歌姫と宝石の姫と共に頂点を目指す者!(調整中)   作:シュリーダ

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お待たせ致しました。



文章の方をもう少し考えられないかと感想をもらい、一生懸命考えながら書きました。自分は文才がないに等しいのであまり変わっていないかもしれませんが、頑張って書きましたのでどうぞご覧ください。アドバイスなどをもらえたら幸いです。
待っていたかは分かりませんが投稿致します。



第十一話 ヒノアラシ!ゲットだよ!

リザフィックバレーでリザードンと別れたシュン達は寂しい気持ちを我慢し、気を取り直して‥次のジムのある街ヒワダタウンを目指して旅をする途中‥大きな森の中を歩いているのだった。

 

 

「はぁ‥‥」

 

シュンはヒワダタウンへと向かうために途中にある森の中で、時おり俯きため息をしながら歩いていた。

 

「最近、元気がないみたいですが、大丈夫でしょうかマスター‥‥」

 

「やっぱり‥リザードンと別れることになったのが原因でしょうか?」

 

そんなシュンの様子を見てメロエッタとディアンシーがシュンに聞こえないように小声で、最近シュンがため息ばかりついて元気のないことを心配して、やはり"リザードンと別れたことが原因だろうと話している。

 

「大丈夫ですかマスター?‥‥」

 

「やっぱり‥リザードンのことですか‥‥」

 

メロエッタとディアンシーはシュンに元気を出すように励まし、ディアンシーはシュンに元気がないのはリザードンと別れたことが原因なのかと訪ねる。

 

「ありがとうメロエッタ、ディアンシー‥うん‥リザードンはぼくが最初にもらったポケモンだからね‥オーキド博士から譲り受けたあの日からずっと一緒だったからね‥‥やっぱり寂しいね‥」

 

シュンは自分を励ましてくれたメロエッタとディアンシーにありがとうと言い、シュンがマサラタウンから旅立ったあの日にオーキド博士から譲り受けた日から楽しい時も苦しい時もずっと一緒でポケモンバトルの修行やバトルでもみんなと一緒に頑張ってバトルやジム戦に勝利した時は共に喜びあっていたので、例え一時的な別れといえどシュンの心の中は寂しい思いが募るのであった。

 

「元気を出して下さいマスター!わたしとディアンシー‥それにみんなもいます」

 

「そうですわ。わたくしもリザードンが居なくなってしまったのは寂しいですわ‥ですがわたくしはマスターが寂しそうにしているのを見ていると悲しいですわ!だから元気を出して下さい‥」

 

そんな元気のないシュンをメロエッタとディアンシーは自分達がそれにみんながいると言って励ます。そんなメロエッタとディアンシーの励ましを受けたシュンは、いつまでもこんなんじゃいけないと思い、メロエッタやディアンシーそれにみんなに心配をかけないように元気を出さなきゃと気持ちを切り替える。

 

「そうだよね‥‥いつまでもこんなんじゃいけないよね。このまま落ち込んでたらチコリータ達にも心配かけちゃうし気持ちを切り替えて頑張らなくちゃ‥メロエッタ!ディアンシー!もう大丈夫だよ。二人とも本当にありがとう!」

 

メロエッタ達に励まされたシュンはこのままではチコリータ達にも心配をかけてしまうと気持ちを切り替えて、リザードンと別れて元気のなかった自分を一生懸命励ましてくれた二人に感謝の気持ちと一緒にいてくれて良かったと言う思いを込めて二人にありがとうと伝える。

 

「どういたしまして!マスターが元気になってくれたのなら何よりです」

 

「えぇ、いつものマスターに戻ってくれて嬉しいですわ!」

 

メロエッタとディアンシーはシュンが元気になってくれたことに安心し笑顔になる。

 

リザードンと別れて落ち込んでいたシュンはメロエッタとディアンシーに励まされて落ち込んでいた気持ちを一転!いつもの自分に戻ると引き続きヒワダタウンを目指して森の中を歩いて行く。

 

すると‥‥‥。

 

