歌姫と宝石の姫と共に頂点を目指す者!(調整中) 作:シュリーダ
最後の方は少しオリジナル要素が入っておりますが、それが許せる御方だけお読みください。
ミュウツーの逆襲
シュン達がジョウト地方へと旅立つ日の2カ月ほど前‥‥シュン達はジョウトリーグに向けての修行の日々を送っていた。
今日は久しぶりにシロガネやまを離れてトレーナーとのバトルによる特訓をしようと考えて草原まで来たところでお腹がなったため昼食の準備をしている。
「みんな!もう少し待っててね。もう少しで出来るからね!お皿とかを並べといてくれるかな」
シュンはみんなの昼食の準備をしながら、みんなにもう少しで出来るからね!と言って、待つように言う。
「はい!楽しみにしていますねマスター!さぁ,みんな手伝ってください」
「えぇ!わかりましたわ!お皿を並べて待っていますね」
「フライ!」
「レディ!!」
「ウオォ~!!」
「ディン!!」
「パル!!」
「リリン!!」
フライゴン達もメロエッタ達を手伝いながらご飯が出来るのを待っている。
シュンの現在の手持ちのポケモンはフライゴン、ドレディア、リザードン、パルシェン、フーディン、ポリゴン"となっている。
シロガネやまの岩場が特訓による攻撃で偶然崩れた時に出てきた進化の石の成分を含む鉱石を発見する‥シュンのシェルダーが触れたところ"パルシェンへと進化したのだった。
そして、タマムシのゲームコーナーの景品でもらったポリゴンである。
人からもらったポケモンは懐くまでに時間がかかると言われており‥最初はポリゴンもシュンの言う事を全く聞かずにシュンも困っていたのだが、段々と"ポリゴンと一緒にバトルをしていくうちに少しずつ言うことを聞いてくれるようになり今では‥ちゃんとシュンの言うことを聞いてくれるようになり、すっかりシュンに懐いている。
シュンは昼食の準備を済ませると、ポケモン達の食事の準備をして昼食を食べ始める‥みんな美味しそうに自分の作ったご飯を食べてくれている様子にシュンは笑顔になる。
そして楽しそうに食事を続けていたシュン達の前に突然‥‥。
「you!そこのボーイ!食事中に失礼するぜ!youはポケモントレーナーかな?」
食事中のシュン達にギタリストの格好をした人がシュンにポケモントレーナーかどうかと訪ねる。
「えぇ‥そうですけど‥何かご用ですか?」
シュンはトレーナーだと言うと、何か用が有るのかと聞く。
「OK!それならポケモンバトル!受けてもらうぜ!」
ギタリストのトレーナーはモンスターボールを手に持ち、シュンにポケモンバトルを申し込む。
「えぇと‥今食事中何ですけど‥まぁ良いか!トレーナーとバトルするために来たんだし‥わかりました。そのバトル受けます」
シュンはそう言ってイスから立ち上がり、ギタリストのトレーナーと向き合う。
「マスター!頑張ってください!」
「マスターを応援していますわ!みんなも頑張ってください」
机に座っているメロエッタとディアンシーがシュンとみんなのことを応援する。
「うん!それじゃぁ行くよ!」
シュンも構えるとシュンとギタリストのポケモンバトルがスタートする。
~BGM めざせポケモンマスター!~
「テンション上げて行くぜぇ!行けぇエレブー!」
「エレブー!」
ギタリストはボールを投げるとでんきタイプのエレブーが出てくる。
「頼んだよ!フーディン!」
「ディン!」
シュンがフーディンに行くように言うとフーディンはテレポートでシュンの前へと出る。
「行くぜ!エレブー かみなりパンチだ!」
「レブー!」
エレブーは手にかみなりを纏ってフーディンに攻撃する。
「フーディン!交わすんだ!」
「ディン!」
シュンはフーディンに交わすように指示しフーディンは連続で打ってくるかみなりパンチを全て交わして行く。
「フーディン!サイケこうせんだ!」
「フ~ディン!」
フーディンは両手に持つスプーンをクロスさせてそこから"サイケこうせん"をエレブーに放つ。
「レブ!レブ~‥‥レ‥ブ‥‥」
「オ~ウ!エレブ~!!!」
フーディンの"サイケこうせん"を喰らって、エレブーは戦闘不能になり‥トレーナーはその事実に頭を抱える。
「よくやったね!フーディン!」
「ディン!」
シュンはバトルに勝ったフーディンをよくやったと言って誉めるとフーディンも喜ぶ。
「シット!まだまだ行くぜ!GO,フォレトス!」
「フォ~!!」
ギタリストのトレーナーが次に出したのはジョウト地方に生息するポケモン、フォレトスを出す。
「はじめてみるポケモンだ‥‥けど、頼んだよ!パルシェン!」
「パッ!」
シュンは初めて見るポケモンに驚きながらも、臆せずにパルシェンを呼ぶ、シュンに呼ばれたパルシェンはシュンの前へと来る。
「オ~ウ‥行くぜ!フォレトス,こうそくスピンだ!」
「フォ~!」
ギタリストが"フォレトスに指示すると"フォレトスは高速回転して"パルシェンに迫る。
「パルシェン!こっちも"こうそくスピン!」
「パル!」
シュンも"パルシェンに"こうそくスピンを指示すると、パルシェンも高速回転して"フォレトスに向かっていく。
「フォ~!!」
「パル!!」
フォレトスとパルシェンは何度も"こうそくスピンでぶつかり合いお互いを弾きあう。
シュン達がバトルをしている上空では‥一匹のカメラを付けた"オニドリルがシュンと"パルシェンのバトルの様子を映している。
オニドリルの付けたカメラから送られてくるシュン達のバトルの映像を何者かが品定めをするように見ている‥‥だが、シュン達はそんなこと知るよしもない‥シュンとポケモン達の姿をズームで映している。
フォレトスとパルシェンの"こうそくスピン"が何度もぶつかり合うとフォレトスがパルシェンを上空に吹っ飛ばす‥しかし"シュンは冷静にパルシェンに指示を出す。
「パルシェン!オーロラビームだ!」
「パ~ル!」
パルシェンは角からオーロラビームをフォレトスに放つ。
「フォ~‥‥フォ‥‥‥」
「ウオォ~!!何だと~~‥俺のフォレトスまでぇ!!!」
フォレトスはパルシェンのオーロラビームが直撃し、こおり状態となり‥氷の中で戦闘不能になる‥ギタリストのトレーナーはフォレトスが負けたことが信じられないのか頭を強く抱えながら怒りを露わにする。
「よくやったね!パルシェン!」
「パッ!」
シュンは頑張ったパルシェンの角を優しく撫でる‥‥パルシェンもシュンに誉められて嬉しそうに喜ぶ。
「チキショ~ガァ~!調子に乗るんじゃねぇ!!それならこれでどうだぁ~!!」
ギタリストのトレーナーは自分のポケモンが二連敗したことに怒り、自棄になったのか両手に四つのモンスターボールを持つと一斉に投げる。
「スピ!!」
「サドパン!」
「ウリキィ!!」
「マタドガァ~ス!」
四つのボールからスピアー、サンドパン、オコリザル、マタドガス"が出てくる。
「なっ!四体も一度に出すなんてルール違反だよ!!」
シュンは四体のポケモンを出したギタリストのトレーナーにルール違反だと抗議する。
「ハッ!!卑怯もクソもあるか!勝てば良いんだよ!いけぇ!」
「スピ!!」
「サンドパ!!」
「ウリッキィ!!」
「マァ~タドガァ!!」
ギタリストのトレーナーは勝てば良いんだと開き直ると‥ポケモン達に行くように言うと‥トレーナーの指示を受けて"スピアー達は一斉にシュン達に向かって襲いかかる。
「ハァ~‥ルールも守れないなんて‥仕方ない。行くよ!リザードン!ポリゴン!」
「ウオォ~!!」
「リリン!!」
シュンはルールを平気で破る相手に呆れながら‥リザードンとポリゴンに行くように指示し、二体が前に出る。
「リザードン!かえんほうしゃ!ポリゴン!トライアタック!」
「ウオゥ!ウオ~!!」
「リリリリ~!!」
シュンはリザードンとポリゴンに指示すると、リザードンとポリゴンはこっちに迫ってくる四体にかえんほうしゃとトライアタックを放つ、二体の技は四体に直撃しかえんほうしゃの炎が消えると四体は目を回して戦闘不能になっている。
「スピ~‥‥」
「サド~‥‥」
「ウリ~‥‥」
「ドガァ‥‥」
「オォウ~マイ‥ゴ~~ッド!!!こんな馬鹿なぁ~!!」
ギタリストのトレーナーは四体のポケモンが一撃で全員やられたことに頭を抱えて信じられないと叫ぶ。
「よくやったね!リザードン!ポリゴン!!」
「ウオゥ!!」
「リリ!!」
シュンはリザードンとポリゴンを頑張ったねと言って誉めるとリザードンとポリゴンは嬉しそうに喜ぶ。
ギタリストのトレーナーは戦闘不能になった四体をモンスターボールに戻すと,覚えてろよぉと捨てゼリフを残して物凄い逃げ足で去っていった。
「お疲れ様でしたわ!マスター」
「楽勝でしたね!トレーナーのレベルも低いからか、ポケモンも育てが全くと言っていいほど足りていませんでした」
メロエッタとディアンシーがシュン達にお疲れ様と言う。
「何の経験にも成らないバトルだったよ‥トレーナーも最低だし、ポケモンも弱すぎたしね」
シュンは相手が弱すぎたために,何の経験にも成らないバトルだったと言ってため息をつく。
「それじゃあみんな!昼食の続きにしようか?」
「はい!」
「えぇ!」
「フライ!!」
「レディ!!」
「ウオゥ!!」
「パル!!」
「ディン!!」
「リリン!!」
シュンはみんなと昼食の続きに戻り"メロエッタ達もテーブルへと戻る‥それぞれ食事を再開し、そして"シュン達が昼食を食べている上空では‥‥!!
