「さて、僭越ながら、ここでは私がこれまで出て来た『ハイスクールD×Dの世界』に関する用語を簡単に説明させていただきます。」
「はい先生質問です!」
唐突に話し出した先生…神様に、八神は思わずツッコミを入れた。
特に何事も無く一日が終わり、布団についた。夢が始まったと思えば、いきなり神様が授業形式で話し始めたのだ。混乱するなと言われる方が無理である。
「残念ですが、まだ質疑応答の時間ではありません。さて、早速始めていきましょう。」
八神のツッコミ虚しく、そのまま話を続けようとする神。
「ここは本編で説明不足な用語に説明を加える場です。いわば特別回なんですよ。だからリラックスして下さい。
作者がハイスクールD×Dを知らない友人の方に、分からない言葉が多いと指摘を受けたそうです。そこで、急遽説明の場を作ったわけです。とは言っても、作者の知識では限界もありますので、間違っている部分も多々あると思いますが。」
「あ、そう……。」
八神も納得してはいないが、確かに本編でよく分からないことが多いため、説明してくれるのはありがたい。という事で、授業を受ける事にした。
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悪魔・天使・堕天使
悪魔は冥界に住む住人たちの事を指す。決してバ◯キ◯マンの様な見た目はしておらず、普通の人間と大差ない。普段は隠してあるが、飛行する時などは背中から一対の蝙蝠のような羽根が出る。
太陽の光や光属性の武器、十字架や聖水などの光や聖に関する物に耐性がなく、触れただけでも致命傷になる程である。尚、祈り、所謂「アーメン」と祈られるだけで頭痛がするほど。
四人いる魔王、『四大魔王』と七十二の貴族(ほぼ滅んでるけど)、その他下級悪魔がいる。
天使は神の使いの者という、一般的なイメージ通りである。悪魔を敵視していたが、とある理由で和平を結ぶ。
熾天使【セラフ】と呼ばれる最高位の天使を筆頭に九つの階級がある。
堕天使、文字通りの堕ちた天使である。冥界の覇権をめぐり争っていたが、こちらもとある理由で和平を結ぶ。
『神の子を見張る者』【グリゴリ】という堕天使中枢組織があり、総督を筆頭に副総督、幹部と続く。
堕天使と天使は背中にある羽根の数で強さが分かり、最大は十二枚である。
三種族に共通する能力で言語翻訳能力があり、話し相手がどこの国の人でも話すことができる。
「なぜ和平を結ぶ事になったのか、それは後で説明します。」
「それはいいんだが…悪魔と比べて天使と堕天使の説明文が少なくねぇか?」
「主人公達が悪魔だからね、仕方ないね。」
「!!?」
「さぁ、次に行きましょうか。何故兵藤君は悪魔になったのでしょうか?」←何も無かったような顔
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『悪魔の駒』【イーヴィルピース】
人間を始めとする、様々な種族を悪魔に転生させ、己の眷属にする為の道具。見た目はチェスの駒であり、“兵士”“騎士”“戦車”“僧侶”“女王”“王”の六種類がある。
駒の一つ一つには特性があり、名前に沿った力を与えられる。騎士は素早い行動力と剣の腕前、戦車はズバ抜けた力、僧侶は魔力でのサポート、女王は全ての駒の性質を持ち、王はその眷属の長となる。兵士には、敵本陣に入った際に“王”以外の駒の性質を手に入れることが出来る『昇格』【プロモーション】がある。
眷属メンバーでいうと、木場が騎士、小猫が戦車、アーシアが僧侶、朱乃が女王、リアスが王、兵藤が兵士である。
「これでイッセーは悪魔になったのか。」
「そうなりますね。この駒を使えば、例え対象が死んでいたとしても悪魔として生き返らせる事ができます。」
対象の能力が高ければ高いほど、多くの駒を消費する必要がある。その為、兵藤を悪魔にする時は兵士の駒を八個消費したそうだ。
因みに、戦車の駒は兵士の駒三つ分の価値があるように、騎士と僧侶の駒は五つ分。女王の駒は八つ分の価値がある。
「何でそんなに必要だったんだ?当時のイッセー、そんなに強かったっけ?」
「それは彼が宿している神器の影響でしょう。詳しくは後で説明しますが。」
「イッセーが兵士八つだから…女王の駒なら一つで済むんだな。」
「そうですね。他にも悪魔の駒には様々な種類がありますが、まだそれには触れないでおきましょう。あくまで現段階での説明なので。」
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レーティングゲーム
冥界で行われているゲーム。
チェスのように互いの駒(眷属)を敵陣に進め、敵の王を打ち倒せば勝ちになるゲーム。
