狩人達の軌跡   作:SHIPS

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3-10とほぼ同日に更新しています。まだ3-10読んでないという方は先に確認してみてください。


3-11 秘境の伝説

「……あっ」

「ロロアか、お前たちもここへたどり着いたということは……」

「ああ、この洞穴を抜けた先に……秘境があるのかもな」

「ロロア姉さん! 無事でよかった!」

 

 ジンオウガ達を退けてからさらに歩くこと二時間、雑木林を抜けた先の広場で彼らは互いに遠くに人影があることに気が付いた。近づいてみるとロロアにはその192センチの巨体よりも先に、紫のローブをまとった小さな少年が見えた。というのもセルゲイや他の三名のハンターの表情は完全に疲れ切っていて、その姿に武神と呼ばれる覇気が感じられないのだ。彼らの装備品にはところどころに新しく焼け焦げた跡や、鋭い爪痕が残っていた。

 

 パスカルが大はしゃぎでロロアに抱き着く。そんな彼の頭をロロアはやさしくなでてやった。

 

「ようパスカル坊や!私はそんな軟じゃないさ……エンプティのダメージが少しデカイが、歩けるみたいだ」

「エンプティが?」

『いつものことだ、エドワード達といた時と大して変わらないさ』エンプティは手や指を動かしたり、口の形でしゃべる。それをオネゲルが通訳する。

「エンプティはいつも盾役ですからね……そちらも、なかなか険しい道だったようで」と、これはヴェロニカ。

 

「……やられた、イャンガルルガに出くわした」

「……! セルゲイ達が!?」

 

 セルゲイの率いるゴールウェイチームと、ロロアの率いるロレンスチームが合流した。王立書士隊のまとめた地図のデータによれば、秘境の手掛かりとなる植物の生息範囲は次第に一つの地点に向かっていることが探索中に明らかになったのだ。ここに一番にたどり着いたのは、それにいち早く気づいたパスカルとオネゲルであった。そして彼らの立っている場所の先には、先の見えない真っ暗な洞穴が広がっていた。

 

「リゴドーンの機転でなんとか追い払ったが……あのままでは俺たちも危なかった」

「セルゲイ殿ですらそこまで言わせるとは……やはりあのイャンガルルガも『高難度個体』であることは間違いない様子」

 

 Gクラスの中でもひときわ強力な個体の事をギルドでは『高難度個体』と呼ぶことがある。

 

「それから……少し様子が変だった」

「変?」

「うまく言えないが……あのイャンガルルガからは何かやばいものを感じる」

 

 セルゲイはその時、黒狼鳥と対峙した様子を思い出していた。

 

 突如降り立った一匹狼。そいつが好戦的な性格で知られていることは有名な話だが、その隻眼は赤くぎらつく殺意がこもっていて、好戦的とはまた違った印象の恐ろしさを彼らに与えていた。口から黒紫の恐ろしい煙を吐いている様子はパスカルにも説明がつかなかった。

 

「体表も濃く、凶暴な性格に拍車がかかっていたというか……何かにとりつかれたような感じでした」と、これはリゴドーン。

「とりつかれた……か」

 

 ロロアはあごに手をあてて、深く考え込んだ。それにしても、とオネゲルは地面を拳で殴る。

 

「くそっ……モンスター一匹の生息範囲も読めないとは俺たちもまだまだだな……」

「オネゲルはよくやりましたわ。少なくとも私たちはここまでたどり着いたのですから」

「それについては僕も全く困っています。どうして書士隊の分析がここまで外れているのか……」

 

 オネゲルとパスカルは表情を曇らせる。ここにきて自分たちがまるでハンターたちの役に立てていないのではと意気消沈している。そんな彼らを知ってか知らずか、ロロアはこれまでの出来事を整理しようとセルゲイにこんな話を持ちかけた。

 

