Dance Macabre   作:ネオバレットファイア

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03 Encounter

 

 

 

 

 

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時が流れるのは本当に早いものであれからかれこれ1年経った。

変わった点といえば身長、声、毎日感じてたねっとりとした視線。

最後の部分は、鈴が転校というか帰国?したことで解消された。空港での別れ際の一言には凍りついた。

 

『大丈夫、秋人。また会えるわ。別に悲しいことじゃない、帰ってきたら秋人のために味噌汁作ってあげるから』

 

いや、本当に。参っちゃうよ。聞くイヤー持たずってのは。あ、今のジョークな?笑いどころだぞ?

で、鈴が中国に帰ってからというもの靴箱を開けると…

 

バサアアアアアアアアアアア

 

靴箱の容量を軽く超えてる量の手紙が入ってる。これが一番の変化というべきか?

 

「よぉ、秋人今帰…今日もかよ。鈴の偉大さがしみじみ実感できるな。あいつ帰ってきたら結婚してやったらどうだ?てか、そのラブレターの宛先の中に間違って俺宛のとか入ってないか?」

 

この馬鹿はと言えば五反田食堂の跡取り息子五反田弾だ。顔は十分いけてる筈なんだが…俺が気にするような事でもあるまい。

 

「じゃあ、全てくれてやる。自分で探せ…と言いたいが学年、クラス、名前を控えてからな」

 

「お前、本当律儀なやつだよな。ラブレター書くやつもかわいそうにな」

 

弾はため息混じりでつぶやきながら集めるのを手伝ってくれる。

 

「何がだ?」

 

「何がってそりゃ、翌日自分の靴箱に手紙が入ってて、しかも送り主が好きな男からで、内容が付き合えないってんだから。誰だって落ち込む。もし、相手が俺なら凹んでるな」

 

「悪いがホモはNGなんだ。」

 

「たとえ話だよ!誰が野郎にラブレターなんか書くかよ!」

 

「3-2の堀田傑夫(ほりたけつお※もう出てきません)から、5週間連続でもらってるが?」

 

「あいつは特殊なんだよ!一緒にするな、じゃあな」

 

はぁ、とため息をついてさっさと玄関から去って行く弾。それを見送っていると一夏が走ってきた。

 

「はぁはぁ、あぁ秋人か。弾見なかったか?」

 

「先に帰った。」

 

「またかよ。今日も掃除当番サボりやがったなあいつ」

 

頭に手を当て呆れたように一夏は元来た道を戻っていく。

 

「まぁ、なんだ?御愁傷様ってやつだな。」

 

そのつぶやきは一夏に届く事なく俺は帰路につく。

 

 

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1人の帰り道というのは案外楽しいものである。

誰にも邪魔されず、自分の思考に耽る事ができる、いい事じゃないか。ぼっち最高。

けど、こう、なんというか記憶を取り戻しつつあるのか帰り道は隣に誰かがいないのは少し違和感を感じる事もあるが些細な事だろう。

 

「あー!やっときたあーくん!待ってたんだよ!」

 

訂正、誰かがいても静かな人がいい。

やっぱりぼっち最高じゃないか(確信)

 

「はぁ、束さん。今日は何の用ですか?」

 

目の前の女性は濃い赤色の髪にタイトスーツを着て、ハイテンションで挨拶をしてきたのは篠ノ之束、ISの生みの親だ。

初めて会った時はゴシックドレスにメカうさ耳をつけて1人不思議の国のアリスをやってたのだが、姉のスーツ一式を押し付けまともな服装について熱弁するとスーツを着こなす様になったのだ。

そして、そのバストはジッサイ豊満であった。

 

「ぶーぶー、何の用とは冷たいじゃないか!とりあえず喫茶店でも行ってお話ししようよ!」

 

 

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一度家へ帰り一通り着替え頼りになるのかならないのかよくわからない人物の話を聞きに喫茶店まで同行する。

 

「アイスコーヒー一つ。あーくんは?」

 

「店長、今日のおすすめ一つ」

 

注文をすると喫茶店の店長は注文の品を作りにカウンターまで戻る。

 

「で?今日は何の話ですか?」

 

「やだなー、あーくんの記憶についてじゃない」

 

「違いますよね?あなたが気になってるのは織斑秋人の記憶ではなく、俺自身の記憶ですよね?」

 

その一言で目の前の女性は表情、視線は変えないものの纏っている雰囲気だけは非常にピリピリとし殺気すら感じる空気に変化させた。

 

「そうだね。何も特筆すべき点は無く無能、そう表現するのが一番しっくり来る人間だった織斑秋人がいきなり誘拐される事で人が変わる。そんなことがあっていい訳がない。見たよ?君が殺った現場。綺麗に全員ほぼ一発で仕留めてる。無能がいきなり天才級になったんだ。私が気にならないわけがないじゃない。君はどこの人間で誰なんだい?」

 

そんなこと…俺がしりたい。今の生活を享受してるのも今騙している織斑一夏、織斑千冬へのせめてもの罪滅ぼしと思ってからのこと。

 

「くだらない。俺が誰か?しりたいのはこっちだ。あいつを殺さなきゃならないのは覚えてるんだけどな」

 

「じゃあさ。私と一緒にきなよ?」

 

「は?」

 

 





突っ込みたいネタを突っ込んだ。悪いとは思ってない反省もしてない。むしろ達成感を感じる
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