歌姫と宝石の姫と共に頂点を目指す者!(調整中)   作:シュリーダ

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第十二話 VSツクシ……むしタイプの底力!!

新たにヒノアラシを仲間にすることに成功したシュンはヒノアラシの事をみんなに紹介するとヒワダタウンを目指しながら野生のポケモン達とバトルをしてポケモン達を鍛えながら旅を続けていた。

ゲットしたばかりのヒノアラシはシュンの指示に反応するのが一歩遅く‥最初はヒノアラシと一緒のバトルに慣れるための野生のポケモンとのバトルでは苦戦を強いられていたが、バトルを何回かしていくうちにシュンの指示にすぐに反応し、野生のポケモンとのバトルにも段々となれてきてヒワダタウン到着までもう少しのところまで来る頃にはシュンの指示に即座に反応出来るようになっていた。

 

 

そしてシュン達はもう少しでヒワダタウンへと到着するところまで来ているのだった。

 

「みんな‥後もう少しでヒワダタウンに到着するみたいだよ」

 

シュンはガイドブックにあるマップを見て、後少しでヒワダタウンへと到着するはずだと二人に伝える。

 

「いよいよですねマスター」

 

「ジョウトでの2つ目のジムへの挑戦ですわ」

 

メロエッタとディアンシーはヒワダタウンまで後少しで到着すると分かると、マスターであるシュンのジョウト地方での2つ目のジムへの挑戦にワクワクしている。

 

「うん!ヒノアラシと一緒にバトルするのもここに来るまでのバトルで慣れてきたし、ばっちりだよ。絶対に勝ってバッジをゲットするんだ!」

 

シュンはもうすぐ到着するヒワダタウンのジムの挑戦に意気込んでいると‥‥

 

ガサガサッ‥‥

 

「イト‥」

 

道の横にある草むらが揺れてそこから黄緑色の体をし、背中に顔のような模様のあるポケモンが飛び出して来る。

 

「んっ?あれは‥‥」

 

「マスター!あのポケモンはイトマルですわ」

 

シュンが草むらから飛び出して来たポケモンを見ていると、ディアンシーがシュンに出て来たポケモンの名前をイトマルだと教える。

 

「あれが、イトマル‥‥」

 

シュンはポケモン図鑑を出してイトマルに向ける。

 

【イトマル‥‥いとはきポケモン。細くて丈夫な糸を張り巡らして罠を仕掛けると、獲物が掛かるのをひたすら待つ‥‥】

 

「細くて丈夫な糸か‥よし!イトマルをゲットしよう」

 

ポケモン図鑑から流れるイトマルのデータを聞いてシュンはイトマルをゲットすることを決める。

 

「それは良い考えですねマスター。どうやらヒワダジムのジムリーダーは"むしタイプのポケモンのエキスパートらしいです。ジム戦前の腕試しに丁度良いでしょう。ほのおタイプのヒノアラシならかなり有利ですね」

 

イトマルをゲットすると聞いて、メロエッタはジョウト地方のガイドブックにあるジムリーダーの項目を開いてヒワダタウンのジムリーダーがむしタイプのポケモンの使い手だとシュンに教え、ヒノアラシならかなり有利にバトルが出来るだろうと伝える。

 

「そうなんだ‥ヒワダジムのジムリーダーはむしタイプのポケモンのジムなんだ…よし!出て来てヒノアラシ!」

「ヒノ!!」

 

シュンはモンスターボールからヒノアラシを出してイトマルをゲットするためにイトマルの前に出る。

 

「イト?」

 

「イトマル!勝負だよ。ヒノアラシ‥かえんほうしゃ!!」

「ヒ~ノ~!!」

 

ヒノアラシは背中の炎を燃え上がらせてイトマルに"かえんほうしゃを放つ。

 

「イト!イトッ!?」

 

イトマルは迫り来る"かえんほうしゃを素早い動きで交わすと、シュン達を敵だと判断し口から糸をはいてヒノアラシに放つ。

 

「ヒノアラシ!交わして!」

「ヒノ!」

 

シュンはヒノアラシに迫る糸を交わすように指示し、ヒノアラシは飛び上がってイトマルのいとをはくを交わす。

 

「よし!ヒノアラシ‥スピードスターだ」

「ヒノ~!!」

 