「どう思う?」

「この樹海に来てからというもの、彼らのモンスターに関しての調査と分析は悉く裏目に出ている。なぜここまで予測が外れてしまうのだ?」

「こいつらの分析はこいつらの育った旧大陸での常識を使っているから……とは思わないか?」

「また不思議なことを言い出しおって。いいだろう聞いてやる」

 

 訝しげにセルゲイは彼女を見るが、ロロアはそれも一つの可能性だと示した。

 

「彼らが分析に使っている法則というものは、結局私たちの常識の中でつくられたルールさ。私たちの世界とは異なる法則があるんだとしたら、私たちの分析がうまくいかないのも無理はないよ」

「どういうことか、もう少し分かり易く言ってくれ」

「セルゲイ……お前本当にあの冒険譚をしっかり読んだのか?」

 

 ロロアはため息をついてセルゲイをたしなめた。自分の半分ほどしかない年齢の女に見下されて、一時は顔をしかめたセルゲイであったが、やはり彼もきちんた答えを求めていた。恥を捨てて、彼はロロアの説明を受けることにした。

 

「あの冒険譚とは『クープラン』のことか。お前は俺よりも古代シュレイド語が読めるみたいだしな。そもそもあの本は最近に現代語訳されるまで、よほど高貴の身分でなければ読めない代物だった。俺があれを手にしたのも最近の話だ」

「あ、ああ……読める、というか、まあなんというか……」

「急に歯切れが悪くなったぞ、いつもの物言いはどうした?」

「い、いいだろ。とにかくだ……その『クープランの冒険』、紛いなりにも読んだのなら思い返してみろ。あの本の世界の常識をな……」

 

 セルゲイは思い返す。あの本から受けた印象を。

 

「あの本の中の世界か……書き手の文が妙なところで曖昧になったり、こう言ってはなんだが『文体が幼い』というか『稚拙』な印象すら受ける。よくわからない言語のはずなのに、どうしてそう思うんだろうな。そしてそのような文を現代語訳された文はさながら浮遊感のある抽象的な世界……あれが読みにくいのは、本来の言葉でないからなのだろうと思っていたが……」

「そうそう、いい感持ってるじゃないかセルゲイ。学者向きだな」

 

 私たちの常識とは異なる世界の常識。この新大陸の、アクラ地方でのルールか――セルゲイはハッとして彼女の発言に耳を傾けた。そして驚嘆の念でもってこう返した。

 

「いつもいつも、お前の発言には驚かされるな。何も考えていないようで、いつも的を射る。突拍子のない発想に見えて、説得力がある。俺はお前の二倍ほどの年月を生きているのに何もわかっちゃいなかった……このアクラ地方で起こることをありのままに受け入れ、生きるためにすべきことを考える。お前をハンターにしたのは何者だ……?」

 

 セルゲイの問いかけにロロアは静かに答えた。

 

「その竜人は、かつてココットの英雄と呼ばれた。私たちハンターが最も敬愛すべき存在の一人さ……」

「まさか、お前の故郷というのは……」

「まあその話は後だ。とにかく、パスカルたちはよくやっている。あのエドワードと……ファティマって言ったな。あいつらも簡単にやられるような奴らじゃないだろ。遅かれ早かれ、ここへ来る。しばらく待つことにしよう」

 

 難しい話をしている雰囲気を感じ取ってか、二人の会話に入り込むものはいなかった。ただ遠巻きでリゴドーンがそれを眺めていて、さらにそのリゴドーンをパスカルが興味深く眺めていた。

 

 ロロアの提案により、その場にいた8人のハンターと書士隊の2名は休息を取ることにした。雨が止んですでに時間が経過していたが、雲はいまだに切れず、灰色のどんよりとした空気があたりに漂う。

 

 

 エンプティは洞穴の入り口をじっと眺めていた。結構な広さになっているようで先は暗く見えない。洞穴を眺めながら何か得体のしれない予感が彼の頭で渦巻いていることに気が付いた。

 

