このオカルト研究部に入って数日が経った。
皆とも仲良くなって最近では問う塔城さんからお菓子を貰うこともある。イッセーくんは悪魔の仕事をこなしていた。なんかものすごく疲れた顔をしていたなて…。あとリアス先輩に自分を呼ぶときは、部長で呼んでくれと言われた。
それと悪魔は協会に近づいてはいけないらしく、イッセーくんが怒られてたな。
今はオカルト研究部とともに町の廃工場に来ていて、はぐれ悪魔という存在を狩りに来た。はぐれ悪魔とは主を裏切り傷つけた、または殺した悪魔らしい。簡単にうと野良猫の悪魔番みたいな感じかな。
「血の臭い……」
塔城さんが嫌そうな顔をしながら呟いた。
「ゲラゲラゲラ……おいしい臭いがするぞ」
奥の中から下半身がミノタウロスのようになっている悪魔が現れた。
「はぐれ悪魔バイザー、あなたを消し飛ばしに来たわ」
「ゲラゲラゲラ、意気がるな小娘!」
皆戦闘態勢に入る。
「イッセー、アイチ今から下僕…悪魔の駒について説明するわ」
「悪魔の駒……」
イッセーが小さく呟く。悪魔の駒か僕はまだ悪魔に転生できるものとしか知らない。
「悪魔の駒は全部で六つあるわ。祐斗!」
「はい!」
木場くんは高速で敵の近くまで近づき手に持っている魔剣でバイザーの腕を切り裂いた。
「ギャアアアー!」
「祐斗の駒は『ナイト』、ナイトになった悪魔はあのように速度が増すわ」
続いて塔城さんが動く。しかしバイザーに食べられそうになるが……
「子猫の駒は『ルーク』、とてつもない馬鹿力と防御力が特徴よ」
「……ふっとべ!」
塔城さんはあの重そうなバイザーをいとも簡単に持ち上げて吹っ飛ばした。
ドン
「ガハッ」
バイザーはコンクリートにたたきつけられた。
「最後は朱乃ね」
「はい部長」
部長が姫島先輩を呼び前に出す。
「そして朱乃の駒は『クイーン』。クイーンはキング以外のすべての駒の特性を持つ最強の駒よ」
「雷よ!」
姫島先輩は手から雷を出しバイザーを黒焦げにする…もう見る影もないな。
「ぐぅぅぅー」
「あらあらまだ元気みたいですわねぇ……」
「朱乃の能力は見ての通り、雷の攻撃が得意なのよ。そして究極のSよ」
……すごいな色んな意味で。
そして、部長が弱っているバイザーへ近づく。
「バイザー最後に言い残すことはあるかしら?」
「…」
バイザーは何も言わない……何か変だ。
すると突然、木場くんが切り落としたはずの腕が姫島先輩の元へ向かう。…まずい!
僕はまた叫びユニットにライドする。
ライド!
僕の体は人間の形を離れて、犬のような姿になる。
グレード1 『ウィンガル』
皆もやはり僕の変化に驚く。僕はウィンガルになると、口に加えているナイフで姫島先輩に迫りくる腕を弾きさらに切り落とした。
「ありがとう……」
「怪我がなくてよかったです」
僕は元の姿に戻り姫島先輩に駆け寄った。
「アイチ、朱乃を助けてくれてありがとう。……さてバイザー、私のクイーンに手を出すなんて万死に値するわ。消し飛びなさい!」
部長はバイザーにそういうと手に紫っぽい色の何かを纏いバイザーへそれを放つ。バイザーは形も残らずその場から消え去った。
「ふふふ、部長は滅びの魔力使いますわ」
「すごい……」
「皆ごくろうさま。今日はここで解散にしましょう。それとアイチ、本当にありがとう」
「いえ、本当に無事で良かった」
「すごいな、アイチ!」
「すごく速かったよ……」
「すごいです……」
ははは……。
こうしてはぐれ悪魔狩りが終わり皆解散した。
「部長少しお話が……」
「どうしたの朱乃?」
はぐれ悪魔を狩り終わり解散すると朱乃が私のところへ来るどうしたのかしら?
「やはり、彼には監視が必要だと思うんですけど…」
朱乃が私に自分の考えを話してくる。
……なるほど。
「確か彼は父は海外に行っていて、母と妹と彼で三人暮らしだったわね……。いいわ、朱乃あなたにその事はまかせるわ」
「ありがとうございます部長……いえ、リアス」
昨日のはぐれ悪魔狩りが終わり家に帰ると、少し遅くなったのでエミに物凄く怒られた母も心配してくれた。
悪いことしちゃったな……。
そのあとは直ぐ夕飯を食べて寝た。結構疲れたしね……。
僕はベットから降りると下へ行くためにいつも通り階段を下る。
……んっ、何か下から話し声が聞こえてくる。何かあったのかな。
リビングに行くとそこにはエミがいて、なんか疑惑の視線を送ってくる……本当にどうしたんだろ?
今度母がいるであろうキッチンへ向うと、本来ここにはいないはずの人がいた。
「ふふふ、おはよう、アイチくん♪」
「ひっ、姫島先輩!?」
そこには、まさかの姫島先輩がいた。
なんか、大変なことが起こりそうな予感が……。
今回アイチがライドしたユニットは『ウィンガル』
パワーは6000だがブラスターブレードをブーストすることでパワが+4000されるユニット。
次回もまたお楽しみに!