歌姫と宝石の姫と共に頂点を目指す者!(調整中)   作:シュリーダ

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皆さん!超お久しぶりです!この数ヶ月間いろいろと忙しくかったり不幸な事があったりと投稿する暇がなく投稿するのにかなりの時間を費やしてしまいました。
待っていてくださった方もそうじゃない方も投稿致しますのでぜひ楽しんでご覧ください!
なお、今回の話しもけっこうなオリジナル要素が入って降りますのでそれが許せる方だけご覧ください!

では、どうぞ!!


第十四話 ウパーがいっぱい!あばれんぼうのワニノコ

ヒワダタウンに住む有名なボール職人であるガンテツにボングリのボールを作ってもらえるようにお願いに来たシュンは、ガンテツの頼みで青ボングリの実を採りに河原へと向かうとそこに生息する野生のマリルが飛び出して来てシュン達を襲う。

野生のマリルの思わぬ強さに苦戦するもゼニガメがカメールへと進化し、マリルをゲットする事が出来たのだった。無事に青ボングリの実をガンテツへと届けてお礼にボングリで作ったボールを貰って、ガンテツと孫のチエに別れの挨拶をして次のジムのあるコガネシティへ向けて旅立ったのであった。

 

 

次のジムのある街‥コガネシティを目指してヒワダタウンを出発したシュン達は現在、その途中にある山道を歩いていた。

 

「マスター、どうやらコガネシティまではまだだいぶ距離があるようです」

 

メロエッタがシュンの肩の上でガイドブックを見ながら、まだコガネシティまではだいぶ距離があると説明する。

 

「そっか‥コガネシティまでまだそんなにあるのか。だいぶ歩いたし少し休憩しようか、メロエッタ、ディアンシー」

「そうですね。まだ道は長いようですし‥」

「えぇ、それがよろしいですわ」

 

まだコガネシティまで道が長いこともあり、シュン達は道の横で座って体力を休める。

シュン達はそこで軽く食事をしながら体を休めていると‥‥シュン達の前に‥‥。

 

「ウパ!」

 

「ん?」

 

休憩しているシュン達の前に、水色の体をしていて顔にヒレのような物が付いている小さいポケモンがシュン達の前に出て来る。

 

「このポケモンは?」

 

シュンは突然自分達の目の前に現れたポケモンにポケモン図鑑を向ける。

 

【ウパー‥‥みずうおポケモン。地上を歩き回る時は、ぬるぬるした毒の粘膜で体の表面を覆っている‥‥】

 

ポケモン図鑑から目の前のポケモン‥ウパーのデータが表示される。

 

「へぇ、ウパーって言うんだ。みず・じめんタイプか‥だけどこの辺りには水辺も無いのにどこから来たんだろう?」

 

ポケモン図鑑に表示されるウパーの情報を見たシュンはみずタイプのウパーがこんな水も無い場所に居る事に疑問を抱く。

 

「ウパッウパッ」

 

ウパーはシュンに近くに歩いて来ると楽しそうに飛び回っている。

 

「人に対してあまり警戒してないな‥‥もしかしてトレーナーが居るのかな?」

 

ウパーが自分に対してまったく警戒することなく近付いている様子を見て、トレーナーが居るのではないかと考える。

 

「どうやらそうみたいですね。いくらなつきやすい性格だとしても野生のポケモンでしたらここまで全く警戒せずに接近しないでしょう。トレーナーが居て人に馴れているということでしょう」

 

メロエッタもシュンの考えを聞いて、ウパーが警戒せずにいる理由を簡単にシュンに説明する。

 

「あら!この子の胸の模様‥ハートの形をしてますね。可愛いですわ!」

 

ディアンシーが目の前のウパーの胸にあるハートマークの模様を見て可愛いと言う。

 

「ほんとだね。図鑑に載ってるのと模様の形が違う‥珍しいね」

 

ディアンシーがそう言うと、シュンもウパーを見て、胸の模様が図鑑とは違うのに気付き珍しい模様をしていると思う。

 

「ウパッウパッ!」

 

シュン達がウパーの胸の模様の違いを見ているとウパーが突然、飛び上がりながらシュン達から離れて行く。

 

「あれっ!どこに行くのかな?」

 

「分かりませんが付いて行ってみましょう。もしかしたら自分のトレーナーを探していて迷ったのかもしれませんし、そうじゃなければ珍しい模様の形をしているのでゲットしてもいいかもしれません」

 

ウパーが離れて行くのを見たシュンはメロエッタの言う通りにウパーの跡を追い掛けていく‥しばらくウパーの跡を付いて行ってみると、ピンク色に染まる屋根のある建物が見えて来る。

 

「なんだろう?あの建物は‥‥」

「さぁ?ですが可愛らしい外見をした建物ですね」

 

シュン達が見えて来た建物についていろんなことを思っていると‥‥

 

「ウパッウパッ!ウパ?」

 

飛び跳ねながら進んでいたウパーが足を滑らせて横の険しい坂から真っ逆様に落ちる。

 

「危ない!!」

「「マスター!」」

 

シュンは落ちるウパーを助けるためにウパーの後を追い掛けて落ちて行く‥途中でウパーを抱きかかえて、ウパーが傷つかないように両腕で包む。

 

「ぐぅう‥‥!!」

 

ウパーを掴む事は出来たがシュンはそのまま険しい坂の堅い岩に体を打ちつけながら転がり落ちていく。そのたびにシュンの体に激痛がはしる。

 

 

そして、険しい坂の下にある建物では‥‥。

 

「はぁ~い♪みんな!今日も1日元気でいましょうね」

 

下では青色の髪をした女性が居て何かの面倒を見ていると‥‥。

 

‥‥ドォンン!!‥‥

 

「グッ!!」

 

「ッン!何!?」

 

女性が凄い音がしたことに驚いて振り向くと‥‥

 

 

「ぐっ!ッウ~‥」

 

「ウパ!」

 

シュンは坂を転がり落ちながらもウパーを傷つけないように庇ったために背中を地面に強く打ちつけてしまう。

シュンは激痛に歯を食いしばって耐えていると、シュンの手からウパーが出て来る。

 

 

「まぁ大変!!」

 

シュンが落ちてきて驚いていた女性はシュンの手からウパーが出て来た事にさらに驚いてシュンの元に向かう。

 

「あのぅ‥しっかりして下さい。大丈夫ですか?」

 

女性はウパーを抱きかかえて、シュンに大丈夫かと訪ねる。

 

「はいッ‥‥何とか‥!」

 

シュンは痛みを堪えながら女性に大丈夫だと応える。

 

「わたし‥サナエと言います。この子はわたしのウパーなんですけど、 もしかしてこの子があなたに何かご迷惑でも‥‥?」

 

ウパーを両手で抱く女性は名前をサナエだと名乗り、シュンが助けたウパーは自分のポケモンだと言って、何か迷惑をかけてしまったのではないかと申し訳なさそうに訪ねる。

 

「あっ、その‥‥」

 

シュンがあなたのウパーのせいで怪我をしたとはっきりと言いにくくどうしようかと迷っていると‥‥

 

「マスタ~~!!大丈夫ですかぁ~~」

 

