歌姫と宝石の姫と共に頂点を目指す者!(調整中)   作:シュリーダ

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お待たせ致しました。前回、なるべく早く更新すると言いましたが、色々と忙しく遅くなってしまいました。今回のお話は色々と話しが急であやふやな部分もありますが、楽しんで読んでいただけると幸いです。それではお楽しみください。



第十三話 おてんばマリルとボングリの実!水辺の戦い

ジョウト地方2つ目のバッジを手に入れるためにシュンはヒワダジムジムリーダーのツクシとバッジをかけたジム戦に挑むのだった。

ツクシのむしポケモンのトリッキーな動きやストライクの炎封じの戦法に苦戦するもシュンの気転とヒノアラシの活躍によりツクシに勝利しインセクトバッジをゲットしたのだった。そして今、シュン達はポケモンセンターでポケモン達を回復させて次の街に向かおうと考えていると、ガイドブックを見ていたメロエッタがシュンにある提案をするのだった。

 

 

 

ポケモンセンターでヒノアラシ達を回復させたシュン達はジョーイさんから"ヒノアラシ達の入ったボールを受け取るとテーブルに座り、ポケモン達にご飯を食べさせていた。

そして、シュンも食事をしながらこの後どうするかをメロエッタ達と話し合っていた。

 

「さぁ、みんな!ご飯だよ。いっぱいお食べ」

 

「ゼニ!!」

「チコ!!」

「ソウ!!」

「ヒノ!!」

「レディ!!」

「イト!!」

 

シュンがポケモンフーズをチコリータ達のお皿に出すと、みんな喜んでポケモンフーズを食べ始める。

 

「みんな、どう、美味しいかい?」

 

「チコ!!」

 

「そう、よかった!」

 

シュンがみんなにポケモンフーズは美味しいかと聞くと、チコリータがみんなを代表するように美味しいと笑顔で応えてみんなもその通りだと言うように頷くと、それを見たシュンはみんなが喜んで食べてくれてるのを見て嬉しくて笑顔になる。

 

「さて、みんなのご飯も用意したし、ぼく達も食事しながら次はどのジムのある街を目指そうか相談しようか」

 

シュンはチコリータ達のご飯の準備をすませると小声で自身の姿を消して、隣とテーブルの上に居るメロエッタとディアンシーにこれからどうするのかを話す。

 

「(そうですね、順当に進むとしたら、次はヒワダタウンの先にあるコガネシティに向かうのが良いと思います)」

 

メロエッタはシュンにヒワダタウンの先にあるコガネシティのジムに向かい挑戦してはどうかと提案する。

 

「(そうだね、マップを見るとヒワダタウンから近いみたいだし!よし、次に挑戦するのはコガネシティのジムにしよう‥‥)」

 

メロエッタの提案を聞いて、シュンは次はコガネシティのジムに挑戦するためにコガネシティに向かうことを決める。

 

「(よし、そうと決まったらご飯を食べて、コガネシティに向けて出発しよう!)」

 

そのように決まると、シュンはご飯を食べてコガネシティに向けて出発しようと決める。

 

「(マスター、ちょっとよろしいですか?)」

 

そんな"シュンにディアンシーが、ちょっといいかと声を掛ける。

 

「(んっ?どうしたのディアンシー?)」

 

「(はい、このガイドブックによるとヒワダタウンにはボングリという木の実から特殊なボールを作るボール職人のガンテツという人が居るみたいです。コガネシティに行く前にこのガンテツという人の所に行ってボールを作ってもらうのはどうでしょうか?)」

 

ディアンシーがヒワダタウンに住む有名なボール職人のガンテツの所に行って、ボングリから作られる特製のボールを作ってもらってはどうかと提案する。

 

「(そんな人がヒワダタウンに居るんだ。うん、確かにそれは良いかもね、それじゃそのガンテツさんの所に行ってボングリの実でボールを作ってもらいに行こうか!)」

 

「(そうですね)」

「(はい!)」

 

