アベルの所為で今まで隠してた事実が全てバラされチームに不穏な空気が流れ出したが、なんやかんやあってどうにか収める事が出来た!
その後桜井と剣バカを襲って来たバグスターをチーム全員で倒す事に!
一体どうなる最新話!」
「ねぇ、ワタシ前回のラストでさり気無くバイクに乗っちゃったんだけど大丈夫かな?免許持ってないんだけど。」
「乗ってるのがオレだからセーフじゃね?」
「モラル的にヤバいカンジはすっけど、まぁ大丈夫だろ。」
「何がどうマズイと言うのだ?」
「それは…ねぇ?」
「いやオレに振らないでよ。」
「私の口からも言わせないで!」
「…一体何だと言うのだ?」
「──は…?なんだよ、それ…。」
「そんな事……そんな仕打ちが、許されていいのか!」
「ヒドイよ…アタシ達がユウを忘れるなんて…そんなのあんまりだよ…!」
場所は灰原家のリビング。そこには悠の隠された真実を知ってかなりのショックを受けた古城達から、後でやって来たキンジ、ゼノヴィア、一子が、只ならぬ空気を漂わせる古城達に何があったのか聞いてみた所、キンジの斜め予想外以上の衝撃な事実を知り、様々な反応が返ってきたがその後は古城達と同じく言葉を失っていた。
「……オレさ、アイツの最初の印象、ボーっとしてるフリして何か抱え込んでそうなだなぁって思ってたんだ。
最近はそういうカンジ全く見えないから大して気にしてなかったんだけど…今にして思えば、学校に来てる時点で不安だったのかもな。」
「最終的には、みんな忘れちまうもんな…。」
「く…ッ!どうにか出来ないのか!?悠が私達の前から居なくならない方法が!」
「…これはもう私達ではどうにも出来ない事態ですよ。それこそ、この世界で生きている私達には…。」
「くぅ!…クソォ!」
「ゼノヴィア…。」
事態を受け入れられないゼノヴィアが妙案を探しても解決策は見つからず。それ以上は何を口に出していいのか分からず沈黙の空気が続く中、彼等の耳に鳴き声のようなクラクションが入ってきた。
「?…ハンちゃんにモンちゃん?それと…。」
「カラフルコマーシャルの、コマちゃんです。」
古城達の前に現れたのは、古城のボディーガードを務めているシフトカー、ジャスティスハンターとマッシブモンスター、そしてカラフルコマーシャルだった。
「どうしたお前達…何か、伝えたいのか?」
古城の問いに、ハンターとモンスターが肯定のクラクションを鳴らすと、コマーシャルが前に出て来てある映像を流し始めた。
蓮司とハルナを襲撃して来たバグスター、アルビノジョーカーとカッシスワームを前に並び立つのは、ガシャットで変身するライダー、エグゼイド、ブレイブ、スナイプ、レーザー。
意気揚々と先陣を切って出たのは、レーザーに跨ったエグゼイドであった。
「行くぜ姉ちゃん!今日は姉弟コンビだァ!!」
「えぇ!」
ソードモードのガシャコンブレイカーを左手に持ち、右手で握り締めたアクセルを回してマフラーを吹かしながらトップスピードでアルビノジョーカーとカッシスワームへ。
滑走しながらエグゼイドがブレイカーに斬撃を喰らわせて尽かさず、ブレイブと共に続くスナイプから放たれる弾丸が二体の動きを封じる。
「セエェァァッ!!」
「ウラァッ!!」
ブレイブの袈裟懸けの一振りと、スナイプの飛び蹴りの一撃がアルビノジョーカーとカッシスに炸裂。
スナイプに蹴り飛ばされたカッシスが、丁度レーザーを操るエグゼイドの進行方向上へ入ると、カッシスはレーザーの体当たりを喰らって更に吹き飛んだ。
「うあああぁぁぁッ!?轢いちゃった!私轢いちゃったんですけどォ!?」
「ヘーキ!ヘーキ!怪人はノーカンだぜ!」
「オゥ!むしろドンドン轢いちまえ!」
「何を強要しているんだ貴様等は!」
くだらないと思われる言い合いをしながらも、エグゼイドとレーザーは吹き飛ばしたカッシスを追い、スナイプとブレイブはアルビノジョーカーへ。
レーザーのスピードで翻弄しながら、ハンマーモードに切り替えたブレイカーの打撃をカッシスに浴びせていくエグゼイド。
アルビノジョーカーに斬り掛かって行くブレイブの後方から援護射撃で動きを封じダメージを与えていくスナイプ。
順調にバグスター達にダメージを与えていくライダー達。だが、一方的にやられる程復活したバグスター達は甘い相手では無かった。
ーガキィィン!ー
「「ッ!」」