坂の上からメロエッタがディアンシーを抱えながら、シュンの元まで飛んで来る。

 

「あっ!メロエッタ、ディアンシー‥」

 

「マスター!大丈夫ですか?」

「お怪我はありませんか?」

 

メロエッタとディアンシーはシュンの元まで来ると怪我はないかと心配して近づく。

 

「見たことないポケモン‥それに人間の言葉を喋ってる!!」

 

女性はいきなり上から見たことのないうえに人間の言葉を話すポケモンが来たことに驚いて呆然としている。

 

「マスター!!お怪我をしていますわ!!」

「ちょっと!そこのあなた!マスターはそのウパーが坂から落ちるのを庇って怪我をしたんですよ。ぼうっとしてないで早く手当てする準備をして下さい!!」

 

ディアンシーはシュンが怪我をしている事に気づき、メロエッタは呆然としている女性にシュンが怪我をした訳を話し、早く手当てするように言う。

 

「まぁ、そうだったのですか。大変!今、手当てしますのでこちらに来て下さい」

 

女性はメロエッタに言われて、シュンが怪我をしているのに気づき、驚いている場合ではないと‥手当てするためにメロエッタ達と一緒にシュンを支えながら建物の方に行き、女性は建物の中から救急箱を持ってくると、強く地面に打ちつけた背中に薬を塗ると上に包帯を巻いて手当てをする。

 

「本当に申し訳ありません‥わたしのウパーを助けるためにこんな怪我をさせてしまって」

 

ウパーのトレーナー‥サナエは怪我をしてまで自分のウパーを助けてくれたシュンに心の底から申し訳なさそうにお礼を言う。

 

「いえ‥気にしないで下さい。怪我もそこまで酷いわけじゃないですし」

 

怪我をさせてしまったことを申し訳なさそうに謝るサナエにシュンは怪我もそこまで酷かったわけではないから気にしなくていいと言う。

 

「ハァ~‥まったくマスターは人が良すぎです!」

「フフフ。それがマスターの良いところですわ♪」

 

あれだけの怪我をしたにも関わらず気にしなくていいと言うシュンにメロエッタは人が良すぎると呆れる。しかしディアンシーはそこがシュンの良いところだと微笑む。

 

「アハハ‥ところでサナエさん。此処はどういう場所なんですか?」

 

メロエッタがシュンの人の良さに呆れて、ディアンシーはシュンの人の良さに微笑んでいるの見て、シュンは困ったように苦笑いする。そして"シュンは此処がどういう場所なのかが気になりサナエに訪ねる。

 

「ここはウパー専門の保育園なのよ。あっちを見てみて」

 

シュンはサナエに言われた方向に目を向けると、そこには池がありたくさんのウパーが楽しそうに泳いでいる。

 

「凄いな‥ウパーでいっぱいだ」

 

「ウパッ!ウパウパ」

「ウパ~」

「ウパ~ウパァ!」

 

「この辺りは元々ウパーの人気が高いんだけど‥ここの池の水がとてもウパーにあっていてとてもよく育つと言うので、ウパー達を預かっている内に保育園みたいになっちゃたのよ」

 

サナエは抱いていたウパーを池に放すとウパーは嬉しそうに池の中を泳ぎ、サナエはそれを見ながらウパーの保育園が出来た理由をシュン達に説明する。

 

「そうなんですか‥なんで水気の無いあんな所に居るのかと思ったらこういうことだったんですね」

 

シュンはサナエの説明を聞いて、水気のない山道にウパーがいたことに納得する。

きっと、サナエさんの目を盗んで保育園から抜け出してしまったんだろうなと‥そう思って池に居るウパー達を見ると‥‥。

 

「「「ウパァ~~!!」」」

 

ウパー達はこっちを見てにっこりと笑顔を向ける。

 

「はは」

「フフフ、可愛いですね♪」

 

そのウパーの無邪気な笑顔を見たシュンは何だか心が和やかになり、思わず笑みを浮かべ、ディアンシーもウパー達の可愛い笑顔に微笑む。

 

「ウパーを見てるとなんだか心が癒されるでしょう」

 

「えぇ、そうですね。とても‥」

 

ウパーのほんわかとした笑顔を見ていると心が安らいでいく気分になる。

そして池の中を無邪気に泳いでいるウパーを見ていると‥‥。

 

「さぁ、みんなお遊戯の時間よ!」

 

サナエはタンバリンを持つと、お遊戯の時間だと言ってリズムよく叩き始める。

 

「「「「ウパァ♪ウパァ♪ウパァ♪」」」」

 

ウパー達もサナエの叩くタンバリンのリズムにのって声を合わせて歌い始める。

 

「まぁ♪とても可愛らしいですわ」

「えぇ、とっても心が和むようです」

 

「ほんとだね。とても微笑ましくなるよ‥」

 

ウパー達のお遊戯を見てディアンシーは可愛らしいと微笑み、メロエッタもウパーの愛らしさに心が和み、シュンも背中の怪我の痛みも何だか薄れていくように思えるほどに微笑ましくなる。

 

「ウパー達にもご飯をあげたし、私達もお茶にしましょう。シュンくん達もぜひご一緒に」

 

サナエはウパー達にご飯をあげると、シートに座ってカップに紅茶を注ぎながらお茶にしようと言ってシュン達も誘う。

 

「ありがとうございます!いただきます」

 

シュン達はサナエの好意に甘えてご馳走になりクッキーを手に取り口に入れる。

 

「あっ!でもクッキーはわたしのお手製だから味の保証はないわよ」

 

「そんなことないですよ。サナエさん」

「とっても美味しいですわ」

「本当ですね。」

 

味の保証は出来ないと言うサナエにシュン達はそんな事はないと言って、とても美味しいと応える。

 

「フフフ。みんなありがとう。ところでさっきから聞きたかったんだけど‥‥」

 

「ん?なんですかサナエさん」

 

シュン達がクッキーがとても美味しいと言うのを聞いたサナエは嬉しそうに微笑む。

そして"シュン達にさっきから聞きたい事があるとシュン達に言う。

 

「そのポケモン達は全く見たこともないし、どうして人間の言葉を話せるのかしら?」

 

サナエはさっきから全く見たこともないポケモンが人間の言葉を話しているのが気になりどうしてなのかシュンに訪ねる。

 

「えと‥‥それはですね‥」

 

「何てことはありません‥わたし達は特別なだけです。それとわたしはメロエッタです」

「ワタクシ達はマスターの事が気に入って一緒にいるのですわ。ちなみにワタクシはディアンシーと言いますわ」

 

サナエの質問にシュンはどういう風に答えればいいかと困っていると、メロエッタがどうという事はなく只、自分達が特別なポケモンであるだけだと言って自分の名前を言い、ディアンシーはシュンの事が気に入ったから一緒にいるのだと言って自分も自己紹介する。

 

「はぁ‥そうなのですか?あら?ちょっとごめんね。はい、もしもしサナエですけど‥」

 

メロエッタ達からの回答に不思議そうにしながらも納得すると、その時サナエの携帯に着信が入り電話に出る。

 

「クッキーもそうだけど、紅茶も美味しいね」

「はい、温かくてホッとします」

「とても良い香りで美味しいですわ」

 

