オラリオにドラマを求めるのは間違っているだろうか   作:龍神王聖人

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なんとか間に合った?
まだ日曜日だからギリギリセーフってことで。

というわけて始まりました!
新章の始まりです。
今回はそのプロローグになりますので少々短めです。


それではどうぞ!!


第二章 出会いと秘境主、出現の章
第十四話 噂


 その日の外は辺り一面銀世界だった。

 朝、俺が目を覚ました時、外を見た時の光景だ。

 雪はゆっくりとそして静かに降り、時折舞う、粉雪が朝日に照らされ、ダイヤモンドダストを生みだす幻想的な光景が朝から見られたのは喜ばしい限りだ。

 

 

 季節は冬。

 その真っ只中である。

 あれから年月が過ぎ、今年で俺は十三歳になる。

 

 住む場所もあのつらくも思入れのある村からアマツマラ・ファミリアのホーム(本拠地)の屋敷に居候させてもらっていた。 

 

 

 

 きっかけは鈴鹿さんからのある提案された事だった。

        

 あれから俺は愛咲姫、フナラと共に『うちは家』もとい『千裏家』の倉庫ーーー実は修業場の大きな滝の裏にあたーーーで一族の資料を整理して、その時に見つかった忍術書を参考に忍術を修業に取り入れることになった。それから、口寄せ用の巻物(中には中身が入ってあるやつもあった)の他に野草や魔物などの種類を纏めた図鑑が有ったりと様々な貴重品が倉庫には有った。

 

 そこから忍術書を引っ張り出して、忍術を使う上で必要な印の基礎と結び方を読んだり、先程も述べた通りに忍術書を修業に取り入れるたりしながら、忍術を習得していった。

 

 

 そんなある日、俺、愛咲姫、フナラ、鈴鹿さんのメンバーで何時も通り修業をしていると、鈴鹿さんが修業終わりの時にある提案をしてきた。

 

『皆さん、私達の家(アマツマラ・ファミリアのホーム)に引っ越してみませんか?』

 

なんでも、その年齢で一緒に住むことになったフナラとの暮らしはキツくないか?とのことだった。

 俺はフナラに決めて良いかの確認をとって、了承の意を示して頷くと鈴鹿さんは微笑んで、ようこそ我が家へ、と言った。

 

 それからと言うもの、引っ越しに必要な荷物を最近覚えた入れ物用の一メドルはある巻物に詰め込んで、アマツマラ・ファミリアのホームに向かい、ホームに着くと何故かいた愛咲姫(一族に断りを入れているらしく、一緒にすむらしい。)と共にアマツマラ様に挨拶を済ませて、鈴鹿さんに居候させてもらう部屋に案内してもらった。

 

 この引っ越しには理由がある。かつて、アマツマラ・ファミリアには十数人程の規模で団員がいたが、あの戦闘で団員の大半が戦闘の巻き添えや黒竜との戦闘で失って、その場では主神のアマツマラ様と鈴鹿さんと暫定的にガーレさん、ホームに留守番として残した、二人の団員のみになってしまった。

 それにより、団員不足であの村や柏の港に留まる事ができなくなってしまい、ファミリアの影響力を失ったそのもの場所には盗賊や魔物が住み着き、それに襲われる危険性が有った。

 そのため、なるべく安全な場所に移住する必要があったため、引っ越し前の数ヶ月は準備期間に当てて、ファミリアの方針で恩恵は与えず保護することにしたそうだ。因みに準備期間中は鈴鹿さんとガーレさんが警護にまわることになっていたため、安全は確保されていて、これといったことは特に起きなかった。

 

 

 新たな家ーーーアマツマラ・ファミリア本拠地に荷物を口寄せの術で運び入れ(この術を使った鈴鹿さんは、『これで運びきれない鉱石や武器を楽に運べる、と歓喜を上げていた』、部屋を整理して、他の団員に挨拶を済ませる。

 それからは基本的に俺達に取っては平穏な日々が続き、その日その日を謳歌していた。

 

 

 十三の歳を超え、すっかりアマツマラ・ファミリア本拠地での生活に慣れたある日。

 

 俺は愛咲姫と共に町へ繰り出していた。

 この辺りはアマツマラ・ファミリア以外にも様々なファミリアや神々が人々と暮らしていて、倭の国の中心らしく、活気にあふれていて人々の数や店の店舗数は桁違いに多く、視界に入る一つ々の店には国中の食べ物を始め、魔物と戦うための武器、防具などの他に日用品や農具も売られており、模様替えのグッズや薬など、至れり尽くせりな状態だ。

 だが、ここよりも凄いのは世界で唯一迷宮(ダンジョン)が存在する迷宮都市オラリオはここよりも凄いらしく、住んでいる人や店、ファミリア、さらには神々も桁違いに多いらしく、オラリオのファミリアに関する噂やオラリオ製の魔石製品などがあちらこちら時折飛び交っている程だ。

 

 しかし、この町もオラリオに負けないくらい素晴らしい所はある。

 それは木造建築にして瓦屋根の建物、人々が着用している着物やファミリア所属者が腰にぶら下げている刀や太刀、さらには湯煙が木製の煙突が特徴のお風呂技術など、和に溢れたこの特徴だけで俺に取って見れば魅力的な町だった。

  

 しかし、そんな町に今日は何やら少し様子が違っていた。

 

「ねぇ、知ってる?今この町で話題になっている噂。」

 

何故か俺の横に並んで俺の手を繋いでいる愛咲姫と町の広場を散歩しながら話していると愛咲姫がそんな話題を上げてきた。

 

「噂?」

 

「うん」 

 

俺がそう返すと愛咲姫は一つ頷くとその噂の内容を話始めた。

 

 そして、その噂は俺達に取って新たな出会いの始まりだった

 




一応一週間を目安に投稿しますのでよろしくお願いします。
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