そして、すみません!!お風呂の場面を書けませんでした....!!
次回は書けると思いますから待っていてください!!
遠月リゾート
1日目の午後
午前の課題をクリアした生徒が戻ってくる時刻が近づいてきた。この後の予定は、本日のメニューである"牛肉ステーキ御膳"を50食分作ることである。この課題では、60分の制限がついておりその中で50食分を作らなければその時点で退学となる。
そのことを楯無に伝えたら、"それだけで退学!?"と驚いていた。
生徒の大半は、課題が終わり帰ってきたらご飯などを食べ休めると思っており、ここで1回目の心が折れるところでもあるのだ。
「と言う感じになっています。何か質問はありますか楯無さん?」
「え~と、その課題中に私は何をしていればいいですか?さすがにただ見ているだけでは何かつまらないので...」
2人は先に食堂に来ていて、生徒たちを待っている間にこれからのことを話している。
「そうですね...生徒さんの作った料理を食べているかそれとも何食か実際に作ってみますか?レシピは紙などに書いておきますので」
その言葉に楯無は、食べているよりかは作ってみたいという好奇心が勝っていた。このような体験はあまり味わえないし、料理を上手になりたいと楯無自体前々から思っていたので好都合だった。
「ならぜひ作ってみたいですね。わからなかったら雲雀さんに聞くようにすれば問題ないので」
「わかりました、なら参加できるように話を着けて起きますね。そろそろ生徒さんも来る頃ですし準備しましょうか」
「雲雀さん...少しいいですか?」
雲雀が厨房に向かおうとした時、楯無はこの宿泊研修に来て学園のことを知りずっと気になっていたことがあった。
「はい?何でしょう」
「雲雀さんは...生徒が退学になって..どう思っているんですか..?もし、目の前で生徒が退学になってらどうするんですか...?」
そう、楯無が思っていたことは、この学園では無能はすぐに退学になる。先生側として雲雀はどう思っているのかをずっと気になっていた。
「.....そうですね、私は教師側ではありますが...実際、この学園の少数精鋭教育にはあまり共感はしません。どんな人にも可能性というものがあります、それが開花するのは人それぞれ...ですが、その芽が目の前で散っていくのはと見るのはとてもじゃありませんが耐えられない位です」
「なら...ッ!!」
楯無が何かを言おうとしたのを防ぐかのように雲雀が続けて喋り出した。
「しかし、私はあくまで一教師です。とてもじゃありませんが、私がその教育を変えることはできません...」
雲雀の言葉に楯無は黙ってしまった。遠月はその少数精鋭教育で名が通っている。それを変えるのはとても雲雀にはできなかった。
悔しがる楯無の頭に手を置き、軽く撫でると雲雀はニコリと微笑んだ。
「だからこそ、できる限り生徒さんを残したいと頑張っているんです。私にできることは少ないですがそれでも何かしようと最大限力を出しています」
「ひ、雲雀さん....」
下を向き少しほほを赤くする楯無を可愛いと思う雲雀だった。
そんなこんなで、生徒たちが帰ってきて後、課題を発表され心が折れはじめていた。
『ワァァァァァァァ』
今、厨房は戦場になっていた。午後の課題として言い渡された50食分を60分で作らなければならない、課題が開始された直後から厨房は生徒たちの必死の調理が始まっていた。
「こ、これは....」
楯無もこの課題に参加することになり、数は5食分程度でいいが周りの雰囲気に呑まれていた。
「(な、なんて熱気...!こんな状態で落ち着いて料理なんてできないわよ...!)