シュン達は引き続きサナエの手作りクッキーと紅茶の美味しさを味わっていると‥。

 

「えっ!ホント!!」

 

「「「ん?」」」

 

電話に出たサナエの驚いた声に思わずサナエに視線を向ける。

 

「うん‥うん‥それでどうなの?分かったわ。いい、絶対に動いちゃダメよ。うん、それは何とかするわ。だからじっとしてて、いい!無理しちゃ駄目よ!」

 

サナエは電話をした相手にそう言って電話の着信を切る。

 

「困ったなぁ‥」

 

「あのぅ‥どうしたんですか?」

 

サナエの様子が気になり‥シュンはどうしたのかと声を掛ける。

 

「えっ!あぁ‥実は隣町に住む母が転んでその拍子に腰を痛めてしまったらしいの‥‥」

 

シュンにどうしたのかと聞かれると、サナエは母親が転んで腰を痛めてしまったのだと説明する。

 

「えぇ!それで大丈夫なんですか?」

 

サナエの母親が腰を痛めたのを聞いたシュンは大丈夫なのかと訪ねる。

 

「えぇ‥本人は大丈夫だって言い張っているんだけど‥‥病院嫌いの母の事だからきっと痩せ我慢してるんじゃないかと思うの‥」

 

「そうなんですか‥」

 

「えぇ‥近所に様子を見に行ってくれる人も居ないから‥わたしが行くしかないのよぉ。だけど、預かってるあのウパー達を放って行く訳にもいかないし‥‥」

 

サナエは今すぐにでも腰を痛めた母親の元に行きたいが預かっているウパー達をほっといて行くわけにもいかないため‥どうしようかと悩んでしまう。

 

「まいったなぁ~‥‥どうしよう‥」

 

サナエはどうすればいいかと困り悩んでいると‥‥

 

「あのぅ‥それでしたらぼく達がサナエさんが帰って来るまでウパー達の面倒を見てましょうか?」

 

腰を痛めてしまった母親の看病に行きたいのに預かってるウパー達がいるため行けずに困ってしまっているサナエを見たシュンは、良ければ自分がウパー達の面倒を見ると提案する。

 

「えっ、本当!!でも、悪いわ‥シュンくんはわたしのウパーを助けて怪我をさせてしまったのにそんなことまで頼むなんて‥」

 

自分のウパーを助けて怪我をさせてしまったシュンにそんな個人的な事まで頼むのは悪いと思い遠慮する。

 

「そんな事は気にしなくていいですよサナエさん。それより早くお母さんの所に行ってあげて下さい」

「ウパー達の事はわたし達に任せなさい」

「責任を持ってお世話致しますわ」

 

遠慮するサナエにシュンは気にせずに母親の元に行くように言い、メロエッタもディアンシーもウパー達は自分達に任せて責任持ってお世話する事を約束する。

 

「シュンくん‥みんな‥ありがとう!じゃあお願いするわ」

 

ウパー達の面倒を見るというシュン達の好意に甘えることにしたサナエはシュン達に感謝しウパー達の事をお願いすると急いで母親のもとに行くための準備をして、バイクに乗る。

 

「ウパー達の世話の仕方はその手帳にメモしてあるわ」

 

「分かりました。このメモに書いてある通りにすればいいんですね」

 

シュンはサナエからウパー達の世話の仕方について書かれた手帳を受け取る。

 

「それじゃよろしくお願いね、シュンくん」

 

「はい!任せて下さい」

 

「出来るだけ早く帰ってくるわね~!」

 

そうしてシュンにウパー達の事を頼むとサナエはバイクのエンジンをいれて、出来るだけ早く帰るように言って走り出す。

 

「さてと‥それじゃサナエさんが帰って来るまでウパー達の世話をしないと‥」

 

シュンはサナエを見送るとウパー達を世話するためにサナエから預かったウパーの世話について書かれたメモを開く。

 

「凄いな‥サナエさんのメモ。ウパーの事について詳しく書いてある。世話の仕方についても分かりやすいように纏めてある‥サナエさん凄いな」

 

シュンがウパーの事について書かれたメモを見ながら、サナエさんのウパーについて分かりやすく書かれたメモに感心していると‥‥。

 

「マスター!大変ですぅ~~!!」

「速く来て下さい!!」

 

ウパー達のいる池の方からウパー達を見ていたメロエッタとディアンシーの何か慌てたような声が聞こえて来る。

 

「どうしたの2人とも?」

 

メロエッタとディアンシーの自分を呼ぶ声を聞いたシュンは急いで池の方に向かうとそこには池の中からウパー達が出てバラバラにどこかに行こうとするのをメロエッタ達が必至に止めていた。

 

「マスター!わたくし達だけではこれだけたくさんいるウパー達を押さえ切れませんわ」

 

「エスパー技を使えば押さえられますが、預かってるウパー達にそんなことは出来ないですし‥どうしますかマスター?」

 

ウパー達が無邪気にはしゃぎながらどこかに行こうとするのを必至に止めるも自分達だけでは止められないとディアンシーは言い、預かってるウパー達に技を使うわけにもいかないと言って、シュンにどうするかと聞く。

 

「そうだね。良し、出て来てみんな!」

 

どうするかと聞かれたシュンはポケットからボールを出して上に投げる。

 

「ソウ!」

「カメ!」

「ヒノ!」

「チコ!」

「レディ!」

「イト!」

 

ボールからフシギソウ達が出て来てシュン達の前に着地する。

 

「みんな!事情があって、このウパー達の世話をする事になったんだ。手伝ってほしい」

 

「チコ!」

 

チコリータが代表するように頷き、それに続いてみんなも頷く。

 

「ありがとうみんな!それじゃぼくはこのメモに書いてある通りにウパー達のおやつの準備をするから、それまでみんなは手分けしてウパー達がどこかに行かないように見ていてくれるかい?」

 

「分かりましたマスター!それじゃみんな手伝って下さい」

 

シュンはウパー達のおやつを作っている間にウパー達を見ているようにみんなに頼むとメロエッタは了解し、みんなにも手伝うようにお願いし、チコリータ達も頷いてウパー達が保育園の外に出ないように見張る。

 

メロエッタ達にウパー達を見てもらっている間にシュンは保育園のキッチンへと向かい、サナエのメモに書いてあるおやつのレシピ通りにウパー達のおやつを作り、ウパー達のおやつの準備を終えて、外にいるウパー達の元へと持って行く。シュンが家の外に出ると‥‥。

 

「ワニャ!ワニャ~!!」

 

「「「「ウパァ~~~」」」」

 

「チコ!チコ!!チコ~!!」

 

チコリータ達が何か騒いでることに気づき、ウパー達のいる池の方に視線を向けてみると、ウパー達のいる池に混じってウパーと似た体の色をした者が池の中にいるウパーに乱暴をしていた。それを見たチコリータがワニノコに怒っていた。

 

「あれって‥もしかしてワニノコ?何でこんな所に‥何にしても止めないと!」

 

シュンは一端ウパー達のおやつの乗ったおぼんを置くとメロエッタ達の所へと向かう。

 

「メロエッタ、いったいどうしたんだい?何でこんな所にワニノコが‥それにチコリータ達も何であんなに怒ってるの?」

 