シュンはディアンシーの提案を聞いて、ヒワダタウンに住む有名なボール職人のガンテツの所に行ってボングリのボールを作ってもらうことに決めたシュン達。

 

「え~と‥‥ガイドブックによるとガンテツさんの家はここら辺のはずなんだけど‥どこだろう?」

 

シュン達は食事を終えるとみんなをボールに戻しポケモンセンターを出て、決めていた通りにガイドブックを頼りにガンテツの家を探して歩き、塀が続いている家の近くまで来た所で迷っている。

 

「マスター、前から来るあの女の子に聞いてみてはどうでしょうか?」

 

肩に乗るメロエッタがシュンの前から買い物籠を持って歩いて来る女の子にガンテツの家を聞いてみてはどうかと言う。

 

「そうだね、ちょっと聞いてみるよ」

 

シュンはメロエッタの言う通り、前から歩いて来る女の子にガンテツの家を訪ねる。

 

「ごめんね、ちょっといいかな?この辺でガンテツさんの家ってどこにあるか聞きたいんだけど‥」

 

「んっ!!」

 

シュンがガンテツさんの家の場所を女の子に聞くと、女の子は横の塀を指差す。

 

「あっ、此処がガンテツさんの家だったんだ。ありがとう!」

 

女の子にガンテツの家を教えてもらうとシュンは塀の先にある門の所に行く。

 

「うちに、なんかようか?」

 

シュンが門にあるインターホンを押そうとした時、先ほどの女の子がシュンに声を掛ける。

 

「えっ!?もしかしてキミってガンテツさんの家の子?」

 

「孫のチエや!おじいちゃんになにか用なんか?」

 

「ぼくはシュンって言うんだ、ガンテツさんにお願いがあって来たんだけど‥‥」

 

シュンが女の子にガンテツさんの家の子かと聞くと、ガンテツさんの家の女の子チエちゃんはおじいちゃんに何かようかと聞き、シュンも自分の名前を言ってガンテツさんにお願いがあって来たのだと伝える。

 

「あぁ、そういうことかいな!ほな付いて来てや、おじいちゃんの所に案内するで!!」

 

ガンテツさんにお願いがあって来たと言うシュンに、チエはいつものことのようにシュンをガンテツの所に案内すると言って門の扉を開けて入って行く‥チエちゃんの後にシュンは付いて行くと、奥の方から、カン、カンと何かを叩く音が聞こえてくる。

 

「ここの奥におじいちゃんのボールを作るための工房があるんや、シュンさんのお願いちゅうのはおじいちゃんにボングリの実のボールを作ってほしいんやろ?」

 

チエはシュンに部屋の奥にガンテツのボールを作る工房があることを説明し、シュンのガンテツにお願いしたいことはボールを作ってほしいということだろうと聞く。

 

「えっ、どうして分かったの?」

 

「そんなの簡単や!シュンさんみたいにおじいちゃんにボールを作ってほしいって言うトレーナーがぎょうさん来るからや!」

 

シュンがチエにどうして分かったのかと訪ねると、シュンのようにガンテツさんにボールを作ってほしいとお願いしに来るトレーナーがたくさん来るからだと説明する。

 

「そっか‥それじゃボールを作ってもらうのは無理かな?」

 

「大丈夫だと思うで、今日は他のトレーナーからのボール作りの依頼もないみたいやしな」

 

シュンがそれではボールを作って貰うのは無理かな?と聞くと、チエは今日は他のトレーナーのボール作りの依頼もないから大丈夫と言ってガンテツの居る工房に入る。

 

「おじいちゃ~ん!お客さんやでぇ~!!」

 

チエちゃんが工房に入り、ガンテツさんにお客さんが来たことを知らせる。

 

「おう、待たせたようやな!ちょうど頼まれていた分のボールが出来上がったところや!わしがボール職人のガンテツや!ほんでわしに何か用か?」

 