「アァ~!!」
首にカメラを取り付けた一匹のオニドリルが食事をするシュン達を映している。
そして、ここから遠く離れた場所にある島、そこには巨大な城が存在し、その城の中の一室でオニドリルの着けているカメラからさっきのバトルから昼食を食べているシュン達を映した映像を何者かが観賞している。すると、その横にいる女性が映像を見ている者に声をかける。
「ご主人様‥この方にも招待状を‥‥」
女性がそう言って映像を見ている者に訪ねると‥‥。
「かしこまりました‥‥」
女性は映像を見ている者の指示を聞いて、かしこまりましたと了解し準備を始める。
すると風車のある城の部分の窓が開きそこからカバンを持ったポケモンが飛び立つ。
そしてもの凄い早さで昼食を食べているシュン達のもとへと向かってくる。
そして‥シュン達のいる場所に大量の砂煙を発生させながら着陸する‥シュン達は何かが来ることに気づいた"メロエッタがエスパーの力でバリアーを張ってくれたためテーブルもご飯もシュン達も吹っ飛ばされずにすんだのである。
「びっくりした!このポケモンってカイリュー?‥でもどうしてここに‥」
シュンは突然の砂煙と衝撃に驚き、砂煙が晴れるとそこに"カイリューがいてさらに驚く。
「バウ!!」
カイリューは持っているバッグの中から何かを出すとシュンに渡す。
「この手紙を僕に‥何これ?」
シュンは突然渡された手紙を受け取り開くと中には何か入っており不思議そうにそれを見ていると、真ん中の水晶の物が光出して女性の映像を映し出す。女性はお辞儀をすると悠然と要件を話し出す。
「突然のお手紙をお許しください!」
シュン達は話しを聞こうと集中する。
「あなたを前途有望なポケモントレーナーと見込んで‥最強のポケモントレーナーであるご主人様のパーティーにご招待します」
女性はシュンを最強のポケモントレーナーである女性の主人が開くパーティーに招待すると言う。すると映像が切り替わり‥島のような映像が浮かび上がる。
「場所はニューアイランド,ポケモン城‥‥おいでになるかならないか‥返信用ハガキにチェックをお願いします」
浮かび上がった場所の映像に行き先の案内の矢印が浮かび,行くか行かないかは封筒の中にある返信用ハガキにチェックして欲しいとお願いされる。
「最強のポケモントレーナーの招きをぜひお受けください‥‥」
女性は最後にぜひお招きくださいと言うとお辞儀して映像が消える。
「なるほどどうしようかな?」
シュンは話しを聞いた後に行くか行かないかどうしようかと悩む。
「参加しましょう!マスター!パーティーですからご馳走もありますし,おそらくですがいろんなトレーナーも来ると思いますしいい経験になると思いますよ!」
メロエッタはパーティーに参加しようとシュンに言い,いろんなトレーナーも来るだろうから言い経験になるだろうとシュンに言う。
「そうですわ!マスター!せっかくご招待いただけたのですから参加致しましょう!」
ディアンシーもせっかくご招待してもらったのだから参加しようとシュンに言う。
「ん~‥‥それもそうだね‥せっかくだし参加しようかな?それじゃぁ返信用ハガキの行く方にチェックっと!はい」
シュンはパーティーに行くことを決めると返信用ハガキの行く方にチェックしカイリューに渡す。
「バウ、バウ~!!」
シュンから返信用ハガキを受け取るとカイリューは翼を羽ばたかせ空高くへと飛んでいった。
その後シュン達は昼食を食べ終えるとテーブルや食器を全て片して‥フライゴン以外のポケモン達をボールにしまう。ここに行く途中でポケモンを捕まえても言いようにドレディアを事情を言ってエリカに連絡して預かってもらうように頼む。
ドレディアはカントー地方にいないためオーキド博士のもとに預けてはいろいろと面倒なためである。メロエッタのテレポートでエリカのもとに送ってもらう。
「それじゃぁドレディアも送ったしこれ以上やることもないし‥遅れるよりは早い方がいいし行こうか、みんな!」
「そうですね!」
「はい!」
メロエッタとディアンシーも今からニューアイランド島に向かうことに賛成する。シュンはメロエッタを肩に乗せてディアンシーを両手に抱いてフライゴンにまたがって乗る。
「それじゃぁ頼むよ!フライゴン」
「フラ~!!」
シュンはフライゴンに言うとフライゴンは了解と言うように頷き、翼を羽ばたかせてシュンを乗せてニューアイランド島へと向かって飛び立つのだった。
シュン達のいた場所からニューアイランド島まではそう遠くなくパーティーが始まる時間よりだいぶ前にニューアイランド島にそびえ立つポケモン城が目に見えるところまで来てしまったのだ。そのため今はフライゴンにゆっくりと飛んでもらっている。
「思ったよりも早く見えて来ちゃったけど、まぁいいか!それにしても風が気持ちいいね!みんな!」
「そうですね!とても心地よい風ですわ!」
「はい!とても気持ちの良い風です」
シュンは飛んでいる自分たちにふんわりと吹いている風を気持ちいいと言うとメロエッタとディアンシーも風が心地よいと吹く風を気持ち良さそうにリラックスする。
「それに辺りも静かで海も太陽の光で綺麗に輝いてるし‥こうしてると何だか弾きたくなってくるね!」
シュンはそう言ってポケットからハーモニカを取り出す。そしてシュンはハーモニカを吹き出す。
フッルフル‥フフフ~~‥フフフ~~‥‥♪
「マスターのハーモニカを聞いていると歌いたくなってきます‥」
メロエッタはシュンのハーモニカで吹く曲を聞いて思わず歌いたくなると言い,その綺麗な歌声で曲に合わせて歌い出す。
「ラッララ‥ラララ~~♪」
「フッフフ‥フフフ~~♪」
「フッララ‥フララ~~♪」
「ミュミュミュ‥ミュミュミュ~~♪」
メロエッタ達がシュンのハーモニカから吹かれる楽しい曲のリズムに合わせて歌い出す‥メロエッタとディアンシー‥フライゴンが楽しそうに歌う声にもう一つ楽しそうに歌う声が聞こえてくる。
「んっ?」
「えっ?」
「はい?」
「フラ?」
シュン達は一つ多い歌声が聞こえて来たことに驚いて歌声が聞こえた方を向くとシュンの膝の上にいるディアンシーの隣に白い姿をした小さいポケモンがシュンのハーモニカの曲を聞いて楽しそうに歌っていたのだ。
「えと?キミはポケモン?いつの間にいたの?」
「ミュ?ミュミュ」
シュンはいつの間にか自分の膝の上にいた者にいつの間にいたのかと聞くが,白いポケモンはシュンの問いに何が?と言った様子でそれよりさっきの楽しそうな曲は弾かないのかと言うように聞く。
「このポケモンはミュウですね!世界で最も珍しいポケモンと言われています。それであなたは一体なぜマスターの膝の上にいるのですか?」
メロエッタはシュンにこのポケモンはミュウと言う名前だと言い,世界で最も珍しいポケモンだと説明すると、ミュウにどうしてシュンの膝の上にいて一緒に歌っているのかと聞く。
「ミュ?ミュミュ!ミュゥ!!」
ミュゥは楽しそうに口に手を当てて笑いながら何かを言う。
「それより楽しいからもっと聞かせてほしいですって!ちゃんとわたしの言ったことに応えなさい!」
メロエッタはミュウが言ったことに応えずに楽しいからもっと聞かせてほしいと言ったことに怒りちゃんと応えるようにミュウに言う。
