歌姫と宝石の姫と共に頂点を目指す者!(調整中) 作:シュリーダ
サトシがシュンと出会うのもまだまだ先になりますのでご容赦ください。
ジム戦を後何ヵ所か挑戦したら──ジョウト編に突入したいと考えております。
この小説は展開が早い部分もありますがそれが許せる方だけお読みください。どうぞ。
2020年──小説の文章が可笑しい部分を直し、内容を変更しました。
シュンが自分を捨てた理由を聞くためにトレーナーとして有名になるために、チャンピオン、トップコーディネーターを目指すことを決めた日から数日──。
シュン達は旅をしながら野生のポケモンとバトルをして鍛え、技の強化をしながら旅を続けていた。既にニビジムとハナダジムに挑戦しメロエッタとの特訓のおかげもあり比較的簡単にジムバッジを手に入れる事が出来た。
シュンはポケモンを鍛えながらカントーでポケモンリーグに挑戦するためにポケモン達を育てながら旅を続けていた。
シュンがナックラーとチュリネをゲットしてから数ヶ月──シュン達はハナダシティを過ぎた所にある洞窟『ハナダの洞窟』でポケモンを鍛えていた。
この洞窟は化け物が出ると言われ誰も近寄らない場所であり、本来ならバッジを数十個持つ実力者しか入ることは許されないのだが…シュンはメロエッタのテレポートで簡単に中に入ることが出来たのだ。
最初はその洞窟に生息するポケモンが強すぎてヒトカゲ達では全く歯が立たなかったのだがメロエッタのサポートを受けながらバトルを繰り返して強くなっていく。
そのおかげでシュンのポケモン達は順調に育っていた──。そしてある日……シュンは洞窟の中で野生のゴローン達とバトルしていた。
「ゴローンー!!」
ゴローン達はヒトカゲとナックラーに いわおとしを繰り出す。
「ゴローンの いわおとしですわ!気を付けてください」
ディアンシーがゴローンの いわおとしに気を付けるように注意する。
「分かってる!ヒトカゲ かえんほうしゃ!ナックラー あなをほる!」
「カゲ!」
「ナック!」
シュンはヒトカゲとナックラーに技を指示、ヒトカゲは灼熱の炎で、ナックラーは地面に潜って地面の下からゴローンに攻撃する。
「「ゴロ~……ゴロ~……」」
ゴローンは"効果はいまひとつ"だったが灼熱の炎によるダメージで戦闘不能になり、もう一匹のゴローンは"効果ばつぐん"の技を受けて戦闘不能になる。
「やった。よく頑張ったね!ヒトカゲ、ナックラー!」
シュンは頑張ってくれたヒトカゲとナックラーを誉める。
「カゲ♪カゲ!」
「ナック♪ナク!」
シュンがヒトカゲとナックラーをよく頑張ったねと褒めると嬉しそうに頷いていた二体は突然動いていた体が静止して体が輝き始める。
「これってもしかして……」
「はい 進化が始まったんですね」
シュンがヒトカゲとナックラーが輝き始めたことに驚き、メロエッタはシュンが予想している通り、ヒトカゲとナックラーの進化が始まったことを教える。
進化の光の輝きと共にヒトカゲとナックラーはその姿を変えていき、光が消えるとそこには進化して姿の変わったヒトカゲとナックラーがいた。
「リザ~ド!!」
「ビブラ~!!」
ヒトカゲは"かえんポケモン"リザードに──ナックラーは"しんどうポケモン"ビブラーバへと進化した。
「ヒトカゲがリザードに進化した!」
シュンは進化したリザードにポケモン図鑑を向けるとリザードのデータが表示される。
【リザード──かえんポケモン。ヒトカゲの進化系。燃える尻尾を振り回し、鋭い爪で相手を切り裂く 荒々しい性格──】
ポケモン図鑑からリザードについてのデータが表示される。
ビブラーバはホウエン地方のポケモンなのでカントー版のポケモン図鑑では調べる事が出来ないので今回はパス。
「ナックラーはビブラーバに進化しましたね!おめでとうございますマスター」
メロエッタはナックラーがビブラーバに進化した事を教え祝いの言葉をかける。
「ありがとうメロエッタ。リザード ビブラーバ!これからもよろしくね!」
「ザ~ド!!」