ヒノアラシはイトマルの攻撃を交わすと、すかさずイトマルに"スピードスターを放つ。

 

「イト!イト~~」

 

イトマルはヒノアラシの"スピードスターを受けて吹っ飛ぶも体制を立て直し、ヒノアラシに"どくばり"を放つ。

 

「気をつけてヒノアラシ!かえんほうしゃで"どくばり"を相殺するんだ」

「ヒノ!ヒ~ノ~!!」

 

ヒノアラシは"かえんほうしゃを放ち、どくばりを相殺するとそのままイトマルに"かえんほうしゃ"が直撃する。

 

「イ‥イト‥‥」

 

バタッ‥‥イトマルは効果抜群のヒノアラシの"かえんほうしゃ"が直撃すると体が黒焦げになり戦闘不能になる。

 

「今だ!!」

 

シュンは倒れたイトマルに向かってモンスターボールを投げる。

ボールがイトマルに当たるとボールがイトマルを吸い込み、そして数回揺れるとポンっとなって輝き、イトマルがゲット出来た事を知らせる。

 

「よし!イトマル。ゲットだよ」

「ヒノ!」

 

シュンは"イトマルをゲット出来た事をヒノアラシと一緒に喜ぶ。

 

「やりましたねマスター!!」

「えぇ、これならジム戦もバッチリですわ♪」

 

「そうだね。この調子でバッジもゲットしよう!」

 

シュンはイトマルをゲットするとジム戦をするために到着までもうすぐのヒワダタウンを目指し歩き出した。

 

「ここがヒワダタウンか…ジムはどこだろう‥」

 

シュン達は街の入口にある川に架かっている橋を渡ってヒワダタウンへと到着するとシュンはヒワダジムがどこにあるのか探す。

 

「マスター!ガイドブックによるとジムはもう少し先に行った場所にあるみたいですよ」

 

メロエッタは街に入る前に透明になりディアンシーと一緒に姿の見えないようにするとシュンにガイドブックを見てジムの場所を教える。

 

「そうなんだ‥ありがとうメロエッタ。それにしてもさっきから道の端にヤドンがいっぱいいるけどなんでだろう?」

 

シュンはメロエッタからヒワダジムの場所を教えてもらうとジムを目指して歩く。

ジムを目指して歩いていると先ほどから道の端にヤドンが居ることに気づき、なぜだろうと考えていると‥‥

 

「どうやらこの街では"ヤドンを町の守り神として大切にしているみたいですね」

 

メロエッタがガイドブックを見て、道にヤドンが居る理由をシュンに説明する。

 

「そうなんだ…それでヤドンが町の中にこんなに居るんだね」

 

シュンはヤドンが町の中にいっぱい居る理由を知り、そのまま小声でメロエッタ達と話しながらヒワダジムを目指して歩いて行く‥しばらく歩くとシュン達はヒワダタウンの端の方にある周りが木で囲まれたドーム型の建物であるヒワダジムへと到着する。

 

「ここがヒワダジムか…よし、行くぞ!!」

 

「(頑張って下さいねマスター)」

 

「(応援していますわ)」

 

シュンはヒワダジムへと着くと早速ジム戦を申し込もうとジムの入口から中に入る。

ヒワダジムの中に入るとそこは沢山の木が生い茂りまるで森のような景色が広がっていた。

 

「うわぁ‥すごいな。まるで森みたいだな」

 

シュンがヒワダジムの緑一色の景色に驚いていると‥‥

 

「誰だい?ヒワダジムに何か用かい」

 

シュンの驚く声を聞いて木の奥からシュンより少し上くらいの薄紫色の髪をした少年が出て来る。

 

「えと‥ぼくはシュンと言います。ヒワダジムに挑戦しに来ました」

 

シュンは出て来た少年にヒワダジムに挑戦しに来たとヒワダジムに来た理由を話す。

 

「なるほど、チャレンジャーだったのか!ぼくがヒワダジムのジムリーダー…むしポケモンを極め、歩く"むしポケモン大百科の異名を持つツクシだ!!」

 

シュンがジム戦のチャレンジャーだと知ると、少年は自分がヒワダジムのジムリーダーのツクシだと名乗る。

 

