読んで楽しむデモンズソウル   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 ようやく完結!
 長かったけど楽しかったなぁ♪かぼたんも幸せに出来たしやっぱ物語はハッピーエンドに限りますね。

 と言いつつ、移転に際しては一日。かつて書いていた時でさえ、ひと月半の連載期間なんですけどねw

 毎日更新でしたので。




エピローグ

 まぁ、その後の話なんだが、俺と かぼたんは楔の神殿の地下に眠っていた『古い獣』をフレーキに吸収させて死の概念を与えたあと難なく殴り殺し、こうして神殿の上まで要石で戻ってきたわけだが何やら上も大変だったみたいだな。

 

 

「やぁ、ルウソさん、賢者フレーキに襲われたけどユーリアさんとボールドウィンさんが体を張って押さえてくれたから何とかあんたのルカちゃんとタカノちゃんを助けることはできたよ」

 

 

「いや、それはいいがトマスもずいぶんと怪我がひどいみたいだな。

 それ大丈夫なのか?」

 

 

 神殿に戻ってきて一番に声をかけてくれたのはトマスだった。

 

 だが、その体は包帯まみれでとても無事には見えなかった。

 

 ユーリアやボールドウィンも大怪我を負っているようで、トマスの横で寝かされている。

 

 

「お帰りなさいパパ。

 あのね、トマスおじさんが私たちを助けてくれたの」

 

 

「トマスおじさんがいなかったら私もルカちゃんも殺されるところだったんだよ」

 

 

 出迎えにいないと思ったら神殿の奥で かぼたんが栽培していた『暗月草』を摘んでいたらしいルカとタカノが俺の姿を見つけると同時に抱きついて説明をしてくれたが俺のいないうちに二人にも怖い思いをさせてしまったんだな。

 

 二人とも眼には涙を浮かべ、ひとしきり俺に縋りつくと次は かぼたんに飛び付いていった。

 

 

「あなた、やっぱり私はもっと生きていたいと思います。

 せめてこの子たちとお腹の子が大人になるまでは生きていたいです。

 ふふふ、こうした願望があるというのが生きてる証なんですね♪」

 

 

「あぁ、そうだな。

 俺達はこうして生きているんだから生きる喜びをずっと噛みしめていたいな」

 

 

 このあと起こったことを語る必要はないかもしれないがせっかくなので言わせてもらうとしよう。

 

 この世界は『古い獣』を倒したことで新しい要人が必要ということがわかったのだが、それは神殿の二階にいつの間にか住み着いていたメフィストフェレスという女性に任せることにした。

 

 彼女はこの世界のソウルの秘密を知る者を皆殺しにしようとしていたようだが、秘密を知る者全員を殺すだけの実力が自分にはないことに気づき、その代わりにこの世界にこれ以上ソウルの業を広めないためにも要人になりたいと言ってきたのだ。

 

 よくは知らないが要人という仕事は彼女に適しているように見えるし問題はないだろう。

 

 現・要人と同じく子どもみたいに小さいし。

 

 

 貧金の騎士セレンは今の今まで二日酔いならぬ三日酔いで寝ていたようなので起きてみたら事態が全て解決し、弟のガルとアストラエアがイチャイチャしている様子に驚いていたが二人が腐れ谷を楽園として新しい国を作ろうと考えていることを知り、その計画に協力するために三人で腐れ谷へと旅立っていった。

 

 後日腐れ谷から届いた手紙にはアストラエアとガルの間にも子どもができたことと、セレンに巨大腐敗人の恋人が出来たことが書いてあった。

 

 俺と かぼたんが初めてセレンに会ったときに彼女が倒した腐れ谷2の巨大腐敗人は実は死んだふりをしていただけで、その時彼女に恋をしてしまっていたそうだ。

 

 弟のガルには先を越されてしまったがセレンにも幸せになってほしいな。

 

 ちなみに新しい国の国旗にはグレートクラブを模したものを採用してくれたことからアストラエアもけっこう気に入ってるみたいだな。

 

 

 

 

 

 そして俺はというと……

 

 

「あなた、お茶を淹れましたよ。

 今日のおやつは腐れ谷の新名物『腐れ饅頭』です♪」

 

 

 おやつを手に、嬉しそうに駆け寄ってくる かぼたん。

 

 お腹もずいぶんと大きくなってきたのでもうすぐ生まれるのかもしれないな。

 

 そしてその周りを走り回るルカとタカノ。

 

 この子たちは今日も元気に遊んでいる。

 

 

「あ~、やっぱ かぼたんのお茶は旨いな」

 

 

 俺はと言うと今も楔の神殿を拠点としてのんびりと畑仕事をしながら毎日を過ごしている。

 

 可愛い娘たちに、よく出来た美しい妻。

 

 俺の生活は非常に充実している。

 

 色のない濃霧が消えたことでボールドウィンはストーンファング坑道に戻り兄と二人で鍛冶屋を続けているそうだ。

 

 トマスがユーリアと再婚したのには驚いたが二人とも今でも神殿に住んでいるご近所さんということで家族ぐるみで仲良くしている。

 

 

 こうして俺の戦いは終わり、これからのずっと続くだろう平和な暮らしに幸せを感じながら今日も畑仕事に精を出すのだった。

 

 

 

 ~おわり~

 




 要人がいないと世界がえらいことになるっぽいので、急きょメフィストを使っちゃいましたw

 彼女がなんでソウルの秘密を知る者の皆殺しを計画したのかは不明ですが、たぶん秘匿者の掟とか、そんなどうでも良さそうな理由で彼女本人が本心から望んでいることとも思えなかったので要人となってのんびり過ごすというのもアリでしょう。

 このあとはルウソの娘が主人公の後日談っぽい話を書いたので明日か寝る前にでも投稿すると思います。

 そして、正直この作品はフロム信者補正があってもそこまで面白いかな? と移転前は疑問視していましたが予想以上の評価のようで、読んでいただきありがとうございました!


 もう一本、オストラヴァと「キングスフィールド3」のライルがダブル主人公の真面目さを意識して最初は書いていた話があるので、そっちも後日投稿しようと思います。
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