楯無は手に持っているレシピを見ながらゆっくり落ち着いて調理をしている。雲雀は受け付け付近で生徒の様子を伺っていた。
そして、課題が始まってから少し経った頃に、2人目のクリア者が現れた。楯無もそろそろ5食目が終わるところで後は雲雀に確認をもらうだけだった。
「雲雀さーん、5食目ができまして見てもらいたいんですが」
「速いですね楯無さん。え~と、はい大丈夫ですね。どうでしたか体験してみて?」
確認が終わり、料理をお客さんのところに運んだ。そして、体験してどうだったかを聞く雲雀。
「まぁ、大変ですね...やっと5食目が終わった頃にここの生徒さんが50食分を終わらせたのには驚きましたよ」
「確かにそうですね、優秀な生徒さんがまだまだいますからね。それではゆっくり休んでいてください....あ、そうでした。楯無さんはお腹の方は大丈夫ですか?」
エプロンを着始める雲雀に、楯無は自分のお腹を触り確認した。
「もちろんすごく減っていますよ...いろりろ大変でしたから」
「わかりました。なら楯無さんが作った料理と同じですが、私が作ろうと思いますが大丈夫ですか?」
「雲雀さんが作る料理ならなんでも美味しいですから大丈夫ですよ!」
「ふふ、嬉しいことを言ってくれますね。それでは少し待っていてください」
雲雀は、生徒とは少し離れた所で調理に入ろうとした時、ふとお客さんの所を見た。
「(生徒さんの作る料理は50食...関守さんの話では、まだお客さんは来る予定でしたよね...このままでは料理が足りないですね)」
生徒の人数を把握している雲雀は、料理がこれでは後々足らないの確信した。ちょうど楯無の夕ご飯を作ろうとしていた雲雀はついでにお客さんの分も作ろうと考えた。
「さて、まずは楯無さんの分からですね。お客さんの分は足らなければまた後で作れば大丈夫ですね」
淡々と料理をし始めた雲雀、その動きは生徒と違い明らかに倍以上の速さでだった。
数分で料理はでき、楯無は驚いていたが雲雀さんだから当たり前かと納得した楯無であった。
「ん~♪やっぱり、雲雀さんの料理は美味しいですね♪」
「そうですか?ならよかったです。楯無さんはこのまま、ここでゆっくりしていてください。この課題が終わり次第、楯無さんのところに来ますので」
「わかりました~♪」
楯無と別れた雲雀は、受け付けの近くに行き、マイクを持って話し始めた。
「え~と、調理をしながら聞いてください。この課題が終わった人は、一旦私の所に来てください。そこで希望者には私が夕食を作りたいと思います。あくまで希望者で強制ではないので安心してください。それではみなさん頑張ってください」
その言葉にここにいる生徒そして、どこかの卒業生5人の動きが止まった。
「(桜花先生(雲雀、雲雀ちゃん、雲雀さん)の料理....!?)」
『ウオォォォォォォ!!』
次の瞬間、生徒たちのスピードは倍以上になった。そう、それだけならいいのだが.....
「おい、お前ら........ちゃっちゃと終わらせるぞ....」
「わかっています」
「わかってる」
「わかっている」
「わかっているさ」
何故か、やる気になっている卒業生5人組みだった。
「....なんで卒業生のみなさんが作ろうとしているんですか」
ここでしっかりとツッコミを入れる雲雀だった。
「だってー!私たちも雲雀ちゃんの料理食べたいんですよー!!」
「みなさんのは、生徒さんが終わってから作りますからそれまで仕事を頑張ってください」
「本当ですか!?私頑張りますよー!」
何処かに走って行ってしまった乾に苦笑いをする雲雀。こうしてなんとか生徒たちは無事課題をクリアした後、雲雀の料理を食べ、泣く者などが現れた。
卒業生5人組もちゃんと雲雀の料理を食べれたらしい。
課題は終わり生徒たちは各自、自室に戻り休んだり大浴場に行って今日の疲れをとっている。
雲雀たちは、食堂でお茶を飲みながらゆっくりと過ごしていた。
「いや~雲雀さん久しぶりです!」
「はい、元気そうでよかったです悠姫さん。みなさんも1日目生き残ると思っていましたよ」
「当たり前ですよ!私たちは泣く子も黙る極星寮なんですから!!」
テーブルに座っている雲雀の近くに楯無を除いて男女が8人座っていた。
「こうしてみなさんに会うのは高等部に進学してからは初めてですね」
「そうですね、雲雀さん中々顔を出しに来てくれないんですから...」