「あなたがジムリーダー‥‥ツクシさん!ジム戦をお願いします」

 

「挑戦を受けよう。それがジムリーダーの務め!フィールドはこっちだ。付いて来てくれ」

 

ツクシはシュンのジム戦への挑戦を受けるとシュンをバトルフィールドまで案内する。

 

「それでは只今よりヒワダジムジムリーダー"ツクシとチャレンジャーシュンによるジム戦を開始します。使用ポケモンは3体の勝ち抜き戦!それではバトル開始!!」

 

審判によりジム戦の開始が宣言される。

 

「いくよシュンくん!ぼくの1体目はむしポケモンの静かなる戦士‥いけ、イトマル!!」

「イト!!」

 

「イトマルか‥‥だったらこっちは頼むよ"レディバ!!」

「レディ!!」

 

ツクシの1体目はイトマル‥シュンの1体目はレディバをボールから出してバトルが始まる。

 

「レディバか‥むしタイプを極めたぼくにむしタイプのポケモンを出すとは良い度胸だ!いくよ、イトマル!"いとをはく!!」

「イト~!!」

 

ツクシはイトマルにいとをはくを指示し、イトマルは口からレディバに向かって糸を吐く。

 

「レディバ!!こうそくいどうで交わすんだ」

「レディ!!」

 

レディバは"こうそくいどうでイトマルの糸を交わす。

 

「逃がすな!イトマル!連続で"いとをはく!!」

「イト!イト!イト!!」

 

「レディバ、全て交わして"たいあたり"だ」

「レディ!!レディ~」

 

ツクシはイトマルに逃がさないように連続で"いとをはく"を指示し、イトマルは連続で糸を吐いて攻撃する。レディバはシュンの指示通りにイトマルの"いとをはく"攻撃を全て交わすと、イトマルを"たいあたり"で攻撃する。

 

「イト~~‥‥」

「イトマル!!」

 

イトマルは"たいあたりで吹っ飛ぶもすぐに体制を立て直す。

 

「大丈夫かイトマル!」

「イト!!」

 

「よし、イトマル!どくばりだ」

「イト~!」

 

ツクシはイトマルが大丈夫なのを見て"どくばり"を指示しレディバに放つ。

 

「レディバ!こうそくいどうで交わしてから、接近して"マッハパンチだ!」

「レディ!!」

 

こうそくいどうで"どくばり"を交わすと、レディバはイトマルに素早く接近して"マッハパンチでイトマルを攻撃する。

 

「レ~ディ!!」

 

「イト~~」

 

イトマルはレディバの"マッハパンチが直撃し、そして‥‥‥

 

「イト~~‥‥」

「イトマル‥」

 

「イトマル戦闘不能!!レディバの勝ち!!」

 

イトマルは戦闘不能となり審判によってレディバの勝利が宣言される。

 

「やったね、レディバ!!」

「レディ!レディ!!」

 

シュンとレディバは勝ったことを喜ぶ。

 

「まさかイトマルを倒すとはね…そのレディバはよく育てられているようだね。でも今度はそうはいかないよ!ぼくの2体目はむしポケモンの誇り高き戦士、いけっ!!」

 

「トラン‥‥」

 

「トランセル?‥まさかトランセルが出て来るなんて‥」

 

「フッフッフ!シュンくん、ぼくのトランセルを侮っていると痛い目を見るよ」

 

シュンはてっきりバタフリーやスピアーのような最終進化系のむしポケモンが出て来るかと思っていたからか、まさかのトランセルが出て来たことに驚き、ツクシは驚いているシュンを見て自信満々な笑みを浮かべて自分のトランセルは強いと忠告する。

 

「それではバトル開始!!」

 

「よし、速攻で行くよ!レディバ、たいあたりだ!」

「レディ!!」

 

「来たな‥‥トランセル”かたくなる”だ!!」

「トラン!!」

 

レディバがトランセルに向かって来ると、ツクシはトランセルに"かたくなる"を指示しトランセルは一瞬体が光りその体を堅くさせ"ぼうぎょ"を大幅に上げる。

 

「レディ!!」

 

レディバの"たいあたりがトランセルに直撃しトランセルを吹っ飛ぶす‥‥しかし‥‥

 

「トラン!!」

 

トランセルは全くダメージのない様子で微動だにしていない。

 

