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の繰り返しでした
駅舎を出たA班一行は目の前に広がる光景に言葉を失っていた。
交易地ケルディック
帝国東部のクロイツェン州に属するその街はその名の通り古来より交易が盛んな地として栄えてきたと同時に周辺諸国や重要都市との重要な中継地点になってきた。
郊外に広がる広大な土地はよく肥えており作物を育てるにはうってつけの土地であり季節が重なれば一面小麦色の大草原となる。
国内外から大量の品が集まるこの地では市が古くから栄えておりさらに生産者の手から直接卸されるためスーパーやデパートよりも安価で新鮮な食材が手に入ると料理人なども多数利用する。
観光できたならば楽しむ場所はたくさんある、そう観光できたなら、だ。
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「んん~っと……ふぁぁぁ……やっと着いた!!」大きなあくびと伸びをして電車から飛び降りるエレナ。ほんの数時間しか電車に乗っていなかったにも関わらずリィン達とポーカーをした30分以外はすべて寝ていたエレナは周囲から若干呆れられつつもそんなことに気付いていないかのように初めて訪れるケルディックの地にはしゃいでいた.
「さてと……はしゃいでるのは置いといて、ひとまず宿に行くか。そうすればうるさいのも減るしな。……嘘だ!嘘だから!エレナ!そんな捨てられた子犬みたいな目をしないでくれ!ものすごい罪悪感を感じるから!頼むから!ほかのみんなもそんな道端の汚物を見るような目で俺を見ないでくれ!俺が何をしたっていうんだ!……あぁ~すみませんでした!!」
冗談で言った一言で土下座まで追い込まれたリィンをまるで道端の汚物を見るかのように通り過ぎていく他の旅行客達を横目にリィン以外の一行は宿の方まで歩いていく。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!皆!」それに気づいた時には既にリィンを置いて行った一団は豆粒のように小さくなっていた。
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「はぁはぁ……み、みんな、さっきのことは反省しているから許してくれ……」約10分後一団に追いついたリィンはその場で両手を合わせて謝ることでやっと許してもらっていた。
「そういえばさっき駅でみんなを追いかけてる時に男の人にぶつかったんだだけどその人がエレナのことを知ってるような口調だったんだけど知り合いなのか?」リィンが宿に向かっているときふと思い出したかのようにエレナに聞く。
「ん~どんな人だった?」エレナはケルディックに来るのは初めてで知り合いはいないはずだ。といいその男性の容姿を訪ねる。
「えぇっと……身長は俺以上ガイウス以下くらいで真っ赤な髪をしてたな……それと恐らくだけど太刀を持っていた。そして相当の手練れだと思う。あとなんでか俺やサラ教官を知っていた。」
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時は10分前に遡る
「はぁはぁ……って!……すみません!大丈夫ですか?!」
「痛てて……あぁ、君こそ大丈夫かい?」
「はい……先ほどはすみませんでした。自分は急ぎの用があるのでこれで失礼します。」
「ちょっと待って!君もしかしてトールズ士官学院の生徒かい?」
駅舎内を激走していたリィンは曲がり角から出てきた男とぶつかり相手も自分もこけてしまった幸いにも相手にも自分にも怪我がないことを確認して走り出そうとすると件の男に呼び止められた。
「はい……そうですけどどうかされましたか?」早く追いつきたいリィンは一応返事をし、そこで会話が続かないことを祈りながら相手の返答を待つ。
「なるほど……となると、その赤い制服は今年新設されたⅦ組のものかな?それで君の得物と容姿を見る限り……テオさんのところのリィン君かな?」地面に落ちている細長い袋を拾いながら男は訪ねてくる。なぜか自分の名前を知っていることに驚愕しながらも返事を返そうとすると
「あぁ、そんな警戒しなくてもいいよ。ちょっとテオさんと会ったことがあってその時に君のことを聞いたことがあるだけだから。……そうか君がⅦ組の……引き留めて悪かったね。サラと学園長によろしく頼むよ。それとエレナに。それじゃあね。」上着の袖についた埃を払いながら自分の来た方向と逆に歩いていく不思議な男を見つめながらリィンはしばらくの間放心していた。
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「ん~……もしかしてその人、髪の色と同じ色のコートを着て真っ黒な目をしてた?」顎に手を当てしばらく考えた後まさかとは思うけどと言いつつリィンに質問する
「ああ……確かに真っ赤なコートを着てたな……知り合いだったのか?」
「うん……恐らくっていうか絶対その人私のお兄ちゃんだ……」ため息を吐いてからリィンに自分の兄だと告げつとリィンは再びその場で固まってしまった。
ちゃんと書けてるかな……
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