チエちゃんに続いて工房に入るとそこには元気ハツラツなおじいちゃんという言葉が似合うおじいさんの"ガンテツさんが居てシュンに何の用なのかと聞いてくる。

どうやら他に依頼されていた分のボールを作っていて今、出来上がったようだ。

 

「はい、実はガンテツさんが有名なボール職人さんだと聞いてボール作りのお願いに来たんですが‥‥」

 

シュンはガンテツにボールを作ってほしいとお願いする。

 

「なるほど、そういうことかぁ~しかしぃ、困ったのぅ‥」

 

ガンテツはシュンのボールを作ってほしいと言う頼みを聞いて、頭に手を置いて困った顔をする。

 

「あの‥無理そうでしたら別に‥」

 

シュンはガンテツの様子を見て、無理そうなら結構ですとガンテツに言う。

 

「いや、そう言うことやないんや。ボールを作るのは構わないんやけどな、ちょっと困ったことがあってな‥」

 

「困ったことですか?それって‥」

 

ガンテツはシュンにボールを作るのは全然かまわないのだが、ちょっと困ったことが起きているらしく、シュンはガンテツにその理由を訪ねる。

 

「うむ‥実はの、大手のボールショップからボングリの実のボールの注文を受け取るんやけどな‥粗方のボールは出来上がったんやけど青ボングリの実から出来るルアーボールがまだ出来てへんのや」

 

「そうだったんですか‥‥あれっ?でも、どうしてまだルアーボールだけが出来てないんですか?」

 

シュンがその理由を訪ねると、大手のボールショップからボングリの実のボールの注文が来ているのだと説明し、粗方のボングリの実のボールが出来ているのだが、青ボングリの実から作られるルアーボールがまだ出来ていないのだとシュンに説明する。

ガンテツの説明を聞いたシュンはなぜ、ルアーボールだけが出来ていないのかと訪ねる。

 

「実はの、ルアーボールの素になる青ボングリの実がある所の近くに河原があっての‥そこにメスのマリルが住み着いておってな。余程縄張り意識が強いのか、青ボングリの実を採ろうと河原に近づいただけで攻撃してくるから青ボングリの実が採れずにルアーボールが作れないんや」

 

ガンテツはルアーボールの出来ない理由を説明する。ルアーボールの素となる青ボングリの実の木が生えている場所に河原があり、そこにメスのマリルが住み、縄張り意識が強いからか青ボングリの実を採ろうと近づくと攻撃されるため実を採る事が出来ずにルアーボールが作れないのだと説明する。

 

「それでルアーボールだけが作れずに困っとったんや‥‥」

 

「なるほど‥そうでしたか!良かったらその青ボングリの実をぼくが採って来ましょうか?」

 

青ボングリの実が採れずに困っているという話しを聞いてシュンは自分が青ボングリの実を採って来ると提案する。

 

「ホンマか!!ホンマに青ボングリの実を採って来てくれるんか!!」

 

「えっ、えぇ(汗)‥‥」

 

シュンが青ボングリの実を採って来てくれると言うと、ガンテツはそれを聞いて思わずシュンに迫る勢いで本当かと聞き、シュンはそのガンテツの様子に汗を流しながらその通りだと答える。

 

「それじゃよろしく頼むわ!!お礼にボングリの実のボールを用意しとくからよろしく頼むで!!」

 

「ほんならうちが青ボングリの木のある河原まで案内するわ!!それじゃおじいちゃん、行って来るわ」

 

「おう、それじゃよろしく頼むでぇ~!!」

 

チエちゃんが青ボングリの木のある河原まで案内すると言ってシュンと一緒に門から出て青ボングリの木のある場所まで向かう。ガンテツはお礼のボングリの実のボールを用意しとくと言ってシュンによろしく頼むと言ってシュンとチエを送り出す。

 

シュンはチエちゃんの案内に従って青ボングリの実の木のある河原まで歩いて行く。

 

「シュンさん、ほんまにおおきにな!おじいちゃん、青ボングリの実が採れなくてルアーボールが作れずに困っとったんや」

 