「なっ!効いてない!?」

「レディ!!」

 

「どうだいシュンくん。ぼくのトランセルは防御を極限まで高めているんだ…さらに"かたくなるを使えば、ちょっとやそっとじゃビクともしないのさ!!」

 

「それならレディバ!今度は”マッハパンチだ」

「レディ!!」

 

「無駄だよ!トランセル、もう一度”かたくなる”だ!」

「トラン‥」

 

ツクシはトランセルにもう一度”かたくなる”を指示しさらに防御を上げる。

 

「レ~ディ!!」

 

レディバの”マッハパンチ”がトランセルに直撃する‥‥だが…

 

「レディ~~」

 

レディバの"マッハパンチはトランセルの堅くなった体に弾かれる。

 

「そんな!攻撃が弾かれた!!」

 

「どうだいシュンくん!攻撃を弾き返すほどのトランセルの防御力!だけどそれだけじゃないよ…トランセル、たいあたりだ」

「トラン!!」

 

「レディ~~‥」

「レディバ!!」

 

トランセルの"たいあたりが"レディバに直撃しレディバを吹っ飛ばし、レディバは地面に落ちて何回かバウンドし倒れる。

 

「レディバ戦闘不能!!トランセルの勝ち!!」

 

 

「レディバ大丈夫かい!!」

「レディ~」

 

シュンはレディバを抱き上げて大丈夫かと聞くとレディバは元気のない様子で鳴く。

 

「お疲れ様、レディバ。ゆっくり休んでね」

 

シュンはレディバにゆっくり休むように言って、ボールに戻す。

 

「どうだいシュンくん、トランセルの堅い体は防御だけでなく強力な攻撃にもなるのさ!!」

 

「あの固い体は攻防一体のバトルが出来るってことか‥それなら、頼むよゼニガメ!!」

「ゼニ!!」

 

シュンはツクシとトランセルの攻防一体のバトルに対抗するために2体目のポケモンのゼニガメをボールから出す。

 

「シュンくんの2体目はゼニガメか…それじゃあ行くよ、トランセル"たいあたりだ」

「トラン!!」

 

「ゼニガメ"みずでっぽうだ」

「ゼニュ~!!」

 

「交わすんだトランセル!!」

「トラン!!」

 

トランセルが"たいあたりで攻撃するのを見て、シュンはゼニガメに"みずでっぽうを指示しトランセルに放つ。それを見たツクシはトランセルに交わすように指示しトランセルは"たいあたりを止めて"みずでっぽうを交わす。

 

「なっ!速い!!」

「ゼニ!!」

 

「速さを身につけたむしポケモンは無敵なのさ!?トランセル”たいあたりだ」

「トラン!!」

 

トランセルはいきなり周りの木の上から現れてゼニガメに"たいあたりする。

 

「ゼニュ~~」

「ゼニガメ!大丈夫!」

「ゼニュ!!」

 

ゼニガメはトランセルの"たいあたりを受けるもすぐに立ち上がり、シュンに大丈夫だと言うように頷く。

 

「トランセルの体の色と周りの景色が同化して消えたように見えたのか‥」

 

「トランセル、たいあたりだ」

「トラン!!」

 

ツクシが指示すると、トランセルは別の木の方から姿を現してゼニガメに攻撃する。

 

「ゼニガメ!交わすんだ!!」

「ゼニュ!!」

 

ゼニガメは飛び上がってトランセルの"たいあたりを交わす。

 

「トラン…!?」

「トランセル!!」

 

トランセルはゼニガメに"たいあたりを交わされて地面へと落ち体制を崩す。

 

「今だゼニガメ!ロケットずつきだ!!」

「ゼニュ~!!」

 

シュンはその隙を見逃さずゼニガメに指示し、ゼニガメはトランセルに"ロケットずつきで勢いよく突っ込んでいく。

 

「トラン~~」

「トランセル!!」

 

ゼニガメの"ロケットずつきが決まり、トランセルをぶっ飛ばす。

 

「負けるな!トランセル"たいあたりだ」

「トラン!」

 

「ゼニガメ!交わすんだ」

「ゼニュ!!」

 

