恋心短編集。   作:冴え渡る

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リクエストにありました『補修を受ける主人公と数学の教師の山田マヤ先生』です。

覚悟はいいか?俺は出来てる、もう迷いはない!

いざ、妄想の世界へ!


私の可愛い生徒。

 

夕日が眩しい放課後の教室

 

私は一人の生徒を相手に数学の補修をしています。

 

私はこの学校に赴任して1年目の新人の教師です。

新人ということもあってか他の先生方からはよく仕事を振られてしまいがちですが……それでもめげずに頑張っています。

 

 

相手の生徒は私の受け持つクラスの子で、成績はいいんですが……授業中にノートを取らないんです。

 

今回のテストは普通のテストとは違い、絶対に授業中に出てくる問題を覚えておかなければ出来ません。

 

でもこの子はその授業の時に停学になってしまい、その授業を受けれませんでした。

クラスの子に内容を聴ければいいんですが……この子はクラスに友達を作らないんです。

だから私が補修の時間を作り、授業の内容を教えているんです。

 

いい子なのになぁ…………

 

 

 

 

 

そういえばこんなこともありました。

 

私がクラスに配る問題用紙を廊下落としてしまった時

 

彼はさり気なく拾ってくれたんです。

他のみんなも拾ってくれるんですが……男の子達はわたしの胸を見てばかりであまり拾ってくれません。

でも彼はすぐに半分以上拾って、そのまま教室に持っていきました。

 

親切にしてくれて、それを何事もなかったようにすると姿はとても頼りよく見えました。

 

 

他にも色々ありますが……一番嬉しかったのは外で助けてくれた時ですね。

 

私が夜、コンビニに出掛けた時の事です。

ちょっとの間だから大丈夫、そう思って薄着で出かけたんです。

 

コンビニの駐車場に数人の不良が居たんです。

関わっちゃいけないと思って少し離れた方からコンビニに入ったんです。

 

でもコンビニを出る時に結局絡まれてしまいました。

コンビニの店員さんは怖がってこっちを見ていないふりをしていて、私は怖くて震えていました。

 

不良の子達は私の体を舐め回すように見てきて、とても不安だったのを覚えています。

でもその時です。

 

コンビニのトイレから彼が出てきたんです。

 

彼はこちらに気づくとすぐにコンビニを出て、私の元に来てこう言いました。

 

 

『待たせてごめん』

 

 

不良の子達は私の連れが来たと思ったのか諦めてくれました。

結局彼の家が私の家の隣だった事もあり、私は彼と一緒に家まで帰りました。

帰る時も震える私の体を抱いてくれて、とても安心できました。

 

ちょっと慣れてる感じがしましたけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段、彼は授業以外ではあまり関わりません。

それでも優しいのは分かります。

 

今もこうやって静かに私の話を聞いてくれます。

授業でも妨げになるような事はしたことがありません。

 

それにあの時助けてくれました。

 

きっとモテるんでしょうね………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?私なんでこんなに怒ってるんだろう?

 

 




あぁ………こういう先生に甘えたい。

もうあれだよね。
胸に飛び込んで抱きしめたいよね。

そんで抱きつかれてあたふたしてるマヤ先生を撫でまくりたい。
可愛すぎて死にたい。
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