 彼は確信していた。この先に待ち受けているものを彼は知っている。自分はここへ来たことがある。そう思うことで、あのイャンガルルガとの因縁にも理由がつく。なぜあのイャンガルルガを見たとき、あの感情が湧きあがったのか、それは自分があのイャンガルルガと出会ったことがあるからだ。そしてこの洞穴の存在こそ、彼のルーツに繋がっていると、彼は確信していた。

 

 この先に何が待ち受けているのか、彼は早く確かめたくて仕方がなかった。早く、早く確かめたい。焦る気持ちが募ると自然と彼は座っていた近くの岩から立ち上がって、洞穴の闇へと足を踏み入れようとした。だが、入り口に入る前に、前をオネゲルに止められてしまう。

 

「どうしたんだエンプティ。一人で入ると危ないぞ」

「あ……あぁ」

 

 自分でも無意識に体を動かしていたらしい。彼は戸惑いながらもこれまでの彼の考えをオネゲルに手の動きで伝えた。

 

「お前のルーツ?この洞穴の先に?」

『一刻も早く、この先へ行きたい』

「気持ちは分かるが、待つべきだ。この先もっと恐ろしいやつがいるとも限らん。この先にいるかもしれない原住民が俺たちに友好的だとも限らない。たとえお前のことを知っている人間がいたとしてもな……」

 

 いくらか気持ちを落ち着けたエンプティは岩の上に再び座り込んだ。『すまない』と手を動かすと、そのまま目をつむって俯いた。

 

「ようヴェロニカ、ムラマサも元気か? こうしてちゃんと話すのはシキ国でセルゲイの飲みに付き合って以来だな」

「スヴェン! あなたも五体満足で何よりです。そちらも険しい道中だったでしょうに……」

 

 ふとヴェロニカに声をかける男の姿があった。スヴェンと呼ばれた男は片手をひらひらと振って、ヴェロニカとその隣に立っていたムラマサに声をかけた。第1チームの

 

「全くだ。出発してすぐにイャンクック亜種、その後は……ブラキディオス?とか言ったか。最後に『高難度個体』のイャンガルルガときたもんだ。疲れないわけがないね……」

「ブラキディオスか、獣竜種の中でも危険度の高いやつでござったね」

「パスカル坊っちゃんが本で読んでて助かったよ。雨のおかげでそれほど苦戦はしなかったしな」

「それほどの強敵を相手にしてそれだけの傷で済んでるならたいしたものよ。こちらは運が良かったというべきかしら?」

「ジンオウガのみでござったからのう……もっともそのジンオウガが『高難度個体』に匹敵するほどの強敵でござった。拙者の大鎌威太刀をその角で受け手めるような手馴れの猛者でのう……」

 

 その時の戦いぶりをムラマサは奇妙な身振り手振りで、ヴェロニカは奇妙な擬音で説明する。だが、それらには一切興味を示さないスヴェンがあることに気が付いて二人に問いかける。

 

「お前たちの戦ったジンオウガも、『戦いに慣れている』感じがしたのか?」

「戦いに慣れている……とは?」

「さっき、お前の太刀筋を角で受け切ろうとしたと言ったな。まるでハンターとの戦いに慣れているようじゃないか。俺たちの出くわした奴らもそうだった」

 

 スヴェンは第1チームの戦いも詳細に二人に説明した。

 

「……フットワークから、攻撃の動きに至るまで、まるで無駄がなかったんだ。あれは明らかに人間との戦い方を知っている動きだ」

「そういえば、ロロアも同じことをいっておりましたね」

「では、やはり。このアクラ地方にも人間が足を踏み入れていたという話は……」

「ますます現実味を帯びてくるな。パスカル坊ちゃんも途中で気づいたみたいだ。明らかに野生動物の動きじゃないってな……これまでの分析を総括すると答えは明らかだ」

 

 スヴェンは一呼吸の間を置いた後、こう切り出した。

 

「このアクラ地方にも俺たちと同じようにハンターがいて、そのハンター達のいる集落が存在することは間違いないだろう……ってな」

 

 

 

 

 

