのよ!!それ一番強い役でしょ!!」ただ今10連敗中のみんなの気持ちを代弁するアリサはさすがにこのおかしい結果に少し怒っている。

 

「え?私は普通にやってるだけだよ。そんな私がイカサマしたみたいないい方して~ひょっとしてアリサ悔しい?」少し相手を煽るような言い方をする。普段であればハイハイと返すだろうが毎回ロイヤルストレートフラッシュやフルハウス、ストレートフラッシュをそろえるエレナにそんなことを言われるとムキになってしまうアリサは顔を紅潮させてエレナを睨む。

 

「まぁまぁアリサそんなに怒らないで。私の強さの秘訣教えてあげるから。」さすがにこれ以上怒らせるとリィンがヤバいと思いその場で謝ってからなぜ連勝しているのかを教える。

 

「実はね、私のお兄ちゃんがめちゃくちゃポーカー強いんだ。具体的には10/10でスペードのロイヤルストレートフラッシュをたたき出すぐらい。」あり得ないことを言われその場で固まってしまうA班の面々を一瞥した後そのまま話を続ける。

 

「まだまだこんなの序の口でブラックジャックだと21以外の数字を作ったことが無いんじゃないかな?ってくらいトランプゲームには強いよ。」そんな兄から勝ち方をいろいろと学んだことを教えるとそれなら仕方ないな、というような顔をA班の面々はする。

 

「なるほど、そんなに強い兄上がいたなら強くなるのは必然的だな。それにしてもエレナ、そなたに兄上が居たのか初耳だな。そなたの兄上はその……強いのか?」硬直から解放されたラウラが初めて聞いたエレナの兄について尋ねる。エレナは今現在Ⅶ組の中で頭一つ飛び抜けたほどの戦闘力を保持しておりその兄ならばエレナに匹敵するのではないか?と思ったのだろう。

 

「うん。剣の道を志した人ならだれでも一度は聞いたことがあるくらい有名だと思うよ?≪剣精≫カイト・ソロモンって。」さも当然のように超有名人物の名前を告げられその人物の実力を知っているラウラとリィンは驚愕のあまり溜息をついてしまう。カイト・ソロモンを知らない二人もリィンとラウラの反応を見てすごい人物なのだろうと思いエレナに続きを聞く。

 

「なぁエレナ?その……≪剣精≫って言ったか?あの≪剣仙≫や≪剣匠≫に一歩も引けを取らないといわれているあの≪剣精≫って。」やっと正気を取り戻したリィンは自分が聞き間違えていないのか確かめるためエレナに尋ね返す。だが帰ってきた回答は首を縦に振るというものだった。

 

「なるほど……それならエレナの強さも納得だな……」もうどうにでもなれといわんばかりに目から生気を失ったラウラは少し横になってくると言って隣のボックス席に眠りに行った。

 

~☆~☆~~

 

途中サラの乱入などもあったが結局ポーカーは駅に着いた時点でエレナの全勝というあり得ない結果でお開きになった。

 

 

 

 

 

 




最近等身大の【G】に囲まれる夢を見てしまった……
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