「うん、どういたしまして。ガンテツさんにはボールを作ってもらうんだもの、これくらいは当たり前だよ」

 

青ボングリの実を採って来てくれるシュンにチエがお礼を言い、シュンはどういたしましてと言う。チエの案内に従って青ボングリの木がある河原まで向かっていると途中で赤い実のある木と桃色の実がある木が見えてくる。

 

「シュンさん!あれが赤ボングリの実でな‥赤ボングリの実からはレベルボールが出来るんや、レベルボールは弱いポケモンをゲットするのに最適なんや、それであっちは桃ボングリの実や!桃ボングリの実からはラブラブボール‥このボールは同じポケモンの性別の違うポケモンに有効なんや!」

 

「そうなんだ‥実によって効果が違うんだね‥」

 

そしてシュンとチエは青ボングリの木がある河原まで歩いて行く‥河原を目指して歩いていると他の色のボングリの木があり、チエが他のボングリの実から出来るボールの説明もしてくれた。

緑ボングリの実から出来るのはフレンドボール、ゲットしたポケモンがすごくなつく効果がある。

黒ボングリの実から出来るのはヘビーボール、体重の重いポケモンほど捕まえやすくなる。

白ボングリの実から出来るのがスピードボール、素早いポケモンを捕まえやすくなる。

黄ボングリの実から出来るのはムーンボール、つきのいしで進化するポケモンを捕まえやすくなるボール。

 

「そして、最後が今から行く河原の近くにある青ボングリの実から出来るルアーボールや、ルアーボールはみずタイプのポケモンを捕まえるのに適したボールなんや!」

 

「本当にいろんな効果のあるボールが出来るんだね、そんなボールを作れるなんてガンテツさんは本当に凄いんだね。」

 

「そうや!おじいちゃんは凄いんやで!!」

 

チエからボングリから出来るボールの効果を聞いて、ガンテツさんは本当に凄いとシュンが言うと、チエは嬉しそうに笑って喜ぶ。

 

しばらく歩いていると、シュンとチエの前方にあまり大きくない河原がありその近くに青ボングリの木が生えているのが見えて来た。

 

「見えて来たで!あれが青ボングリの実の木や!」

 

「あれが青ボングリの実の木か、ガンテツさんの言ってたマリルはどこに居るのかな?」

 

チエが見えて来た青ボングリの木を指差してシュンに教える、シュンはガンテツさんの言っていたマリルを探す。

 

「それなぁ、おじいちゃんが青ボングリの実を採ろうとすると"マリルが出て来て採るのを邪魔してくるんや」

 

「そうだったのか‥でも今はマリルは居ないみたいだし今の内に青ボングリの実を採ろう!チエちゃんは此処に居てね」

 

ガンテツが青ボングリの実を採ろうとすると攻撃してくると言う話しをチエから聞いた"シュンは辺りにマリルの居ないことを確かめるとチエちゃんに此処に居るように言って、今の内に青ボングリの実を採ろうと青ボングリの木に慎重に近づく。

シュンが青ボングリの実を採ろうと河原の近くを通ろうとしたその時、河原の中から"みずでっぽう"が放たれてシュンに迫る。

 

「シュンさん!危ない!!」

 

「っ!?」

 

チエの声で自分に"みずでっぽうが迫っている事に‥マサラタウンの森にほぼ毎日行っていた事で鍛えられた身体能力で飛び上がって"みずでっぽうを交わす。シュンが交わしたのに気づいたのか河原からマリルが飛び出して来る。

 

「リル!!」

 

「危なかった‥あれがマリルか‥‥」

 

もう少しで自分に"みずでっぽう"が当たりそうになっていたと冷や汗をかきながら河原から出て来たマリルにポケモン図鑑を向ける。

 

【マリル‥‥みずねずみポケモン。尻尾の先には水よりも軽い油が詰まっているから、溺れることなく川を進める‥‥】

 

 

「どうやらあのマリルがガンテツさんの言ってた"マリルで間違いないみたいだね‥」

 