「ご名答だ、シュレイド王国の勇気ある者たちよ。我々の土地のモンスターに対抗しうるその知恵と力、称賛に値する。我々のギルドマスターがあなたたちに謁見するよう仰っている」

 

 その時突然聞きなれない男の声があたりに響いた。一同はさっと身構える。声の主は洞穴の方からしてきた。一斉に緊張状態になるハンター達。やがて洞穴の中からその声の主は現れた。

 

 彼の格好は確かにハンターの装備に似ていた。その鱗や甲殻の色、模様からして雄火竜リオレウスの素材を使った防具であることはうかがえたが、ロロアはそれを好奇の視線で見ていた。

 

 その装備のデザインは彼女らが知っているレウスシリーズの防具とは一線を画していた。どちらかと言えばそのデザインは東洋の甲冑を思わせるような派手さのない地味なものだったが、無駄のない洗練された細いフォルムのような印象を受けた。旧大陸、新大陸。どちらの出身のハンターにとってもその姿は真新しいものであった。

 

 ロロアは確信した。彼こそがこのアクラ地方のハンターの一人であると。

 

 男はレウスヘルムのような頭部の装備を脱いだ。長いブロンドの髪が風にたなびく美少年のような顔があらわになった。ヴェロニカとはまた違った意味で現実離れした美貌がそこにはあった。

 

「我が名はメヌエラ。アクラディ・アウス・レグヌムのハンターである。久しぶりの客人だ。悪いようにはしないさ」

 

 メヌエラと名乗るその青年は不敵な笑みを浮かべて、軽く会釈した。

 

***

 

 走る、撃つ、斬る、また走っては、斬る、撃つ。攻撃の合間を縫い、黒い煙のブレスをかわし、その首を狙って剣を振り下ろす。が、かわされた。尻尾による応酬がくる。あわてて盾を構えるも、その小さな盾では受け切ることができない。

 

「……ぐっ!」

 

 ガロッキアのか細い体はいともあっさり吹き飛ばされた。これで何度目だろうか、段々と動きに精彩を欠いてきていることは一番後ろの立ち位置にいたパオにもよく分かる。

 

 その新種の黒い竜は次の狙いを今度はパオに定めた。一直線に迫りくる。

 

「きゃあ!」

 

 慌ててダイブしてパオは突進のコースから外れようとする。だが、そんな命からがらの脱出を試みた彼女をそいつはなおも追い詰めようとする。サッと向きを変えると、地面に伏して無防備になった彼女めがけて巨大な凶爪が襲いかかる。だが、爪の攻撃はカスチェイのダイダロスに阻まれる。間一髪で彼女が走ってきて間に合ったらしい。

 

 攻めあぐねているところへ、その黒い腕に数発の弾丸が撃ち込まれる。その衝撃に爪の攻撃は脇へと逸れて地面を深くえぐった。

 

「ちょっと見境がねぇんじゃねえのか?この野郎!」

 

 爪を受けたダイダロスをそのままに振り回し、変形させる。剣モードから斧モードの刃へと、ダイダロスの先端に向かう遠心力で力を増して、黒い巨体に襲いかかる。今度は刃がうまく入ったようだ。黒い竜の腕から胸部にかけて大きな傷が入り血が噴き出す。痛みに黒い竜は大きく仰け反った。

 

「私だってねぇ……!!」

 

 仰け反った先にはアリスが待ち構えていた。クロームレイザーを振りかざして、その瞬間を今かと待ち構えていたが、ふと彼女の方を向いた黒い竜と視線が合う。いくらか皮のはげたその黒い竜の威圧感と異形に圧倒されて、一瞬体がこわばってしまった。刃に銘打たれた咬剃の二文字は無情にも空を切る。

 

「くそっ!……私のばかっ!」

 

 トロイトチームが新種のモンスターと交戦を初めてどれほどの時間が経っただろう。お互いに決定打を与えられないまま時間はいたずらに過ぎていく。しかし戦況は決して互角とは言えない。体力的に人間であるトロイトチームではこのままやられてしまうのも時間の問題だろう。それを早いうちから気づいていたガロッキアとカスチェイは動きに精彩を欠きはじめ、冷静さも失っているようであった。何度かエドワードに忠告されるものの、彼らの動きは明らかに自暴自棄で、また段々とキレがなくなっていく。

 

(この人たち、完全にヤケになってる……相手は何をしでかすか分からない新種なんだぞ!)

