オラリオにドラマを求めるのは間違っているだろうか   作:龍神王聖人

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ネタや知識が足らないかもしれませんが、そこは指摘していたたければと思います。


第三話 要件

 いつも通りの静かな村、人々がゆっくりとのんびりとまったりと仕事をする光景が広がる中、その村の一角で物々しい雰囲気をかもしだす所があった。

それはまさに一触即発という言葉がぴったり合うがごとく、今まさにそんな雰囲気が鍛冶場の前で漂っていた。

 

「・・・それで、要件はなんだい?ヘルメス様」

 

不愉快な表情を隠そうともせずに皮肉げに言い放つ鍛冶場長のガーレさん。

 

「それは君が一番わかっていることじゃないか?」

 

そして、そのトゲも混ざっている言葉をさらっと流して返すヘルメス様。

そして、再び再現される、鍛冶場の玄関先の睨み合い、といってもガーレさんが一方的に睨んでいるだけ。ヘルメス様は相変わらず、人が良い(気持ち悪い)笑みをたたえたままガーレさんを見ている。

俺は今、目の前の光景に戸惑っている。

何せ、ガーレさんが、入ってきた客、ヘルメス様を見た時、一瞬驚いた表情をしたあと、急激に機嫌が悪くなった。

此処まで、機嫌が悪くなったガーレさん見たのは初めてだ。

 一体何をすれば此処まで嫌われるのだろうか。

 まあ、ヘルメス様は原作でも黒い部分が見られたから、多分そこあたりかな?あとはお茶目な部分(覗き)とかあたりかな。

 

 ガーレさんはチラリと此方に目を向けると、ドワーフらしい盛大な溜め息を吐いた後、口を開いた。

 

「はあ、言っとくけど、戻る気は無いからね。」

 

そう言いながらそっぽを向くガーレさん。

良い年こいたおばさんがやるにはかわいさが・・・・・・スイマセンスイマセン!謝りますのでハンマー片手に睨まないでください!お願いです。あと、どっから出したそのハンマー。

 

「ははは、君を説得するために俺が来たわけだけど、決意は堅いようだね。

 参ったね。これじゃあ、ヘファイストスになんて伝えればいいのやら。」

 

ヘルメスは苦笑いを浮かべながら肩を竦める。

 今、この人、有名人の名前ださなかったか?ヘファイストス?・・・・・・・・どっかで聞いた名前だ。たしか、神様だっていうのはわかっているけど。

 すると、俺の疑問に気づいたのか、ガーレさんが口を開いた。

 

「ああ、ヘファイストスっていうのは、あたしの元主神様さ。鍛冶の神でね、昔、彼女の傘下にいたことがあったんだよ。」 

 

ガーレさんもまた、肩をすくめながら言うと、

 

「ちなみにこう言っている彼女は、ヘファイストス・ファミリアの天才鍛冶師にして当時オラリオ最強のレベル7の冒険者さ。」

 

ヘルメス様が向かい側の壁に背を預け肩をすくめながらサラッととんでもない事をカミングアウトをしてくれた。

 

「余計なこと言うんじゃないよ!ヘルメス。」

 

ガーレさんがヘルメス様のすぐ横に拳を叩き付けながら叱責を飛ばす。もはや壁ドンならぬ壁ゴン(壁を破壊する意味で)である。 

 壁に穴を空けるほど過激な壁ドンを受けたヘルメス様は引き吊った笑みを浮かべながら、冷や汗を流していた。

 

 

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 それから、何だかんだあって、ヘルメス様たちを家に入れることになったが、多少は空気が改善されたが、やはりまだ機嫌が悪いガーレさんのおかげで空気が最悪である。 

 そして、その空気のまま、ようやく本題に入る。入るといっても、さっき触った程度の会話に出てきた内容だったが。

 話の内容を聞く限り、要は、ヘルメス様はヘファイストス様に彼女ーーーガーレさんを説得してオラリオに戻って来てほしいそうだ。しかし、ガーレさんはヘファイストス様の下に戻るつもりは無いらしい。

 

「君がヘファイストス・ファミリアに戻りたくないのは何故だい?昔はあんなに生き生きしながら武器を作っていたというのにどうしたんだい? 今回、ヘファイストスは仕事で忙しくオラリオから抜け出せないらしいから、来れなかったけど、かなり気に掛けていたよ。」

 

「それはアンタには関係ない話しさ。それに、今は弟子を育てているから、戻る気は無いと伝えといておくれ。」

 

ガーレさんのその言葉をキッカケに二言三言交わした後、ヘルメス様は帰っていった。

 




明日、出来たら投稿します。
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