トランセルが体制を立て直し、ゼニガメに"たいあたりで攻撃し、ゼニガメはトランセルのたいあたりを交わす。攻撃を交わされると"トランセルは連続でゼニガメに"たいあたりで攻撃し、ゼニガメはそれを必死で避ける。

 

 

「逃がすな、トランセル!!」

「トラン!!」

 

「今だゼニガメ、れいとうビームだ!!」

「ゼニュ~!!」

 

迫るトランセルに焦る事なく、シュンはゼニガメに"れいとうビームを指示し、迫り来るトランセルに向けて"れいとうビームを放つ。

 

「トラン~~」

「トランセル!!!」

 

トランセルはゼニガメの"れいとうビームが直撃し凍りつく‥そして‥‥

 

「トラン‥‥」

 

「トランセル戦闘不能!!ゼニガメの勝ち!!」

 

トランセルは"れいとうビームが直撃し、凍りついて戦闘不能になり審判によりゼニガメの勝ちが宣言される。

 

「よし、その調子だよゼニガメ!!」

「ゼニゼニ!!」

 

 

「お疲れ様トランセル‥ゆっくり休んでくれ。やるねシュンくん!ぼくに3体目のポケモンを出させたトレーナーは本当に久しぶりだよ。ではいくよ!ぼくの3体目のポケモンは華麗なるむしポケモンの戦士…いけっ、ストライク!!」

 

「ストライ!!」

 

ツクシはトランセルをボールに戻し、久しぶりに自分の3体目のポケモンを出させたシュンを賞賛すると、ツクシの最後のポケモン"ストライクがボールからフィールドに飛び出す。

 

「ツクシさんの最後のポケモンはストライクか‥油断せずに行くよゼニガメ!」

「ゼニ!!」

 

 

「それではバトル始め!!」

 

「ストライク!きりさく"攻撃だ!!」

「ストライ~ク!!」

 

「ゼニガメ!交わして"れいとうビーム!!」

「ゼニュ!ゼニュ~!」

 

審判から試合再開のコールが出されると、ツクシはストライクに指示し、ストライクは腕のその鋭いカマを光らせてゼニガメに"きりさく"攻撃を繰り出す。シュンはゼニガメに交わすように指示し、ゼニガメは"きりさく"を交わすと"れいとうビームを放つ。

 

「ストライク!かげぶんしんだ」

「ストライ!!スト!!」

 

ストライクは"かげぶんしん"を使い、自分の幻を数体作りゼニガメの"れいとうビームを交わす。

 

「くっ‥どれが本物なんだ‥!」

「ゼニュ!ゼニュ!」

 

シュンとゼニガメはストライクの"かげぶんしんに翻弄され‥どれが本物のストライクか見破ることが出来ない。

 

「今だストライク!れんぞくぎり"だ!!」

「ストライ!!スト~!!」

 

ツクシはシュンとゼニガメに隙が出来たのを見ると、ストライクに"れんぞくぎりを指示しストライクは"かげぶんしんを止めて一体に戻るとすかさず"ゼニガメに"れんぞくぎりを繰り出す。

 

「ゼニュ~~」

「ゼニガメ!!」

 

「ストライク!れんぞくぎり"で攻め続けるんだ!」

「ストライ!」

 

ゼニガメはストライクの"れんぞくぎり"を受けて吹っ飛び、そのままツクシはストライクにれんぞくぎり"で攻め続けるように指示を出し、ストライクの"れんぞくぎりの怒濤の攻めがゼニガメを襲う。

 

「スト!スト!ストライ!!」

 

「ゼニュ!ゼニュ!ゼニュ~~」

 

ストライクの"れんぞくぎりの怒濤の攻めがゼニガメの体力を確実に削っていき、ダメージが蓄積していく。

 

「まずい!れんぞくぎり"は決まるごとに威力が上がっていく‥このままじゃ‥ゼニガメ!交わすんだ」

 

「ゼニュ!!」

 

ストライクの"れんぞくぎりを受けていた"ゼニガメがシュンの指示を聞いて目を見開き、ストライクの"れんぞくぎりの攻撃から抜け出す。

 

「よし!!ゼニガメ、れいとうビームだ!!」

「ゼニュ~!!」

 

れんぞくぎりから抜け出たゼニガメはシュンの指示でストライクに"れいとうビームを放つ。

 