「そうや、おじいちゃんが青ボングリの実を採ろうと近づくといつも攻撃して来るんや」

 

シュンは河原に近づこうとした自分に攻撃して来たのを見てガンテツさんの言っていたマリルで間違いないことを確信し、チエちゃんもその通りだと言うように頷く。

 

「シュンさん気を付けてや、あのマリルは手強いで!前に他のトレーナーにあのマリルをどうにかしてほしいって頼んだんやけど、手持ちのポケモンがみんなやられちゃったんや」

 

前に青ボングリの実を採るためにあのマリルをどうにかしてほしいと他のトレーナーに頼んだ事があり、その時は全てのポケモンをやられてしまったらしく、あのマリルは手強いから気を付けてほしいとチエに忠告される。

 

「なるほど、分かったよチエちゃん!気を付けて戦うよ。頼むよ、フシギソウ!!」

「ソウ!!」

 

シュンはマリルと戦うためにボールからフシギソウを出す。

 

「いくよフシギソウ!はっぱカッターだ!」

「ソウ!!」

 

シュンの指示でフシギソウはマリルに"はっぱカッターを放つ。

 

「リル!リ~ル~!!」

 

マリルはフシギソウの"はっぱカッターを交わすと、マリルはフシギソウに"みずでっぽうを放つ。

 

「速い!フシギソウ、交わして"つるのムチだ!」

「ソウ!!」

 

マリルの"みずでっぽうを交わすと、今度は"つるのムチでマリルを攻撃する。

 

「リル!リル!リ~ル~!」

 

フシギソウの"つるのムチを尻尾で弾くと、地面へと着地し転がってフシギソウに迫る。

 

「ソウ~~」

 

マリルの"ころがる"がフシギソウを吹っ飛ばす。

 

「フシギソウ!あのマリル‥"ころがる"も使えるのか‥フシギソウ、大丈夫かい」

「ソウ!!」

 

マリルの"ころがる"を受けて吹っ飛ばされたフシギソウは直ぐに立ち上がり頭を振ってシュンに大丈夫だと言うように頷く。

 

「なるほど手強いな‥‥だったら、フシギソウ"ねむりごな"だ!!」

「ソウ!ソウ~~‥」

 

シュンはフシギソウに"ねむりごなを指示し、背中の蕾から"ねむりごなを出してマリルを眠らせようとする。

 

「リル!リ~ル~!!」

 

マリルは"ねむりごな"を空中で回りながら"みずでっぽう"を放つことでかき消すと、マリルはフシギソウに"れいとうビームを放つ。

 

「ソウ~~!!」

「フシギソウ!!」

 

フシギソウに効果ばつぐんのマリルの"れいとうビームが直撃しフシギソウが吹っ飛ばされる。

 

「フシギソウ!大丈夫かいフシギソウ!」

「ソウ~~‥‥‥」

 

マリルの"れいとうビームが直撃したことで大ダメージを受けて戦闘不能となり‥シュンはフシギソウに大丈夫かと声をかけると、フシギソウは元気のない様子で応える。

 

「ご苦労様‥ゆっくり休んで。あのマリル、れいとうビームまで使えるなんて‥自分の弱点に対応出来る技を身につけてる‥あのマリルを倒すのは難しいな‥」

 

シュンはマリルが自分の弱点に対応する技を身につけていることに驚き、これは一筋縄ではいかないと焦りの表情を見せる。

 

「シュンさん‥‥大丈夫でぇっか‥」

 

チエがその様子を見てシュンに不安そうに見ている。

 

「大丈夫だよチエちゃん!絶対に青ボングリの実を採ってみせるから。次はキミだ!頼んだよゼニガメ!!」

「ゼニュ!!」

 

シュンはチエちゃんに絶対に青ボングリの実を持って帰ると約束すると、次はゼニガメをボールから出す。

 

「気を付けてゼニガメ!あのマリルは手強いよ」

「ゼニュ!!」

 