「ラ~バ!!」
リザードとビブラーバもシュンに笑顔で、勿論だと言うように頷く。
ヒトカゲとナックラーがリザードとビブラーバに進化した日から数日後──その後もシュン達は洞窟のポケモン達とバトルしながら順調にポケモン達のレベルを上げていった。
それに加えて シュンもポケモンバトルの腕を順調に上げていく。ポケモンバトルにおいての状況判断能力。自分のポケモンの状態、戦況の判断…どれをとってもマサラタウンを出発した頃よりも成長したと言えるだろう……。そして今日のトレーニングも終わり、シュン達は洞窟から出て夕飯を食べながらこれからの事について相談していた。
「フゥ~……今日もトレーニングお疲れ様ですマスター。日を重ねるごとに実力が上がっているようで何よりです」
メロエッタは自分が提案した修行をしてシュンやポケモン達の実力が順調に上がってきているようで何よりだと言う。
「そうだね。ぼくもポケモン達もトレーニングを続けているうちに少しずつ力がついていくのを感じるよ…」
シュンもポケモン達と一緒にトレーニングを続けていると……少しずつ自分達が強くなっているの実感し、順調に実力が上がっていることを感じていた。
「それにここに来る途中で新しく仲間になったこの子も少しずつ強くなってるようだしね」
シュンはこのハナダの洞窟に来る途中で新たにゲットしたポケモンが入っているモンスターボールを持つ。
「そうですね。他のポケモン達も確実に強くなっています。明日は腕試しにジムに挑戦してみましょう!」
メロエッタが修行の成果を試すためにポケモンジムに挑戦してみようとシュンに提案する。
「特訓の成果を試しにクチバシティにあるクチバジムに挑戦してみてはどうでしょう。
クチバシティは港町なので みずタイプのポケモンもゲット出来るかもしれませんよ!」
メロエッタはこれまでの特訓の成果を試しにクチバシティにあるクチバジムに挑戦してみてはどうかと提案し、港町であるクチバシティなら みずタイプのポケモンがゲット出来るかもしれないと言う。
「なるほど!確かにどれくらいぼく達が力を付けたのか見るのもありかもしれない…。それにそこで新しい仲間をゲットするのも良いかもしれないね」
メロエッタの提案通り……シュンは明日クチバシティに向かい、クチバジムに挑戦する事を決める。シュン達は明日に備えてテントの中で就寝するのだった。
「ここがクチバシティか……」
シュンが特訓の成果の腕試しにクチバシティのジムに挑戦することを決めた日から翌日…。シュン達はハナダの洞窟を出てクチバシティに向けて出発する──途中の道でも野生のポケモンと戦いながらクチバシティへと向かい、たった今クチバシティへと到着した。
「それで先ずはどうしようかな?早速ジムに挑戦する メロエッタ」
シュンは透明になり自分の肩に乗っているメロエッタにどうするのかと聞く。
「そうですね…。一先ずポケモンを回復させましょう。リザードもビブラーバもここに来るまでにかなりバトルをしていましたからポケモンセンターで回復させた方が良いでしょう」
「そうだね。それじゃ先ずはポケモンセンターに行こうか。メロエッタ ディアンシー」
「「はい(ですわ)!」」
シュンは一先ずポケモンセンターに向かうことに決めてメロエッタとディアンシーと一緒にポケモンを回復させるためにポケモンセンターへと向かった。
「ジョーイさん。ぼくのポケモン達の回復をお願いします」
シュンはポケモンセンターに到着すると…ジョーイさんにリザードとビブラーバ、チュリネのモンスターボールを預けて回復をお願いする。
「はい!お預かりいたします!」
「ラッキィ~」
ジョーイさんはモンスターボールを置いた台を持ってシュンにお預かりしますと言って、奥の部屋に入っていった。
「さて ポケモンも預けちゃったけどこれからどうしようか?リザード達の回復が終わるまで少し時間もかかるだろうし…」
シュンはリザード達の回復が終わるまでは…ジムに挑戦も出来ないのでどうしようかとメロエッタ達に尋ねる。
