転生した男の自堕落な生活   作:健夜ん

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#10:そろそろサブタイ考えるのもめんどくせぇ

 

side 乾輝

 

 

北極に転移するというトラブルがあったが。海鳴に戻って俺は山に入って小屋を建てて一応の拠点を作った。

そして今日はなのはとフェイトが別れる日らしい。公園に気配が集まってる。

 

「影分身して、念の為にマーキングした物でもあげようか…心配だし。」

 

『本当にマスターは心配性ですね……。』

 

「まあ、あの子らはまだ子供だからな。」

 

『マスターもですけどね。』

 

「体は子供、頭脳は大人ってやつだ。」

 

『1回に1人は死にますね。』

 

「やりそうだな。主に仕事で俺が。」

 

『ですね。』

 

「まあ、どうでもいい話はこれくらいにして。何あげたら良いと思う?あの四代目モデルのクナイも作ったけど人にあげるには向いてないだろ?」

 

『意外と良いかも知れませんよ?近接戦闘とか護身用にピッタリな気がします。』

 

「あれを護身用……?」

 

『魔法少女ですから。』

 

「なら仕方ない。

んじゃ、このクナイ渡すか。作るの大変だったから少し勿体ない気もするけど。」

 

『お手製ですからね。』

 

あれは滅茶苦茶大変だった。

 

「喜ぶか…?」

 

『マスターがあげたなら大丈夫でしょう。』

 

「………そんなもんか?」

 

『そんなもんです。』

 

なら良いけど…。

俺は影分身の術を使ってなのはとフェイト、アリシア用の三本を持たせて向かわせた。

これでまあ、大丈夫だろ。

でもまだ安心は出来ないな。俺の原作の知識はA'sまでしかない。その上、記憶も薄れてきた。

 

「困ったな…。なのはが重傷を負う所は何とかしたいんだけどな……。」

 

自分勝手な理想だが、あれはアニメだとしてもこっちも辛くなって来たからな。

これだけは何とかしたいものだ。

 

『マスター、未来の事はその時に決めましょう。今考えても仕方ありません。』

 

「……そうだな。」

 

まあ、やれるだけのことはやってみるさ。

 

 

 

side out

 

 

 

side 乾輝(分身)

 

 

 

さて、オリジナルに頼まれた事を済ませるか。

ん?視点が変わっても結局俺じゃないかだと?そんな細かい事は気にするな。

さて、なのは達の居る場所に着いたのは良いんだが……。

 

「いい加減警戒態勢を解いて欲しいんだけど?」

 

「それは出来ないわ。犯罪者相手に気は抜けません。まして、あなただと特に。」

 

着いて姿を見せたら囲まれて警戒された。

いや、まあ、わかるけどさ。

 

「そう言われてもな…。俺は分身体だし。」

 

「分身体?魔法か何かかしら?」

 

「まあ、似たようなものですよ。それよりも、オリジナルの俺になのはとフェイトとアリシアにこれを渡せって言われてるんだ。って、あぶねっ。」

 

そしてクナイver.四代目火影モデルを出したら魔力弾を撃たれた。

 

「クロノだっけ、いきなり何しやがる。」

 

「そういう君こそ、それで何をするつもりだ?」

 

「だから、これは……その、御守り?」

 

「は……?そんな凶器が御守りな訳ないだろう!」

 

「いや、まあ、見た目はそうだけど。嘘だと思って持たせとけって!絶対役に立つ、はずだから。」

 

「………解析に回してくれ。」

 

「はぁ……んじゃ、術式書き加えて、あの3人しか持てないように設定………してっと。」

 

「おい、なんだ術式って。」

 

「気のせいだ。」

 

「………艦長、どうします?」

 

「そうですね……危険でないのであれば、良いでしょう。」

 

「よし。んじゃ、そこの3人、こっちに来てくれ。」

 

「う、うん。」

 

「…わかった。」

 