「すみません涼子さん、こちらも新入生が入学してきたので忙しくなりまして」
「い、いえいえ!忙しいのなら仕方ないですよ!」
楯無は雲雀が話している生徒が気になっていた。しばらく生徒話した雲雀は楯無の視線に気づいたのか咳をした。
「こほん...朝、紹介をしましたがこちらの方はIS学園の生徒の楯無さんです。まだ2年生ですが一応生徒会長もしているんですよ」
「一応って何ですか...まぁいいです。更識楯無よ気軽に楯無と呼んでくれると嬉しいわ♪」
7人は"綺麗"と心で思っていた。そう、この場で今の状況をあまり理解していないのは楯無ともう1人遠月学園の編入生である幸平 創真である。
「それで、雲雀さんとこの人たちはどうゆう関係なんですか?」
やっと聞きたかったことに入れたと楯無・創真は思った。
「みなさんとは、遠月学園にお仕事でいる時にお世話になっている極星寮という寮で入寮している生徒さんたちです。そして、あなたが編入生の幸平 創真くんですね?」
「あ、はい。俺がそうっす」
「編入ですか...懐かしいですね。私も学生の頃、遠月には編入として来ましたよ」
「あれ、そうなんっすか?いや~自分1人だと気まずかったからホッとしましたよ~」
にこやかに笑うその笑顔はどこかあの人に似ていた。
「ふふ、やっぱりあの人とあの人の息子さんなんですね」
「ん?なんか言ったすか桜花さん?」
「いえ、なんでもありません。あと、雲雀で大丈夫ですよ。こっちの方が呼び慣れていますから。ちなみにみなさんはもうお風呂には入りましたか?」
「俺は入ったけど...みんなは?」
「私たちはまだですね、もう少したら入ろうと思います」
女子軍がまだ入っていないと言うと、雲雀は微笑んだ。
「ならちょうどいいです、一緒に入りましょう悠姫さん涼子さんに恵さん。楯無さんも入りますか?」
「私は構いませんよ?さっきの調理で汗を掻いたのでさっぱりしたいので」
笑顔の楯無が持っている扇子には"お風呂!"と書いてあった。
「私も大丈夫でーす!むしろ入りたいです!!」
「私も大丈夫ですよ雲雀さん」
「わ、私も...入りたいです...!」
「では、あまりここで時間を使ってはゆっくりする時間が無くなってしまうので行きましょうか」
雲雀の言葉に続くかのように女子4人は食堂を出て行った。
ちなみに、その後ろに2人のどこかの卒業生が付いて行ったのに雲雀以外気づいてはいなかった。
女子が大浴場に向かって、取り残された男子陣はのんびりしていた。
「なぁ丸井、あの雲雀さんって人ってそんなにすげー人なのか?今日の課題をしていて、やけに雲雀さんの話が出ていたんだが」
「そうか、幸平くんは知らないのか...雲雀さんは学生の頃、1・2・3年生の全生徒から推薦で十傑の第一席になったと一色先輩が言っていたよ。その時に、雲雀さんはこう呼ばれていたらしい"
「それ、学生に付ける名前じゃなくね...!?って第一席なのか雲雀さんって!てかもうすごすぎて訳がわかんなくなってきたぞ!?」
驚いている創真を無視し、丸井は話し始める。
「そして、その雲雀さんには当時仲の良い女子生徒がいたらしいんだ。その女子生徒は第二席だったらしく、雲雀さんとは相棒みたいな感じだったらしい。確か、雲雀さんとその女子生徒は極星寮に入っていて同じ部屋で暮らしていたとふみ緒さんが言っていたよ。どんな時でも一緒にいて、当時は有名で"おしどり夫婦"とまで言われていたってね」
「はぁー...すげーな雲雀さんって...今度料理でも教わりてーな」
雲雀の学生時代を聞いた創真は雲雀のすごさに驚いていたが、丸井もそして一色にもまだ知らないことがあった。
そんな全勝していたと言われる雲雀にも、記録には残っていないが..たった1回...負けたことがあった...そしてその相手こそ、雲雀といつも一緒いると有名で、当時極星寮では同じ部屋で暮らしており、みんなにおしどり夫婦とまで言われていた第二席の女子生徒だった。
ここまで来ましたが...悩んでいます...四宮さんを原作通りに怖い頃のままにするか、それとも優しい四宮さんにするかで悩みまくっています....
これまで書いた四宮さんだとすげー優しそうに見えてしまって...どしよ..?となっている状態なんです...どうか意見をくださいー!
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