歌姫と宝石の姫と共に頂点を目指す者!(調整中) 作:シュリーダ
これはジョウトリーグに挑戦するためにポケモン達と共に特訓の日々を送っていたシュン達の前に突如として現れた‥思わぬ存在との遭遇をはたした話しである。
シュン達は今日もシロガネ山にポケモンの修行のために簡単に作った拠点でポケモンのケアをしながらジョウトリーグに挑戦するためのトレーニングを行っていた。近くのポケモンセンターでポケモンを回復させたり、手持ちのポケモンを交換しながらシロガネ山でトレーニングをする日々を送っていた。そんな、ある日‥‥シュンは伝説と呼ばれる存在との邂逅を果たす。
今日もシュンはポケモン達と一緒にトレーニングを行っていた。ポケモンセンターでポケモンを入れ替えて、今はシロガネ山の岩場で大きい岩を相手のポケモンに見立てて技の強化のトレーニングを行っていた。
「エレブー!“かみなりパンチ”!サイドン!“つのドリル”!」
「エッレブ~!」
「ド~ン!」
シュンはエレブーとサイドンに技の指示をすると‥エレブーは“かみなりパンチ”で、サイドンは“つのドリル”で目の前にある大岩を砕く。
「よし、いい調子だよ!エレブー、サイドン!」
「レブ~!」
「ド~ン!」
シュンが良い調子だと2体を誉めると、エレブーとサイドンは高らかに鳴いて喜ぶ。
「よし!次はキミ達だよ!リザードン、ゴーリキー!」
「ウオゥ~!」
「リキ!」
シュンが次はリザードンとゴーリキーの番だと言うと、エレブーとサイドンが下がり、リザードンとゴーリキーが前に出てくる。
「よし!行くよ!リザードン、“かえんほうしゃ”!ゴーリキー、“クロスチョップ”!!」
「ウオゥ!ウオォ~~!」
「リキ!ゴリィ!!」
シュンの指示を聞いたリザードンは離れた岩に“かえんほうしゃ”を放ち、その熱さで岩を溶かし、ゴーリキーは“クロスチョップ”で目の前の岩を粉砕する。
「よし、よくやったねリザードン、ゴーリキー!技の威力も上がってきてるし、いい調子だよ。」
「ウオゥ!」
「リキ!」
リザードンとゴーリキーはシュンのその調子と言う言葉に頷いて特訓を続ける。
「最後はフライゴンとドレディアだね!」
「フライ!!」
「フルゥ!!」
最後にシュンが2体を呼ぶと、フライゴンとドレディアが了解と言った様子で前に出てくる。
「フライゴンは“りゅうのいぶき”!ドレディアは“はなびらのまい”!」
「フラ~!」
「レディ~!」
フライゴンは岩に“りゅうのいぶき”を放ち、ドレディアは“はなびらのまい”を放ち、岩を粉砕する。
「よし、みんな良い感じだよ!この調子で頑張っていこう!」
「フラ~!」
「フルゥ!」
「レブ!」
「ド~ン!」
「ウオゥ!」
「リキ!」
シュンがみんなにこの調子で行こうと言うと、みんなもシュンに応える。シュンがポケモン達のトレーニングを行っていると‥‥!