「まぁまぁ‥メロエッタ落ち着いてください!」
ディアンシーは怒るメロエッタに落ち着くように言う。
「それでミュウはどうして僕の膝の上にいるの?」
シュンは改めてミュウに何故自分の膝の上にいたのかを聞く。
「ミュミュ?ミュゥミュゥ!」
ミュゥはシュンに聞かれると今度は手を振ってちゃんと応える。
「なるほど‥どうやらミュウは空を自由に飛び回っているところにマスターの楽しそうなメロディーが聞こえてきてメロディーが聞こえてきた方に行くと、楽しそうにみんなで歌っているわたし達を見てミュウも一緒に歌いたくなり思わずマスターの膝の上にテレポートで移動しみんなと一緒に楽しく歌ったそうです」
メロエッタがミュウの言ったことをシュンに説明する。
「そうだったんだ!だけど何でミュウはこんなところにいたんだろう?世界に一匹なんでしょ?」
シュンは世界で最も珍しいポケモンと言われているミュウがこんなところにいるのかと不思議そうに聞く。
「マスター‥ミュウは確かに珍しいポケモンですが世界に一匹というわけではありませんよ!!」
ミュウが何故こんなところにいるんだと考えるシュンにメロエッタがミュウは一匹しかいないわけではないと応える。
「えっ!そうなの?」
シュンはその事実に驚いてメロエッタに聞く。
「はい!ミュウが最も珍しいポケモンと言われているのは極端に目撃例が少ないからです。人を寄せ付けない密林の奥深くにある遺跡にいたり、深海の海底にいたりと人間が到底行くことの出来ない場所にいます。人間がいる場所に現れるは極めて稀のため目撃例の少ないミュウは世界で一番珍しいポケモンと言われているのです」
メロエッタがシュンにミュウが世界で一番珍しいポケモンと言われている理由を説明する。
「そうなんだ‥‥!」
「ミュ‥ミュミュウ!」
シュンはメロエッタの説明に納得しながら膝に座っているミュウを撫でる‥ミュウはシュンの撫でる手に気持ち良さそうにすり寄る。そして‥ミュウと出会ってから少ししてニューアイランド島のポケモン城へと到着する。シュンはフライゴンに風車がある塔の穴へとフライゴンに着陸するように言う。
「ご苦労様、フライゴン!えと‥思ったよりも早く着いちゃったね!」
シュンはフライゴンをボールに戻すと、思っていたより早く着いてしまったと言う。
「そうですね!ですけど早く着いて良かったかもしれません‥さっき空を見ましたが雲行きが怪しくなっていました。おそらくですが激しい嵐が来るでしょう‥その前に着けて良かったです。(ですけど‥この嵐は‥?)」
メロエッタはここに来る途中で空を見ていたが雲行きが怪しくなっていることに気づき、嵐が来る前にここに着けて良かったと言う。
「そうだね‥確かに嵐になりそうだし早く着けて良かったけど‥‥パーティーがはじまるまで、まだだいぶ時間もあるし‥ちょっと疲れたから時間まで昼寝しようかな‥ふぁ~あ‥」
シュンは早く着けて良かったと言うが、パーティーがはじまるまでまだだいぶ時間があるので疲れたのではじまるまで昼寝をしようと眠そうにあくびをしながらリュックから毛布と枕を出して寝転がる。
「ファ~ア‥それじゃ僕は少し寝るからね‥‥おやすみ‥」
シュンはメロエッタ達にそう言って毛布をかけて寝る体勢にはいる。
「わたくしも眠くなって参りましたしおやすみさせていただきますわ‥‥」
「わたしも眠たいので一眠りします」
メロエッタとディアンシーもシュンが寝るのを見て、二人も眠気がして眠ろうとシュンのリュックから自分たちのボールを取り出す。自分たちのボールを取り出したためリュックから数個のボールが転がり出る。
「ミュ?ミュミュウ!」
ミュウはメロエッタとディアンシーが持っているモンスターボールが何なのかと気になり興味深そうに見ている。
「それじゃぁわたくしもおやすみいたしますわ‥それでは‥」
ディアンシーはボールのスイッチを手で押してボールの中へと入る。
「ミュ!ミュミュミュウ~!!」
ミュウはディアンシーがボールの中に吸い込まれたことに驚き、すごいと楽しそうに笑う。
「何をそんなに驚いているのですか?わたしも一眠りしますのであなたは好きにしていてください‥‥では‥」
メロエッタもミュウにそう言うとボールのスイッチを押してボールの中へと入り眠る。
「ミュ‥ミュミュウ?」
ミュウはメロエッタがモンスターボールの中に入るのを見ると‥面白そうにリュックから転がっているボールを手に持ち遊んでいる‥‥そしてミュウは面白そうに遊びながらスイッチを押した‥‥。
「ウ‥ン‥フワァ~!よく寝たなぁ!ン~~!」
シュン達が寝た時間から数時間後‥シュンは目を覚まし、両手を上に伸ばして起き上がる。見ると辺りはすっかり暗くなっておりパーティーのはじまる時間まで後少しの時間となっていた。
「ウ~ン!すっかり暗くなってる‥そろそろはじまるかな‥」
シュンは辺りが暗くなっていることに気づき、そろそろパーティーがはじまるかなと考えていると‥2つのモンスターボールが開き中から眠っていたメロエッタとディアンシーが出てくる。
「フワァ‥おはようございます。マスター‥」
「ンンゥ‥よく眠れましたわぁ」
メロエッタとディアンシーがボールから出てきてよく眠れたと言ってシュンに言う。
「おはようメロエッタ、ディアンシー‥さて二人も起きたところでそろそろ行こうか!」
「えぇ!」
「はい!」
シュン達はそう言うと奥にあった階段を降りて真ん中にある一番大きい城の入口へと向かう。
「そういえばミュウがいないね?」
シュンが階段を降りている途中でミュウがいないことに気づく。
「わたし達が寝ている間にどこかに行ったのでしょう?気にせず行きましょう!」
メロエッタは寝ている間にどこかに行ったのだろうと言って気にしないで行きましょうと言い、シュン達が長い階段を降りると中央の塔の入口へと向かう‥するとそこには‥‥。
「よくおいでくださいました‥招待状をお見せください!」
手紙と一緒に入っていた招待状に映っていた人が手に灯りを持ち、招待状を見せてほしいと言う。シュンが招待状を出して見せると招待状から女性の姿が映り出される。
「この方は確かにお招きした方です‥」
招待状の姿が映り確かに招待者だと言う。
「確かに‥さっ‥こちらへどうぞ‥他の招待客の皆様は既にお揃いです‥」
そう言ってシュンについて来るように言いシュン達を案内する。シュン達は女性の後を着いて行くと階段を登り大きな扉の前へと来ると扉が開きシュン達は中へと入って行く。そこは広々とした大広間の部屋があり、そこに三人のトレーナーと思われる人達が座ってポケモンと一緒に待っていた。
「あちらにいらっしゃるのが既にお着きのトレーナーの皆さんです‥」
女性がそう言った方を見ると三人のトレーナーが大きい机に沢山並べられたイスの一つに座り、はじまるのを待っていた。
「なるほど‥僕が寝ている間に来た人たちか‥」
シュンは自分が一眠りしている間にあの嵐を越えて来た人たちかと気づく。
「あなたは嵐が来る前に一番にここに着いていたようですね‥嵐が来ることを見越して早くここに向かおうとしたその判断‥見事だと、ご主人様が言っておられました‥」
