読んで楽しむデモンズソウル   作:ヨイヤサ・リングマスター

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ボーレタリア王城4 上

 

 『つらぬきの騎士』を倒したあと、俺はいったん神殿に帰り、ユーリアの様子をみることにした。

 

 

 怪我が治ったばかりで強がってはいたがまだ心配だからな。

 

 

 神殿に戻ると、かぼたんが出迎えてくれた。

 

 

 

「お帰りなさい。またデーモンを殺してきたのですね。

 余計なことかもしれませんが少しでもルウソさんの助けになればと思ってお弁当を作っておきました。

 今日もまだデーモンを殺しに行くのでしたら持って行ってください!」

 

 

 

 俯いたまま弁当箱を差し出す かぼたんは普段とは違って大きな声で言ってきた。

 何かあったのだろうか。

 

 

「ああ、ありがとう。

 ところでユーリアの様子はどうだ?

 あれから傷が痛むとかがなければいいんだけど」

 

 

「……ユーリアさんは奥にいます」

 

 

 かぼたんはそれだけ言うとどこかへ歩いて行った。

 何か用事でもあったのかな?

 

 

 まっ、とりあえずユーリアに会うか。

 

 

 

 

 

「おーいユーリア。

 傷の具合はどうだ?」

 

 

「む、ルウソさんか。

 怪我はほぼ完治しているから大丈夫だ。

 それより聞いてくれ。

 さっき黒衣の火防女さんにルウソさんとの関係について根掘り葉掘り聞かれたんだがあれは一体どういうことなんだろう?」

 

 

 

 はて?かぼたんが何でユーリアにそんなことを聞くんだ。

 何かあったのだろうか?

 

 

「それはともかく怪我が治ったのはなによりだ。

 ちょっと気になったんでな。

 それじゃあ俺はこれから次のデーモンを倒してくるから」

 

 

 

「ああ、ルウソさんには感謝している。

 頑張ってきてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 そして再びボーレタリアの地

 

 

 まず最初に弓兵三人がドラゴンの死体から弓を撃ってきた。

 

 

っておい!ドラゴンはデーモンだから死体を残さないんじゃないのか?もしかしてこのドラゴンが死後、デーモンとして蘇ったってパターンなのか?

 

 

 だがこの疑問は考えてもわからないので俺はドラゴンの死体に乗っていた弓兵を殴り殺し、さらに進む。

 

 

 次に現れたのは、というかすぐ目の前にいたのは黒ファントムと呼ばれる亡霊だった。

 

 

 その三人の装備から察するに最高神から聞いていたボーレタリアの三英雄だろう。

 『塔の騎士』アルフレッド、『つらぬきの騎士』メタス、『長弓』のウーラン。

 三人ともオーラント王の騎士として最強だったそうだし、ビヨールを地下牢に閉じ込めた張本人みたいだしな。

 本気で相手をするとしよう。

 

 

 俺は真っすぐ歩いていき、こちらに気づいたメタスとアルフレッドの黒いファントムがまず接近し、ウーランが弓矢を射ってくる。

 

 

 飛んできた矢を回避しながら近くにいたメタスの剣を手刀でへし折り、そのまま頭を殴って砕いた。

 

 

 そしてさらにアルフレッドにも拳を叩き込み、ボーレタリア王城2のデーモン『塔の騎士』と同じく最初は盾を破壊し、二撃目で腹を抉った。

 

 

 ウーランは二人があっさりやられたのを見て、接近戦に切り替えたようだが遅い。

 

 

 俺の拳は奴の剣よりも魔法よりも速く、その胸を貫いた。

 

 

「なかなかに緊張感のある戦いだったな。

 結果的にはこちらの圧勝だったが攻撃を食らっていたらさすがに死んでいたかもしれん」

 

 

 そして俺は道なりに進んでいくのだった。

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