魔法少女リリカルなのは 守護神と呼ばれた聖王(一時凍結中)(現在修正中) 作:不知火 悠人
ーーとある管理外世界の違法研究所ーー
「……ふむ、で?どうなんだ被験体の様子は?」
「はい、現在は安定しているようです」
研究所内の生体ポットが幾つも並ぶ部屋で白衣を着た2人の男が話していた
「この調子でいけばあと数日で完成するかと……」
「そうか……」
そう言いながら目の前の生体ポットの一つを見ながら
「あと少し……あと少しで我々の悲願が叶う……!」
「えぇ!その通りで……っ!?なんだ!?」
2人が話していた時いきなり研究所が揺れた。研究員の一人が通信機を使い連絡をとる
「おい!今の揺れは何だ!」
『は,はい!今確認を……え?うわぁぁ!?』
連絡先の研究員の悲鳴がいきなり聞こえ
「お,おい!どうした!」
『………』
既に通信は切れていた
「くそっ!!一体何が起きてるんだ!!」
ーー少し時を遡るーー
研究員が話している頃研究所の上空に何かが居た
「ん~……あれか?破壊対象の研究所は?」
その何かは異様な姿をしていた。全身を蒼と白の装甲で覆われ背中には巨大なユニットを複数展開し手と思われる場所にはこれまた巨大なライフルを持っている、そして顔はバイザーと装甲で覆われ全く見えなかった……。
「……よし、大体どこに何があるかは分かった……」
そう言いながらその何かは右手に持つライフルを遙か下に見える研究所に向かって構えた
「特に恨みは無いが……」
そしてそのライフルの先端に計測するのも嫌になるレベルのエネルギーが収束され。
「消えて無くなれ」
研究所に向け放たれた
ーー研究所内ーー
「クソ!一体何が起きている!!」
研究員が慌てていると目の前にモニターが展開された
『だ,大変です!!研究所の地表施設が〈融解〉しました!!』
「は?」
それを聞いた研究員はコイツは何を言っていると言う顔をした、そして
「何を寝言言っているそんな馬鹿げた事起きる訳無いだろう!」
研究員はモニターの研究員にそう怒鳴った
『これを見て下さい!!』
そう言ってモニターに写されたのは……
「な,なんだこれは?!」
地表施設どころか地表施設があった場所を中心に半径数十kmが消し飛んでいる映像だった。
ーー研究所上空ーー
「ヤッベ……威力上げすぎた……」
下を見ながら何かは呟いた
「とりあえず『コレ』は解除するか……」
そう言うと装甲が粒子となって消えた、そして其処にいたのは……
「ふ~……しっかし帰ったら〈スターブレイカー〉調整しないとな~」
白いジャケットに身を包んだ不知火悠人だった。
『悠人?早く任務を終わらせないとヴィヴィオ嬢が怒りますよ?』
悠人が何かを考えていると首の〈アルテミス〉が悠人にそう言った。それを聞いた瞬間悠人の頬を汗が伝った
「………ヴィヴィオに殺される……!!」
悠人は帰るのが遅れた場合を想像して顔を真っ青にすると地表施設に向かって急降下した。
ーー研究所内ーー
研究員達は慌ただしく動いていた、研究材料などを移動するためである。
「一体なにが起きた!?地表施設はどこに消えたんだ!?」
その中で一部の研究員達は地表施設が消えた理由を探していた。慌ただしく動いていた研究員の一人がその集団に近付こうとした瞬間その集団が消えた、いや正確には消されたのだ。研究員達が居た場所に天井を貫いて落ちてきた悠人によって。
悠人は地表施設が在った場所に着地すると右手の展開装甲を解放した。
「ぶ☆ち☆抜☆け!!」
『スターライト・ブレイカー』
そして真下になのは直伝の魔王砲をぶっ放した。すると地下の研究施設まで貫通する穴が空いた。
「急がないとマジでヤバい……!!」
『そこまで焦るならもっと早く任務開始すればよかったのに』
「忘れてたんだよ!!」
そんな事を叫びながら悠人は穴に飛び込んだ
ーー研究所内ーー
研究員達は考えていた、どうすれば死なずに済むか
研究員達は考えていた、どうすれば助かるか
そして答えはすぐに出た
「管理局特務零課だ……諸事情によりお前等全員……」
あ、これ終わった
「この場で死んでもらう」
次の瞬間研究員達は虹色の光に飲まれこの世から完全に消え去った
ーーミッドチルダ特務零課隊舎ーー
任務を終えた悠人はその隊舎の廊下を全力で走っていた
「クソ神無!!これでも食らえ!!」
そして部隊長室の扉を蹴り破り任務終了の書類を文字通り其処にいた女性に叩きつけた
「って~な~兄貴~なにすんだってイタタタタ!!」
悠人に背中を踏みつけられながらもがく特務零課所属〔神無・S・ゼーゲブレヒト〕
「黙れアホが!お前が急に任務入れるから俺は危機的状況なんだよ!」
悠人は神無の背中を踏みつけながら言う
「そんな事言ったって行くの面倒くさかったんだもん……ってだから痛いって!」
神無が悠人にそう言うと悠人はさらに踏む力を上げた