「マスター!お疲れさまですわ!」
「みんなも良い調子のようですね!」
ディアンシーとメロエッタがポケモン達のトレーニングをしているシュン達のもとに来て、シュンはディアンシーから飲み物を、メロエッタは木の実を持って来てみんなに配る。
「ありがとう!ディアンシー、メロエッタ!それじゃぁ少し休憩にしようか!」
シュンはディアンシーとメロエッタにお礼を言い、みんなもメロエッタ達にお礼を言う。シュンはちょうど良いから休憩をしようと言う。みんなは休憩と聞くと、座って木の実を美味しそうに食べている。
「だいぶみんなも良い感じに技の威力も上がってきたね!」
シュンはポケモン達がトレーニングをしていくうちに技の威力が上がってきたと言う。
「そうですねマスター、フライゴン達も強くなってきています。他のみんなもトレーニングでレベルも上がり進化もしています。この調子で育てていきましょう!」
メロエッタもフライゴン達がどんどん強くなっていると言い、レベルも上がっているため他のポケモンも進化していると応える。
「マスターもみんなも頑張っているのですもの!強くなっているのは当然ですわ!」
ディアンシーはシュンとみんなが頑張ってトレーニングをしたから強くなっているのは当然だと言う。
「うん、ありがとう!メロエッタ、ディアンシー!」
シュンはメロエッタとディアンシーにお礼を言うと、サイコソーダを飲みながらシロガネ山で採れた木の実を食べている。シュン達がトレーニングの休憩をしながら、みんなで楽しそうに話していると‥‥。
「フオォ~~!!」
突然辺りに響く鳴き声にシュン達は驚く。そして、その鳴き声の正体がシュン達の上を飛んでいく。シュンやポケモン達の上を飛んでいったその鳴き声の正体は煌めく炎の翼を靡かせた美しい姿の伝説のポケモンが姿を現した。
「フオォ~~!!」
「あれってまさか!ファイヤー!!伝説の鳥ポケモン!!!」
シュン達の前に現れたのはカントーに伝わる伝説の鳥ポケモンの1体、ファイヤーがシュン達の頭上を通り越してシロガネ山の山頂の方へと飛んでいく。シュンはポケモン図鑑を取り出してファイヤーに向ける。
【ファイヤー‥‥かえんポケモン。羽ばたくたびに火の粉が煌めく。見た者の心をとろけさせる美しさの伝説のポケモン‥‥】
ポケモン図鑑にファイヤーのデータが表示される。
「すごい、まさかこんなところでファイヤーに会えるなんて!!」
シュンはまさかシロガネ山でファイヤーに出会えたことに驚く。
「ファイヤーは準伝説ですね。世界に1匹と言うわけではありませんが、個体数が極端に少ないので伝説のポケモンと言われているようです。まぁ、確かに滅多に出会えないポケモンですが‥」
メロエッタはファイヤーは世界に1匹ではないが、個体数が極端に少ないため伝説のポケモンと言われているとシュンに説明する。
「なるほど!確かにファイヤーになんて滅多に出会えないからね!」
シュンはメロエッタの言葉を聞いて、なるほどと頷く。
「美しいですわ!マスター、こんなチャンスはありませんわ!ファイヤーは山頂の方に行ったようですし、まだ居るでしょう!ファイヤーをゲットしましょう!」
ディアンシーはファイヤーの姿を見て美しいと言い、こんなチャンスはないと言って、シュンにファイヤーをゲットしようと言う。
「えっ!ファイヤーを!!」
シュンはディアンシーがファイヤーをゲットしようと言ったことに驚く。
「それは良い考えですね!リーグに挑戦するのなら伝説のポケモンであるファイヤーをゲットするのは良いでしょう!」
メロエッタもディアンシーの考えに賛成し、ファイヤーをゲットしようとシュンに言う。
「確かにファイヤーをゲット出来ればリーグでも有利になるからね!わかった、ファイヤーをゲットしに行こう!」
「はい!」
「えぇ!」
シュンが2人に言われてファイヤーをゲットすることを決めると、メロエッタとディアンシーも返事をする。シュンはリザードンとエレブー、サイドンをボールに戻し、フライゴンに乗る。メロエッタとディアンシーも続いて乗った。
「ドレディアとゴーリキーはここを野生のポケモンが荒らさないように見張ってて欲しいんだ!頼めるかな!」
シュンはファイヤーと相性の悪いドレディアとゴーリキーをこの場所を野生のポケモンが荒らさないように守ってほしいと2人に頼む。
「フルゥ!」
「ゴリッキィ!」
2体はシュンに頼まれると、了解と言って頷く。
「頼んだよ!それじゃぁフライゴン!ファイヤーの飛んでいった方に行って!」
「フラ~!」
シュンはフライゴンにファイヤーが飛んでいった方に行ってほしいと頼むと、フライゴンは頷いて翼を羽ばたかせファイヤーの飛んでいった方に向かって飛ぶのだった。
シュンはフライゴンに乗ってファイヤーが飛んでいったと思えるシロガネ山の山頂付近への1つへと向かう。フライゴンと共にその場所に向かうと、そこは火山地帯となっていて地熱で周りの気温も高温となっている。
「暑い‥ファイヤーが飛んでいったのはこの火山地帯の方みたいだけど、どこだろう?」
シュンは周りの気温の暑さで流れる額の汗を手で拭いて、ファイヤーはどこに居るかと探す。
「おそらくファイヤーは一時、羽を休めるためにこのシロガネ山に来たのでしょう!伝説のポケモン達は各地を回って飛んでいますが、体を休めるために人間にはわからない場所で寝たり、休憩を取ります。このシロガネ山はファイヤーが体を休める場所の1つなのでしょう!」
メロエッタはファイヤーがここに来た理由は羽を休めるためだろうとシュンに説明する。伝説のポケモン達は人間にはわからない場所で寝たり、休憩をしたりする場所があると言う。
「そうなんだ!確かにこんなところに人はめったに来ないもんね!」
シュンはメロエッタの説明を聞いて確かにこんな高温の火山地帯に人はめったに来ないからと納得する。
シュン達がそのまま火山地帯の上に向けて飛んでいると‥‥!