女性はシュンが最も早くここに来ていることに女性の主人が気づいていると言い,嵐が来る前に向かおうとしたその冷静な判断を見事だと言っていたとシュンに言う。
「言え!そんな大したことじゃないですよ‥(本当はやることもなくて退屈だから早く来ただけなんで)」
シュンはそんな大したことはないと言って、心の中で本当のことを言う。
「どうやら‥‥また、もう一方達が来たようですのでわたしはお迎えに行きます‥ですからあなた方はモンスターボールからポケモンを出してお待ちください‥。あなたは選ばれたポケモントレーナーです‥」
女性はまた招待客が来たことに気づき、迎えに行くからとシュンにモンスターボールからポケモンを出して座って待つように言う。女性はそう言って扉から出て行ってたった今、到着したという招待客を迎えに行った‥そして後ろの扉は閉まる。
シュンはここにいても仕方ないと机に向かい端にあるイスに座る。三人いるトレーナーはポケモンを出しているようだがシュンは何となく出さないことにする。シュンが座ってはじまるのを待っていると‥
「やぁ!キミもあの嵐を越えてきたのかい?僕は空を飛んで来たんだ‥」
赤い服を来たトレーナーがピジョットを撫でながらシュンに声をかける。
「いいえ‥僕は嵐が来る前にここに来ました‥」
シュンは赤い服の男性の問いに自分は嵐が来る前にここに来たと言う。
「嵐が来る前に!それじゃぁキミが一番早くきたのか!でもだったらどうしてこんなに遅くなったんだい?」
赤い服の男性がシュンが一番早く到着していたことに驚き、だが、どうしてこんなに遅くに来たのかとシュンに聞く。
「ちょっと早く来すぎちゃったからね‥はじまるまで端にある風車の中で寝て待ってたんだ!」
シュンは早く着きすぎてしまったから眠って待っていたと言う。
「眠って待っていた‥ハハッ!キミは面白いな!ところでキミはポケモンを出さないのかい!出して待っているように言われたはずだけど‥」
赤い服の男性はシュンの行動を面白がり、シュンにポケモンを出さないのかと聞く。
「最強のポケモントレーナーというのが現れたら出しますよ!」
シュンはそう言って、最強のポケモントレーナーが現れたら出すと言う。シュンと赤い服の男性がそうやって話していると扉が開き先ほどの女性が三人の人を連れて戻って来る‥三人にも先ほどの説明をしているのだろう!ここからじゃ遠くてよく見えないが真ん中にいるピカチュウを連れた帽子を被ったトレーナーには何となく見覚えがあるような気がする‥説明が終わったのかその女性と一緒に三人はポケモンを出してこちらに歩いてくる。段々、こちらに近づいて来ることによってその姿がはっきりとしてくる。そして三人の内の帽子を被ったピカチュウを連れたトレーナーがシュンの方を見ると驚いた様子でこちらに向かって走って来る‥シュンも自分に向かって来る人が誰なのか気づいて、驚く‥そしてお互いの顔がはっきりと見える距離まで来ると二人同時に名前を言う。
「シュン!」
「サトシ!」
それは同じマサラタウンに住んでいる幼なじみにして、あの日同じ日にオーキド博士からポケモンを貰ってマサラタウンを旅立ったシュンとサトシの久しぶりの幼なじみ同士の再会である。
「久しぶりだなぁ、シュン!挨拶もなしにあの日マサラタウンを旅立ったってシゲルから聞いてたからどうしてるのかなと思ってたんだ‥オーキド博士から聞いていたのはしばらくポケモンを充分に育てることに集中したいからって聞いてたけどこんなところであうなんてな!」
サトシはシュンに久しぶりに会えたことに喜ぶ。
「僕もこんなところでサトシに会えるなんて驚いたよ!そう言えばサトシ‥オーキド博士から遅刻して一番最後に来たって聞いたけど‥ちゃんとオーキド博士からポケモンはもらえたのかい?」
シュンもサトシにこんなところで再会したことに驚き、遅刻をしたサトシはちゃんとオーキド博士からポケモンを貰えたのかと聞く。
「あぁ‥寝坊しちゃったけどオーキド博士からちゃんとポケモンはもらったぜ!来い、ピカチュウ!」
サトシは寝坊したけどオーキド博士からちゃんとポケモンがもらえたと言うと、ピカチュウを呼ぶ、すると後ろにいたピカチュウがサトシの体を上り肩に乗る。
「俺がオーキド博士から最初に貰ったポケモンがこのピカチュウなんだ!俺の一番の相棒なんだ。」
「ピカピ!」
サトシがピカチュウをオーキド博士から貰ったと言い,一番の相棒だと言う。
「なるほど,ピカチュウか!可愛いね‥」
シュンはそう言ってピカチュウの頭を優しく撫でる。
「チャ~!!」
ピカチュウは気持ち良さそうにシュンに撫でられている。
シュンとサトシが久しぶりの再会を喜び話しているところに‥‥。
「ちょっとサトシ!!二人で楽しそうに話してないでわたし達にも紹介してよ!」
サトシと一緒に来ていた同い年ぐらいの女の子がシュンと話しているサトシにシュンのことを紹介するように言う。
「あぁ,そうだった‥紹介するよ!こいつはシュン‥シゲルと同じで俺の幼なじみで、小さい時によく一緒に遊んだんだ!」
サトシはシュンのことを一緒に来ていた二人に紹介する。
「わたしはカスミよ!よろしく」
「おれはタケシ!よろしくな」
二人もシュンに名前を言い自己紹介をする。
「シュンです。こちらこそよろしく‥」
シュンとサトシ達が互いの自己紹介をしていると‥‥。
「あなたがマスターの幼なじみですか‥!」
シュンの肩に乗っているメロエッタが姿をサトシ達の前に現す。
「なっ!」
サトシ達は突然シュンの肩から現れたポケモンらしき者に驚く。
「あぁ,紹介するよサトシ!この子はメロエッタって言うんだ」
シュンはサトシ達メロエッタのことを紹介する。
「わぁ!可愛い~!」
「初めて見るポケモンだな‥」
カスミはメロエッタを見て可愛いと言い,タケシは初めて見るポケモンだからか興味深そうにメロエッタを見る。
「メロエッタね‥」
サトシはポケモンずかんをポケットから出すと、メロエッタに向ける。
【データなし‥‥この世界にはまだ知られざるポケモンが多い‥‥】
ポケモンずかんからはメロエッタについての情報は出てこずデータなしと表示される。
「あれ?データなしだって、どういうことだ?」
サトシはポケモンずかんでデータが出ないことに不思議そうにする。
「えっ!本当!」
「ポケモンずかんにデータがないなんて新種のポケモンなのか?」
ポケモンずかんにデータが出ないことにカスミとタケシも驚く。
「まぁ、そんなことは良いじゃないか!それよりそろそろはじまるんじゃない?」
シュンがそう言うとサトシはまぁ良いかと言った様子で他にいるトレーナー達のポケモンを見ており、そのトレーナー達と話しをする‥青い袖のないシャツを来た男の人、さっきシュンに話しかけてきた赤い服の男の人、そしてそして髪が左右にピンとなっている紺と白色の混じった服を着る女の人が互いのポケモンのことについて紹介していると‥‥
「皆様‥‥お待たせ致しました。最強のポケモントレーナーであるご主人様がおいでになります」
女の人がみんなに最強のポケモントレーナーがおいでになると言うと、螺旋状になっている階段のような物の真ん中を通り、ゆっくりとシュン達の前に降りてくる。ポケモン達はそのただならぬ気配に警戒と怯えたりと反応を見せる。
「あれって?ポケモン!」