「おい!!そこのオマエ!?ちょっと待て!!!」

 

シュンがヒワダタウンを目指して歩いていると、横の草むらから濃い緑色の髪をしたシュンと同い年ぐらいの目つきの悪い少年が出て来てシュンを呼び止める。メロエッタとディアンシーは透明になり自分達の姿を見えないようにする。

 

「この辺でヒノアラシを見なかったか?」

 

その少年は横の草むらから出て来るとシュンにそう訪ねる。

 

「ヒノアラシ?いや‥見ていないな‥この辺にはヒノアラシが居るんだ‥」

 

シュンは少年にそう聞かれるとヒノアラシを見ていないと答える。

 

「ちっ!見てないか!‥‥噂ではここら辺でヒノアラシを見たって話しを聞いてな。良いか!ヒノアラシは俺の獲物だからな!?おまえはここでじっとしてろよ!」

 

少年はシュンが見ていないことを知ると、苛ついたように舌打ちをして横暴な態度でヒノアラシは自分の獲物だから手を出すなと言うと、シュンは少年の横暴な態度に怒りの感情が湧き上がるがあくまでも冷静に少年に言い返す。

 

「そんなこと知らないよ。ヒノアラシはキミのものって訳ではないだろ!それにぼくはヒワダタウンと向かっている途中だ!キミの勝手な言い分で時間を無駄にするわけには行かないんだ。ぼくは行くよ。キミも勝手にしたらいい」

 

シュンは少年の横暴な態度に不機嫌になり、怒りのままに少年に自分の言いたいことを言うとそのまま少年の動くなという言葉を無視して再びヒワダタウンへと向けて歩みを進める。

 

「ちっ!!まぁいい!!良いか!ヒノアラシは俺がゲットするんだからな!絶対に手を出すんじゃねぇぞ!!!」

 

少年は最後までシュンに横暴な態度で絶対に"ヒノアラシに手を出すなと言ってヒノアラシを探すためにその場から歩いて行く。

 

 

「‥ふぅ‥なんだよあいつ‥」

 

「まったくです!マスターに向かってあんな失礼な態度で許せません」

 

「そうですわ‥あんな失礼なやつにゲットされたらヒノアラシが可哀想ですわ」

 

シュンは態度の悪い少年が去った後で疲れた様子でため息をつき、メロエッタとディアンシーはその少年のシュンに対しての失礼な態度に怒りの感情を露わにする。

 

「こうなったらマスター!あいつをギャフンと言わせるために"ヒノアラシをゲットしましょう!リザードンの抜けた"ほのおタイプの枠を埋めるにはピッタシですし、あんな最低な人間よりもマスターがゲットした方がヒノアラシも幸せです!」

 

「そうですわマスター。メロエッタの言う通りですわ!絶対にそうするべきですわ」

 

姿を消して少年の横暴な態度を見ていたメロエッタはシュンにヒノアラシをゲットしようと提案し、ディアンシーもメロエッタの提案に賛成してシュンにそうするべきだと説得する。

 

「‥確かにリザードンが抜けた穴を埋めるには‥ほのおタイプのヒノアラシはぴったりだと思うけど、この広い森を態々探してゲットしようとは思わないなぁ‥それに、あいつの言うことを聞くわけじゃないけど‥手を出すなとも言ってたし‥先を急ごうよ二人とも」

 

「まぁマスターがそういうなら‥」

 

「えぇ‥しかたないですわ‥」

 

メロエッタとディアンシーの提案にシュンは確かにヒノアラシはリザードンを抜けた穴を埋めるのにぴったりではあるが、今、シュンがいる森はかなりの広さのためヒノアラシを探すのは大変だと考えて先を急ごうと言って歩き出す。メロエッタとディアンシーもシュンがそういうなら仕方ないと"シュンの後を追いかける。

 

 

そして、シュン達は失礼な少年の態度の悪さに気分を害されるも気持ちを切り替えてヒワダタウンを目指して森の中を歩いて行き、そしてシュン達がしばらく歩いていると森の開けたところに出てそこには大きい岩場があった。