「でしたらマスター。みずタイプのポケモンをゲットするのはどうでしょうか。港もありますしそこで釣りをすれば、ポケモンの回復が終わるまでの暇潰しにもなりますわ」
ディアンシーはポケモン達を回復させている間、みずタイプのポケモンをゲットするのはどうかと提案する。港もありそこで釣りをすれば回復が終わるまで暇潰しにもなると言う。
「そうだね。釣り竿もあるし 時間つぶしにもなるし港に行こうか!」
シュンはディアンシーのその提案を聞いて港に向かうことに決めた。
「さて ここなら良いかな?それじゃ早速釣ってみようかな」
シュンは港に到着すると……船の出入りの邪魔にならない所に行き、バックから折り畳み式の釣り竿を出すと座って海に向かって糸を垂らす。
「どんなポケモンが釣れるか楽しみですわね マスター」
ディアンシーがどんなポケモンが釣れるのか楽しみだとシュンに言う。
「そうだね。どんなポケモンが釣れるかな?」
シュン達は会話しながら釣りを続けて約30分後……ピクっと釣り竿が引っ張られる。
「これって!もしかして何かかかった?」
「マスター!慎重に糸をゆっくり引いて下さい」
シュンは釣り竿が引かれているので何かが針にかかった事に気づく──メロエッタはシュンに慎重に糸を惹くようにアドバイスする。
シュンはメロエッタの言う通りに糸を少しずつ引いて段々とこちらに引き寄せて行く。
「そこで一気に引き上げてマスター!」
メロエッタはシュンが少しずつ自分の方に引き寄せてベストな位置に来ると一気に引き上げるように言い、シュンは釣り竿を上に思いっきり引き上げる。シュンは釣り糸の先を見てみるとそこには紫色をした二枚貝の舌を突き出したポケモンがいた。
「シェ~……!」
「釣れた…確かこのポケモンは…」
シュンはそのポケモンにポケモン図鑑を向ける。するとそのポケモンのデータが表示される。
【シェルダー ──2まいがいポケモン。2枚の殻を開けたり閉じたりすることで泳ぐ。そのスピードはけっこう速い──】
ポケモン図鑑から首位の釣り上げたポケモン。シェルダーのデータが表示される。
「これがシェルダーか…初めて見たな。よし、シェルダーをゲットするぞ!」
シュンは釣り上げたシェルダーをゲットするために預けていなかった一匹のモンスターボールを取り出す。
「シェルダーは みずタイプですわ。マスター 頑張って下さい!」
ディアンシーはシェルダーをゲットしようとするシュンを頑張ってと応援する。
「いくぞ。頼むよ ユンゲラー!」
「ユンゲラ!」
シュンはモンスターボールからエスパータイプの ねんりきポケモン…ユンゲラーを出す。
このユンゲラーはシュン達がハナダの洞窟に向かう途中でゲットしたケーシィがハナダの洞窟でのトレーニングでユンゲラーへと進化したのだ。
ケーシィは危険を察知するとすぐにテレポートで逃げてしまうので…ゲットするのに苦戦し、最初は逃がしてしまったが メロエッタの力でテレポートを封じてもらうとシュンはケーシィをゲットすることに成功したのだ。
「いくよユンゲラー!サイケこうせん!」
「ユンゲラ!」
ユンゲラーはエスパーの光線…サイケこうせんをシェルダーに向かって放つ。
「シェ~…!」
シェルダーはユンゲラーのサイケこうせんが直撃し吹っ飛ぶ。
「シェ~~!」
シェルダーは反撃とばかりに…大量の泡 バブル光線をユンゲラーに放つ。
「シェルダーのバブルこうせんです。気を付けてくださいマスター!」
メロエッタはシェルダーがバブルこうせんを放ったのを見て、シュンに気を付けるように注意する。
「うん 分かってる。ユンゲラー サイコキネシスでバブルこうせんをそのままシェルダーに返すんだ!」
「ユンゲラ…ユンー!!」
ユンゲラーはシュンの指示で サイコキネシスを使い、自分に迫るバブルこうせんをシェルダーに跳ね返す。
「シェ!?シェ~~」
シェルダーは自分の攻撃が跳ね返されたことに驚き、避ける間もなく跳ね返されたバブルこうせんがシェルダーに直撃する。
