恋心短編集。   作:冴え渡る

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はあ〜、次は何しようか


一週間限定。

私はアメリカのボストンに住んでいる高校生。

家はかなり大きくて、両親共に別々の仕事をしている。

 

私は今年で16になる。

両親は私の経験の為に日本の高校からホームステイをしに来る子を受けいれると言い出した。

 

来週の日曜に来るそうだ。

相手の子は男の子で、私より一つ上のおとなしい子らしい。

 

私は少しだけ楽しみにして日曜を待っていた。

 

 

 

 

日曜

 

私が玄関のドアを開けると、そこには少しだけ髪の毛にクセがある澄んだ瞳をした男の子がいた。

 

私は初めての外国人に合うという事もあり、かなりテンションが高かった。

彼には少しおかしい子と思われたかもしれない。

 

 

何かお話をしようと思い話しかけてみるが、彼の返事は『へえ』とか『そう』ばかりでつまらなかった。

正直言って拍子抜けした。

私の周りの男の子は、私と話す時必ず私を喜ばせようとして面白く話すのだ。

彼はこちらの質問に対して簡単な返事しかしないので調子が狂う。

 

 

 

 

少しイラっとして、今度は何か話してみてと強めに言う。

すると彼は諦めたようにため息をつき話し始める。

彼の話は新鮮なものばかりで、私はどんどん彼に興味が湧いてきた。

 

 

 

彼との会話でわかった事は、彼はつまらないわけではなく必要のない事はしたくないということ。

それでも体が触れ合ったり、近づいたりすると嫌そうな顔をして反応してくれるので私は彼をよくからかった。

 

 

 

最近、近所の友人がしつこい。

前々から周りをうろちょろしてウザく思っていたが、彼が来てからはそれが増えた。

なので、付き纏うな!と言うと友人は何を思ったのか私にキスを迫ってきた。

 

 

私は友人の間では珍しく、性行為をしていないのでその友人とのキスを拒んだ。

すると友人は急に私を襲おうとした。

私は必死で拒むが体格の差もあり、徐々に体が近づいてくる。

 

 

もうダメだと思ったその時、たまたま近くを通りかかったのであろう彼がこちらに向かって走り出した。

 

 

彼は友人に飛びかかって馬乗りになり拳を振り下ろした。

私は震える体を抱きしめるしかなかった。

 

 

次の日

 

両親は彼が問題を起こしたと言い、彼を日本に返すと言い出した。

なんでもあの友人からそう言われたのだとか。

私は必死で両親に説明したが聞き入れてもらえず、彼は次の日に強制送還となった。

両親は見送りには来なかった。

私は見送りの時に泣いてばかりで、彼の顔が見えなかった。

すると彼はこちらに来て私を抱きしめてくれた。

 

 

 

『また会おう』

 

 

 

彼は私にそう言ってくれた。

去り際に彼はメールアドレスを私にくれた。

私は泣くのをやめ、必死で笑顔を作り彼を見送った。

 

 

 

1年後

 

私の学校には日本の家庭にホームステイできるシステムがある。

だから私はそれを使って彼の家に行くのだ。

 

 

 

 

 

 

いつかの約束を果たす為に。

 




先生に小説書いてるのがばれて廊下に立たされました。

現代で廊下に立たされるって珍しいよね。







まあ廊下でも小説書いてるんですが。
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