「ほ~?つまり貴様……本来なら自分でやる仕事を部隊長である俺にヤラセタノカ?」
神無は悠人の雰囲気が変わった事に気づき焦り始めた
「わー!!ごめんなさいごめんなさい!!」
踏まれながら神無は悠人に謝る………が
「………少し……オハナシシヨウカ?カンナ?」
残念ながら許してもらえなかったようだ
「ひっ!?い,嫌!誰か助けt……………」
部隊長室の奥部屋に神無は引きずり込まれた
ーー特務零課部隊長室ーー
「ふ~スッキリ~♪」
艶々した顔で悠人は椅子に座って寛いでいた……その足下には神無がピクリとも動かず倒れている。
『所で悠人?』
「ん~?どうした~アル~?」
神無をソファーに運び終えたアルが悠人に言った
『家に帰らなくて良いんですか?時間過ぎてますけど』
アルがそう言った瞬間アルは自分が浮く感覚を感じた、それはそのはず悠人がアルを肩に担いで部隊長室の窓から飛び出したからだ。
「アル!ユニゾンしてくれ!!早く!!」
『り,了解』
アルは一瞬焦ったものの直ぐに落ち着き悠人とユニゾンした
「アル!〈フォートレスⅡ〔サイレント・ゼフィルス〕〉展開!!」
『展開………完了!』
悠人が一瞬光の粒子に包まれると其処には先程の全身装甲の悠人が居た
「一気に上昇してそのまま家に帰る!!」
背中のユニットから蒼い粒子が出始めた瞬間その場に悠人の姿は無かった。
ーー数秒後
約200kmの距離を数秒で帰ってきた悠人は落下中に装甲を解除し庭に着地した。
「…………アル、ユニゾン解除して家に入ってな」
『………了解、死なないようしてくださいね』
アルはそう言うと家の中に消えた。悠人は目の前にいる阿修羅(ヴィヴィオ)のほうを向く
「パパ?」
「なんだ?ヴィヴィオ?」
表面上は普段通りな悠人だが心はもう既に折れていた
「どうして遅れたのかな?」
ヴィヴィオはそう言いながら手にしたレイジング・ハートを悠人に向ける
「…………アホにはめられました」
正直悠人は既に諦めていた
「そうなんだぁ……パパ?ちょとオハナシシヨウカ?」
そう言ってヴィヴィオは悠人を引きずり家の中へ入って行った。
(俺………明日の朝日拝めるかな?)
数分後悠人の断末魔がミッド中に響き渡った
てことでもしかしたらあるかもしれない未来でした~
指摘,感想お待ちしておりますm(__)m
作中に登場した追加点の説明
『フォートレスⅡ〔サイレント・ゼフィルス〕』
悠人が使用していたフォートレスの改造機体
形状は『IS インフィニットストラトス』のBT二号機
『神無・S・ゼーゲブレヒト』
悠人のDNAを何処からか入手した管理局の上層部が造り出したクローンの一人。
悠人の戦闘能力の高さに目をつけた管理局上層部は悠人のDNAを何らかの手段で入手し戦力とするためクローンを作り始めた、しかし上層部は悠人自身が聖王のクローンと言う事を知らなかった。結果出来たのは目の色が違うだけの『女』のクローンだった、悠人は転生者で在るため男の聖王だが元々悠人のDNAは最後の聖王『オリヴィエ・ゼーゲブレヒト』である。結果何体かクローンは造られたがその全てが目の色が違うだけの魔力も『聖王の鎧』もないクローンだけだった。その報告を聞いた上層部はすぐさま計画を凍結無かった事にした、しかし研究員達は納得出来ず研究を続けた。そして偶然特殊な個体が生まれた、個体番号S-0156この個体は他の個体と違い高い魔力と微弱だが『聖王の鎧』を展開できた。研究員達は喜んだが一つ誤算が有った、その個体は『不知火悠人の戦闘時の性格』を受け継いでいた。当然その研究所は跡形も無く消滅、研究員も1人残らず亡き者にされた。そして研究所を消滅させたS-0156は偶然任務帰りの悠人に遭遇、戦闘を仕掛けるが一撃で気絶させられ保護、そのまま悠人の妹として登録され今に至る。その際に悠人に名前と名字を貰い恩返しの為に悠人の手伝いをしている。
容姿はFateのアストルフォの金髪オッドアイ版
『管理局機動課特務零課』
悠人が部隊長を務める三大提督直属の特殊部隊。
隊員は悠人と神無を含め10人しか居ないが、所属している隊員の殆どがオーバーSランクの魔導師である。請け負う任務は三大提督からの任務、危険度SS以上のロストロギアが対象の任務とかなり危険な任務を主に請け負う部隊でそのせいで所属している隊員も個性豊かな面子が揃っている。極稀に他の部隊へ派遣される場合もあるがその場合派遣されるのは必ず悠人と決まっている。他の隊員は悠人の言うことは聞くがその他命令は例え上官でも聞かないと言う問題児っぷりである。この部隊の隊員の中で一番弱いのが神無で空戦SS魔力S+で最高が悠人で空戦陸戦SSS+魔力EX+αと言う化け物揃いの部隊である。故にその存在を知っているのは一部の魔導師と少将以上の人物だけでそれ以外の局員は存在すら知らない。