アイチ inハイスクールD×D   作:厨二王子

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教会へ突入

 朝起きたら何故かリビングに姫島先輩がいるという事態に、頭の中が混乱していたが姫島先輩が説明してくれた。

 どうも自分は悲しい理由で家出してきたらしく、しばらく僕の家で御世話になりたいだそうだ。母は涙を流し、エミはアイチが女性と知り合いなんて……とか言っている。それにしては物事がうまく行き過ぎている気がすると思ったが、どうやら悪魔の催眠術?ぽいのを使ったらしい。

 そして今僕は姫島先輩と一緒に登校している。

 

「あの姫島先「朱乃」はい……」

 

 僕は何故か家に来たとき、朱乃先輩って呼んでくれと言われた。だがなかなか直せないでいて、朱乃先輩の注意を受けている。

 

「えっと、本当のところ何で僕の家に?」

 

「それはあなたの力が強いので、正直のところ監視ということと、こないだ助けてくれたお礼ですわ」

 

「はぁ……」

 

 正直視線がきつい……なんか回りから木場×アイチがとか聞こえるが気のせいだと信じたい。

 

 

 そして校門の前で朱乃先輩と別れて教室に向い入った瞬間変態三人組に殴られた……何で?

 

「アイチ、てめぇなんで姫島先輩と登校してるんだ!?」

 

「そうだそうだ」

 

「どういうことか説明して貰おうか?」

 

 三人に詰め寄られたところで、授業開始のチャイムが鳴って窮地を救われた。その後、部室でイッセーくんに事情を説明すると、なんか血の涙を流していた。

 それから数日後、僕の家では朱乃先輩は家事などを手伝ったりして、母さんやエミに好評のようだ。オカルト研究部は僕は人間なので、夜の活動にはあまり参加していない。眠いしね…。

 

 そんなある日部室内に大きな乾いた音が鳴った。

 

 パン

 

「どう、少しは目を覚ましたかしら?」

 

 この音は部長がイッセーくんに対してビンタした音だ。

 

「部長、やっぱりアーシアを助けに行きます!」

 

「どうして分かってくれないのかしら……」

 

 僕は昨日の夜この部活に参加してなくて分からなかったんだが、朱乃先輩から話を聞くと、どうもイッセーくんが昨日契約者のところへ行った時、はぐれエクソシストと戦闘。さらにこないだのシスター……アーシアという少女と再会したらしい。

 そして今日も部活の前にアーシアと会い、一緒に出掛けていたところ堕天使……レイナーレに連れていかれたそうだ。

 怒っている部長はイッセーくんを傷つけさせたくないんだろうな。

 

「じゃあ、俺を眷族から外してください。俺一人でも救いに行きます」

 

「そんなことできるわけないでしょう。あなたは大切な眷族なのよ!」

 

 二人の言い争いも大きくなりかけたところで、朱乃先輩が部長に耳打ちする。なんだろう?

 

「イッセー。私は急用ができたから朱乃と出掛けてくるわ」

 

「部長!?」

 

 えっ、突然どうしたんだろう?部長は朱乃先輩と魔方陣で跳ぼうとする。

 

「部長!まだ話は……」

 

「イッセープロモーションって知ってる?」

 

 イッセーの言葉を遮り部長が唐突に話始める。

 

「プロモーション?」

 

 イッセーくんはプロモーションの意味が分からず首を傾げる。

 

 ……プロモーションって確かチェスのルールにあったような。

 

「イッセーあなた『ポーン』が最弱な駒だって思ってるわね?」

 

「うぐっ」

 

 どうやら図星のようだ。

 

「確かに普段の『ポーン』の駒は最弱の駒だけどある条件を満たせば『ポーン』はある能力を発動することができるのよ。それが『プロモーション』」

 

「プロモーション」

 

 イッセーくんが小さく呟く。

 

「通常のチェスと同様、敵陣地と認めた場所へ足を踏み入れたら時、あなたは他の駒にチェンジすることができるのよ」

 

「なら俺も皆のような能力が使えるようになるですか」

 

「だけど今のあなたじゃ悪魔になって日が浅いから『クイーン』の駒にはチェンジできないけどね」

 

 なるほど、いろいろな戦い方ができるんだね。

 

「それともう一つ……神器についてね。イッセーにアイチもこれだけは覚えておきなさい。神器は想いで何倍にも力を高めることができるの」

 

 それはブラスターブレイドも言っていた。神器は想いの力で強くなっていくんだと。

 