「あっ、マスター。実はわたし達がウパー達が外に行かないように見張っていたら、突然どこからかあのワニノコが出て来て、乱暴にも池の中のウパー達を退かして我が物顔で泳いでいるんです。で、乱暴されたウパー達はすっかり怯えてしまってチコリータ達の後ろに集まっています。でっ!ウパー達に乱暴したことにチコリータ達が怒っているんです」

 

メロエッタはシュンが来たことに気付くと、ワニノコがここにいる訳とチコリータ達が怒っている理由を説明する。

 

「なるほどね‥あのワニノコは野生かな?とりあえず、あのワニノコに何でこんなことするのかを聞いてみようかな‥」

「そうですね」

 

メロエッタから説明を受けたシュンは納得すると、ワニノコに何故こんな乱暴をするのかを訪ねるために池に居るワニノコへと近付く‥すると‥‥。

 

「ワニャ!ワ~ニャ~~!!」

 

池の中を泳いでいたワニノコはシュン達が近付いて来るのに気付くと、ワニノコはシュン達に向かって"みずでっぽう"を放った。

 

「なっ!!」

「危ない!」

 

シュンとメロエッタは自分達に放たれた"みずでっぽう"を間一髪避ける。

 

「なっ!いきなり何をするのですか!!」

 

ワニノコの突然の攻撃にディアンシーは何をするのかと怒る。

 

「ワニャ~!ワニャワニャ!」

 

「ここはオレの縄張りだ。近付くんじゃねぇ!と、言ってますね」

 

メロエッタはワニノコの言っていることをシュンに通訳する。

 

「う~ん‥ダメだよワニノコ。ここはウパー達の保育園だからね。そんなことしちゃ」

 

ワニノコの言ってる事を聞いたシュンはやんわりとした言葉で何とかワニノコを説得しようと話し掛ける。

 

「ワニャ!ワニャ~~!!」

 

ワニノコはシュンの言う事に耳を貸さずに、またもやシュン達に"みずでっぽう"を放った。

 

「やっぱりダメか‥‥仕方ないな。チコリータ、はっぱカッター!!」

「チコ!」

 

予想していた通りに自分の説得を無視して攻撃して来たワニノコの"みずでっぽう"をチコリータに"はっぱカッター"を指示して防いだ。

 

「ウパー達に乱暴してたのもそうだけど随分と荒っぽい性格みたいだね。メロエッタやカメール達はウパー達を避難させて守っていて」

 

「分かりましたマスター!」

「さぁ、みんなこっちへ来て下さい」

「カメル!」

「ヒノ!」

 

メロエッタ達はシュンに言われた通りにウパー達を避難させて、カメール達はシュンに言われた通りにウパー達の前に出てウパー達を守る。

 

「よし、いくよチコリータ!ワニノコを追い払うか‥もしくはゲットするか‥とりあえずウパー達を守ろう」

「チコ!」

 

シュンはメロエッタ達に指示し終えると、チコリータと一緒にワニノコと戦う。

 

「ワニャ!ワ~ニャ~!!」

 

シュンとチコリータが自分に立ち向かう様子を見たワニノコはチコリータに"みずでっぽう"を放つ。

 

「チコリータ!"はっぱカッター"だ」

「チコ!チコリー!!」

 

ワニノコの"みずでっぽう"をチコリータの"はっぱカッター"で相殺させる。

 

「チコリータ!"つるのムチ"でワニノコに攻撃だ!」

「チコ!チ~コ!」

 

シュンはチコリータに"つるのムチ"を指示し、チコリータは"つるのムチで"ワニノコに攻撃する。

 

「ワニャ!ワ~ニャ!!」

 

自分に向かって来ている"つるのムチ"をワニノコは両手から竜のエネルギーで出来た爪を出して"つるのムチ"を弾く。

 

「なっ!あれって"ドラゴンクロー"‥‥あのワニノコ、珍しい技を覚えてるんだな‥‥」

 

シュンはワニノコが"ドラゴンクロー"を使ったことに驚く。

 

「ワ~ニャ!」

「チコ~~」

 

ワニノコは"つるのムチ"を防ぐと、そのまま素早くチコリータへと接近して"ドラゴンクロー"で吹っ飛ばす。

 

「チコリータ!大丈夫かい」

「チコ!」

 

"ドラゴンクロー"を受けて少し後退したチコリータにシュンは大丈夫かと聞くと、チコリータは頭をフルフルと振った後にシュンに応えるように頷く。

 

「よし、チコリータ!"はっぱカッター"だ」

「チコ!チ~コ~!」

 

チコリータが大丈夫なのを確認したシュンはチコリータに"はっぱカッター"を指示し、チコリータはワニノコに"はっぱカッター"を放つ。

 

「ワニャ!ワ~ニャ!ワニャ!」

 

またもやワニノコは迫り来る"はっぱカッター"を"ドラゴンクロー"で弾き飛ばし攻撃を防ぐ。

 

「そこだ。続けて"つるのムチ"!」

「チ~コ!」

 

ワニノコが"ドラゴンクロー"で"はっぱカッター"を防いでいる隙に"つるのムチ"でワニノコに攻撃する。

 

「ワニャ!ワニャ~~~」

 

チコリータの"はっぱカッター"を防いだばかりだったため、避けられずにチコリータの"つるのムチ"が直撃する。

 

「よし、たたみかけるよチコリータ!そのまま"たいあたり"だ!!」

「チコ!チ~コ!」

 

そしてそのまま"つるのムチ"を受けて吹っ飛んだワニノコに追撃の"たいあたり"をくらわせる。

 

「ワニャ~~~」

 

ワニノコはチコリータの"たいあたり"で吹っ飛ばされて地面を転がる。

 

「ワニャ~‥‥ワニャ!」

 

ワニノコはゆっくりと立ち上がると、きびすを返して保育園の塀を飛び越えて逃げ出す。

 

「チコ!チコ~」

「しまった‥逃げられたか‥‥まぁ良いか、とりあえず追い払えたから」

 

チコリータはワニノコが逃げたことに怒り、シュンはワニノコが逃げたことに焦りながらも取り合えず追い払えたことに安心する。

 

「大丈夫でしたかマスター、チコリータ!」

 

ワニノコとのバトルの様子を後ろで見ていたメロエッタがシュン達に大丈夫かと確認しにシュン達の元に来る。

 

「あぁ、大丈夫だよ。何とか追い払えたようだし、とりあえずウパー達の様子を見ようか」

「えぇ、そうですね」

「チコ!」

 

シュンはメロエッタに大丈夫だと応えると、とりあえずワニノコに乱暴されたウパー達の様子を見るために移動する。

 

その後、シュン達はチコリータの受けたダメージをキズぐすりで回復させた後でワニノコに乱暴されたウパー達を軽く治療すると、さっき作っていたウパー達のおやつを持ってウパー達に与えた。

ウパー達はワニノコに乱暴されたためか‥ずっと怯えたままゆっくりとおやつを食べた後は池には入らずに建物の側で震えている。

シュンはヒノアラシとイトマルにウパー達を見ているようにお願いすると、シュン達はサナエのメモに書かれていた通りの作業をこなして数時間後、メモに書いてある一通りの作業を終わらせることが出来た。