最強のポケモントレーナーがお出でになると言っていたのに現れたのが正体不明のポケモンらしき姿をした存在が出てきたため驚きの声が上がる。
「そう‥‥この御方は最強のポケモントレーナーであり最強のポケモンでも有らせられるミュウツー様です」
女性はそう言ってシュン達の前に現れた存在の説明をする。
「ポケモンがポケモントレーナー!バカな!!」
青い半袖のシャツを来た少年がポケモンであるミュウツーがポケモントレーナーと言うことをそんな馬鹿なと言って否定する。
「「いけないか?‥わたしのルールはわたしが決める‥‥」」
女性とミュウツーが同時に喋り、シュン達は驚く。
「テレパシーですね。ある程度力のあるポケモン達はわりと使えますよ!」
メロエッタがテレパシーで伝えているとシュンに教え、伝説と呼ばれる存在ならばわりと使うことの出来ると言う。サトシ達がミュウツーがテレパシーを使ったことに驚いていると、ミュウツーは片手を上げる。すると、青いシャツの男の人を青白い光は包み男は苦しげな声を上げながら浮かび上がり、そしてミュウツーが片手を動かすと青色のシャツを来た男は自分のポケモン達のいる水槽まで吹っ飛ぶ。そして、水から浮かび上がるとギャラドスにはかいこうせんを撃つように言い、ギャラドスはミュウツーにはかいこうせんを放つ。しかし、ミュウツーが片手を上げるとはかいこうせんが跳ね返りギャラドスを吹っ飛ばす。
「サイコキネシスですね。わたしもよく使います。並のポケモンよりは強いようですがわたしほどではありませんね!」
メロエッタがミュウツーがどうやって跳ね返したのかを説明する。
「「たわいもない‥‥お前にもう用はない!」
ミュウツーが片手を振ると、女性の目の色が変わり、倒れそうになるのをタケシが受け止める。
目を覚ましたジョーイはなぜこんなところにいるのかと考えていると、ミュウツーが自分の世話をさせるためにポケモンセンターから連れてきたと説明する。ポケモンの体について詳しい医者は便利だと随分役にたったと‥お前は何も覚えたいないだろうがなと、そして人間など自分の力をもってすればどうにでも操れると嘲笑う。
「酷いことを!!」
「ピカァ!」
ミュウツーの酷い発言にサトシやカスミ、ピカチュウも怒りの感情を抱く。
「わたしは一度は人間と一緒にやろうと思った‥‥だが‥わたしは失望した‥人間はポケモンにも劣る最低の生き物だ‥人間のように弱くて酷い生き物が支配していてはこの星は駄目になる‥」
ミュウツーは一度は人間と共に歩もうとしたと言う。しかし、人間のあまりの愚かさに失望したと言い、このままではこの星は駄目になってしまうと言う。
「じゃぁ‥お前のようなポケモンがこの星を支配するって言うのか?」
ミュウツーの発言にタケシは、それじゃあお前のようなポケモンがこの星を支配するのかと聞く。するとミュウツーは顔を左右に揺らし‥‥
「ポケモンも駄目だ‥‥なぜなら‥この星は人間に支配されてしまった‥人間のために生きているポケモンさえいる‥」
ミュウツーは人間に支配されてしまったために人間のために生きているポケモンが多くなってしまったと言い、ポケモンも駄目だと言う。するとミュウツーの物言いにサトシの肩からピカチュウが下りてミュウツーに言う。
「ピカ!ピカピカ!」
「何だと‥良いなりになんてなっていない‥好きでそのトレーナーと一緒にいる‥‥」
「ピカ!」
ピカチュウはミュウツーに好きでサトシと一緒にいるんだと言う。
「一緒にいること自体が間違っている‥‥」
ミュウツーはピカチュウの発言に対して一緒にいること自体間違っていると言って先ほどのようにピカチュウをサイコキネシスで吹っ飛ばす。
「ピカ!ピ~‥」
「くっ!」
吹っ飛ばされるピカチュウにサトシは飛びついてピカチュウを受け止める。
「チャ~‥ピカピ!」
「ピカチュウ!」
ピカチュウはサトシのことを心配し、サトシもピカチュウに大丈夫と言ったような笑顔を向ける。
「弱いポケモンは人にすり寄る‥」
ミュウツーはそう言ってサトシ達をあざ笑い、カスミやサトシのポケモン達はサトシを心配し駆け寄る‥サトシは大丈夫だと言って、ピカチュウを吹っ飛ばしたミュウツーに怒りの表情を向ける。
「どんなポケモンだって!ポケモンならゲット出来ないはずはない!いけ!ぼくのサイホーン!」
「グオオ~!!」
赤色の服を来たトレーナーがポケモンならゲット出来ないはずはないと言ってサイホーンに行くように言い、サイホーンはうなり声を上げてミュウツーに突っ込む。しかし、ミュウツーは難なくエスパーの力で軽々とサイホーンを受け止める。サイホーンはジタバタともがくが空中で動けない。
「はあ‥あ‥あ‥」
赤色の服のトレーナーは自分のポケモンの攻撃が簡単に止められたことに呆然とする。そしてミュウツーが手を前に押し出すとサイホーンをテーブルの上を滑りながら吹き飛ぶ。
「サイホーン!」
赤色の服の男はサイホーンに駆け寄る。
「情けない‥あの程度の攻撃でやられるなんて、育てがたりていませんね‥弱すぎです‥」
メロエッタはミュウツーの攻撃によって簡単にやられた他のトレーナー達のポケモンを見て弱すぎると馬鹿にする。
「聞き捨てならんな‥‥」
メロエッタの発言にミュウツーが反応しシュンの前に浮かぶメロエッタに手を向ける。
「わたしの力をあの程度などと‥ならば今度はお前が受けてみるがいい‥」
ミュウツーは自分の力を馬鹿にしたメロエッタに怒りの表情を向けて、先ほどのようにメロエッタをサイコキネシスで吹き飛ばそうとする。
「その程度でわたしをどうにか出来るなどと思っているのですか!」
メロエッタも手を前にかざしサイコキネシスでミュウツーに対抗する。メロエッタとミュウツーの技がぶつかり合うもメロエッタの力が上回り、ミュウツーのサイコキネシスを突き破りミュウツーを後退させる。
「馬鹿な!わたしの攻撃が撃ち負けるなど‥あるはずがない!」
ミュウツーは自分の攻撃が力負けしたことに信じられずに驚きの表情をする。シュンや他の者達も初めて見るメロエッタの姿と見た目の可愛らしさからは想像出来ないほどの強い力に驚く。
「どうと言うことはありません‥この星が誕生し陸や海が出来てから数千年‥様々な物が誕生し滅びては栄えていきました‥‥あなたよりも強い生物も存在します。あなたがどんな人間達を見てきたのかはわかりませんが‥あなたが見てきた人間達は人間の歴史のほんの一部に過ぎません‥」
メロエッタはミュウツーにどうということはないと言い、この星が誕生してから数千年‥陸や海が誕生しそして様々な生き物が栄えては滅んでいったと言い、ミュウツーが見てきた人間達も人間の歴史のほんの一部だと言う。シュン達はメロエッタの壮大な話に呆然として何も言うことが出来ずに静かに話を聞いている。
「‥‥おまえの言っていることはわからない‥‥」
「生まれてきたばかりのあなたには分かりませんよ!陸や海が出来たのを見ていない‥そして、この星が誕生してから起こった様々な奇跡を見たことはあるはずがないですし‥」
ミュウツーがメロエッタの言っていることがわからないと言うと、メロエッタは生まれてきたばかりのミュウツーにはわからないと言う。陸や海が出来たのを見たことがないミュウツーには‥この星が誕生してから起こった様々な奇跡を見たこともないミュウツーにはわからないと言う。
