ジョジョの奇妙な冒険 第 部 〜受け継がれる魂〜 LASTOFUS編 作:冴え渡る
幸せな日々
アメリカ
テキサス州の片田舎
緑豊かな地のかなり大きな一軒家の庭。
その庭に2人の子供が遊んでいた。
1人は男の子で年齢は7歳ぐらいの日本人で、幼いながらも整った顔をしているのがよく分かる。
もう1人は女の子で、年齢は5歳ぐらいのアメリカ人だった。こちらも整った顔をしておりとても可愛らしい女の子だった。
「サラ!」
「なーに、ジョセフ?」
「あんまり走り回るな!転ぶぞ!」
「大丈夫よ。サッカー選手になるにはいっぱい走らなきゃだもの」
女の子は無邪気に走り回ってサッカーボールを追いかけている。
が、ふとした拍子に石ころにつまづいて転びそうになってしまう。
「あっ、」
「危ない!」
すんでのところで男の子が助けに入りなんとか地面にぶつからずに済んだ。
「ありがとうね!ジョセフ!」
「やれやれだな……」
男の子はいつも女の子に振り回されていたのでもう慣れていた。
「おーいサラ、ジョセフ。そろそろ出かけるぞー」
「あ、パパ!」
「行こう、サラ」
「うん!」
2人はジョエルの元へ元気良く走っていった。
2人はいつも一緒にいて仲が良く、何するにも一緒だった。
1年前に男の子が引っ越してきてからずっと、家族のように接してきた。
ジョエルは彼を気に入っていたし、彼もジョエルとサラ、トミーおじさんを信頼していた。
最初は日本人とアメリカ人という事もあってかうまくいかなかったのだが、母親のいないサラは隣に越してきたジョセフ(日本名は修夜)と遊ぶ事が多くなり次第に心を通わせる仲になっていた。
サラと遊ぶようになってから数ヶ月後、ジョセフは家の都合でサラの家に預けられる。
ジョセフの家はジョセフと兄しか居ないので面倒を見る人がいないのだ。
「すみません、ジョエルさん」
「仕方ないさ、仕事は来週には終わるんだろ?」
「えぇ、今回のプロジェクトは絶対に失敗出来ませんから……」
「たしか軍事関係の職についてるんだったな、何か新しい兵器でも作るのか?」
「それはちょっと……」
「ははっ、冗談だ」
「ジョエルさんには敵わないな……ではお願いします」
「あぁ、気をつけてな」
兄は荷物を纏めて仕事に向かった。
ジョエルは2人をリビングに呼んでこの事を伝えた。
「ジョセフは今日からここで暮らすんだ」
「えっ!そうなのパパ?」
「あぁそうだ。1週間だけだがうちで暮らすことになった。と言うわけでよろしくな。ジョセフ」
「よろしくなジョセフ!」
「真似するなよサラ……」
「こりゃ将来俺みたいになるかもしれんな」
「そうなったら俺の親友はおじさんになっちまうのか……」
「違うよ!」
「何がなんだ、サラ?」
「ジョセフと私は家族だよ!ね、パパ?」
「か、ぞく?」
「うん!一緒に住むならもう家族でしょ?」
「………あぁ、そうだなジョセフはもう家族だ」
「……いいんですか?」
「もちろんだ。サラのいいお兄ちゃんになってくれ」
「………ありがとうごさいます」
ジョセフはとても幸せだった。
それから………
9月
「今日からスクールに通うんだ!」
「そうか……俺は今日から4年に上がるよ」
「朝、一緒のバスで行こうね!」
翌年
「パパ、ジョセフ!トミーおじさんも!見て見て!優勝出来たよ!」
「見てたぞサラ!良くやった!さすがは俺の娘だ!」
「凄いじゃないかサラ!」
「えへへ〜」
「おめでとう、サラ」
「ありがとう!ジョセフ!」
翌年
「まさかサラが飛び級してくるとはな……」
「今年から同じクラスだね!」
「サラは機械を弄るのが得意なんだな?」
「うん、そうだよ!トミーおじさん!」
中学二年
「話ってなんだ?」
「私ね………告白されちゃった」
「!」
「どうすればいいと思う……?」
「自分の気持ちに……正直になればいいんじゃないか……?」プルプルプル
(トミー!離せ、離すんだ!邪魔をするな!)ジタバタジタバタ
(兄貴!今青春中だから!邪魔しちゃダメだって!)兄掴み中
「そっか……じゃあ」
「じゃあ……?」
「無理って言ってくるね!」
「!あ、あぁ……そうか」
「………………今回だけだよ?」ぼそっ
「!」
(離せ!サラにはまだ早い!)ジタバタジタバタ
(今度は頑張れよ!ジョセフ!)兄掴みちゅう
それから数日後……
永遠に終わる事のない悪夢が始まった。
批判は受け入れよう。だが更新は止めんぞ!俺はこれも書ききるんだ!