「あまいよシュンくん!ストライク、つるぎのまい"だ!!」

「ストライ!!」

 

ツクシはストライクに"つるぎのまい"を指示するとストライクはその場で高速で回転し、その回転によってゼニガメの"れいとうビームが弾かれてしまった。

 

「なっ!!」

「ゼニュ!!」

 

シュンとゼニガメはストライクの"つるぎのまい"による高速回転によって"れいとうビームが防がれたことに驚く。

 

「今だストライク!!いあいぎり"だ!!」

「ストライ!!スト~!!」

 

ツクシはシュンとゼニガメに出来た隙を見逃さずストライクに"いあいぎり"を指示し、指示を受けたストライクは回転するのを止めてゼニガメに急接近し"いあいぎり"を繰り出す。

 

「ゼニュ~~」

「ゼニガメ!!」

 

「ゼニュ~‥‥」

 

「ゼニガメ戦闘不能!!ストライクの勝ち!」

 

ストライクの"いあいぎり"を受けたゼニガメは戦闘不能となり、審判によってストライクの勝ちが宣言される。

 

「ゼニガメ!!大丈夫かい!」

「ゼニュ~…」

 

シュンは倒れた"ゼニガメの元まで行きゼニガメを抱き上げて大丈夫かと聞くと、ゼニガメは弱々しい声で大丈夫だと言うように鳴く。

 

「よくやったね"ゼニガメ。ゆっくり休んでね」

 

シュンは戦闘不能となった"ゼニガメをモンスターボールに戻す。

 

「どうだいシュンくん?ぼくは"むしタイプのポケモンにとって弱点となる"ほのおタイプの技を防ぐためにこの防御法を編み出したんだ。そしてそれをさらに鍛えて他のタイプの技でも防げるようにしたのさ!シュンくん、この防御はそう簡単には破ることは出来ないよ!」

 

ツクシは"ほのおタイプの攻撃を防ぐためにこの防御法を編み出したのだと説明し、そう簡単にこの防御を破ることは出来ないと自信満々にシュンに宣言する。

 

「‥‥なるほど、つるぎのまい"で攻撃力を上げながら高速回転することで技を防ぐことも出来るのか‥確かに破ることは難しいかもしれない‥だけど絶対に勝ってみせる!!頼むよヒノアラシ!!」

「ヒノ!!」

 

シュンはツクシの説明を聞いて、この防御をそう簡単に破ることは難しいと理解しながらも絶対に勝ってみせると決意し、シュンは最後のポケモンのヒノアラシをボールから出す。

 

「ヒノ~~!!」

 

ボールから出て来たヒノアラシは背中の炎を燃え上がらせてやる気充分のようである。

 

「シュンくんの最後のポケモンはヒノアラシか‥だけどいかにほのおタイプといえど、ぼくのストライクの炎封じの前では無力さ!!」

「ストライ!!」

 

「さぁ、それはやってみないとわからないよ。いくよヒノアラシ!!」

「ヒノ~!!」

 

 

「試合開始!!」

 

「ヒノアラシ、かえんほうしゃ"だ!!」

「ヒ~ノ~!!」

 

「無駄だよ、ストライク"つるぎのまいだ」

「ストライ!!」

 

シュンの指示を受けてヒノアラシはストライクに"かえんほうしゃを放つが、ツクシはストライクに"つるぎのまいを指示し、先程のように高速回転し"かえんほうしゃを吹き飛ばす。

 

「やっぱり真正面から攻撃してもあの回転で防がれてしまう‥‥」

「ヒノ‥」

 

「シュンくん。元々この防御法はほのお系の技を防ぐために編み出したんだ。そのまま"ほのお技を撃っても無駄だよ。ぼくのストライクの炎封じは完璧なのさ!!」

「ストライ!!」

 

ヒノアラシの"かえんほうしゃがストライクの"つるぎのまい"による高速回転によって防がれたのを見て、やはり真正面からの攻撃では通用しないと判断し、ツクシは自分の編み出したストライクの炎封じは完璧なのだと自信満々に笑みを浮かべる。

 

「シュンくん、今度はこっちからいくよ!ストライク、れんぞくぎり"だ!」

「ストライ~」

 