「は〜いっ!」

 

なのはは戸惑いながら、フェイトは警戒しつつ、アリシアは元気よく走りながら来た。

 

「お兄さん、あの時はありがとうっ!」

 

「あの時って言うと、アルハザードの時の?」

 

「うんっ!お兄さんのお陰で私とお母さんが助かったんだもん!」

 

そう言って抱き着いてきた。

 

「そう言われると嬉しいな。」

 

自分のやった事で相手が笑顔になるのを見て、嬉しくて笑顔になった。

そしたらアリシアが俺の顔を見て。

 

「ほぇ〜……。」

 

などと言いぼーっとしていた。

 

「アリシア?どうした?」

 

「ふわっ!?な、なんでもないよ!うんっ!」

 

「そ、そうか。ああ、後これ、取り扱いには気をつけろよ?それと、出来れば肌身離さずに持っていてくれ。」

 

「うん、わかった!」

 

「ああ。」

 

そうして話していると残りの2人が近くに来た。

 

「乾輝君……。」

 

「カワキ…。」

 

なのはは不安そうに見てくるが、フェイトの方は少し睨むように見てきた。

 

「ああ、来たか。2人にもこれを持って貰いたくてな。受け取ってくれ。」

 

2人に渡すとなのはは胸に抱えるように。フェイトはクナイを見つめていた。

 

「じゃあ、用事も終わった。じゃあな。」

 

「待って。」

 

影分身を解こうとしたらフェイトに止められた。

 

「……なんだ?」

 

「カワキは、本当にお母さんを騙してたの?」

 

それか…。答えを言うのは簡単だ。言えばフェイトの疑いは晴れる。

だかそこで俺は___

 

「それは、想像に任せる。」

 

__なんて事を言ってしまった。

その時、フェイトは手に持ったクナイで俺を刺してきたり。俺は反応が遅れてしまい刺された。

そして影分身としての体が消える一瞬に見えたのだ。フェイトが涙を流しているところを。

そして俺は役割を終えて消えた。

 

 

 

side out

 

 

 

side 乾輝

 

 

「んっ…、影分身が消されたか。

声はここからじゃ聞こえなかったが……なるほど、そういうことか。」

 

遠くから一応見送りとして見ていて突然分身が消されたから焦ったが、まさか、フェイトを泣かせてしまうとはな…。

 

「まあ、俺の分身だから俺もそうするか。」

 

この結果は仕方ないと言えるか。

じゃなきゃ、テスタロッサ家に不利な状況になるからな。

 

「闇の書が覚醒したとしても、やる事なんてほとんどないからなぁ。」

 

ギル・グレアムのところに一応脅しの手紙は送ってみたけど聞いてくれるかわかんねぇし。

そんなことを考えてるとデバイスに着信があり、目の前にモニターが現れた。

 

『乾輝君、依頼をするわ。』

 

「ああ、今日の依頼はなんだ?」

 

『違法な薬品を研究している人が居て困ってるのよ。結構お金やコネもあるみたいだから。お願いするわね。』

 

「ああ、わかった。それとその人物のみを殺すのか?それとも研究所ごと?」

 

『そうねぇ…。研究を引き継がれても困るし、研究所ごとやってしまっていいわよ。』

 

「わかった。金はいつものところに振り込んでくれ。」

 

『ええ、頑張ってね。』

 

「はいはい。」

 

そうしてモニターは消えた。

 

「さて、仕事だ、黒凪。」

 

『セットアップ』

 

情報はメールで貰ったから後は目的地に行って壊すだけだから、すぐにメールの座標に転移した。

 

 

 

 

「……あれか?」

 

『はい、そのようです。』

 

そこまで大きさはない研究所がすぐ真下にある。

破壊してもいいとは言われたが…。

 

「どの方法で決めるか…。」

 

『だから広範囲の攻撃方法を考えてくださいと前も言ったじゃないですか。』

 