「わたしは確かに生まれてきて間がないがこの世界の人間を見てきたつもりだ!ゆえにわたし以上に強いポケモンなど存在するはずがない!わたしはこの星の如何なるポケモンよりも強く生まれてきたのだ‥」
ミュウツーは確かに生まれてきたばかりだが、この世界の人間達を見てきたと言い、ゆえに自分よりも強いポケモンはいるはずがないと自分はこの星に存在する如何なるポケモンよりも強く生まれてきたとメロエッタに言う。
「そんなことやって見なきゃわかんないだろう!!」
ミュウツーの自分が一番強いと言う言葉にミュウツーとメロエッタの会話を黙って聞いていたサトシがやってみなければわからないだろうと否定の言葉を言う。
「やってみるか?」
ミュウツーのやってみるかと言う言葉にサトシが望むところだと言うと、ミュウツーが目を光らせる。するとしばらくして床に穴が空き、そこからポケモントレーナーが最初にもらうヒトカゲ・ゼニガメ・フシギダネの最終進化系である三体が現れる。ミュウツーはその三体を自分が作ったコピーだと言い、その事実にそこにいる者達は驚く。そして突然聞こえて来た騒音にシュン達とポケモン達が驚き、辺りを見回す。すると目の前のガラス張りが開きライトがつくとステージが現れる。
「競技場!ポケモンバトルをしようと言うのか!!」
タケシはステージが現れたことに驚き、バトルをするのかと言う。
「ぼくにはフシギバナのバーナードがいる!」
「バァ~ナ~!」
赤い服のトレーナーは自分にはフシギバナがいると言う。
「わたしにはカメックスのクスクスがいるわ!」
「ガメ~!」
青と白の服の女のトレーナーは自分にはカメックスがいると言う。
「俺にだってリザードンがいる!リザードン‥キミに決めた!」
サトシは自分にはリザードンがいると言ってボールを投げるとそこからリザードンが出てくる。
「ボホォ!ブオゥ~!」
リザードンは出てきてやる気のなさそうに火を吹くもミュウツーのただならぬ気配を感じミュウツーに向かっていきなりかえんほうしゃを繰り出す。サトシはいきなりリザードンがかえんほうしゃを撃ったことに驚く。しかし、ミュウツーはなんなく片手を上げてかえんほうしゃを打ち消す。
「随分しつけの悪いリザードンだな‥」
ミュウツーは攻撃を防いだ後で随分しつけの悪いと言う。サトシはそれを聞いてミュウツーを睨みつける。
「(マスターもリザードンがいますのになぜ、出さないんですの?)」
ディアンシーはシュンに、シュンもリザードンを持っているのに何で出さないのかと聞く。
「(んっ!だってめんどうじゃないか!修行の疲れを癒すために気晴らしで来て見たけど‥何だかよくわからないことになってるし‥興ざめだよ!適当なところで帰ろうと思ってたし‥サトシがやってくれるならそれはそれで楽で良いしね!)」
シュンはディアンシーに聞かれると、面倒だからと言い、サトシがやってくれるなら面倒じゃなく楽で言いと理由を小声で話す。
「お前の相手は後回しだ!まずは奴らから相手をしてやる‥最初の相手は誰かな!」
ミュウツーはメロエッタにお前の相手は後だと言って、まずはサトシ達の相手をすると言い最初は誰が来るかと聞く。
「バァ~ナ~!」
「さっきは油断したけど今度はそうは行かないぞ!」
フシギバナがフィールドの中へと進み、赤い服のトレーナーがさっきは油断したが今度はそうは行かないと言う。ミュウツーが顔を前に動かすとコピーのフシギバナもフィールドへと進む。そして試合が始める。
赤い服のトレーナーはフシギバナにはっぱカッターを指示しフシギバナはコピーのフシギバナにはっぱカッターが迫る。ミュウツーはつるのムチをコピーのフシギバナに指示しつるのムチではっぱカッターを全て弾き落とす。そして、フシギバナはつるのムチで掴み、遠くまで投げ飛ばす。赤い服のトレーナーは投げ飛ばされたフシギバナのもとに向かう。
次は青と白の服の女のトレーナーがカメックスに行くように言うと、カメックスがフィールドへと走っていく。ミュウツーもコピーのカメックスをフィールドへと向かわせる。青と白の服の女のトレーナーがカメックスにハイドロポンプを指示しコピーのカメックスに放つもコピーのカメックスはこうそくスピンでハイドロポンプを弾きながら進み、カメックスをそのまま吹っ飛ばしカメックスは壁に叩きつけられる。
「(マスター!ちなみにただ威力の高い技を選ぶのは良くありません。威力の低い技でもトレーナーの腕しだいで強くなります。あの人達はトレーナーとしてのレベルが低いですね)」
「(うん、そうだね‥たった一撃でやられちゃったしポケモン達のレベルも低いみたいだね!)」
シュンとメロエッタは小さな声で今バトルしているトレーナーとポケモンについて話す。聞こえてしまうと面倒なので小声で話すが念のためメロエッタが薄い結界を張って聞こえないようにしている。
最後はサトシとリザードンのバトルになり、サトシはリザードンにスピードで行くように言うもリザードンはサトシの言うことを全く聞かず、かえんほうしゃを連続で撃ちまくるも、ことごとく交わされて攻撃を受けている。そのコピーのリザードンの素早い動きにサトシのリザードンは全然着いていけずに攻撃を食らう。そして空高く上空へと上がり、コピーのリザードンがサトシのリザードンを羽交い締めにし急降下してくる。ミュウツーはコピーのリザードンにちきゅうなげを指示しサトシのリザードンを地面へと叩きつける。リザードンは一回立ち上がるもその体を地面へと横たえる。サトシは倒れたリザードンのもとに向かい大丈夫かと言う。
「スピードもパワーも不足している」
そう言ってミュウツーが両手を広げるとそこから3つのモンスターボールらしき物が出てくる。そしてリザードン・フシギバナ・カメックスをボールへと吸い込む。
「人のポケモンを盗る気なの!!」
その光景を見ていたカスミはミュウツーに人のポケモンを盗る気なのかと文句を言う。
「盗る?いや‥お前達が自慢するポケモンよりさらに強いコピーを作る‥わたしに相応しい‥」
ミュウツーはサトシ達のポケモンよりもさらに強いコピーを作ると言って、さらに黒いボールを大量に出す。
「コピーだと‥‥!」
タケシはミュウツーのコピーを作ると言う発言に驚き、言葉を失う。
「やめろぉ!そんなの反則だ!」
サトシはミュウツーにそんなのは反則だと怒りの声を上げる。
「わたしに指図をするな!」
ミュウツーはサトシをサイコキネシスで吹っ飛ばしタケシとぶつかって倒れる。
「わたしのルールはわたしが決める!!」
ミュウツーはそう言うと黒いボールをポケモン達に向かって放つ。
「来るぞ!」
「みんな!逃げろ!」
黒いボールが来たのを見ると、サトシはみんなに逃げるように言う。
黒いボールがポケモン達を次々と捕らえて行く。トレーナー達も必死で自分のポケモンを守ろうとするが、次々にボールの中へと吸い込まれて行く。サトシは自分のモンスターボールにゼニガメとフシギダネを戻すがその黒いボールはモンスターボールごと中へと吸い込む。ポケモン達を捕らえたボールは次々と柱が上に上がり下へと吸い込まれて行く。
「さっきから何ですかね?これ‥」