 

「はぁ、やっと終わった‥それにしても作業している間もずっとウパー達、震えてたな‥」

「えぇ、よっぽど怖かったのでしょうね‥」

 

そうしてシュン達が怯えているウパー達の様子を見ていると‥‥

 

 

「シュンく~ん!みんなぁ~!お待たせ。今、帰ったわ~」

 

母親の怪我の様子を見に行っていたサナエが帰って来る。

 

「あっ、サナエさん、お帰りなさい」

 

「ただいまシュンくん。みんな、ごめんね、お母さんの様子を見に行ってる間、ウパー達のお世話をしてもらって!」

 

サナエがバイクから降りてヘルメットを取ると、シュン達に母親の怪我の様子を見に行ってる間、ウパー達の世話をしてくれた事に対してお礼を言う。

 

「いえ、どうってことないですよ。それよりサナエさんのお母さんは大丈夫でしたか?」

 

「えぇ、お医者さんに見てもらったら転んだ拍子に軽く腰を痛めた程度だからしばらく寝ていれば大丈夫だって言われたわ」

 

シュンはサナエの母親の具合はどうだったかと訪ねると、軽く腰を痛めた程度だからしばらく寝ていれば大丈夫だと医者に言われた事を説明する。

 

「そうですか‥大した事なくて良かったですね。でも、良かったんですか、サナエさん。お母さんの看病をしないで‥」

 

「ありがとうシュンくん。母の心配をしてくれて!でも大丈夫よ‥母には大人しく寝ているように言ったから‥それに母も自分の事は気にせずに早く戻るように言われたしね‥だからどうしようもない事があったらまた電話するように言って帰って来たわ」

 

自分の母の事を心配してくれるシュンに感謝し、心配しなくても大丈夫だとシュンに理由を説明する。

 

「そうでしたか‥それなら大丈夫そうですね。あっ、サナエさん。メモに書いてある通りの作業は粗方終わらせときましたよ」

 

「ありがとうシュンくん!ウパー達のお世話だけじゃなくて、そんなことまでさせてしまって本当にごめんなさいね」

 

シュンはサナエのメモに書かれていた作業内容を一通り完了したことをサナエに伝えると、サナエはお礼を言った後で、ウパー達の世話の他に保育園の作業までさせてしまったことにたいして申し訳なさそうに謝る。

 

「いえ、大丈夫ですよ。作業の仕方もわかりやすく書いてあったからそれほど大変じゃありませんでしたよ」

 

「本当にありがとねシュンくん、みんな。それで"ウパー達の様子はどう?わたしが留守の間何か変わった事とかはなかった?」

 

作業の仕方もメモに分かりやすく書いてあったため、それほど大変ではなかったと伝え、サナエは改めてシュン達にお礼を言うと自分が留守の間にウパー達に何か変わった事はなかったかと訪ねる。

 

「それが‥‥」

 

シュンはサナエに聞かれるとシュンは困ったようにウパー達のいる方に視線を向ける。

 

「?‥‥えっ!!」

 

シュンにつられてウパー達の方に視線を向ける‥‥すると建物の近くでウパー達が身を震わせて怯えている光景がサナエの目に入る。

 

「ウパー達が怯えてる!シュンくん、いったい何があったの!」

 

ウパー達が震えているのを見たサナエは驚いてシュンに慌てて何があったのか説明を求める。

 

「実は‥‥」

 

自分がウパー達のおやつを作り終えてウパー達に持って行こうとした時に、ウパー達の悲鳴が聞こえて来たため慌てて池の方に行くと、そこには野生のワニノコが現れてウパー達に乱暴をして池から追い出し、自分の縄張りだと言うワニノコを止めようとチコリータと一緒に戦ったが‥以外に手強く何とか追い払う事が出来た。

しかし、ウパー達はワニノコに乱暴された事がよほど怖かったのか池にも入らず今もずっと怯えている事を説明する。

 

 

「そうだったの‥‥あのワニノコ、また此処に来たのね‥」

 

シュンの話しを聞いたサナエは納得したように困った表情をしてため息を吐く。

 

「えと‥サナエさんはあのワニノコについてご存知なんですか?」

 

シュンはサナエの様子を見て、あのワニノコについて何か知っているのではないかと訪ねる。

 

「えぇ、いつの間にかこの辺りに住み着いていた野生のワニノコなの‥‥ここの池の水が良いからか何度も来てはウパー達に乱暴して池から追い出すの。わたしも自分のウパーで戦って追い払おうとしたんだけど、あのワニノコ強くて全然適わないのよ。それである程度この池で過ごすと自分の住処に帰って行くのよ。それで何度も乱暴されてわたしのウパーや他のウパー達もすっかり怯えちゃって、どうすれば良いのか分からないのよ‥」

 

サナエはシュンに自分が知っているワニノコの事を説明する‥ウパー達に乱暴するワニノコを何とかしようと自分のウパーで戦い追い払おうとしたが‥ワニノコは手強くて全然適わなずに、乱暴され続けてウパー達はすっかりワニノコに怯えてしまいどうすれば良いのか‥サナエ自身も困り果てているらしい。

 

サナエの困った様子を見たシュンは何とかしてあげたいと思い、サナエにある提案をしようとサナエに聞く。

 

「サナエさん‥あのワニノコって野生のポケモンなんですよね‥」

 

「えっ!えぇそうよ。トレーナーがいるなんて話し聞いた事ないからあのワニノコが野生のポケモンなのは間違いないわ!」

 

シュンがあのワニノコが野生のポケモンなのかと聞くと、サナエはあのワニノコが野生のポケモンなのは間違いない事を説明する。

 

「それでしたら今度、ワニノコが来たらぼくがあのワニノコをゲットします!」

 

「えっ!ほんとシュンくん!!」

 

「えぇ、ぼくがワニノコをゲットしてもいいですか?」

 

シュンがサナエに自分がワニノコをゲットする事を伝えるとサナエは驚いて、思わず本当かどうかと聞くサナエにシュンは自分がワニノコをゲットしていいかと訪ねる。

 

「もちろんよシュンくん!ぜひお願いするわ!」

 

「えぇ、任せて下さい!」

 

シュンはワニノコをゲットする事を決めるとワニノコが再び現れるまでサナエと色々な話しをしながら待つ。

シュンはサナエにこれまで自分が旅してきた時に起きた出来事について話していた。

サナエは怯えているウパー達を1人1人‥撫でて落ち着かせながら楽しそうにシュンの話しを聞いている。

 

「へぇ‥シュンくんはカントーのマサラタウンからジョウトリーグに挑戦するためにジョウト地方に来たのね」

 

「はい、リーグに挑戦するためにジョウトのジムバッジを集める旅をしています」

 

シュンはサナエにカントーのマサラタウンからジョウト地方に来た事、ジョウトリーグに挑戦するためにジョウト地方のジムに挑戦しバッジを集める旅をしている事を説明する。

 

「それにしても凄いですねサナエさん‥サナエさんが撫でるだけであんなに怯えていたウパー達の震えが止まって落ち着いてる‥」

 

これまでずっと怯えていたウパー達がサナエが頭を撫でるだけで震えが止まって笑顔でサナエに嬉しそうにすり寄るウパー達を見たシュンは驚いて目を丸くする。

 