ツクシは今度はこっちの番だと"ストライクに指示し、ストライクはヒノアラシに接近し"れんぞくぎりを放つ。

 

「なっ!ヒノアラシ、避けるんだ!」

「ヒノ!ヒノ!ヒノ!」

 

シュンの指示を受けてヒノアラシはストライクの"れんぞくぎり"を必死に素早い動きで交わしていく。

 

「良いよヒノアラシ、そのまま"スピードスターだ!!」

「ヒノ~!!」

 

「スト~~」

「ストライク!!」

 

ストライクの"れんぞくぎりを全て交わすとその隙をついてヒノアラシはストライクに"スピードスターを放つ。ストライクは避ける事が出来ずにそのまま"スピードスターが直撃し吹っ飛ぶ。

 

「大丈夫かいストライク!!」

「ストライ!!」

 

「よし、ストライク!!かげぶんしん"だ!!」

「ストライ!!」

 

ツクシはストライクに"かげぶんしん"を指示しヒノアラシを翻弄しようと考え、ヒノアラシの周りを"かげぶんしんで現れたストライクの分身が取り囲む。

 

「くっ!どれが本物なのか分からない‥こうなったらヒノアラシ!かげぶんしん"全てに向かって"かえんほうしゃだ」

「ヒノ!ヒノ~!!」

 

どれが本物のストライクなのか見分けることが出来ないシュンは"かげぶんしん"全てに"かえんほうしゃを放つように指示し、ヒノアラシは凪払うように"かえんほうしゃを放つ。

 

「ストライク、交わして"いあいぎりだ!!」

「ストライ!!」

 

ストライクは隣の分身が消されて次に"かえんほうしゃが放たれる前に急接近しヒノアラシに"いあいぎりを繰り出す。

 

「ヒノ~~~‥‥」

「ヒノアラシ!!」

 

ストライクの"いあいぎりを受けてヒノアラシは吹っ飛ぶ。

 

「大丈夫かいヒノアラシ!」

「ヒノ!!」

 

シュンがヒノアラシに大丈夫かと言うと、ヒノアラシは立ち上がり大丈夫だと言うように頷く。

 

「まだやれるんだねヒノアラシ‥(けどヒノアラシのほのお技はストライクのあの回転に防がれてしまう‥まるで独楽みたいに回転して防ぐ‥独楽みたい‥もしかしたら‥よし!!)」

 

「ヒノアラシ、かえんほうしゃだ!」

「ヒノ~~!!」

 

シュンはストライクが"つるぎのまい"で回転してほのお技を防ぐのを見て、まるで独楽のようだと思っていると、ある考えが思い浮かび、それを試すためにヒノアラシに指示をして、ヒノアラシは"かえんほうしゃを放つ。

 

「何度やっても無駄だよ、ぼくのストライクの炎封じは完璧さ!ストライク、つるぎのまいだ!!」

「ストライ!!スト~!」

 

ツクシはまた"ストライクに"つるぎのまいを指示して、ストライクは高速回転してヒノアラシの"かえんほうしゃ"を吹き飛ばす。

 

「ヒノアラシ、そのまま"かえんほうしゃ"を続けながら"ストライクに接近するんだ!」

「ヒノ~~~!!!」

 

シュンはヒノアラシにそう指示するとヒノアラシは"かえんほうしゃをしながら高速回転するストライクに急接近する。

 

「何を!!そうか、至近距離で攻撃して威力を上げて破る気だな。無駄だよ、例え至近距離で放とうと破れはしない!!ストライク、そのまま回転を続けて全て吹き飛ばすんだ!」

「ストライ!!スト~!!」

 

ツクシはシュンが至近距離でほのお技を放てば威力が下がらずにストライクの炎封じを破れると判断したのだと見破り、いくら至近距離で撃っても無駄だと言って、ストライクにそのまま回転を続けて全て吹き飛ばすように指示し"ストライクは高速回転する。

 

「今だヒノアラシ、そのままストライクの足元に"たいあたりだ!!」

「ヒノヒノヒノ!!ヒノ~~!!」

 

「ストライ!!」

「えっ!!」

 

シュンはヒノアラシにストライクの足元に"たいあたりをするように指示を出し、ヒノアラシはストライクの足元に"たいあたり"すると、ストライクは回転は止まらなかったが少しバランスを崩し斜めに回転する。