 

「あっ!マスター、あれ!!」

 

「えっ?」

 

メロエッタが岩場の方を見て何かに気づくとシュンに知らせ、シュンはメロエッタの言う方に視線を向けると‥‥

 

「(ゴシゴシ)ヒノ?」

 

岩場の途中にある穴のところでヒノアラシが自分の頭をゴシゴシと掻いていた。

 

「ヒノアラシが居ましたよマスター!!」

 

「あれがヒノアラシ‥‥?」

 

メロエッタはヒノアラシがいたことに喜び、シュンは初めて見るヒノアラシにポケモン図鑑を向ける。

 

【ヒノアラシ‥‥ひねずみポケモン。いつもは背中を丸めている‥怒った時、驚いた時‥背中から炎が吹き出す‥‥】

 

ポケモン図鑑にヒノアラシのデータが表示されヒノアラシについての情報が流れる。

 

「あれが‥ジョウト地方で最初に貰える一体のヒノアラシか‥初めて見たな」

 

「マスター!?チャンスですわ!ヒノアラシをゲットしましょう」

 

ディアンシーはシュンにチャンスだと言って"ヒノアラシをゲットするように言う。

 

「う~ん‥そうだな~」

 

シュンがどうしようかと考えていると‥‥先ほどの少年がシュンと少し離れたところの草むらから出て来る。

 

「ん?あいつはさっきの‥あれは!!居たぜヒノアラシ、俺がゲットするんだ。いけ、サンドパン!!」

「サド!!」

 

その少年がシュンの見ている方を見ると岩場の上にヒノアラシが居ることに気づき、ボールからサンドパンを出す。

 

「ん‥あいつは‥‥」

 

「(くっ!!またあいつか!!)」

 

シュンはさっきの少年がいることに気づき、メロエッタとディアンシーはせっかくのチャンスに邪魔が入ったことに怒りながら姿を消す。

 

「おいお前!!俺がヒノアラシをゲットするんだからな!邪魔するなよ!サンドパン、ヒノアラシを捕まえるんだ」

「サド!!」

 

少年はシュンに邪魔をしないように忠告するとサンドパンにヒノアラシを捕まえるように指示し、指示を受けてサンドパンは岩場を駆け上がりヒノアラシに向かって行く。

 

「ヒノ?」

 

「いけ、サンドパン!”きりさく”だ」

「サド!!」

 

ヒノアラシが向かって来るサンドパンに気づき、少年はサンドパンに“きりさく“を指示しヒノアラシに攻撃する。

 

「ヒノ!ヒ~ノ!!」

 

「サド~~」

 

「サンドパン!!」

 

ヒノアラシはサンドパンの“きりさく“を飛び上がって交わすと、ヒノアラシはサンドパンの顔を蹴ってサンドパンを岩場から落とす。サンドパンはヒノアラシに蹴られて岩場から転げ落ちる。

 

「なにやってやがるサンドパン!!」

「サド!!」

 

しかし、少年は転げ落ちたサンドパンを心配するどころか、サンドパンをしっかりしろと言って怒る。

 

「あいつ!!」

 

シュンはその少年のサンドパンに対するあまりの態度に怒りを抱く。

 

サンドパンが転げ落ちたのを見たヒノアラシも岩場を滑ってこちらへと降りて来る。

 

「くそ!!サンドパン、”みだれひっかき”だ!!」

「サド!!サド!サド!サド!」

 

「ヒノ!ヒノ!ヒノ!」

 

サンドパンはヒノアラシに“みだれひっかき“で攻撃するが、ヒノアラシは素早い動きでサンドパンの攻撃を交わしていく。

 

「(マスター!!あのヒノアラシ、なかなか素早いですね)」

 

「(うん、そうだね。サンドパンの攻撃が全然当たってないしね)」

 

ヒノアラシが素早い動きでサンドパンの攻撃を連続で交わしているのを見たシュンとメロエッタは驚く。

 

「サド‥サド‥サドォ~‥‥」

 