「どうって事ないわ。わたしはこの子達のお世話をし始めてからこの子達と過ごした時間は長いからこの子達もわたしを信頼してくれてる。わたしに取ってこの子達は自分の子供のようなものなのよ。ねっ♪」

 

「「「ウパァ~~~♪」」」

 

凄いと言うシュンに対してサナエはどうって事はなく、只ウパー達と過ごした時間が長いから信頼されていて、サナエにとってウパー達は自分の子供ようなものだとウパー達に微笑むと、ウパー達もその通りだと言うように笑顔で鳴く。

 

「そうですか‥サナエさんにとってウパー達は自分の子供のように大切なんですね‥‥」

 

ウパー達を自分の子供のように大切な存在だと言うサナエにシュンは俯きながら心の中にある思いが募る。

 

「?そう言えばシュンくんって何か夢や目標とかってあるの?」

 

サナエはシュンの様子に少し不思議がりながらもシュンに何か夢や目標などがあるかどうかを訪ねる。

 

「ぼくの夢‥というか目標はポケモンリーグで優勝しチャンピオンになることですね」

 

サナエに夢や目標などを聞かれたシュンは、ポケモンリーグで優勝しチャンピオンになる事だと夢とも目標とも言える言い回しで応える。

 

「そうなんだ!シュンくんはチャンピオンを目指してるのね。シュンくんはチャンピオンになりたいと思ったきっかけとかってあるの?」

 

シュンがチャンピオンを目指している事を聞いたサナエはチャンピオンになりたいと思ったきっかけなどはあるかシュンに訪ねる。

 

「‥‥ぼくがチャンピオンになりたいと思ったのは‥チャンピオンになったら有名になるでしょう‥‥」

 

「えっ!えぇそうね。チャンピオンになれば全地方でも有名になるわね‥‥」

 

シュンがチャンピオンになりたいと思ったのが有名になるからだと聞くと、サナエは先程会ったばかりだがシュンの性格や人となりを感じて‥その予想外の返答に以外そうにしながら頷く。

 

「‥‥そうすれば‥ぼくの事を捨てた両親が会いに来てくれるかもしれないから‥‥」

 

「えっ!それって‥‥」

 

シュンのチャンピオンになりたい理由を聞いて以外そうにしていたサナエはシュンの次に呟いた一言で絶句する。

 

「‥‥はい‥マサラタウンにいた頃‥‥まだ幼かったぼくは両親に捨てられました‥」

 

「‥そう‥そうだっの‥‥」

 

シュンから幼い頃に両親から捨てられた話しを聞いたサナエは悲痛そうな表情になる。

 

「‥それからぼくの日常から色が抜け落ちてしまった‥そんな風に感じました‥‥そして両親に捨てられてからは周りの人達に助けられながら日々を過ごしていた時に2人と出会ったんです。2人と出会ったおかげで色の無かったぼくの日常が変わったんです。2人に出会えて本当に良かったよ!」

 

「フフッ!それはワタクシ達もそうですわマスター」

「マスターに出会えたから毎日が楽しいんです‥」

 

両親に捨てられた事でシュンの日常から色が抜け落ちてしまった‥周りの人に助けられながら日々を過ごしていた時にメロエッタ達と出会い、それまでの日常が変わった。2人に出会えて本当に良かったと言うシュンにディアンシーとメロエッタもシュンに出会えて良かったと笑顔で応える。

 

シュン達の話しをサナエは真剣な表情で黙って聞いていた。

 

「それで今まで旅をしてきて、大切なポケモン達と一緒に頂点に‥チャンピオンになるのが夢になったんです‥それにチャンピオンになればぼくの両親が会いに来てくれるかもしれない‥だから聞いてみたいんです‥どうしてぼくの事を捨てたのかを‥‥」

 

そうして旅をしてきたシュンはいつからか自分のポケモン達と一緒に頂点‥チャンピオンを目指すのが夢となり、シュンがポケモンリーグのチャンピオンに成れば思惑がどうであれ‥自分に会いに来てくれるかもしれない事を期待して両親にどうして自分を捨てたのかを聞きたいと話す。

 

「‥あっ!すいませんサナエさん。長々と個人的な話しを聞かせてしまって‥‥」

 

シュンはサナエに個人的な話しを長々と聞かせてしまった事を謝る。

 

「ううん‥そんな事ないわ。シュンくんのお話しを聞けて良かったわ‥でもどうしてそんな辛い事をわたしに話してくれたの?」

 

謝るシュンにサナエはそんな事はないと首を左右に振り、話しが聞けて良かったと言うと同時にどうして先程会ったばかりの自分にそんな辛い出来事を話してくれたのかと疑問に思いシュンに訪ねる。

 

「‥その‥変に思われるかもしれませんが‥ウパー達を優しく撫でるサナエさんを見ていると‥まるでウパー達のお母さんに見えたんです‥‥それにサナエさんに甘えるようにすり寄るウパー達を見て、何だか羨ましいって思ってしまったんです‥,自分は母親ってどういう者か知らないから‥‥だからあんな話しをしてしまったのかもしれません‥‥」

 

サナエに訪ねられたシュンは理由を話す‥‥ウパー達を優しく撫でるサナエを見ているとまるでウパー達の母親のように見えたと‥そして"サナエに甘えるようにすり寄るウパー達を見ていて、母親の愛情を知らないシュンはそれが羨ましく見えてしまったとのだと‥。

 

「‥シュンくん‥」

 

「えっ?‥」

 

シュンから理由を聞いたサナエは静かな声でシュンを呼ぶと、そっとシュンを自分の胸に抱き寄せる。

 

「なっ!」

「まぁ!?」

 

メロエッタとディアンシーもサナエの突然の行動に驚く。

 

「あの‥‥えっと‥サナエさん?」

 

「何も言わなくていいわシュンくん‥‥シュンくんの話しを聞いてわたし自身がこうしたいと思ったの‥わたしはシュンくんのお母さんじゃないから母親の愛情を教えてあげる事は出来ないけど‥こうして抱きしめてあげる事は出来るわ‥‥」

 

突然、抱き寄せられたシュンはサナエを見ると、サナエはシュンに何も言わなくていいと言って、シュンの話しを聞いてサナエ自身がそうしてあげたいと思いしたことだと‥‥母親の愛情を教えてあげる事は出来ないが‥こうして抱きしめてあげる事は出来るとシュンに優しい笑顔を浮かべながら言う。

 

「どうかしら?シュンくん‥」

 

「とても温かいです‥‥それに何だか‥とても安心します‥心が安らぐようです‥」

 

シュンを胸に抱きしめながら頭を撫でてくれるサナエの優しさが‥とても温かくて‥不思議に安心出来て、心が安らぐようだと応える。

 

「‥ぼくは母親がどういうものか分からないけど‥母親に抱きしめられるのってこんな感じなのかなって‥思えます‥」

 

「そう‥それなら良かったわ♪」

 

母親がどういう物なのかを知らないシュンであるが‥サナエに抱きしめられて感じる温もりはまるで母親が子供を愛するように抱き締められているような感じであるのかなと思い‥‥サナエはそれを聞いて‥それなら良かったと微笑む。