公式なゲームでは成人した悪魔しか参加できないが、特別な事例がある時はその限りではない。人間が参加するのは滅多にない。
「これ説明少なすぎねぇか?」
「大体は小説で説明した、と作者が言っていましたので。悪魔の駒の追記情報ですよ。」
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『神器』【セイクリッド・ギア】
人間に宿る、それぞれが能力を持った武器の様なもの。その中には有り触れた物から魔王をも殺すことが出来る物まである。
偉人達は皆何かしらの神器を持っていたとされている。
尚、今のところグレモリー眷属の中でコレを持っているものは兵藤、アーシア、木場の三人である。
「オレの能力もコレに分類されるぜ!」
「この小説限定ですがね。神器は生まれた時から宿っているものですから、アルジェントさんの様に抜き取られると死に至りますので、注意して下さい。」
アーシアの神器は『聖母の微笑』【トワイライト・ヒーリング】と呼ばれており、簡単に言えばどんな傷でも治してしまう治癒能力。
木場の神器は『魔剣創造』【ソードバース】で、その名の通り、魔剣を創り出すことが出来る。
「あれ、イッセーのは?」
「それは次に説明します。彼のは特別な物ですから…。」
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『神滅具』【ロンギヌス】
神器の中でも、神や魔王クラスを倒す事が出来る代物。数自体は少なく、現段階で確認されているのは十三種である。
兵藤が持つ神器『赤龍帝の籠手』がコレに当たる。
赤龍帝の籠手の能力は、十秒毎に持ち主の力を倍加させていくという、恐ろしいものである。
「計算してみた時はビビったぜ。四千倍だぞ、四千倍。」
「これが兵藤君に八個もの駒を消費した理由です。神滅具には他にも色々あるらしいですが、どれも素晴らしい能力を持っています。神滅具を持った人間が、悪事を働くことが無ければ良いのですが…。」
「ところで、赤龍帝って何よ?」
「それでは、赤龍帝についても含めて、昔の説明をしますね。」
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三大勢力の戦争
大昔に行われた、天使と悪魔と堕天使での間の戦争。
悪魔と堕天使が冥界の覇権を巡って争い、その二つの派閥を討ち滅ぼそうとした天使が争いに加わった為に発展したらしい。
かなり大きな戦いだったため、どの勢力もかなりの数の死者が出た。
この戦争は赤と白の二匹のドラゴンの喧嘩によって止められた。いや、止めるしかなかった。
その二匹のドラゴンは二天竜と呼ばれ、赤いドラゴンには『赤龍帝』。白いドラゴンには『白龍皇』という異名がある。
この二匹は魔王や神を超えた実力を持っており、そのためこの喧嘩を止める事は一種族だけではとても叶わず、三勢力の協力を余儀なくされた。大きな犠牲を払いながらも、二匹のドラゴンを封印する事に成功した。しかし当時の魔王が全滅した事もあり、その後も戦いが続く事は無く、今に至る。
この戦争、喧嘩抑制の際に、先祖代々が悪魔であった『純血悪魔』の数が急激に少なくなり、悪魔の全滅を危惧した為に作られたのが『悪魔の駒』である。
「その龍達が和平を結ばせるきっかけで…イッセーの神器に赤龍帝ってのが封印されてんのか?」
「はい。白龍皇もとある人物の神器に封印されていますが、それは彼の登場をお待ちください。」
「こんな大きな戦争があって、魔王が死んで…。よく天使とかに滅ぼされなかったな〜。」
「天使も堕天使もワケありだったんでしょう。いずれ分かることです。」(ニヤリ)
「……?」
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「取り敢えずはこんなところでしょう。詳しい情報は作者自体が知りませんから、この小説を読む上で必要最低限の事だけを載せることにしました。
彼も勉強しながら執筆していくそうですが…正直不安ですね。」
「ここでの説明は、二十八話目までのD×D用語しかやってねぇ。そっから先に出てきた用語は前書きか後書きで説明するらしいぞ。」
「そうですか、ならば安心ですね。」
「んじゃ!これからも頑張っていきますか!オレ達の活躍、見ていてくれよな!」
最後に僕自身が…。皆様、これからは原作を知らない方も楽しんでこの小説をご覧できるように、説明をしっかり交えながら投稿していこうという所存です。クウガ…というか、グロンギについても近々説明回を投稿させていただきます。
どうか、これからもこの駄文小説にお付き合い頂くと幸いです。よろしくお願い致します!