「シェ~……」
シェルダーは攻撃を立て続けに受けて目を回し倒れて動かなくなる。
「今ですマスター!」
「うん。頼むよ モンスターボール!」
メロエッタがシェルダーが倒れたのを見て今だと言うとシュンは頷いてシェルダーにモンスターボールを投げる。
シェルダーにモンスターボールが当たると…シェルダーはボールに吸い込まれる…。そしてボールが何回か揺れると…ポンッ!と音が鳴りゲットの成功を知らせる。シュンはシェルダーをゲット出来たのが分かるとシュンはモンスターボールを拾う。
「よし!シェルダーゲット。よく頑張ったねユンゲラー!」
「ユンゲラ!」
シュンはシェルダーがゲット出来たことに喜び、ユンゲラーをよく頑張ったと言って褒める。
「やりましたねマスター!」
「おめでとうございますわ♪」
メロエッタとディアンシーもシュンとユンゲラーがシェルダーをゲット出来た事を一緒に喜んでくれた。
「うん、ありがとう2人とも。よし 出てきてシェルダー!」
「シェ~!!」
シュンは早速 ゲットしたばかりのシェルダーをモンスターボールから出す。
「これからよろしくねシェルダー」
「シェ~♪」
シュンはシェルダーをモンスターボールから出して、シェルダーの頭を撫でながらこれからよろしくと挨拶するとシェルダーも笑顔で頷いてくれた。
ゲットしたばかりのポケモンは……比較的に直ぐにトレーナーの言うことを聞いてくれるポケモンと慣れるまでに時間が掛かり…なつくまでに時間の掛かるポケモンもいる。
シュンがゲットしたシェルダーは前者で、シュンの優しい雰囲気もあってからか直ぐに気を許してくれたようだ。
「ここで みずタイプのシェルダーもゲット出来たし、時間も経ったしポケモンセンターに行こうか?リザード達の回復も終わってる頃だろうし…」
シュンはクチバシティに来た一つの目的……港町で海があるので みずタイプのポケモンをゲット出来るだろうと思い、ポケモン達の回復を待つ間…港で釣りをしシェルダーをゲット出来たし、時間も経過していたのでそろそろリザード達の回復も終わっただろうと思い、ポケモンセンターに向かう。
「そうですね。それじゃポケモンセンターに向かい、リザード達を受け取ってジムに行きましょう!」
メロエッタも頷いてポケモンセンターでポケモンを受け取ってからクチバジムに向かおうと言う。
「そうだね。リザード達を受け取ってジムに行こうか!」
シュン達はポケモンセンターにリザード達を受け取りに戻った。
「ここがクチバジムか…」
シュンはポケモンセンターでリザードとビブラーバを受け取り、さっきゲットしたシェルダーの回復をお願いした後にそのままクチバジムへと向かい、今到着した。
「クチバジムはこのジム公式ガイドブックによると……でんきタイプのポケモンを使うジムらしいです」
メロエッタがカントーのジムについての公式ガイドブックを見ながらクチバジムは…でんきタイプのポケモンを扱うのジムだとシュンに教えてくれる。
「でんきタイプか……ビブラーバだったら楽に戦えるけど、それだと特訓の成果を試せないからここはリザードでいくことにするよ!」
でんきタイプに相性の良い じめんタイプのビブラーバだと有利で楽に戦えてしまうので…特訓の成果を試せないと思い、ここは敢えて ほのおタイプのリザードで挑むことにする。
「気を付けて下さいマスター。ここのジムリーダーは荒々しいバトルで有名で、挑戦してきたトレーナーのポケモンを バトルで大怪我させてポケモンセンター送りにしているらしいですね」
メロエッタがガイドブックのクチバジムのジムリーダーの覧を見てシュンに説明する。
「なるほど……それじゃあ気を付けて挑もう」
メロエッタの忠告を聞いたシュンは…覚悟を決めて気を付けて挑むように注意し、ジムの中へと入って行った。ジムの扉を開けて入るとジムの中は真っ暗だった。
「真っ暗だな……すいません 誰かいませんか」
シュンは真っ暗なジムの中に人がいないのかと大声で呼ぶ…すると…!!