 

 彼らの焦りは知らず知らずのうちにエドワードたちにも伝染していた。

 

「くっそー!強いなコイツ、どうなってんだよガッキー」

「……正直もう限界だよ僕は……これが最後の回復薬、大事に使ってよ」

「ちょ、ちょっと! 二人とも、落ち着いてよ!」

 

 パオがカスチェイとガロッキアに歩み寄る。

 

「さっきからどういうこと? もう少しよく考えて……」

「す、すみません。でも考えるってよく分かんなくて」

「こいつに同じく。アタイらはそんな戦い方を一度だってしたことねぇんだ。書士隊だがなんだが知らねぇけど、アタイはいつだってこの方法で乗り切った。イビルジョーの時も、ティガレックスの時もな!」

「そ、そんなこと言ったって、あなた達だってほとんどヘトヘトになってるじゃない!」

「アタイはまだやれる!」

「こ、この分からず屋!」

 

「二人とも!!」

 

 エドワードが叫ぶ。黒い竜の首が口論を続ける三人に向かって迫る。

 

 

 

 パオが目をつむった。もうだめかと思われたその時、二つの間に割ってひとつの影が飛び出した。その人物は銀色の巨大な剣を黒い竜めがけて構えると、その突進を受け止めた。衝撃で大きく後ろに交代するが、影の姿勢は全く崩れない。トロイトチームのどのハンターにも、その姿に見覚えはない。ボロ布にモンスターの頭骨や背骨を合わせたような粗末な防具だが、その外観は異様な威圧感を放っており、着ている者に禍々しいただならぬ雰囲気を与えている。顔の一部が骨の覆面で隠れてはいるが、胴の部分に二つの膨らんだ胸当てがついていて、アリスにはすぐにその影の人物が女であることが分かった。また彼女の抱えているその大剣の刃に書かれた「咬剃」の二文字に目を奪われた。

 

「どういうこと……?」

 

 女の握るその大剣はアリスの持っていたクロームレイザーよりもより大きく、刃がノコギリのように発達していた。同じ『咬剃』の銘が打たれてはいるが、その外観は彼女の物と明らかに異なっていた。

 

 女はやすやすと黒い竜の突進をいなした。一度距離をとると、軽々と跳躍し、黒い竜の頭上から大剣の重い一撃を振り下ろそうとした。しかしこれはかわされてしまう。

 

(な、なんてパワーだ。アリス以上か……っていうかあの人は何者?)

 

 対峙する女と黒い竜。しばらくにらみ合いが続くが、やがて黒い竜の方が睨み負けしたのかその場で大きな外套を広げると、その場で真上に飛び立った。やがて影が猛スピードでその場所を離れていくのを見届けると、女も大剣を背中に留めて、エドワードたちの方を振り向いてこう言い放った。

 

「大丈夫か、御客人たち? 長旅ご苦労であったな。我が名はフォルラン、このアクラディ・アウス・レグヌムのハンターであるぞ!」

 

 突然の出来事にエドワードも、アリスも、いましがた新種のモンスターを睨みで追い返したこの女ハンターの姿にしばらくの間返事もできず、呆然と眺めるしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 彼らはついに、秘境の伝説にたどり着く。 




 ようやくここまで来たって感じ…実はまだまだ続きますけど。
 
 三章もようやく佳境です。章が進むごとに文量キャラともに増えてますが、管理が辛い…ちなみにまだ増えます。まあ狩人というものには実は裏でこのように実に様々な人間の葛藤があるわけで、それを書きたいのです。
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