 

「‥もう大丈夫ですサナエさん。ありがとうございました!おかげで母親の温もりってどういうものなのか感じることが出来ました‥」

 

「フフフ!これくらいおやすいごようよ♪」

 

シュンはもう大丈夫だと言ってサナエの胸から離れて、サナエのおかげで知ることの出来なかった母親の温もりというものを少しだけでも感じる事が出来た事に対してお礼を言うと、サナエはおやすいごようよと笑顔で応える。

 

※【サナエの他にシュンに母親にの温もりという物を教えてくれたのは只一人だけだったので、明確に母親の温もりという物を感じた事は少ないのである】

 

 

シュンとサナエがそんな事を話していると‥‥

 

「ワニャ~~~!!!」

 

坂の方からワニノコが飛び出してシュン達の所に現れる。

 

「ワニノコが出ましたわマスター!」

 

「うん、長く待ってたかいがあったね」

 

ディアンシーがワニノコが出た事をシュンに伝えると、シュンも長い時間待ったかいがあったと頷く。

 

「ワニャ~~」

 

ワニノコも自分を先ほど追い詰めたシュン達を見つけて目を鋭くさせて敵意を発しながらシュン達を睨みつける。

 

「「「「ウパァ~‥‥」」」」

 

ウパー達はワニノコが出て来たからか怯えてしまい、ウパー達は1つに固まって身を震わせている。

 

「大丈夫よ‥シュンくんがきっとワニノコをゲットしてくれるからね!」

 

サナエは震えるウパー達を優しく撫でながら大丈夫だと言ってウパー達を落ち着かせようとする。

 

「よし、出て来てチコリータ!」

「チコ!!」

 

シュンはボールからチコリータを出し、出て来たチコリータもやる気全快でワニノコを睨みつける。

 

「いくよチコリータ、ワニノコに向かって"はっぱカッター"!」

「チ~コ~!」

 

シュンに指示でチコリータはワニノコに"はっぱカッター"を放つ。

 

「ワニャ!ワニャ~~!!」

 

ワニノコは両手に竜のエネルギーの爪"ドラゴンクロー"で"はっぱカッター"を弾き飛ばす。

 

「くっ!それならチコリータ、"つるのムチ"だ!」

「チコ!チ~コ!」

 

チコリータはワニノコに向かって"つるのムチ"を伸ばして攻撃する。

 

「ワニャ!!ワニャ~~~!」

 

ワニノコはチコリータの"つるのムチ"に気づくが、交わす事が出来ずに"つるのムチ"が直撃し吹っ飛ぶ。

 

「ワニャワニャ‥ワニャ~~!!」

 

"つるのムチ"を受けたワニノコはダメージで頭をフラフラと左右に揺らすと、チコリータに"みずでっぽう"を放つ。

 

「チコリータ!交わして、もう一度"はっぱカッター"だ!」

「チ~コ~!」

 

チコリータはシュンの指示通りに"みずでっぽう"を交わすと、ワニノコに向けて"はっぱカッター"を放つ。

 

「ワニャ!ワ~ニャ~!」

 

またもやワニノコは"はっぱカッター"を交わすと口を大きく開けてチコリータに迫る。

 

「くっ!"かみつく”攻撃か。迎え撃てチコリータ、"たいあたり”だ!!」

「チコ!チコ~!」

 

ワニノコの"かみつく"攻撃に対抗し、シュンは真っ向勝負で迎え撃つためにチコリータに"たいあたり"を指示し、チコリータもワニノコに向かって行く。

 

「ワニャ~!」

「チコ~!」

 

ワニノコの"かみつく"攻撃とチコリータの"たいあたり"がぶつかり合う‥そして‥‥。

 

「ワニャ~~~」

「チコ~~~」

 

パワーは互角なのか両方とも吹っ飛んで地面を転がる。

 

「チコ~~」

 

「大丈夫、チコリータ!」

「チコ!」

 

地面を転がったチコリータはゆっくりと立ち上がり、シュンが大丈夫かと聞くと、もちろんだと言うように力強く頷く。

 

「よし、一気にいくよチコリータ!"はっぱカッター"だ」

「チコ!チコ、チ~コ~!」

 

チコリータの力強く頷くのを見たシュンもチコリータの闘志の強さを感じて、一気に決めようとチコリータに指示を出す。

 

「ワニャ~‥‥ワニャ!ワニャ~~~」

 

ワニノコは先程受けた攻撃によるダメージですぐに立ち上がる事が出来ずに必至に立ち上がろうとしている時にチコリータの攻撃に気づいたが遅く‥"はっぱカッター"が直撃してワニノコを吹っ飛ばす。

 

「よし、やった!」

「チコ!」

 

「ワニノコはみずタイプ。効果はばつぐんですわ!」

「えぇ、これで決まりですね」

 

チコリータの"はっぱカッター"がワニノコに直撃し、みずタイプのワニノコにチコリータの"はっぱカッター"は効果ばつぐんのため、ワニノコに大きなダメージを与えた事にシュンとチコリータは喜び、ディアンシーとメロエッタもこれで決まったと安心する。

 

「‥ワニャ~~‥‥ワニャ!」

 

しかし立て続けに攻撃を受けた上に効果ばつぐんの"はっぱカッター"を受けて、かなりのダメージを負った筈のワニノコが大きなダメージを受けた体でフラフラとしており、息を荒くしながらも必至に力を入れて立ち上がった後に高らかに雄叫びを上げる。

 

「なっ!あれだけのダメージを受けて立ち上がってくるなんて‥」

「チコ~!」

 

あれだけのダメージを受けたワニノコが立ち上がった事にシュンは驚き、ワニノコの上げた高らかな雄叫びにチコリータは一瞬ビクッと、見を震わせる。

 

「なるほど‥どうやら普通のワニノコとは違うようですね‥」

「フフフ♪よっぽど頑張りやさんなんですね」

 

その様子を見ていたメロエッタとディアンシーはそれぞれ、ワニノコに対して思った事を話す。

 

「ディアンシー‥そういう事ではないと思いますよ‥」

 

楽しそうに微笑むディアンシーにメロエッタは呆れたように呟く。

 

「いや‥ディアンシーの言う通りかもしれない‥こうやって見ていて感じるよ。ワニノコの負けたくないっていう強い想いを‥‥」

 

必死になって立ち上がったワニノコを見て‥負けたくないという強い想いをシュンは感じていた‥‥そして立ち上がったワニノコもダメージで体力が残り僅かにも関わらず、息を上げながらもギラギラと目付きを鋭くしながらシュン達を睨みつけている。

 

「すごいよワニノコ‥そんなにフラフラになっても全然闘志が衰えないなんて‥‥最初はサナエさんとウパー達のためにキミをゲットしようと思っていたけど‥キミのその姿を見て、心の底からキミをゲットしたいって思ったよ。だから全力でいくよチコリータ!!」

「チコ~~!!」

 

度重なるダメージを受けて、フラフラになりながらも立ち上がったワニノコの全く闘志が衰えない姿を見たシュンは‥最初はサナエやウパー達のためにワニノコをゲットしようとしていたが、ワニノコの負けたくないという強い想いとギラギラとした燃える闘志を見せるその姿を見て‥シュンは心の底からワニノコを欲しゲットする事を決めるとチコリータに全力でいくと言い、チコリータもそのシュンの強い想いを感じて闘志を燃え上がらせる。