「だから忍術してるだろ?」

 

『それはそうですが……。』

 

「めんどくせぇ、赤龍帝の篭手使うか。」

 

ドライグとアルビオンも空気になってきてたからなぁ……。

 

『おおっ!相棒、久し振りだな!』

 

『懐かしく感じるぞ。』

 

「いや、悪いな。最近出番無くて。」

 

『いや、大丈夫だ。そんなことよりも、ついに完成したぞ!』

 

「?何がだ?」

 

『禁手化の融合と!』

 

『禁手化の上乗せだ。』

 

「融合と上乗せ?どう違うんだ?」

 

『じゃあ、融合からだ。融合は俺達の篭手と光翼の禁手化を混ぜ合わせて1回の禁手化で同時に2つの禁手化の能力を使えるんだ!』

 

「おおっ、すごいな。上乗せの方はどうなんだ?」

 

『そっちは簡単に言えば篭手の禁手化に光翼の禁手化の力を能力無しで篭手の禁手化に加えることができる。だが、その間は光翼の能力は使えないぞ。』

 

「そっちもいいな。使い分けが大事になりそうだ。」

 

前は調整が合わなくて出来なかったんだっけ?

 

『後忘れてるようだが、幻想殺しも難関だった。』

 

ああ、うん。オボエテタヨ。

 

「ま、まあ、早速試すか。禁手化ッ!」

 

『Welsh Dragon Double Balance Breaker!!』

 

すると、いつもと違う音が出てきていつもの鎧に所々白線が引かれていた。

 

「え〜っと……『赤龍帝の白銀鎧(仮)』!」

 

そんな漫画の主人公みたいにパッとは思い付かないからな、自分のセンスが悲しくなってくるぜ。

 

「よし、じゃあ、簡単な倍加を…。」

 

『BBBBBBBBBBBBBBBBBoost!!』

 

「うおおおっ!?!?ストップ!」

 

予想以上のパワーアップじゃねぇか!?危うく制御不能になるところだった……。

 

『要練習だな。』

 

「ああ…そうみたいだ。」

 

んじゃ、後はいつも通り気を溜めて…。

 

「そういえば、この攻撃にも名前が無かったな…。そうだな……………龍撃破って名前にしよう。

龍撃破!」

 

なんとなく技に名前を付けてある程度溜まった気を放った、すると。

 

ズガアアアアアァァァン…………

 

「うっそぉー…。」

 

一撃で研究所が跡形もなく消し飛んだ。

 

『マスター……目標の反応ロスト。任務完了です。人外入り、おめでとうございます。』

 

「え、ああ、うん……。」

 

『まさかこれ程とは…。』

 

『少し予想外だったな。』

 

お前らも予想出来ないことさせられたのか……。

 

「…黒凪、ミゼット婆さんに繋いでくれ。」

 

『了解…。』

 

そう言うと少し経ってモニターが出てきた。

 

『あら?どうしたの?』

 

「いや……もう、終わったぞ。」

 

『え…?も、もう?』

 

「ああ、新技使ったら消し飛んだ。」

 

『そ、そう…わかったわ。お疲れ様、次もよろしく頼むわ。』

 

「おう…。」

 

そして、モニターが消えた。

 

「……とりあえず、少し禁手化の練習もしないとな。」

 

最近忍術の方しかしてこなかったし。

 

『マスター、幻想殺しとは?あれですか、不幸さんのですか?』

 

「ああ、それだ。普通に防げる攻撃しかなかったからな。存在を忘れてた。」

 

まあ、幻想殺しの方はどうにでもなるだろ。

 

『ああ、それとミゼットさんからメールです。あなたは一応『白面』としてしか公表されていません。』

 

「じゃあ素顔なら次元世界を行くことは出来るのか。」

 

今まではこっそり行ってたから少し助かるな。

 