「マスター、居ましたわ。あそこです!」
ディアンシーがファイヤーを見つけてファイヤーが居る場所を指差す。シュンとメロエッタもその方向に目を向けると、シロガネ山の山頂の1つである火口の淵に足を置いてファイヤーは羽を休めていた。
「本当だ!あんなところで休んでる‥‥あんなところまで行くのは危険だし‥どうしようかな?」
シュンは火山の火口に止まって休んでいるファイヤーを見つけたが、火口の方まで行くのは危険と言いどうしようかととりあえずファイヤーから少し離れた地点でフライゴンから降りて考える。
「それならここから攻撃してファイヤーの注意をこちらに向けましょう!そうすればファイヤーも気づいて反撃のためにバトルするでしょう!」
メロエッタは考えているシュンにここから攻撃してファイヤーの注意をこちらに向けようと提案する‥そうすればファイヤーも反撃のためにこちらに来るだろうと言う。
「なるほど‥そうだね、それは良い考えだ。出てきて!エレブー!」
「エレッブ~!」
シュンはメロエッタの考えに賛成し、ファイヤーと相性の良いエレブーを出す。シュンはエレブーに攻撃の指示を出そうとしたその時‥‥
「フオォ~!!」
火口に止まっていたファイヤーがシュン達の気配を感じ取り高らかに叫ぶと、シュン達の方に目を向ける。そして、ファイヤーは休んでいるのを邪魔されたからかシュン達に対して怒りを露わにし、シュン達の真上に飛んでくる。
「さすがはファイヤー!気配だけで僕達に気づいてすぐに戦闘体勢に入るなんて!でもちょうど良いや!ふいうちは好きじゃないんだ!ファイヤー!僕はキミのその美しさ、そしてその気高さに目を奪われた!どうか僕達とバトルをしてほしい!!!」
シュンは気配だけで自分達に気づいたファイヤーをさすがだと思い、そしてこちらに来たファイヤーにその美しさと気高さに目を奪われたと言って自分達とバトルをしてほしいと言う。
「‥‥フォォ~~!!!」
ファイヤーはシュンがそう言うと、シュンのことをじっと見た後、高らかに叫び戦闘体勢に入る。
「ありがとう!ファイヤー!メロエッタとディアンシーはそこで見てて、僕達でファイヤーをゲットして見せるよ!」
「レッブ~!!」
シュンは自分達とバトルをしてくれるファイヤーにお礼を言い、エレブーと一緒に戦闘体勢に入る。
「いよいよ始まりますね。マスターとファイヤーとのバトルが!」
「はい!ですが、どうしてファイヤーはマスターとのバトルを受けたのでしょう!私達と同じ伝説や幻のポケモンはわざわざ自分を捕まえようとする者を相手に全力を出してバトルしようとはしません。どうしてでしょうか?」
メロエッタがいよいよバトルが始まると言い、ディアンシーはファイヤーがどうしてシュンとのバトルをわざわざ受けたのかと考える。自分達と同じ伝説や幻と言われる存在のポケモンはわざわざ自分を捕まえようとする者と戦おうとせず、邪な考えを持つ者には圧倒的な力で簡単に倒して去って行くと言い。なんでだろうと考える。
「おそらくはファイヤーがマスターは悪い心の持ち主ではないと思ったのでしょう!伝説や幻と言われるポケモンは少なからず相手の心を感じることが出来ます。マスターのファイヤーに対する思いを感じ取り、少なくても相手をする価値があると判断したのでしょう。だからすぐには逃げずにバトルをしようとしているのでしょう!さすがは私達のマスターです」
メロエッタはファイヤーがシュンの心を感じ、悪い人間ではないと感じ、自分に対する思いを感じ取り、すぐには逃げ出さずにバトルしようとしているのだと言う。
「それじゃぁ行くよ!エレブー、“かみなり”!」
「レッブ~!!」
シュンはエレブーに“かみなり”を指示し、エレブーはファイヤーに“かみなり”を放つ。
「フォウ!フォ~!!」
ファイヤーはエレブーの“かみなり”を交わすと、エレブーに向かって“かえんほうしゃ”を放つ。
「エレブー!“ひかりのかべ”だ!」
「エッレブ~!」
シュンはエレブーに“ひかりのかべ”を指示すると、エレブーは“ひかりのかべ”でファイヤーの“かえんほうしゃ”の威力を半減させ受け止めようとする。しかし‥!