 

「チコリータ!全力の"はっぱカッター"だ!!」

「チコ!チ~コ~!」

 

シュンはこれで決めようとチコリータに全力で"はっぱカッター"を撃つように指示すると、チコリータもありったけの力を込めてワニノコに向けて"はっぱカッター"を放つ。

 

「ワニャ!ワニャ~~!」

 

ワニノコは自分に迫る"はっぱカッター"を防ごうと、また両手に出した"ドラゴンクロー"で"はっぱカッター"を弾き飛ばそうとする。

 

「ワニャ!!」

 

だが‥先程のように"ドラゴンクロー"で"はっぱカッター"を弾き飛ばそうとしたが、さっきのはっぱカッターとは威力が段違いのため‥弾き飛ばす事が出来ずにワニノコは"ドラゴンクロー"を交差させて防ぐも‥‥その威力に段々と後ろに押され始める。

 

「ワニャ~~!?‥」

 

後ろに下がりながらも防いでいるが、その"はっぱカッター"の段違いの威力に段々と"ドラゴンクロー"に亀裂が入り始め‥‥そして‥‥

 

「いっけぇ!!」

「チ~コ~!!」

 

そして最後に全力のチコリータの"はっぱカッター"を受けたワニノコの"ドラゴンクロー"が粉々に砕けて、"はっぱカッター"がワニノコに直撃し、ワニノコを吹っ飛ばす。

 

「ワニャ!ワニャ~~!?」

 

さすがのワニノコも体力が限界のところに全力の"はっぱカッター"を受けて、吹っ飛びながら地面を転がると倒れて戦闘不能一歩手前となる。

 

「今だ!!モンスターボール!!」

 

ワニノコが倒れた、そのゲットのチャンスを見逃さずにシュンは倒れたワニノコにモンスターボールを投げる。

 

倒れているワニノコにボールが当たるとワニノコはボールの中へ光となって吸い込まれる。

ワニノコがボールの中に入るとボールのスイッチが点滅しながら左右に揺れる‥そして2、3回ボールが揺れた後にポンッと言う音が鳴るとワニノコのゲットが成功した事を告げる。

 

「やった!!やったよ。ワニノコ!ゲットだよ!!」

「チコ~~!」

 

シュンはワニノコがゲット出来た事が分かるとワニノコのボールを手に取って、ワニノコがゲット出来た事を喜び笑顔になり、チコリータも笑顔になって喜ぶ。

 

今、シュンの手持ちは6匹のためワニノコの入ったボールは小さくなり開かなくなる。

 

「やりましたね。マスター!ワニノコゲットおめでとうございます!」

「チコリータもよく頑張りましたね」

「チコ!!」

 

シュンがワニノコの入ったボールを手に取るとメロエッタとディアンシーがやってきて、ワニノコのゲット成功を一緒に喜び、チコリータをよく頑張ったと誉めて、ディアンシーに誉められてチコリータも嬉しそうにする。

 

「ほんとだね。ありがとうチコリータ!よく頑張ってくれたね」

「チコリ~~♪」

 

シュンはワニノコとのバトルでよく頑張ったチコリータを誉めて、チコリータの頭を優しく撫でると、チコリータも気持ちよさそうにして撫でるシュンの手にスリ寄る。

 

「フフ!やっぱりチコリータは甘えん坊さんですね」

「まったく!マスターもあんまりチコリータを甘やかさないで下さいね‥」

 

その様子を見ていたディアンシーはチコリータの変わらずシュンに甘えている様子を見て微笑み、メロエッタはシュンにチコリータをあんまり甘やかさないように注意する。

 

「はは‥ありがとうチコリータ。ゆっくり休んでね」

「チコ!」

 

メロエッタにあまりチコリータを甘やかさないように言われたシュンは自分でも甘やかしてる事を自覚しているのか苦笑いを浮かべながら、チコリータをゆっくり休むように言ってモンスターボールに戻す。

 

「よし、これからよろしくねワニノコ!」

 

シュンはサナエとウパー達のためにワニノコをゲットする事を決めたが‥ワニノコをゲットするためにバトルをすると"ワニノコの負けず嫌いで一生懸命に立ち上がる姿を見たシュンは心の底からワニノコをゲットしたくなり‥ワニノコをゲットする事が出来ると、これからよろしくと‥ワニノコの入ったボールに微笑む。

 

「シュンくん!」

 

「サナエさん‥」

 

シュンがワニノコの入ったボールを見つめていた時、サナエがシュンの所に歩いて来る。

 

「本当にありがとうシュンくん!これでウパー達も安心して生活出来るわ」

 

シュンがワニノコをゲットしたおかげで、これからウパー達が安心して生活出来るようになったため、笑顔を浮かべてシュンにお礼を言う。

 

「いえ‥サナエさんにはお世話になりましたし、これでウパー達が安心して暮らせるなら良かったです」

 

サナエに礼を言われたシュンは、自分もサナエにお世話になったと言い、ウパー達のためになったのなら良かったと安心し、ウパー達の方に視線を向ける。

 

「「「「ウパー~~!!」」」」

 

「「「「ウパッ!ウパッ!」」」」

 

ウパー達はワニノコがゲットされて居なくなった事が分かると、さっきまで脅えていたのが嘘みたいに池の中へと入り元気に笑顔ではしゃいで泳いでいる。

そのウパー達の元気な様子を見てシュン達とサナエも微笑む。

 

「フフフ‥みんな楽しそうに遊んでいますね」

 

「えぇ、そうですね」

 

メロエッタとディアンシもー楽しそうに遊ぶウパー達を見て微笑む。

 

「さてと、ワニノコもゲット出来たし。サナエさん、ぼく達そろそろ出発します」

 

シュンはワニノコもゲット出来たので、サナエにそろそろ出発することを告げる。

 

「そう‥もう行くのね。シュンくん、みんな。今日は本当に色々とありがとね。また、近くに来たら寄ってね。わたしやウパー達みんなで歓迎するわ」

「「「「ウパァ~~~」」」」

 

 

「はい、分かりました。それじゃ行こっか、メロエッタ、ディアンシー」

「「はい」」

 

メロエッタはシュンの肩へと乗り、ディアンシーはシュンの横へと並ぶ。

 

「シュンくん。あなたがチャンピオンになれるよう応援するわ。そして、あなたが両親に会えるよう心から願っているわ‥」

 

サナエはシュンがチャンピオンになれるように応援すると共にシュンが本当の両親に会えるようにと心から願っている事を伝える。

 

「‥ありがとうございますサナエさん。それではお元気で!」

「さようなら」

「またお会いしましょう」

 

シュンは自分にとって感じた事のない親の温もりというものを感じさせてくれたサナエとウパー達に別れを告げるとコガネシティへと向かい歩き出したのだった。

 

 

 

 

 

 




如何でしたでしょうか?


原作の方を見ていて、このキャラはそういう母親的な雰囲気があるように思いましたので、今回はこういう風な感じにさせてもらいました。
なお、これは自分の勝手な感想なのでご容赦ください!


では、次回!

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