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目が覚めると廃棄された倉庫だということがわかった。
自分はパイプ椅子に座らされ後手に手錠をかけられ身動きがとれないそれ以外のことはわからない。
自分は誰なのか、なぜこのような状況に陥ってるのか。
周りを見渡してみるといかにもないかついスーツを来たおっさんが数人多分30〜40歳ぐらいがうろついている。
そして、ふと横を見てみると自分と同じような状態で少年が座らされてる。13〜14歳くらいだろう。
つまりこの少年は自分の兄弟か何かなんだろう。ただ、自分と違う点をあげるとするならば、目隠しをされた状態が加わりまだ目が覚めていないというところだろう。
殺せ、奴を殺せ、殺さなきゃならない、八つ裂きにしろ、この世界に肉片一つ残すな
一つ思い出した。脳内に響く言葉がやらなければならないことを思い出させた。
俺は人を殺さなきゃならないつまりはそれを実行中に捕まったのだろうか?だとしたら相当間抜けだ。俺はそんなヘマをするような人間ではない。
?なぜそう思った?わからない。だが、当面はやらなければならないことが決まった。やらなければならないソイツを見つけて殺す。単純なことだ。
まず肩の関節を外し腕を回転させ動きやすいように体の正面へ持ってくる。それに気がついたのか、いかついおっさんが2人寄ってくる。俺は寄ってくるおっさん…ここはAとしておこうAの足を思いっきり踏み頭突きし、手にしていた銃を回収し、もう一人のBの心臓を狙い撃つ。
発砲音に気がついたCとDが寄ってくるが額をぶち抜くこれ以上は多分いないだろう確認してAの額をぶち抜いてその場を後にする。
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廃工場を後にし、しばらく歩くとソイツを見つけた。赤い露出度の高いドレス、赤みがかった金髪そして異性同性問わず10人中10人が振り返るような美貌
「スコール・ミューゼルだな?」
ソイツは不敵に笑いだす。なぜこんなにもソイツに殺意を向けるのか。わからないがやらなければならないそういう気がする
「うふふふ、そうよ。あなたは織斑秋人(あきひと)としてここまで来たのかしら?それとも、『■■■■■』としてここに来たのかしら?」
多分それが俺の本名なのだろうがその言葉は理解できなかった。聞き取れはするがどのような言葉なのかがわからない。まるで脳が理解するのを拒むように。
「そんなに怯えなくていいのよ?あそこから抜け出したのは褒めてあげる。だから今日は見逃してあげるわ。」
怯える?足をみるとガクガクと震えている。なぜコイツに俺は怯えている。
その恐怖を払うように銃を向けるが手も震え正確に狙うことができない。
「ほら?よく狙いなさいな。貴方の宿敵がいるのよ。そして貴方はそれを殺す獲物がある。やりなさい。男の子でしょ?」
コイツ、わかってて挑発している。
「くそっ!また、殺せないのかよ!」
そのまま銃を投げ捨てその場から急いで抜け出す。
「ふふふ、待ってるわよ。私の愛しい人」
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どれだけ走ったのか、それすらわからない。気がつけば人の家の裏側で倒れていた。
再度ここはどこだかを確認するとフランスの住宅街であろう場所であると確認できた。
人の家の敷地に勝手に入ったことに気がつきその場を後にしようとすると人とぶつかった。金髪の少女だ。
俺を見るなり悲鳴を上げようとしたので口を手で塞ぐ。
「シー!シー!ここはあんたの家か?」
すると少女はコクコクと頷く。
「悪い事をした。今すぐここから去るから俺がここにいたのは黙っていてくれ。いいな?」
黙っているので俺はそれを肯定ととりその場を後にする。
「待って!」
が、それも叶わず逆に引き止められた。
「なんだ?いかにも怪しい人物が君の家の庭にいたんだぞ?何故引き止める?」
「だって色々と怪我してるし凄い具合が悪そうだったから…」
「君はバカか?これが俺の狙いならどうするつもりだった?君を殺し、君の親も殺し、金品を巻き上げる目的だったら?怪我なんてほっとけそのうち治る」
「でも…」
「でもも何もない。ほっと………け」
ジョジョに視界がブラックアウトしていき最後には意識を手放した。
なんかそれっぽいのを書きたかった