バッと!突然ジムの一部の電気がついてシュンと奥に居た人達を照らす。
「ヘイ!ようこそチャレンジャー!ミーはクチバジムジムリーダーマチス!よろしくな」
ジムの奥から歩いて来た人は…クチバジムのジムリーダーマチスと名乗る。軍服を着た大柄の男性でシュンよりもだいぶ大きく、軍人らしいたくましい体をしている。
「よろしくお願いしますマチスさん!ぼくはシュンと言います。ジム戦をお願いします!」
シュンはクチバジムのジムリーダーマチスに自分の名を名乗り、ジム戦をお願いする。
「OK!ボーイ!ユーのチャレンジを受けよう!ここ最近は歯応えのないベイビーばかりの挑戦でウンザリしていたところだ!見たところ中々の面構えだ。久々に楽しめそうだぜ!」
マチスはシュンの挑戦を受けた……シュンをバトルフィールドに案内する。
マチスはこのところ歯応えのないチャレンジャーばかりの挑戦にウンザリしていた…どいつもこいつも一撃でやられる雑魚のベイビーばかりであり、今日挑戦にやって来たシュンを見てジムリーダーとして感じるシュンのトレーナーとしての力量、雰囲気を感じて中々の面構えだと誉める…そして久々に楽しいバトルが出来そうだと笑みを浮かべる。
シュンはマチスのその言葉にマチスが評判通りにチャレンジャーに対して過激なジムリーダーである事を確信した。先程ポケモンセンターにリザード達を取りに寄った時も…担架に乗せられた黒こげで傷だらけのポケモン達と自分のポケモンに寄り添うトレーナーを見た。
どうやらクチバジムに挑戦したトレーナー達は悉くマチスの強力な でんきタイプのポケモンの攻撃にやられて酷い怪我を負ってポケモンセンター送りにされたようだ。
もしかしたら自分のポケモンもそうなってしまうかもしれないという不安にかられてしまう……だけどシュンは頭に浮かんだリザードが黒こげになり倒れる光景を頭を振って消し、始めてのジム戦に集中し トレーナーボックスへと入る。
「これより!ジムリーダーマチスとマサラタウンのシュンによるジム戦を始めます。
使用ポケモンは1対1、どちらかのポケモンが戦闘不能になったら試合終了となります。それではバトルスタート!」
審判によってジム戦がスタートする。
「OK~!俺様はこいつだ。GO!ライチュウ!」
「ラ~イ!」
マチスはモンスターボールを投げ、ライチュウを繰り出す。
「あれは…ライチュウ!」
シュンはポケモン図鑑をライチュウに向ける。すると…ライチュウのデータが流れる。
【ライチュウ──ねずみポケモン。ピカチュウの進化系。その電撃は強力でインド象でも気絶させる──】
「なるほどライチュウか…それならぼくは‥…頼むよ リザード!」
「リザード!」
マチスのライチュウに対し、シュンは ほのおタイプのリザードで対抗する。
「オォ!強そうなリザードだな。楽しいバトルになりそうだぜ!行くぜライチュウ でんきショックだ!」
「ラ~イチュウ~!」
マチスはライチュウに でんきショックを指示し、ライチュウは両頬から電撃を放つ。
「リザード!かえんほうしゃ!」
「リザ~!」
シュンはリザードに かえんほうしゃを指示し ライチュウの電撃に対抗する。だがシュンの予想を良い意味で裏切り…かえんほうしゃはライチュウの電撃を撃ち破ってライチュウにクリーンヒットする。
「ラ~イ~~!?」
ライチュウはリザードの かえんほうしゃを受けて吹っ飛ぶ。
「オウ!?しっかりしろライチュウ!」
「ライ~…!」
ライチュウは体を震わせながらもゆっくりと立ち上がる。
「すごい!いつの間にかこんなに力が付いてたんだ…」
「リザ~…」
シュンとリザードは自分達が予想以上の力が付いていたことに驚いて呆然とする。
「ヘイ!思った以上の強さで驚いたがぼおっとしてちゃいけないぜ。ライチュウ!メガトンパンチをお見舞いしてやれ!」
「ラ-イ チュウ~!!」
マチスはシュンのリザードが思ったよりも強かったことに驚いたが、ぼおっとしてちゃいけないと忠告し、ライチュウにメガトンパンチを指示、ライチュウはリザードに向かって強力なパンチを繰り出す。