サンドパンはヒノアラシに攻撃を当てようと攻め続けるがまったく命中せず、次第に攻め続けた反動で疲れて息切れを起こす。

 

「何をしてるサンドパン!!休まず攻撃しろ!!」

 

しかし少年はそんな"サンドパンを気にかけずに休まず攻撃するように命令する。

 

「あいつ!!また無茶なことを!」

 

またも少年のサンドパンに対するあまりの扱いを見たシュンはますます少年に対しての怒りを抱く。

 

「サド!!サド~!!」

 

「ヒノ!ヒノ!」

 

サンドパンは少年の指示を受けてヒノアラシに”みだれひっかき”で攻撃するがヒノアラシはまたもや素早い動きで交わしていく。

 

「サド‥‥!」

 

サンドパンは連続攻撃で体力を著しく消費し疲労で体制を崩す。

 

「ヒ~ノ~!!」

 

「サド~~!!!!」

 

ヒノアラシはその隙を見逃さずに“スピードスター"を放ち"サンドパンを吹っ飛ばす。

 

「サドォ‥‥‥」

 

サンドパンは岩場にぶつかるとそのまま倒れて戦闘不能になる。

 

「サンドパン!!なにをしている立て!!」

 

しかし、少年はそんなサンドパンに立って戦うように命令する。

 

「見て分からないの!!もうサンドパンは戦える状態じゃない!早くボールに戻すんだ」

 

「うるせぇ!!!指図するんじゃねぇ!?ちっ!!戻れサンドパン!!!」

 

シュンがサンドパンをボールに戻すように言うと少年は怒鳴りサンドパンをボールに戻す。

 

「ヒノヒノ(ゴシゴシ)ヒノ?」

 

「(あのヒノアラシ、素早いだけでなく技も強いね)」

 

「(そうみたいですね。それでマスター!もういいんじゃないですか?)」

 

「(そうですわマスター!!あいつは負けましたし次はマスターの番ですわ!ヒノアラシをゲットしましょう)」

 

シュンがヒノアラシの技の威力に感心しているとメロエッタとディアンシーが今度はシュンの番だと言ってヒノアラシをゲットするように言う。

 

「ちっ!!役立たずが!!こうなったら‥いけ、カイロス!!ベトベター!!ヒノアラシを捕まえるんだ!」

 

「キキッ!!」

「ベター!!」

 

少年はサンドパンを役立たずと罵ると、ポケットから二つのボールを取り出してボールからカイロスとベトベターを出す。

 

「なっ!!二対一なんて卑怯だよ!!」

 

「うるせぇ!!勝てばいいんだよ。ヒノアラシを捕まえろ!!」

「キキッ!!」

「ベター!!」

 

少年の指示を受けてカイロスとベトベターはヒノアラシに攻撃する。

 

「ベトベター!!”ヘドロばくだん”だ」

「ベト~!!」

 

「ヒノ!!」

 

ヒノアラシはベトベターの“ヘドロばくだん”を交わす。

 

「今だカイロス!ヒノアラシを挟み込め!!」

「キキッ!!」

 

少年はヒノアラシが”ヘドロばくだんを交わした隙をついてカイロスにヒノアラシを挟むように指示しカイロスはヒノアラシを挟む。

 

「ヒノ!ヒノ~!!」

 

ヒノアラシは"ヘドロばくだん"を交わした直後でカイロスの攻撃を交わす事が出来ずにカイロスのはさみに捕らわれる。

 

「よし良いぞカイロス!!そのまま挟み込んで締めつけろ!!」

「キキッ!!」

 

「ヒノ~~!!」

 

ヒノアラシはじたばたともがいてカイロスのはさみから脱出しようとするが、がっちりと挟み込まれて脱出する事が出来ない‥そしてカイロスはヒノアラシを挟み込んだままヒノアラシを強く締めつけて攻撃しヒノアラシは苦痛の声をあげる。

 

「よ~し!!その調子だカイロス!!そのまま締めつけろ」

 

