読んで楽しむデモンズソウル   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 それにしてもアリオナは変態だった!……という設定もあながちありえなくはないかも。

 もしそうならこの物語ではユルトと気が合いそうですねw




ルカinボーレタリア2

 ルカです。

 

 いまボーレタリア王国の復興した王城の中にいます。

 

 そして眼の前にはこの国の生き残りらしい貴族の人たちがいます。

 

 簡単に言ってしまえばアリオナさんが腐れ谷のアストラエア王国の女性との婚約を破棄するためにルカを紹介するための集まりですね。

 

 

「アリオナ陛下、こんな小さい子と婚約しただなんて冗談でしょう?」

 

 

「いや、私はこのルカちゃんに一目惚れしたので彼女以外を嫁にするつもりはない。

 この可愛さがお前らには分からんのかぁー!?」

 

 

 いや、そんな力説されても正直ルカみたいな小さい女の子にときめく人がこの国にどれだけいるのでしょう?

 

 集まった人たちのほとんどが呆れたような顔をしています。

 

 何人かが激しくアリオナさんの意見に肯定するように首を縦に振って舐めまわすような視線を向けてくるけど。

 

 そして反対する大半の人たちはタカノちゃんを見てこっちの方がいいだろ、みたいなことを眼で訴えてる。

 

 特にタカノちゃんの胸を見ているところがなんかムカツク!

 

 

「私とルカちゃんは愛し合ってるので問題はないはずだ」

 

 

「ではそのルカ殿とやらに聞こう。

 本当にアリオナ陛下を愛しているのかな?」

 

 

 あ、ルカに質問きた。

 

 正直面倒だったから半分寝ちゃってたよ。

 

 てへっ♪

 

 

「えぇ、愛していますよ。

 アリオナ様はルカを愛してくれていますから」

 

 

 もちろん嘘だけど。

 

 腐れ谷の人の写真を見せてもらったけどずいぶんと背が高かったし『巨大』という形容詞がついてもおかしくなかったしね。

 

 アリオナさんみたいに一流の変態(ロリコン)にはああいう背の高い女性はダメみたいだからこうしてルカが芝居うってあげてるけどルカがこの国を去ったあとはどうするつもりなんだろう。

 

 

「ほらほら!

 本当だったろ!?

 私とルカちゃんは愛し合ってるんだって!」

 

 

 アリオナさんうるさい。

 

 もっと権力を使って強く出ればいいのにそんな馬鹿だからこんな女性を胸や背の高さで判断するような連中ばかりが集まるんじゃない!

 

 あ、あのおっさんタカノちゃんの胸凝視しすぎ!!

 

 

「では証拠として今ここでルカちゃんと正式に結婚式を挙げましょう。

 式の準備も済ませてあるしここにいる皆さん全員が証人です。

 さぁ、ルカちゃん。

 着替えるんだ!」

 

 

「え!?ちょっ、待って!」

 

 

 側で控えていたメイド達に一瞬で真白なウェディングドレスに着替えさせられちゃった……

 

 何この早着替え!?

 

 アリオナさんもいつのまにか着替えてるし。

 

 あ、こらタカノちゃん笑いをこらえても丸わかりなんだよ!

 

 

「さぁ、ルカちゃん。

 誓いの口付けをしようじゃないか!」

 

 

 これってお芝居なんじゃないの?

 

 え?本当にここで式まで挙げちゃうの?

 

 もしかしてこれが狙いだったの!?

 

 

「陛下!

 本当に頼みますからアストラエア王国の方と結婚してください!

 こう言っては失礼ですがそんなどこの馬の骨とも知れないロリっ子のどこがいいんですか」

 

 

「いい加減私に指図するのをやめろ!

 私は一番偉いんだから一番好きな女性と結婚してもいいじゃないか!

 さぁさぁさぁさぁ、ルカちゃんも初めてみたいだしそんなルカちゃんの初めての男に私はなりたいのさ!」

 

 

 周りの人たちが止めるのも聞かずにアリオナさんは服を脱ぎはじめた。

 

 だからルカは当然のようにアリオナさんを殴った。

 

 

「ちょっ、ルカちゃんやり過ぎやり過ぎ!」

 

 

 タカノちゃんも止めようとしてきたけどそんな事お構いなしにルカは殴り続けた。

 

 

「あはは、あはは、あはははは~♪」

 

 

 周りのこの国のお偉いさん達も止めようとしてきたけど我慢の限界を超えちゃったルカを止められる人なんて誰もいない。

 

 タカノちゃんはそれをわかってるからルカを止めることなくしばらく静観してた。

 

 そうして暴れまわった後ようやくスッキリしたので落ち着いたわ。

 

 

「ぷふぅ~、アリオナさん。

 ルカみたいな小さな女の子に欲情しちゃ駄目ですよ!」

 

 

 もう聞こえてないみたいだけど一応言っておいた。

 

 

「まったくルカちゃんったら~。

 でもこれで困っていたアリオナさんを助けたことにはなりそうだしこれで依頼は達成したのかな?」

 

 

「当たり前じゃない。

 ルカとタカノちゃんのコンビは無敵なんだから♪

 さ、お礼の品を持てるだけもらって次のエリアに向かいましょ」

 

 

 そして城から持てるだけのお金や食糧を頂戴したあとタカノちゃんと二人で次の旅へと出発しました。

 

 アリオナさんの頼みもちゃんと解決出来たと思うしこれでこの国での人助けは終了ってことでいいよね。

 

 今度の目的地はストーンファング坑道。

 

 また困った人たちを助けてあげよーっと♪




 アリオナ(オストラヴァ)はこの物語ではソウルの業が消えるまでずっとボーレタリア王城1で助けを待っていたので死なずに済んだのです。

 というか原作の王城4でオストラヴァって死んだんですかね?

 あれは実は『姿隠し』の魔法を使って姿を見えないようにして霊廟の鍵を置いてその場を去って行ったんじゃないでしょうか。

 それでプレイヤーが去った後にボーレタリアの王になるという計画だったに違いないw
 ……まぁ、その後のアリオナ黒ファン的にも確実に死んでいるでしょうけど。

 では次回ストーンファング編、お楽しみに♪
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