「リザード!きりさくで迎え撃て!」
「リザー!」
それに対し シュンはリザードに鋭い爪を光らせ きりさくで迎え撃つ。
「ライ~~!」
「リザ~~!」
ライチュウのメガトンパンチとリザードの きりさくが交差して互いに直撃し、そして一瞬の静寂が流れる。
──そして──。
「ラ~イ……」
ライチュウがリザードの鋭い きりさくの攻撃を受けて、その体がゆっくりと地面に倒れるのだった。
「オ~ウ!?ライチュウ~~!!」
マチスはライチュウが倒れたことに驚き両手で頭を抱える。
「ライチュウ戦闘不能!リザードの勝ち!よって勝者 マサラタウンのシュン!」
審判によってシュンとリザードの勝利が宣言される。
「やった!ありがとうリザード!」
「リザード!」
シュンはリザードがライチュウを倒しクチバジムのジム戦に勝ったことを喜び、頑張ってくれたリザードを誉める。
「オ~ウ……良くやったぜライチュウ。ゆっくり休みな…」
マチスは戦闘不能になったライチュウをゆっくり休むように言って、ボールに戻すとシュンの方へと近づいてくる。
「ヘイ!見事にやられちまったぜ……。ボーイとリザードの強さにはホントにビックリだ。これが俺に勝った証!オレンジバッジだ」
マチスはシュンとリザードの強さを称賛し、自分に勝ちクチバジムを勝ち抜いた証 オレンジバッジを渡す。
「ありがとうございますマチスさん!」
シュンはマチスからオレンジバッジを受け取る。
「またボーイとバトルできる日を楽しみにしてるぜ!」
「はい!またいつかバトルしましょう」
シュンとマチスは握手をしてお互いの健闘を称えて再戦を約束する。
そんな2人に審判の人と周りの2人も拍手して2人を称える。こうしてシュンの初めてのジム戦はシュン達の勝利に終わった。
「やりましたねマスター!見事にジムバッジをゲットしましたね」
メロエッタは見事にクチバジムのバッジをゲット出来たことを喜ぶ。
「ありがとうメロエッタ。それにしてもぼく達がここまで強くなってたなんて驚いたよ」
シュンは自分達が予想以上に強くなっていたことに驚いていた。
「マスター達はわたしの提案したトレーニングをしっかりこなしています。強くなっているのは当たり前です!」
メロエッタは自分が提案したトレーニングを嫌な顔一つせずに真剣に行い、こなしたのだから強くなっているのは当たり前だと言う。
「それでこれからどうしようか メロエッタ?」
シュンはメロエッタにこれからどうしようかと尋ねる。
「そうですね……。いつまでもあの洞窟で特訓をしていても仕方ないので引き続きジムを巡るのはどうでしょうか?バトルの腕の向上にもなりますし…良いと思いますよ」
メロエッタはいつまでもハナダの洞窟だけで特訓していても仕方ないと……引き続きジム巡りに挑戦することを提案する。
ジムリーダーはポケモントレーナーとして上位の実力者達!そのジムリーダーと戦えればポケモンバトルの腕の向上にもなるからと勧める。
「そうだね…ジムを巡りながらポケモンをゲットするのもいいかもね。リザードの回復も終わったし それじゃ次の町に行こうか…メロエッタ ディアンシー」
「はい!」
「はいですわ♪」
シュン達は旅の目的の一先ず決める……次のジムに挑戦するために次の町へと向かうのだった。
──ミニコーナー──
主人公と手持ち
シュン(10)
メロエッタ(♀)
ディアンシー(♀)
手持ち
リザード(♂)
1、かえんほうしゃ
2、きりさく
3、ドラゴンクロー
4、かみなりパンチ
ビブラーバ(♂)
1、りゅうのいぶき
2、すなあらし
3、はかいこうせん
4、ソニックブーム
チュリネ(♀)
1、くさぶえ
2、エナジーボール
3、マジカルリーフ
4、メガドレイン
新たにゲットしたポケモン
ユンゲラー(♂)
1、サイコキネシス
2、サイケこうせん
3、れいとうパンチ
4、かなしばり
シェルダー(♂)
1、バブルこうせん
2、オーロラビーム
3、てっぺき
4、れいとうビーム
シュンの持ってるバッジ
1、グレーバッジ
2、ブルーバッジ
3、オレンジバッジ