そんな時あなたならどうしますか?
自分は妄想します。
恋愛と転勤とクラスの席替えは突然に。
恋とはしようと思ってできるものではなく、ある日突然その子のことを好きという風に思っていた。から始まるのです。
転勤とは仕方が無いもの。自分が突然言い渡されると若干クビを薦められてるのかと思うこともあります。
席越えとは非情なもの。隣の女の子はクジで席が決まると悲鳴をあげたりするものです。その対象が自分だった場合『どないせぇっちゅうねん』って気持ちになりますよね。
変わってあげたいけどこれクジだから。無理だから。ってね……
話が逸れました。
今回のお話は剣道少女でいこうと思います。
私の家は代々、剣の道を歩んできた名家だ。
私はこの家の長女として、毎日剣を振り続けてきた。
父は道場を開いており、今ではそこの師範代を任されている。
その道場には大体100人程度の門下生がいるが、その中で満足に剣を扱える奴は殆どいない。
…………いや、あいつがいたな。
父の知り合いだと言う私と同じ年の男だ。
ろくに練習もしない癖に私よりも太刀筋が綺麗だったりする。
練習すればもっと伸びるというのに……全くもって向上心のない奴だ!
私は彼のそういう不真面目な所が気に食わなかった。
それでも私は彼の剣だけは気に入り、気が向くと個人的に練習に付き合ったりする。
彼は教えた事をどんどん吸収していくので私としても教え甲斐がある。
最初はふてぶてしい奴だと思っていたが……中々見どころがある奴じゃないか!
父が連れてきただけの事はあるな。
そのうち私は、彼と一緒に稽古の時間が終わった後に、2人で練習をするようになった。
彼は嫌な顔をしながらも私の練習に付き合ってくれるのだ。
そういう所が可愛かったり………はっ⁉︎いやいやいや何を言ってるんだ私は⁉︎
彼は私の教え子だ!それ以上でもそれ以下でもない!うん!
私はその日、邪念を振り払うように剣を振るった。
ある日の事
父が突然、隣の町の道場と試合をすると言い出した。
私は参加したいと父に申し出たのだが、父は彼を試合に出すと言った。
正直試合に出れないのは少し不満があったが、彼ならばと私も納得した。
彼はそれを聞くととても嫌そうな顔をしたのだが。
試合当日になると、彼は袴姿で会場に出てきた。
普段父が来ているので袴姿は見慣れていたのだが、彼の姿はとてもいい凛々しくてうっかり見とれてしまった。
どうやら試合は彼の勝ちだったらしいが、私は自分のにやけた顔を隠していたので彼の勇姿を見る事が出来なかった。
一生の不覚だ………もちろん教える側としてだがな⁉︎
弟子の女の子が彼の試合を録画してくれていたので私はそれを貰った。
……ふふっ、彼女には感謝しなければな。
最近の彼はどんどん強くなっていく。
もう私では勝てないかもしれんな……。
いや、もしかしたら父でも勝てないかもしれない。
彼の剣は今までに見た事がないくらい上達していた。
父は小さな声で『彼が家を継いでくれたらな……』と言っていた。
彼が家を継ぐという事はつまり、その……私と……えっと、………そういう事になるのか?
そんな事を考えていると自然と頬が緩んでしまう。
いかんいかん!邪念を捨てねば!
私はその日、最高スピードで剣を振るった。
彼のような男はあまり見ない。
確かな強さを持つがそれを鼻にかけない。
自主的には練習をしなくとも、きちっと目標の練習はする。
しっかりとした芯と、不動の精神を持つ男。
彼のような人が旦那様だったら、どんなにいいことか………
ってまた邪念が!
私は剣をやたらめったら振るうが、もう誤魔化しきれないと思った。
はぁ、…………恋しいな。
えーと、次回からは読者の皆様の見たい妄想を書きたいと思います。
無かった場合はこの作者の無限の妄想エネルギーを使って作品を作りますが、作者の目的は皆様と妄想を共有する事なので出来ればこういうのがいい!ってのを下さい。
……恥ずかしがらなくてもいいじゃあないか。
安心しろよ………僕と妄想仲間にならないか?
取るに足らぬ糞真面目どもよ!私の妄想力で芝居してやるぞ!