「レブッ!レブ~~」
「エレブー!」
“ひかりのかべ”で威力が半減したにもかかわらず、ファイヤーの“かえんほうしゃ”を受けてエレブーは吹っ飛ぶ。
「大丈夫!エレブー!」
「レブッ!」
シュンが吹っ飛んだエレブーを心配し大丈夫かと聞くと、エレブーはゆっくりと立ち上がって大丈夫だと言う。しかし、シュンはエレブーの息が上がっていることに気づく。
「(“ひかりのかべ”で防御をしていたのにもかかわらずここまでのダメージが!さすがはファイヤー!けど‥) 諦めない!エレブー!もう一度、“かみなり”だ!」
「レブッ!エッレブ~~!!」
シュンはファイヤーの強さに驚きながらも、諦めないと言ってエレブーにもう一度“かみなり”を撃つように言う。エレブーはもう一度ファイヤーに向かって“かみなり”を放つ。
「フォウ!フォォ~~!!」
ファイヤーはまたも素早い動きで“かみなり”を交わすと、エレブーに向かって“かえんほうしゃ”を放つ。
「エレブー交わすんだ!交わしてからの“かみなりパンチ”!」
「レブッ!エ~レブ~!!」
シュンはファイヤーの“かえんほうしゃ”を交わすようにエレブーに指示し、“かみなりパンチ”を撃つように言う。エレブーは“かえんほうしゃ”を交わすと、ファイヤーに“かみなりパンチ”を撃つ。
「フォウ!フォゥ~~‥‥」
ファイヤーはか“えんほうしゃ”を撃った直後で交わすことが出来ずに“かみなりパンチ”が直撃してファイヤーを吹っ飛ばす。効果抜群だ。
「フォゥ!」
しかし、ファイヤーは“かみなりパンチ”を受けた直後、すぐに体勢を立て直し上空に居るエレブーを“つばさでうつ”で地面に叩きつけた。
「レブ~!」
「エレブー!」
ドゴッ!!‥‥
エレブーは上空に居たため交わすことが出来ずに地面に叩きつけられる‥そして‥‥
「レブ~‥‥」
エレブーは“つばさでうつ”のダメージで戦闘不能になる。
「エレブー!大丈夫!」
「レブ~‥‥」
シュンは戦闘不能になったエレブーの所に行ってエレブーに大丈夫かと聞くと、エレブーは立ち上がれないまでも、ゆっくりとその体を起こす。シュンはエレブーが大丈夫なことにホッとする。
「エレブー‥キミはよくやってくれたよ!ゆっくり休んで!次はキミだよ!頼むよサイドン!」
「ド~ン!」
シュンはエレブーをよく頑張ったと言ってボールに戻すと、次はサイドンをボールから出す。
「頼むよサイドン!“いわなだれ”だ!」
「ド~ン!」
サイドンは空中から岩を出現させファイヤーに落とす。
「フォウ!フォウ~~!!」
ファイヤーは“いわなだれ”を素早い速さで次々に交わすと、サイドンに“かえんほうしゃ”を放つ。
「ドォ~ン!!」
ファイヤーの“かえんほうしゃ”をサイドンは腕をクロスさせて受け止める。サイドンには効果がいまひとつでありながら、その威力でサイドンを少しその場から後退させる。
「大丈夫かい!サイドン!!」
「ド~ン!」
シュンはサイドンに大丈夫かを聞くと、サイドンは大丈夫だと言うように頷く。
「よし!サイドン、今度は“なみのり”だ!」
「ドォン!」
シュンはサイドンに“なみのり”を指示し、サイドンは津波を出現させファイヤーに迫る。
「フォウ!フォウ~~」
ファイヤーは交わそうとするも交わしきれずに“なみのり”をくらう。
「フォウ!フォ~~!!」
ファイヤーはそのダメージを受けながらも、口元にエネルギーを集中させる。シュンはファイヤーが何の技を放とうとしてるかを気づく。