シュンがあのマリルは手強いとゼニガメに忠告し、ゼニガメは頷く。

 

「いくよゼニガメ!みずでっぽう"だ!」

「ゼニュ~!!」

 

「リル~!!」

 

ゼニガメの"みずでっぽう"とマリルの"みずでっぽう"がぶつかり合い相殺される。

 

「くっ、威力は互角か‥だったらゼニガメ!れいとうビームだ!!」

「ゼ~ニュ~!!」

 

「リル!リ~ル~!!」

 

シュンは今度はゼニガメに"れいとうビームを指示し、ゼニガメが"れいとうビームを放つとマリルも"れいとうビームを放ち、お互いの技を相殺させる。

 

「くっ!れいとうビームも互角か‥‥やっぱり強い!」

 

「リル!リ~ル!」

 

マリルがウインクをするとそこから、ハートが大量に飛び出しゼニガメの回りを包むとゼニガメが一瞬ピンクに輝く。

 

「ゼニュ!ゼニュ~~!!」

 

するとゼニガメの目がハートになりマリルを見てフラフラとしている。

 

「これってまさか‥メロメロ!!あのマリル、メロメロも使えるのか!」

「ゼニュ~~‥」

 

ゼニガメはマリルの"メロメロを受けてメロメロ状態となりマリルに攻撃出来なくなる。

 

「リル!リ~ル~!!」

 

マリルはメロメロ状態で攻撃出来ないゼニガメに"ころがる"で攻撃する。

 

「ゼニュ~~~」

「ゼニガメ!」

 

マリルの攻撃を受けてゼニガメは吹っ飛ぶが立ち上がる。

 

「ゼニ~~」

「くっ!ゼニガメ、みずでっぽうだ!」

「ゼニュ~~」

 

シュンはゼニガメに"みずでっぽうを指示するが"メロメロがとけずマリルを攻撃出来ない。

 

「リル!リ~ル~!!」

 

メロメロ状態で攻撃しにくくなっているゼニガメにマリルは"ころがる"で攻撃する。

 

「ゼニュ~~」

 

ゼニガメはメロメロ状態で避ける事が出来ずにまともに攻撃をくらい吹っ飛ぶ。

 

「くっ!メロメロがこんなに厄介だったなんて‥‥」

 

シュンはゼニガメがマリルの"メロメロを受けたことで"メロメロ状態となりマリルに攻撃する事も出来ず、マリルの攻撃を防ぐことも出来ないのを見て"メロメロという技の厄介さに苦い表情になる。

 

「ゼニュ?ゼニゼニ!!」

 

マリルの"ころがる"を受けたゼニガメは立ち上がると"ころがる"を受けたダメージと反動からか"メロメロ"がとけたのだった。

 

「今の攻撃で"メロメロ"がとけたのか!よし、ここから反撃だよゼニガメ!」

「ゼニュ!ゼニュ~~!!」

 

メロメロがとけたのを見たシュンはゼニガメにこれから反撃すると叫ぶとゼニガメもシュンの想いに応えて高らかに叫ぶ‥するとゼニガメの体が光り輝く。

 

「シュンさんのゼニガメが光って!?」

 

「リル!?」

 

「これってまさか!?」

 

ゼニガメの体が輝いたのを見てチエは驚き、マリルも驚いて動きを止める。シュンはその様子を見て自分の中に見覚えのある光景が浮かぶ。

 

「カメル!!」

 

ゼニガメの体が光り輝いてその姿を変えていきゼニガメからその姿を新たな姿に変えた。

 

「やった、ゼニガメがカメールに進化した!!」

 

シュンはゼニガメがカメールに進化したことを喜びカメールにポケモン図鑑を向ける。

 

【カメール‥‥かめポケモン。長生きのシンボルとされている。甲羅に苔が付いているのは特に長生きのカメールである‥‥】

 

「よし、ゼニガメ‥ううん、いくよカメール!!」

「カメ!!」

 

シュンは進化したカメールと一緒にマリルを倒そうとやる気全快で向き直る。

 