メロエッタはさっきから自分の周りを飛ぶ黒いボールを指さす。黒いボールもメロエッタを捕らえようとするも吸い込むことが出来ずにメロエッタの力の強さに壊れる。そして、自分の周りを回っているボールに鬱陶しくなったメロエッタはサイコキネシスで全て破壊する。
「何故だ!わたしの作ったモンスターボールに不可能は無いはず!なのに何故お前は捕まらない!」
ミュウツーは自分の作ったモンスターボールがメロエッタを捕まえることが出来ずに破壊されたことに驚き、メロエッタに聞く。
「あなたの力がわたしよりも弱いからですよ‥この程度でわたしを捕らえることなんて出来ません‥」
メロエッタはミュウツーが自分よりも弱いからだと言い、この程度の物では自分を捕まえることは出来ないと言う。
「おのれ!まぁいい‥他の奴らは捕らえられているようだからな!貴様は後でわたしが倒した後で捕らえてやる」
ミュウツーは後で自分が倒してから捕らえてやると言う。
サトシのピカチュウは最後まで逃げ回っていたが等々黒いボールに捕まってしまい、サトシはそれを追って螺旋階段の上から飛び降りて水の中へと落ちる。そして、ピカチュウの入ったモンスターボールを追って柱の下の穴の中へと入っていった。
そして、サトシがピカチュウを追ってからしばらくして‥‥
「さぁ、お前とそのトレーナー以外の人間達よ!命までは盗ろうとは言わない!さっさと帰るがいい‥」
ミュウツーはメロエッタとシュン以外の者達にさっさと帰るように言い、両手をかざすと両側の大きい扉が開く。シュンとメロエッタはミュウツーが簡単に帰してくれないことにため息をついて、タケシ達から離れたところまで歩く。
「最もこの嵐の中を帰れればな!」
ミュウツーはポケモンを失って嵐の中を帰ることの出来ないシュン以外のトレーナー達を笑いながら見つめる。それをみんなは悔しそうにミュウツーを睨む。すると‥‥
ドゴォ~~ン!!!
ミュウツーの後ろの方で爆発が起こり、そこからコピーであろうポケモン達がたくさん出てきてミュウツーの近くへと来る。そして、その後からサトシと捕らえられたであろうポケモン達が次々と出てくる。サトシはミュウツーに怒りの感情を向ける。
「お前が逃がしたのか?」
「おれはおれのポケモンを!仲間を守る!!」
サトシはそう言ってミュウツーに向かって走りミュウツーに殴りかかる。だが、ミュウツーのエスパーの力に弾かれる。それでも殴ろうとするサトシをミュウツーはサイコキネシスで客席の方に吹っ飛ばす。サトシが壁に激突しそうになる瞬間!シュンのポケットの中にあるモンスターボールが開き、そこから出たミュウがサトシを不思議な球体を作り受け止める。
「何?」
ミュウツーはいきなり現れた球体に驚く。
ミュウはシュンの周りを楽しそうに周り、手をパチッとやるとサトシを受け止めた球体が消える。ミュウは可笑しそうに笑っている。
「お前は‥‥」
ミュウツーは突然現れたミュウの存在に驚く。
「いつの間にボールの中に入ってたの?」
「ミュ?ミュミュウ!!」
シュンはミュウにいつボールの中に入っていたのかを聞くがミュウは楽しそうに笑っている。すると、そこへミュウツーが放ったエネルギー球がシュン達に迫る。それをメロエッタは手に力を集めて観客席の方へと弾き飛ばす。
「あなたは何をやっているのですか!側にいるならマスターをお守りしなさい!」
「ミュ~!ミュウ~‥!!」
メロエッタはミュウに側にいるならシュンを守れと言って怒りながらミュウの両頬を引っ張る‥ミュウは痛そうに両手をジタバタとさせ暴れる。
「ミュ~~!!」
ミュウはシュンに:え~ん(涙)慰めて‥と言わんばかりにシュンの胸へと泣きながら飛びつく。すると、またもやシュンとミュウに向かってミュウツーがエネルギー球を放つ。
ミュウは今度は言われた通りにシュンに迫るエネルギー球を自分の念の力で弾き飛ばす。そして、サトシ達は突然シュンのモンスターボールの中から現れた見たこともないポケモンの存在に驚き声を失う。口々に何だあれは‥ポケモン‥と呟く。
「ミュウ‥‥世界で一番珍しいと言われるポケモン‥‥」
ミュウツーがミュウのことについて話す。世界で一番珍しいと言われるポケモンだと‥‥サトシ達も初めて聞く名前に疑問を浮かべる。しかし、それを聞いてメロエッタは疑問に思った‥確かにミュウは個体数が以上に少なく滅多に姿を見ることもない珍しいポケモンだが、世界に一匹と言うわけではなく‥人間がいけないところにいることのあるポケモンなので一番と呼べるほど珍しいポケモンなのかと‥‥!
「ミュウ!」
「確かにわたしはお前から作られた‥しかし強いのはこのわたしだ!本物はこのわたしだ!」
ミュウツーは力強い言葉でミュウに言う。強いのは自分だと‥本物はこのわたしだと‥。
「ミュウ?」
ミュウはそれをジッと聞いている。
「ミュウとミュウツー‥」
「ミュウからミュウツーが作られた?」
トレーナーやポケモン達も二体の話をただ呆然と聞いている。
「生き残るのはわたしだけだ!」
「ミュウ!」
ミュウツーが生き残るのはわたしだと言うと、ミュウを目掛けて飛びエネルギー球を打ち出す。ミュウは素早く交わし逃げる。ミュウツーも素早く追いかけてエネルギー球を放つ。
「何故、戦わん!戦いを避けるのはわたしが怖いからか!!」
ミュウツーが戦わないミュウに苛立ち、なぜ戦わないのかと聞くと、ミュウはフィールドの方へと飛んでいく。ミュウツーはそれを追いかけてエネルギー球を放つ。ミュウにエネルギー球が当たりミュウを上空へと吹っ飛ばす。するとミュウも即座に反撃し同じエネルギー球でミュウツーを吹っ飛ばす。ミュウツーは即座に浮かび上がり、ミュウとミュウツーはフィールドの上へと浮かぶ。
「少しは手応えのある相手と言うわけだな!どちらが本物か決めるのはこれからだ。ミュウとわたしのどちらが強いか!元のお前達とわたし達のどちらが強いか!」
ミュウツーのその言葉にポケモン達も様々な反応を見せる。
「本物より我々は強くなるよう作られている」
「ミュウ!ミュミュミュミュウ!ミュミュ!ミュミュミュウ!!」
ミュウはミュウツーの発言に何か言っているメロエッタがそれをシュンに分かるように伝える。
「なるほど!こう言ってますね。本物は本物だ、技など使わず体と体でぶつかれば本物はコピーに負けない!とっ‥言っていますね‥」
メロエッタがミュウの言葉を訳す、シュン達はメロエッタが訳してくれたミュウの言葉を黙って聞いている。
「本物は本物だ‥だと!」
ミュウツーはミュウのその言い分に怒り、ミュウにエネルギー球を放つ。ミュウはそれを難なく交わすが、そのエネルギー球はサトシのいる客席の像の前へと直撃するが、サトシはそれを交わす。そして、大爆発が起きる。
「良いだろう‥‥どちらが本物か技無しでも決めてやる‥強いのはお前達だ!いけ!」
ミュウツーが強いのは自分達だと言うと、コピーのポケモン達に行くように言い、コピーのポケモン達はピカチュウ達に向かって行く。
本物であるポケモン達も迎え撃とうと続々と自分達のコピーへと向かって行く。
こうして、本物とコピー‥どちらが本物でどちらが強いのかと決めるための技無しでの体と体のぶつかり合いの戦いが始まる‥ポケモン達も自分の持つ爪や牙など武器で戦う。