「まさか!“ソーラービーム”!あんな技まで使えるのか!まずい‥サイドン!こっちは“はかいこうせん”だ!」
「ド~ン!ドォン!」
サイドンは“ソーラービーム”の準備に入っているファイヤーに“はかいこうせん”を放つ。
「フォウ!フォ~~!!」
ファイヤーもエネルギーをためきったソーラービームをサイドンに放つ。
サイドンの“はかいこうせん”とファイヤーの“ソーラービーム”がぶつかり合い、爆発する。その爆風でファイヤーとサイドンを吹き飛ばす。
「フォウ~‥」
「ドォ~ン‥」
「くっ!」
シュンも発生した爆風に目を瞑る。爆風で発生した煙が晴れていくと、そこにはファイヤーはダメージを受けているもしっかりと飛んでおり、サイドンは倒れ伏していた。
「サイドン!」
「ドォ~ン‥‥‥」
シュンは戦闘不能になったサイドンをボールに戻す。
サイドンにお疲れ様と言ってボールに戻し、リザードンをボールから出す。
「ウオォ~~!!!」
リザードンはボールから勢いよく飛び出す。目の前に居る強敵ファイヤーを威嚇する。
「ウオォ~!!」
「フォ~!!!」
ファイヤーも、エレブーやサイドンよりも強いリザードンの力を感じ取り、高らかに雄叫びを上げる。
「行くよ!リザードン、“かえんほうしゃ”!」
「ウオォ~!」
「フォ~!!」
リザードンはシュンの指示を受けて“かえんほうしゃ”を放ち、ファイヤーも“かえんほうしゃ”を放つ。“かえんほうしゃ”同士がぶつかり合い、爆発する。
「リザードン!“ドラゴンクロー”だ!」
「ウォウ!」
リザードンは“ドラゴンクロー”をファイヤーに当てようと向かっていく。ファイヤーも“つばさでうつ”で対抗する。リザードンの“ドラゴンクロー”とファイヤーの“つばさでうつ”が何度もぶつかり合う。
「ウォウ!」
「フォウ!」
リザードンとファイヤーはお互いの技をぶつけ合い、お互いに距離をとる。
「威力は互角か!だったら‥‥リザードン!“かえんほうしゃ”だ!」
「ウオゥ~!!」
シュンは“ドラゴンクロー”と“つばさでうつ”の力が互角なのを見て、リザードンに“かえんほうしゃ”を指示する。
「フォウ!フォ~~!!」
それを見て、ファイヤーも“かえんほうしゃ”で対抗する。お互いの“かえんほうしゃ”がぶつかり合い、相殺する。
「“かえんほうしゃ”の威力はやっぱり互角か!だったら、リザードン!“ドラゴンクロー”!」
「ウオゥ!」
シュンはか“えんほうしゃ”が相殺されたのを見て、ぶつり技に切り替える。
「フォウ!フォ~~!」
「ウオゥ~~!」
ファイヤーは素早い動きでドラゴンクローを交わすと、リザードンを“つばさでうつ”で地面へと叩きつける。そしてだめ押しに“かえんほうしゃ”で追撃をする。
「リザードン!!」
ファイヤーの“かえんほうしゃ”がリザードンに直撃したのを見たシュンは驚いて声を上げる。
「ウオゥ~~!!!」
リザードンはシュンの呼びかけに応えてファイヤーの“かえんほうしゃ”から勢いよく翼を羽ばたかせ飛び出す。しかし、立て続けに攻撃を受けたため、ダメージが酷く息切れをしている。
「リザードン!畳みかけるよ。“かえんほうしゃ”!」
「ウオゥ~!」
「フォウ~~!」
リザードンとファイヤーの“かえんほうしゃ”がぶつかり合い、お互いに打ち消し合い、爆風が起きる。
「今だリザードン!ファイヤーを捕まえるんだ!!」
「ウォウ!」