カイロスは少年の指示を受けてヒノアラシにさらなるダメージを与えようとはさみを締めつけようとしたその時‥‥

 

「ゼニュ~~!!!」

 

「チ~コ~!!」

 

「キキッ!‥」

 

「ベタ~!‥」

 

ゼニガメの“みずでっぽう“がカイロスに直撃しその衝撃で鋏みから"ヒノアラシが外れてヒノアラシが空中へと放り出され‥チコリータの“はっぱカッター“がベトベターを吹っ飛ばし牽制する。

 

「ヒノ~~!?」

 

「おっと!大丈夫かいヒノアラシ?」

 

「ヒノ?」

 

空中へと放り出されたヒノアラシをシュンがしっかりと受け止める。ヒノアラシは自分を受け止めたシュンを不思議そうに見る。

 

「カイロス!!テメェ!!どういうつもりだ!邪魔をするなと言ったはずだぞ!!」

 

少年はヒノアラシのゲットの邪魔をされたことに怒り、シュンにどういうつもりだと怒鳴る。

 

「どういうつもりと言うのはこっちのセリフだよ。一対一の正々堂々のバトルならぼくも手を出さなかったけどね‥二対のポケモンで同時に攻撃するなんて卑怯な事は許さないよ。大丈夫かいヒノアラシ!!」

 

「ヒノ!!」

 

シュンはヒノアラシ一体を相手に二体のポケモンで攻撃する少年に卑怯な事は許さないと怒りの眼差しを向ける‥シュンは先程から自分のポケモンに対する少年の非道い扱いを見て怒りの感情でいっぱいだった。少年のために頑張って戦ったサンドパンを役立たずなどと罵ったり、もう戦える状態でもないのに戦わせようとしたりなど自分のポケモンに対する態度とは思えない扱いを見ていて我慢の限界だった。

そして、今もヒノアラシを捕まえるために手段を選ばずに二体のポケモンでヒノアラシを痛めつけるのを見たシュンはとうとう我慢の限界を越えてゼニガメとチコリータをボールから出してヒノアラシを助ける。

 

シュンはカイロスに痛めつけられたヒノアラシに大丈夫かと聞くとヒノアラシは助けてくれたシュンに笑みを浮かべて大丈夫だと言うように頷く。

 

「はっ!!卑怯もくそもあるか!!どんなことをしても目的を達成出来ればそれで良いんだよ!ヒノアラシをよこしやがれ!!そいつは俺の物だ!!」

 

少年はシュンの言葉を否定し、ヒノアラシをよこせと叫ぶ。

 

「ヒノヒノ(フルフル)!!」

 

「どうやらヒノアラシはキミにゲットされるのが嫌みたいだね‥それに自分のポケモンに酷い扱いをするキミにヒノアラシは絶対に渡さない!!」

 

ヒノアラシは首を左右に振って嫌がるのを見たシュンは自分のポケモンに非道い扱いをする少年に絶対に渡さないと宣言する。

 

「うるせぇ!!そいつが嫌がろうが関係ねぇ。ポケモンは人間のために役立つのが当然なんだよ!!テメェがヒノアラシを渡さないなら無理矢理奪い取るまでだ!!いけっ!カイロス、ベトベター!!あいつからヒノアラシを奪い取れ!!」

 

「キキッ!!」

「ベター!!」

 

少年の命令を聞いたカイロスとベトベターは少年の発言を聞いて、一瞬怒りの感情が沸き上がるも命令に従いヒノアラシを奪おうとシュンに迫る。

 

「おまえはどこまで‥もう許せない!!ゼニガメ!カイロスに"れいとうビーム、チコリータ!ベトベターに"はっぱカッターだ!!」

 

「ゼニュ~!!」

「チ~コ~!!」

 

少年の発言を聞いたシュンは怒りの感情を爆発させて迫り来るカイロスとベトベターにゼニガメの"れいとうビーム"とチコリータの"はっぱカッターが直撃しカイロスとベトベターを吹っ飛ばす。

 

「なっ!何してるカイロス!ベトベター!さっさと立て!ヒノアラシを捕まえろ!」

 

