それから間もなくジャガーさんは
子供のロボット
ハミデント・眠都ちゃんを連れて帰ってきた。
『クワガタ見つけた!』と言って昔家に連れてきた子で、今は近所のミルクおばあちゃん家にいる。
ジャガー「よし、ハミィ!やれ!」
ハミィ「はい!!」
ハミィちゃんの変形シーンは毎回痛々しくて見てられない。
ハミィ「行くぞ!!!うおおぉぉぉぉ!!!!どおぉりゃあああぁぁぁぁぁ!!!!!」
ハミィちゃんは最先端技術で作られたロボットなのに、変形する時は結構アナログな感じで
力任せに変形する。
ピヨ彦「相変わらず痛々しいね…。で、何そのレーダーみたいなの」
ハミィ「これはドラゴンレーダーです!今から僕はハミゴンレーダーです!!」
ハマー「なるほど!このハミゴンレーダーを使ってドラゴンボールを集めるって事なのか!」
ジャガー「何言ってんだお前。俺達にそんな世界を旅する金なんかねぇだろ。」
ピヨ彦「え?じゃあどうするの?このハミゴンレーダー。」
ジャガー「バカ野郎、ハミゴンレーダーはただお前達に見せびらかせに来ただけだ!ドラゴンボールはハミィに直接探して来てもらう!」
ピヨ彦「ええぇぇぇ!!別に見せる為だけにわざわざこんな痛々しい事するのー!」ガビーーーン
ハミゴン「うぅぅぅぅ!!戻れぇぇぇ体ぁぁぁ!!!!!」
ピヨ彦「えええ…」ガビーーーン
ジャガー「よし、じゃあハミィよろしくな!」
ハミィ「はい!行って来ます!!」バシューン
ハミィちゃんはそう言って
飛んで行った。
ハミィちゃんが帰ってくるまでの間に願い事を考えようという話になって
僕達は話合いを始めた。
ジャガー「願いは全部で3つあるらしいからな、1人ひとつだな。俺は…そうだな…、ピヨ彦堂の第2号店の開業がいいな!」キラキラ
ピヨ彦「うおぉい!ピヨ彦堂はもういいよ!需要無いし!!」
ジャガー「何言ってんだピヨ彦、さやかちゃんと出会えたのはピヨ彦堂のお陰だろ?」
ハマー「そうだYO!!何言ってんだピヨちゃん!」
ピヨ彦「いや、そうだけど…。だけど1号店で充分だよ!!」
ジャガー「そうか?なら、ハマーお前はどんな願いにするんだ?」
ハマー「拙者はもう決めてるYO!世界一の金持ちになって、世界中の美女達にモテモテになるんだYO!」
ピヨ彦「お、ぽいぽい!ハマーさんそれ願い事っぽくていいね!あ、でもお金持ちと、モテモテってひとつの願い事になるの?ふたつになるんじゃない?」
ハマー「あぁそっか、ならピヨちゃん今回は我慢だYO!」
ピヨ彦「なんでだよ!!」ガビーーーン
ハマー「え、何々?ドラゴンボールって誰が見つけて来たんだっけ?え?あ、それとも何?こいてんの?調子こいてんの?ピヨちゃん今いくつだっけ?年下だYOね?」ニヤニヤ
ピヨ彦「う…。確かに見付けて来たのはハマーさんだしね… わかったよ、…我慢するよ」シュン
ジャガー「ハハハ、まぁいいじゃないかハマー!残りの6つはどうせハミィが探してるんだし!それに億万長者や、モテモテってのは自分の努力次第で出来なくもないだろ?だったらもっと現実味の無い願い事にしようぜ」
ハマー「チェッ、まぁジャガー殿がそう言うならいいYO。」
ピヨ彦「え!ほんとに!?ありがとーハマーさん!!
ところで、現実味の無い願い事って言うと?例えば空を自由自在に飛べる。とか?」
ジャガー「そうだな。そんな感じだ、他にも自由自在に違う国に行けたり。な!まぁどこでもドアみたいなやつだったりだ」
ピヨ彦「なるほど!確かにそれは便利だね!」
ハマー「現実味の無い願い事かぁ…。」
こうして僕達3人は
『現実味の無い願い事』を考えていたが、結局まとまらずに飽きてしまい、
各々好きな事をしていた。
ジャガーさんはまたどこかに出掛けて、
ハマーさんはアイドルのTwitterをストーキングし、
僕はジャンプの続きを読みながら
ハミィちゃんの帰りを待っていた。
次回、ハミィ帰宅の巻