「リル!!」

 

自分に対して戦う姿勢を見ていたマリルはシュン達に警戒を露わにする。

 

「いくよカメール!!れいとうビームだ!」

「カメ~!!」

 

「リル~!!」

 

カメールはシュンの指示を受けてマリルに"れいとうビームを放ち、マリルもそれに対抗しようと"れいとうビームを放つ。

 

「リル!?リル!!」

 

しかし先程とは違い‥進化して力が増したためカメールの"れいとうビームはマリルの"れいとうビームを相殺しマリルに迫るがマリルはギリギリで交わす。

 

「すごい、進化したことでパワーが格段に上がっている‥それだけじゃない‥新しい技も覚えてる!」

 

カメールの"れいとうビームがマリルの"れいとうビームを相殺したのを見て、進化したことで技の威力が上がったことにシュンは驚き、さらにポケモン図鑑にカメールが新しい技を覚えたことが表示されているのを見て喜ぶ。

 

「カメール!ハイドロポンプだ!!」

 

シュンは進化したことで新たに覚えた技を指示し、カメールはマリルに"ハイドロポンプを放つ。

 

「リ~ル~!!」

 

マリルはカメールの"ハイドロポンプに対抗しようと"みずでっぽうを放つ‥しかしカメールの段違いの技の威力にマリルの"みずでっぽうを相殺しマリルを吹っ飛ばす。

 

「リル~~‥」

 

「凄いでシュンはん!!あのマリルを押してるで!!」

 

マリルが吹っ飛んだのを見たチエは、手強かったマリルがやられていることに喜ぶ。

 

「よし、今だカメール!!ロケットずつきだ!!」

「カメ!!カメ~!!」

 

シュンは吹っ飛んだマリルに追撃の"ロケットずつき"を指示し、カメールは凄い勢いでマリルに突っ込みマリルを吹っ飛ばす。

 

「リル~~!?」

 

マリルはカメールの"ロケットずつきが直撃し地面に叩きつけられる‥そして‥‥

 

「リル~~‥‥」

 

マリルはダメージの連続にひんし寸前となり倒れる。

 

「今だ、頼むよ‥モンスターボール!!」

 

シュンは倒れたマリルにモンスターボールを投げて、ボールはマリルに当たるとマリルを吸い込み、数回揺れると、カチッと言う音とともに光り、マリルのゲット成功を知らせる。

 

「よし!マリル、ゲットだ‥」

 

シュンはマリルをゲット出来たことに喜び、マリルのボールを手に取る。

 

「やったなシュンはん!!あのマリルをゲットするなんて本当に凄いわ!!」

 

「ありがとうチエちゃん。マリルをゲット出来たのもカメールのおかげだよ‥ありがとうカメール」

「カメ!!」

 

マリルをシュンがゲットしたのを見たチエは驚きながらも喜び、シュンはカメールのおかげでゲット出来たと言ってカメールを誉める。

 

「カメール!!これからもよろしくね」

「カメ!!」

 

進化したカメールにシュンが笑顔でこれからもよろしくと言うとカメールも笑顔で頷く。

 

「よしチエちゃん!!マリルもゲットした事だし、青ボングリの実を採ってガンテツさんの所に戻ろう」

 

「そうやな!!よし、ウチが採っても良い実を選ぶからシュンさん採ってぇな!」

 

シュンはチエの選んだ採っても大丈夫な青ボングリの実を採ってチエが持って来たカゴに入れると、2人は元来た道を戻ってガンテツのもとへと採った青ボングリの実を持って行く。

 

「ただいまおじいちゃん!!」

 

チエはガンテツさんの家の玄関の扉を開けてガンテツさんに青ボングリの実を採って来たことを知らせる。

 

「おう!!おかえりやチエ!シュンくん!ホンで青ボングリの実を採ってこれたんか?」

 

チエの声を聞いて2人が帰って来たことに気づいたガンテツは玄関まで歩いて来る‥‥そして"シュン達に青ボングリの実を採ってこれたかを訪ねる。

 