「何だろう‥‥この大戦争‥!」
シュンは突然として起こったポケモン達による大戦争のようなバトルに呆れと驚きの感情をして目の前の本物とコピーによる戦いを見ている。
「生き物は自分が生きるために弱い者を糧にし自分の力とします。そして自分の住処を守るためには同じ生き物で有ろうと命を奪ってでもその場所を守ります。それが生き物と言う存在なのです。」
メロエッタは生き物のことについてシュンに言う。生き物は自分が生きるために生き物を殺し糧とし住処を守るために命を奪ってでもその場所を守ると説明する。
こうしている間にも本物とコピーの生き残りをかけてお互いを傷つけあう。それをサトシ達も悲しそうにその戦いを見つめている。この戦いを止めたいがミュウとミュウツーが戦いを止めない限り、みんなも戦いを止めない。その事実に自分の力の無さを悔しがる。
「何だか嫌だな‥‥こんなの‥‥」
シュンは本物とコピーのポケモンによる戦いを見ていてシュンは嫌な気持ちになりボールからフライゴンを出して乗る。
「シュン‥そのポケモンは!!」
サトシや他の者達はいきなりここにいない見たこともない別のポケモンを出したことに驚く。
「ちょっと戦いを止めてくるよ!フライゴン飛んで!」
「フラ~!」
シュンはサトシ達に戦いを止めてくると言うとフライゴンに飛ぶように言い、フライゴンは上空高くにシュンを乗せて飛び立ち、ミュウとミュウツー達が戦っている空高くへと行く。
「綺麗な満月だなぁ‥それじゃぁやろうか!頼むよメロエッタ!」
「はい!わかりましたマスター!」
シュンはポケットからハーモニカを取り出し口に加えて曲を吹き、メロエッタもそれに合わせて歌い始める。
~BGM 空の軌跡(星の在り処)~
シュンの吹くハーモニカから流れる音楽が戦っているポケモン達へと聞こえてきて戦う手を止める。シュンの奏でる音色とメロエッタの美しい歌声が響く。その美しい音色に争っていたポケモン達の心が癒やされていく。激しい闘いを繰り広げていたミュウとミュウツーも闘いの手を止めてシュン達がいる方まで飛んでくる。ミュウは嬉しそうにその音色を聞き、ミュウツーも先ほどの怒りが嘘のように静かにその音を聞いている。そして、シュンが曲を終えるとミュウツーが静かにこちらへと来る。
「何だこの音色は‥怒りと憎しみに満ちていたのがこの音を聞いていると消えてゆく‥」
ミュウツーはシュン達の奏でる音色を聞いていると怒りと憎しみに満ちていた自分の心が消えていくのを感じていた。
「ミュウツーもみんなも‥こんな綺麗な月夜に戦いなんて似合わないよ‥本物とかコピーとかなんてどうでも良いじゃないか!だって、キミはいまこの世界に生きてる、生き物なんだから‥‥」
シュンはミュウツーに言う。こんな綺麗な月が出ている夜に戦いは似合わないと‥‥この世界で今を生きている同じ生き物なのだから本物もコピーも関係ないのだと‥‥
「‥‥そうかもしれないな‥‥わたしは自分がコピーであることにこだわり過ぎていたのかもしれない‥‥わたしもお前も‥‥そしてお前達もこの星に住む同じ生き物‥‥」
ミュウツーはそう言うと両目が光、コピーのポケモン達の方を自分の力で浮かび上がらせるとシュン達の前まで来る。
「どこに行くの?」
シュンは自分達の前に浮かんでいるミュウツーとコピーのポケモン達にどこに行くのかと聞く。
「わからない‥‥我々が安全に暮らすことの出来る場所を探しにいく‥‥だが、その前に今日のことは忘れたほうが良いだろう‥‥」
ミュウツーは自分達が安全に暮らすことの出来る場所を探しにいくと言い、両手を広げて今日のことは忘れた方が良いと言ってその力を使う。
「さぁ‥‥この者達を除くすべての者達よ!忘れるのだ‥‥」
ミュウツーはそう言ってシュン達を除く全ての者達の今日起こったことの記憶を消す‥‥
そして、青い光が辺りを包んでいった。
ここは港の波止場町、そこにあるポケモンセンターではたくさんのトレーナー達が次の町にいくための船を待っていた。
「まだ、次の町へと船は出ないの!」
「いつまで待たなくちゃ行けないんだ!」
次の町への船を待っているトレーナー達がいつ船が出るのかとジュンサーさんのこの波止場町の港の管理をしている女性ボイジャーに訪ねる。
「みなさん落ち着いて!落ち着いてください。今、ボイジャーさんから説明があります」
ジュンサーがみんなに落ち着くように言うとボイジャーから説明が有るとみんなに言い、ボイジャーは前に出る。
「みなさん落ち着いて、先ほどまで起きていた激しい嵐が信じられないことに無くなっています。これなら次の町へと向かう船を出すことが出来ます。みなさんもう少しお待ちください。船はもうじき出航します」
ボイジャーはそう言ってみんなに船は無事に出航することを説明する。トレーナーのみんなはそれを聞いて安心し笑顔になり喜ぶ。一緒に聞いていたサトシ達も安心した様子でポケモンセンターを出て晴れた外を歩く。
「良かったわねみんな!無事に次の町へ向かう船が出ることになって!」
カスミは無事に船が出ることに良かったねとみんなに言う。
「あぁ、これで後は船が出航する時間まで待つだけだな!それまでどうしようか?」
タケシも後は船が出航する時間まで待つだけだと言い、それまでどうしようかと言いながら歩く。みんなが歩く中、ふとサトシがその足を止める。
「どうしたのサトシ?」
「どうかしたのかサトシ?」
「ピカ?」
カスミとタケシ‥ピカチュウは突然止まったサトシにどうかしたのかと聞く。
「いや‥この晴れた空を見てたらあいつのことを思い出してたんだ!」
「あいつ?あいつって誰のこと?」
カスミはサトシが誰のことを思い出していたのかと聞く。
「同じ日に旅立った俺の大切なもう一人の幼なじみ‥‥そう‥シュンのことをさ‥」
サトシはすっかりと晴れた空を見て思い出していた‥あの時の記憶はすっかりと無くなっていたが、大切なもう一人の幼なじみであるシュンのことを思い出していた‥
「今‥何をしてるんだろう‥‥」
今‥何をしてるんだろうと思いながら‥このよく晴れた空をピカチュウとカスミとタケシと一緒に見つめていた。
「結局ついて来ちゃったんだ‥‥」
「ミュミュミュウ!!」
その時、シュンは今、ジョウト地方のシロガネやまへ向けて、フライゴンで上空を飛びながら、いつの間にか自分のボールに入っていたミュウが結局そのまま着いてきたことに驚く。ミュウは嬉しそうにシュンにすり寄っている。
「まったくなんでこうなるのか‥‥」
「まぁ良いではないですか!新しい仲間も増えたのですから!」
メロエッタはなんでこうなるのかと呆れ、ディアンシーは新しい仲間も増えたのだから良いではないかとメロエッタに言う。
「そうだね!妙な体験をしたけど‥いよいよジョウトリーグに挑戦するんだ!これからもよろしくね。みんな!」
「えぇ!」
「はい!」
「ミュウ!」
「フラ~!」
こうしてシュン達は新たにミュウを仲間にして、いよいよジョウト地方へと挑戦するためにジョウト地方へと向かったのだった。
如何でしたでしょうか?
また近いうちに投稿します。
設定が色々とあいまいなところも有るかもしれませんがご容赦ください。
元ネタ
ポケットモンスター 劇場番1
ミュウツーの逆襲