「今度ミッドチルダにでも行ってみるか。中心部だし。」

 

『そうですね。色んな情報が集まってそうですしね。』

 

「よし。じゃあ、行くか。」

 

ミッドチルダってどんな所なんだろ。

少しワクワクしながら家に帰った。飛雷針の術本当に便利。

 

 

 

 

小屋に戻ってきて前から思ってた事を口に出した。

 

「…やっぱり風呂とトイレ欲しいよなぁ…。」

 

『しかし、マスターはまだ子供ですから親がいなけらば無理ですよ?』

 

「ん〜……あっ、そうだ。変化の術あるじゃんか。」

 

『ああ、そういえばそうですね。ですがそんなことしなくても魔法で姿を変えることも可能ですよ?』

 

「そうか?じゃあ……魔法の練習もしないといけないし、魔法の方にする。起動してくれ。」

 

『了解。』

 

すると体を光が覆い、光が収まるとそこには俺を大人にした姿が写っていた。

 

「………やっぱ、ディルムッドだよなぁ。」

 

前世の時も高校生に上がったくらいから周りにそう言われたし。

 

『ですが、正確はディルムッドと似てませんよね。』

 

「まあ、正直出来れば戦いたくはないからな。」

 

『先程研究所を消し飛ばした人の言うことではありませんね。』

 

「あれは仕事だし、障害があるなら消した方がいいからな。」

 

『それには賛成です。』

 

「だろ?」

 

それにしても仕事を始めて少し経つが何か忘れてるような…………ああ…。

 

「俺、学校に何の連絡も入れて無い…。」

 

『あっ。』

 

天照にも最近連絡取ってないな…。

よし、学校は後回しだ。天照に連絡しよう。

そして久し振りに胸元にある勾玉を握った瞬間。

 

『乾輝さんっ!!』

 

「うおっ!?な、何だ?」

 

『ああ、やっと聞こえました!お母さん心配したんですからね!?』

 

「あ、ああ、うん、悪かった。」

 

『ちょこっと乾輝さんの様子を見たら何故か暗殺始めてますし、犯罪者になってて驚いたんですから!あんまり心配させないでください!』

 

ここにも心配してくれる人がいたな……。いや、神か。

 

「悪かったって。まあ、必要なことだったから仕方ないだろ?」

 

『それでもです!乾輝さんが囲まれたところなんてヒヤヒヤしたんですよ!?』

 

「あ〜、まあ、俺はあのくらいじゃ負けないって。」

 

『もう、慢心はいけません!』

 

「う……はい…。」

 

『全く…あんまり無茶はしないでくださいよ?』

 

「……善処する。」

 

『むう………まあ、いいでしょう。約束ですからね!』

 

「はいはい…。」

 

『はいは1回です!』

 

「……はい。」

 

『今日はこれくらいにしておきますけどね。連絡くれないとお母さんだって寂しいんですよ?』

 

『ああ、そうだったな…。天照は寂しがり屋だからな。』

 

『そうです!だから、また連絡くれないと暇と寂しさで泣いちゃいますよ?』

 

「それは困るな…。今度からは気をつける。」

 

『はいっ、よろしいですっ♪』

 

「ああ、じゃあ、また連絡するから。」

 

『は〜いっ、それでは頑張ってくださいねっ。』

 

そして通信が切れたが…。

 

「あんなに心配されるとは…。」

 

次からは気をつけよう。

後は…家と学校か。

 

「家はすぐに見つかるし、学校には留学とでも言えばいいか。」

 

影分身を1体作って学校に向かわせて本体の俺は不動産に行って立地条件が良い感じの一軒屋を見つけて一括払いで買った。

少しして分身が消えて俺に情報が同期されたが留学で通ったらしい。

 

「よし。A'sまでは時間はあるし。のんびり暗殺したり旅行したり、日常を楽しむか。」

 

そして俺は飛雷針の術でその場から消えた。

 

 

 

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