「うん!シュンさんのおかげでな!!ほら、必要な分の青ボングリの実を採って来たで!!」

 

ガンテツにそう聞かれると、チエはカゴに入った青ボングリの実をガンテツに見せる。

 

「オオウ!?ほんまや、ほんまに青ボングリの実や!これで注文されたルアーボールが作れるで!ほんまに感謝や!ほなシュンくん、これがお礼のボールや!」

 

カゴに入った青ボングリの実を見たガンテツはこれで注文されていたルアーボールを作る事が出来ると喜びシュンに礼を言うと、そのお礼にガンテツはシュンにボールの入った袋を渡す。

 

「これって!?」

 

シュンがガンテツに貰った袋の中身を見ると、そこにはルアーボール以外のボングリの実から作られるボールが入っていた。

 

「おう!それは予め作っといたボングリのボールや!」

 

「でも、これって注文されていた分のボールなんじゃ‥」

 

ガンテツは予め注文されて作っていた分のルアーボール以外のボングリの実をボールを3つずつ渡す。シュンは貰った袋の中のボールを見て、もしかして注文されたボールの分何じゃないかとガンテツに訪ねる。

 

「なぁに、心配しなくても大丈夫や、期日までにはまだ時間があるしの、ルアーボールを含めて新しく作る時間は充分にあるんや!だから気にすることはないで!青ボングリの実を採って来てもらってほんま助かったしの!!」

 

心配するシュンにガンテツは期日までまだ時間があり新しく作るから心配ないと言い、青ボングリの実を採って来てくれた事を改めてお礼を言う。

 

「それと‥これも持っていきや!」

 

そしてガンテツはポケットからルアーボールを一つ取り出してシュンに手渡す。

 

「ルアーボールまで‥本当に良いんですか?」

 

「あぁ‥シュンくんが帰ってくんのを工房で待ってたらたまたま一つ残ってるのを見つけたんや!遠慮せずに持っていきや!!」

 

シュン達が帰ってくんのを工房で待ってたらたまたま一つ残ってるのを見つけたから遠慮せずに持っていくように言って渡す。

 

「そう言うことなら‥有り難くいただきます。ありがとうございます」

 

「なぁに、お礼は言うのはこっちの方や!!ほんまに助かったで!」

 

「シュンはん!!ほんまにありがとうな!!」

 

ガンテツとチエはシュンに改めてお礼を言う。

 

「いえ、ぼくもガンテツさんにボールを貰えたので‥!それではぼくはそろそろ行きます。ガンテツさんもお仕事頑張って下さい!!チエちゃんも元気でね」

 

「そうか!ほな、元気でやるんやで!!」

 

「シュンさん!!元気でな!またヒワダタウンに来たら寄ってぇな!!」

 

シュンはガンテツの頼みを聞いて青ボングリの実を採りに行き、ゼニガメがカメールに進化した事でマリルのゲットに成功し、青ボングリの実を採る事に成功しガンテツに青ボングリの実を届ける事が出来た。ガンテツの頼みを叶えるとシュンはガンテツとチエに別れを言って次のジムがある街コガネシティを目指して旅立つのであった。

 

 

 




如何でしたでしょうか?


ガンテツとチエのキャラがあまり定かではありませんがアニメなどを参考に致しました。
そして、今回はアニメに出てきたクヌギダマではなく、オリジナル展開でマリルを出しました。みずタイプ同士の戦いでゼニガメをしんかさせたいと考えていたからです。


それでは次回をお楽しみに!!


ミニコーナー

シュンの持っているボール‥(今回手に入れた物も含めて)

1、モンスターボール 50個

2、スーパーボール 10個

3、ハイパーボール 5個

4、レベルボール 3個

5、ルアーボール 1個

6、ヘビーボール 3個

7、フレンドボール 3個

8、ムーンボール 3個

9、スピードボール 3個

10、ラブラブボール 3個

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