 

「よし、ヒノアラシ!もう一度"たいあたりだ」

「ヒノ!!ヒノヒノ~~!!」

 

シュンはヒノアラシにもう一度"たいあたりを指示し、ヒノアラシは少しバランスを崩し斜めに回転しているストライクの足元に"たいあたりする。

 

「スト!ストライ~~!!」

「あぁ、ストライク‥‥」

 

最初の"たいあたりを受けて、バランスを崩して斜め回転になっているところに二度めの"たいあたりが決まり、ストライクは完全にバランスを崩して回転が止まってしまう。

 

「今だヒノアラシ、最大パワーで"かえんほうしゃだ!!」

「ヒ~ノ~!!」

 

「スト~~~」

「ストライク!!」

 

バランスを崩して回転の止まったところにシュンはヒノアラシに最大パワーで"かえんほうしゃを放つように指示。ヒノアラシは全力で"かえんほうしゃを放ち、バランスを崩して、つるぎのまい"で回転することの出来ないストライクに直撃しストライクを吹っ飛ばす‥かえんほうしゃ"を受けて吹っ飛んだストライクはそのまま木へと激突し、そして‥‥‥。

 

 

「ストラ~イ‥‥‥」

 

「ストライク戦闘不能!!ヒノアラシの勝ち!よって勝者、マサラタウンのシュン!!」

 

ストライクは戦闘不能となり、審判によってシュンとヒノアラシの勝利が宣言される。

 

「やった、勝ったんだヒノアラシ!!」

「ヒノ~~!!」

 

審判によって自分の勝利を宣言されたのを聞いたシュンは勝ったことに喜び、ヒノアラシはシュンに向かって飛びつき抱きつく。

 

「よく頑張ったねヒノアラシ。勝てたのはキミのおかげだよ」

「ヒノ~~」

 

シュンはヒノアラシを抱きながらよく頑張ったと誉め、ヒノアラシの頭を撫でるとヒノアラシは気持ち良さそうにすり寄る。

 

「ありがとうストライク‥よく頑張ってくれたな‥」

 

ツクシは戦闘不能となったストライクによく頑張ってくれたと言ってボールに戻す。

 

「シュンくん‥あのストライクの炎封じにはかなり自信があったんだけど‥‥まさかあんな方法で破られるとはね‥」

 

「えぇ、ストライクが回転しているのを見てまるで独楽が回転しているように見えたんです‥それで、独楽の下部分を触るとバランスが崩れて回転が止まるのでもしかしたらと思って試してみました」

 

ツクシは自分の編み出した炎封じにかなりの自信を持っていたが、まさかあんな方法で破られたことに驚き、シュンは自分の思いついた考えをツクシに説明する。

 

「なるほど‥‥ぼくの完敗だよ。さぁ、このインセクトバッジはキミの物だ!!」

 

「ありがとうございますツクシさん」

 

ツクシはヒワダジムを勝ち抜いた証であるインセクトバッジを渡し、シュンはツクシに礼を言ってバッジを受け取る。

 

「シュンくん!!またいつかぼくが育てたむしポケモンと勝負してくれるかい?」

 

「えぇ、もちろんです。ツクシさん、その時までお元気で!!」

 

「あぁ、またねシュンくん!!道中気をつけて!!」

 

ツクシとシュンは握手をして、いつかまた再戦することを約束し別れの挨拶をする。

 

 

こうして、シュン達はジムリーダーのツクシを破り、インセクトバッジを手に入れたシュンは"ツクシとまたお互いにポケモンを強く育て再戦の約束をして握手を交わし、シュンはツクシに別れの挨拶をすると"ヒワダジムを後にするのだった。

 

 

 

 

 




如何でしたでしょうか?

最後の方についてはサトシと違い、シュンのオリジナルの方法で破ります。
少々疑問に思うところもあるかもしれませんがどうぞご容赦ください。
それではまた近いうちに投稿したいと思います。

ミニコーナー

シュンが手に入れたバッジ(ジョウト)

1、ウイングバッジ

2、インセクトバッジ

ヒワダタウンのヒワダジムのジムリーダーツクシに勝利して手に入れたバッジ。

むしタイプのエキスパート。異名は 歩く むしポケモン 大百科



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