少年はまたもやゼニガメとチコリータの技でダメージを負ったカイロスとベトベターを気遣わずにさっさと立つように怒鳴る。

少年の指示を受けてカイロスとチコリータは力を入れて立ち上がろうとする‥‥しかし‥

 

「キキッ‥‥」

「ベター‥‥」

 

カイロスとベトベターは戦闘不能となり倒れる。

 

「なっ!!カイロス、ベトベター!!」

 

「どうする?カイロスとベトベターは戦闘不能のようだけど?」

 

少年はカイロスとベトベターをモンスターボールへと戻すと虫網を取り出す。

 

「こうなったら俺が直接捕まえてやる!!」

 

そう言うと少年は虫編みを構えてヒノアラシを捕まえようとシュンに迫る。

 

「ヒノ!!ヒ~ノ~!!」

 

するとヒノアラシは抱えていたシュンの腕から飛び出して背中の炎を燃え上がらせて少年に“かえんほうしゃを放つ。

 

「ケホッ‥‥ウッ!!ウワァ~~ンン!!覚えてろよぉ~~!!」

 

少年はヒノアラシの“かえんほうしゃを受けて少し黒焦げになり泣きべそをかきながら逃げて行った。

 

「あはは!いい気味だね」

 

「えぇ、胸がスッとしました」

 

「ふふ!あれで少しは反省するといいですね♪」

 

「ゼニ!!」

「チコ!!」

 

シュン達は少年が泣きべそをかいて逃げていった少年を見て可笑しくていい気味だと言って笑い合う。

 

「それにしてもすごい"かえんほうしゃ"だね、すごいよヒノアラシ!!」

 

「ヒノ!!」

 

少年を追い払った"かえんほうしゃ"を見たシュンは凄いねとヒノアラシを誉めるとヒノアラシは笑みを浮かべて喜ぶ。

 

「ヒノ!!ヒノ~」

 

ヒノアラシは笑みを浮かべるとシュンに飛びつく。

 

「どうしたのヒノアラシ?」

 

「ヒノ!ヒノヒノ!!」

 

シュンは自分の腕に飛び込んで来たヒノアラシに驚いてどうしたのかと聞くとヒノアラシはシュンに一生懸命何かを伝える。

 

「マスター。どうやらヒノアラシはマスターと一緒に行きたいようです」

 

「自分を助けてくれたからマスターのことを好きになったんですわ」

 

メロエッタとディアンシーはヒノアラシがシュンと共に行きたいと言っているとシュンに伝える。

 

「えっ!そうなのヒノアラシ?」

「ヒノ!!」

 

シュンは驚いてヒノアラシにそうなのかと聞くとヒノアラシはそうだと言うように頷く。

 

「うん、ヒノアラシ……ぼくと一緒に来るかい?」

「ヒノ!!」

 

シュンはヒノアラシが自分と一緒に行きたいことを知って嬉しくなり笑顔でヒノアラシに一緒に行くかと聞くと、それを聞いたヒノアラシも嬉しそうに笑顔で頷く。

 

「よし、ヒノアラシ‥ゲットだよ!」

「ヒノ!」

 

「やりましたねマスター!!」

「新しい仲間が増えて嬉しいですわ♪」

 

「ゼニ!!」

「チコ!!」

 

こうしてシュンはポケモンを道具扱いする最低な少年からヒノアラシを守り抜き、ヒノアラシを新たに仲間にした。

シュン達は新たにヒノアラシを仲間に加えてヒワダタウンを目指して旅立つのでだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何でしたでしょうか?

ミニコーナー

ストーリーミニ解説

なお、主人公がヒノアラシと出会った場所は原作でサトシがヒノアラシと出会った場所はヒワダタウンに近い森ですが違う場所です。
出てきた少年は原作の方で出てきた少年の兄と言う設定です。
それが許せる方だけご覧ください。

次は本編か番外編の方を投稿しようか迷っています。どちらにしても早く投稿出来るように頑張ります。


では、次回もお楽しみに!!
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