ソードアート・オンライン00-A wakening of the Trailblazer-   作:〜レオス〜

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投稿ペースはやいな〜

これから夏休みに入るからもっと濃い内容にできるように頑張ります!


第四話 始動-出会い-

さらにあれから数日が経った。今俺たちは最前線の街にいる、あれからレベリングを繰り返して俺は14、キリトは15まで上がっていた。

 

今日はこの街で攻略会議がある、俺とキリトはそれに出席するために中央広場に集まっていた。……やはり空気が重いな…

 

「今日は、俺の呼びかけに応じてくれてありがとう!俺はディアベル、職業は気持ち的に、ナイトやってます!」

 

ディアベルという男が現れ軽く挨拶をすると広場全体が笑いに包まれた。

 

「あの重々しかった空気を変えたか……頼もしいやつだな…」

 

「あぁまったくだ、ああいう奴がこれから先大きなギルドを引っ張っていくんだろうな」

 

キリトと談笑をしているとディアベルが本題を切り出した。

 

「…昨日、俺たちのパーティーが、あの塔の最上階へ続く階段を発見した。つまり明日には、ボス部屋に乗り込むつもりだ!一カ月。そう、一カ月かかったけど…それでも、俺たちは、示さなきゃならない。ボスを倒し、第2層に到達して、このデスゲームもいつかクリアできることをはじまりの街で待っているみんなに伝えなきゃならない。それが、今この場所にいる俺たちトッププレイヤーの義務なんだ!そうだろ⁉︎みんな!」

 

おぉーーー!!!!

 

広場が盛り上がる。だがそんな時に限って場の雰囲気を乱すやつが必ずいる……

 

「ちょお待ってんか、ナイトはん。」

 

サボテンのような頭をした小柄な男がディアベルの前まで出てくる。

 

「わいは、キバオウっちゅうもんや。こん中に、5人か10人、ワビぃ入れなあかん奴らがおるはずや!」

 

おそらく奴が言いたいのはβテスターのことだろう…

 

「キバオウさん。君の言う奴らとはつまり…元ベータテスターの人たちのこと、かな?」

 

 

「決まっとるやろ。ベータ上がりどもは、こんクソゲームが始まったその日にはじまりの街から消えよった。九千何百人の素人ビギナーを見捨ててな。奴らはうまい狩場やらボロいクエストを独り占めして、自分らだけぽんぽん強うなって、その後もずーっと知らんぷりや。こん中にもおるはずやで。そいつらに土下座さして、貯め込んだ金やアイテムをこん作戦のために軒並み吐き出してもらわな、パーティーメンバーとして命は預けられんし預かれん。」

 

 

隣を見るとキリトが苦虫をかみつぶしたような顔をしていた…

 

 

「貴様、要するβテスターは今まで死んでったもののために死ねということか……!」

 

俺は我慢の限界が来てキバオウの目の前まで行く。

 

「…っ!ワイはそんなこと言っとらん!ただワイは……」

 

「ただ、なんだ?貴様の言いたいことはそういうことだ、少なくとも俺にはそうとしか聞こえなかった。俺の知り合いにもβテスターはいる…だがそいつは貴様の言ったようなやつではない……むしろ初心者のやつらにマップデータを配ったりしてた…そんなβテスターを貴様は絶対悪と捉えるのか!?」

 

「くっ……」

 

「それにだ貴様は…!」

 

「もうその変にしとけ……」

 

褐色の大男が俺に静止をかけた。

 

「俺の名前はエギルだ、キバオウもお前も言いたいことはわかった。でも今はそんなことより攻略会議だ。」

 

「……すまなかった…俺も熱くなりすぎた…」

 

「……ワイもや…」

 

「ありがとう、エギルさん…じゃあ本題に戻ろう、まず数人でパーティーを作ってくれ。」

 

席に戻るとキリトから礼を言われたが俺は当然のことをしたまでだ。

 

……問題はパーティーだ…流石に2人では辛いな。

 

「なぁセツナ、あの人はどうだ?」

 

「俺は誰でもいい」

 

「わかったよ、じゃあ声かけて来るな」

 

そう言いキリトは赤いフードを被って1人でいる人物に声をかけに行った

 

「なぁアンタ、良かったら俺たちとパーティー組まないか?俺とあそこに座ってるセツナってやつなんだけどさ、あと1人足りなくて」

 

「……好きにすれば」

 

キリトはその返事に少し腹を立てたようだがパーティーに誘って、赤いフードの人物もそれを承諾した。

名前は……Asuna…アスナ……女性か…?

 

 

 

「よし!みんなパーティー組めたね、じゃあ今日は解散!みんな明日のボス戦に備えてアイテムをしっかり揃えてゆっくり休むこと!」

 

ディアベルの言葉で皆広場から離れてく

 

「キリト、俺たちも行くぞ…明日のことについて宿で話そう」

 

「あ、あぁ……でもコイツは…?」

 

「私のことは放っておいて貰って結構です。話し合いならあなたたち2人でどうぞ。」

 

「いや、そういうわけにはいかないよ。アンタはもう俺たちとパーティーだ、仲間なんだ。」

 

「………アンタって呼ばないで…」

 

「ん?」

 

「アンタって呼ばないで!私にはアスナって名前があります!」

 

「お、おう…よろしくな、俺はキリトだ。それでコイツは……」

 

「セツナだ、よろしく頼む」

 

 

 

 

その後俺たちは街に戻り明日の作戦を練り、アイテムを一式備えた。

 

まず一歩……これは俺が変わるための戦い…生きてここから出る…そのための最初の一歩だ……だから負けるわけにはいかない!

 

そう思い俺は眠りについた。




ふぅ……大体投稿ペースは1日2回か……

大変だな〜

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