シュンは“かえんほうしゃ”の衝突で発生した爆風を見て、リザードンにファイヤーを捕まえるように言う。
「ウォウ!」
「フォ!フォ~~!!」
煙が晴れると、リザードンは見事にファイヤーを捕まえていた。ファイヤーは驚きながらもリザードンを振り払おうとする。
「リザードン!絶対に離すな。そのまま“ちきゅうなげ”だ!!」
「ウオゥ!!」
シュンはリザードンに“ちきゅうなげ”を指示すると、リザードンは空高くファイヤーを抱えて上昇し、空中で地球に見立てて回転しながら降下する。
そして‥‥
「ウオォ~!!」
「フォ~~!!」
ファイヤーをそのまま地面へと叩きつけ、リザードンはシュンのすぐ前に下りてくる。そして、ファイヤーを叩きつけたことで発生した煙が晴れていく。
「フォ~!!!」
ファイヤーは“ちきゅうなげ”をまともに受けて倒れていた体でゆっくりと立ち上がる。しかし‥‥。
「フォウ‥フォォ~‥‥」
“ちきゅうなげ”を受けても立ち上がったファイヤーだったが、ダメージが大きかったためその体をゆっくりと地面に倒した。
「やった!今がチャンスだ。モンスターボール!!」
シュンは倒れたファイヤーに向かってモンスターボールを投げる。ボールがファイヤーに当たるとボールの中に吸い込まれてボールが数回揺れる。
そして‥‥
ポンッ!!
モンスターボールのスイッチがシュンにファイヤーをゲットしたことを知らせる。
「やった!ヤッタァ~!!ファイヤーをゲット出来たぁ!!!」
シュンはファイヤーの入ったボールを持ってファイヤーがゲット出来たことに大喜びする。
「やりましたねマスター!!」
「すごいですわマスター!!」
「ウオゥ!!」
ファイヤーをゲット出来たのを見て、メロエッタとディアンシーがシュンの所に来る。
「うん!リザードン達が頑張ってくれたおかげだよ!」
シュンはリザードン達が頑張ってくれたおかげでファイヤーをゲットすることが出来たと喜ぶ。
「よし、ファイヤーを回復させるために一度ポケモンセンターに行こう!」
「はい!」
「えぇ!」
シュンはダメージを負っているファイヤーを回復させるためにドレディアとゴーリキーを回収してから、ポケモンセンターでファイヤーを回復させてもらった。騒ぎになるのは好きではないのでジョーイさんには内緒にしてもらった。そして、シュンはファイヤーを回復させた後にゴーリキーを預けてシロガネ山に戻り、人気のない奥の方まで来るとモンスターボールからファイヤーを出す。
「出てきて!ファイヤー!」
「フォウ!」
シュンはボールを投げると、そこからファイヤーが勢いよく飛び出して来る。
「ファイヤー‥‥」
シュンは出てきたファイヤーを見て、その美しく気高い姿に目を奪われる。
「フォウ?」
ファイヤーは自分を見ているシュンを次の行動を待つようにジッと見ている。
「あっ!ゴメンねファイヤー!キミのその美しい姿に見とれてしまった。ファイヤーこれからよろしくね!!」
「フォウ!!」
シュンはファイヤーに思わず見とれてしまったと謝ると、ファイヤーにこれからよろしくと言ってゆっくりと近づいてファイヤーの頬を優しく撫でる。
「フォウ!!」
ファイヤーは高らかに雄叫びを上げて了解と言うように頷く。
シュンはシロガネ山で思わぬ存在と遭遇する。伝説のポケモンファイヤーを苦戦しながらもゲットすることに成功したシュンはこれから一緒に頑張ろうとファイヤーに言い、ファイヤーもそれに頷くのだった。