 こうして、部長と朱乃先輩は魔方陣の中へ消えていった。

 

「……」

 

「行くのかい?部長の許可も貰ったことだし僕も行くよ」

 

「私も行きます……」

 

 木場くんや塔城さんも行く意思を示す。そしてもちろん僕も…。

 

「僕も行くよイッセーくん」

 

「アイチ、皆……」

 

 僕らは皆でアーシア救出のため教会へ向かった。

 

 

 

 教会の前に着くと意外と敵の姿は見えない。そしてそんな静かな協会の中へ入ってくる。そこには白髪の光る剣を持つ男がいた。

 

「あれあれ、これはあーくまさんじゃないですか……んっ?一人何故か人間さんもいらっしゃいますね」

 

「フリード!」

 

 イッセーくんが大声で叫ぶ。

 

 ……あれが例のエクソシストか。

 

 そして皆戦闘態勢になる。

 

「今、堕天使の姉御が地下で儀式をしてるんざんすよ」

 

「もう始まっているのか」

 

 ということは時間がない。

 

「イッセーくん、木場くん、塔城さん先に行って」

 

「アイチくん何を言ってるんだい、僕らも戦うよ」

 

「恐らく地下にはまだ他のエクソシストたちがいるだろうしもう儀式も始まっている……速く行って!」

 

「すまん……頼んだアイチ」

 

「任せたよ、アイチくん」

 

「気をつけて……」

 

 三人はアーシアの儀式を阻止すべく地下へ向かった。

 

「あらあら、もしかして僕ちゃんの相手はまさかの人間くんかな?」

 

「足止めさせて貰うよ」

 

「例え人間くんでも、悪魔の仲間なら首ちょんぱだよ」

 

 フリードは僕に向かい光の剣を構えながら近づいてくる。

 

 僕は神器を発動させる。

 

「ライド!」

 

 このセリフを叫んだ瞬間僕の姿が変わる。僕の下には翼がありおそらくこの世界にはいないだろうペガサスが現れ僕自身は黄色の鎧を纏った。

 

 グレード1 『ペガサスナイト』

 

「なんすかなんすか、姿変わっちゃって……そんなのあり!?」

 

「いくよ!」

 

 

 僕は向かってくるフリードを避けて上空へ上がる。そしてフリードに向かい剣を振りかぶりながらダイブして行った。

 

「はあーー!」

 

「簡単にはやらせませんよっと!」

 

 僕の剣とフリードの剣がぶつかり合う。数秒つばぜり合いが続く。だがフリードの方が力か剣の使い方が上手いからなのかどんどん押されていく。

 

 くっ、このままじゃ…。

 

 僕の頭の中に最悪なビジョンが浮かんでくる。僕はまだ……まだ、やられるわけにはいかないだ!

 

 この時、突然体からの奥底から力が沸いてきた。今ならあれができる……そして僕はまた違うセリフを叫ぶ。

 

「コール…小さな賢者マロン!」

 

 そう叫んだ瞬間僕の後ろにマロンが現れた。

 

「ちょっ、まさかの増援すか?」

 

「マロン、僕をブーストしてくれ」

 

「コクン……」

 

 マロンは静かに頷くと、僕にブーストして力を分けてくれた。そして僕は前より強い力が加わり、フリードの剣が折れた。

 

「ウソっ!?俺っちの剣が」

 

「さぁ、どうする?」

 

「さすがに二対一は無理なんでとんずらさせて貰いますわ。ところで、君の名前は?」

 

「先導アイチ……」

 

「アイチ、今度会ったときは絶対殺しやるから覚

 ておいてちょ」

 

 フリードはこのセリフを吐いたあと素早く姿を消した。逃げ足早いな……。

 僕が元の姿に戻ると下の方の階段からイッセーくんたちだけではなく、部長や朱乃先輩も一緒でシスターもいた……多分あの人がアーシアさんだろう。

 

「そっちも、終わったみたいですね」

 

「アイチの実力なら、負けないと思っていたわ」

 

「ええ、取り合えず今日はもう帰りましょう。詳しいことは明日に」

 

 この後、解散になり僕は朱乃先輩と一緒に家へ帰って行った。




なんかもの凄く進むのが早い…。

今回登場したユニットは
グレード1 『ペガサスナイト』
パワー 6000
本来はリアガードで能力を発揮するがリアルバトルでは空中からの攻撃が可能だ。

それと活動報告のところにアンケート的なものをやってるんで意見をくれるとありがたいです。
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