アルビノジョーカーは手に出現させた大鎌、デスサイズを振るいスナイプの弾丸を弾いた後ブレイブの剣戟を受け止める。
カッシスもエグゼイドの攻撃を受けると、第二形態・グラディウスの特殊能力である攻撃を吸収し、そのエネルギーを相手に返すという攻撃で、今まで蓄積したダメージ分をそっくりそのまま、左腕に生やした剣で向かって来るエグゼイドとレーザーへ真正面から叩き込んだ。
「「ウワァッ!!」」
「桜井!──グッ!?」
「何やってんだよお前は!──ッ!」
<< ズ・キューン! >>
吹き飛ばされたエグゼイドとレーザーに気を取られ、デスサイズの一撃を喰らってしまったブレイブ。
追撃を仕掛けるアルビノジョーカーだが、スナイプはライフルモードによって威力を増した弾丸を放ち、アルビノジョーカーを後退させた。
エグゼイドは痛みを堪えながら倒れてるレーザーを起こした。
「だ、大丈夫秋?」
「お、おうよ…クッソ忘れてたぜカッシスの能力…。」
「まぁそう易々とやらせてくれワケねぇわな。」
エグゼイドとレーザーの元にスナイプとブレイブも合流する。
揃ったライダー達を見たアルビノジョーカーとカッシスは、デスサイズと剣にエネルギーを込め斬撃として放った。
斬撃はライダー達の前で炸裂し、爆炎と白煙によって四人の姿が見えなくなる。
<< LEVEL UP! >>
<< ──GE・KI・TO・TSU ROBOTS! >>
<<──DO・RE・MI・FA BEAT♪ >>
<< ギリ・ギリ──GIRI GIRI CHANBARA!>>
<<──JET COMBAT! >>
白煙の中から出て来たライダー達。その姿をLv.3へと上げて今度はエグゼイドとブレイブ、スナイプとレーザーというタッグでバグスターへ向かって行く。
「合わせろ桜井!──シィッ!」
「任せて!音ゲーは──得意分野よ!」
肩のスピーカーから流れる軽快な音楽に合わせ、リズムよくカッシスに攻めていくエグゼイドとブレイブ。
ブレイブの掌底からエグゼイドの鉄拳。交互に息を合わせた攻撃を繰り広げていく二人の攻撃に、カッシスは次第に押されだして来た。
ブレイブのドレミファビートガシャットの能力で倍になっていく攻撃に、吸収が追い付いていないのだ。
「オラオラオラオラオラァ!!」
スナイプは空から地上にいるアルビノジョーカーへ、ガトリングコンバットから放たれる弾丸を雨の如く降らしていく。
アルビノジョーカーはデスサイズで防ぐも、毎分5400発も撃てるスナイプの光速連射に防ぎ切れない所に、背後から鎌モードのガシャコンスパローを手にしたレーザーが…。
「テェィヤッ!!────セィッ!」
「からのォ!──ダメ押し、喰らっとけッ!」
振り下ろされた鎌の切っ先がアルビノジョーカーの背中を切り裂いた。怯むアルビノジョーカーの隙を逃さず、レーザーの猛攻が。
二本の鎌で両肩から×状に斬った後、身を時計回りに回転しながらの連続斬り。腹部に後ろ回し蹴りを叩き込んでアルビノジョーカーを吹き飛ばした所に、スナイプの追い打ちのガトリング弾がお見舞いされる。
「フッ!──ハッ!デェァッ!!」
「これでッ──フィニッシュ!」
エグゼイドとブレイブも、曲のラストスパートのフィニッシュを同時に決め、パーフェクトコンボを叩き出した。一回もリズムを崩さず攻撃を当てたお陰で、カッシスはダメージを吸収仕切れず大ダメージを負う。
調子が着いて来たのか、エグゼイドは新たにホルダーからガシャットを取り出した。
「みんな!ドンドン行くわよ!」
<< DRAGO KNIGHT HUTER Z >>
<< FANG! >>
「お!姉ちゃんも素でノッてきたカンジ?」
<< CLOW! >>
「それで足元を掬われなければいいがな…。」
<< BLADE! >>
「まぁ、最初と比べて逞しくなって…。」
<< GUN! >>
<< ガッシャット! >>
「第伍戦術!──」
「段位・五段!──」
「五速!──」
「大・大・大・大ッ!・大変身ッ!──」
<< LEVEL UP!──アガッチャ! >>
<< ──DRA!DRA!──DRAGO KNIGHT HUTER!─── >>
<< Ex-AID! >><< BRAVE! >><< SNIPE! >><< LAZER! >>
全員がハンターゲーマーLv.5へとレベルアップ。
レベルアップを済ましてすぐの事、ブレイブとレーザーが我先にと先陣を競い合う様に同時に駆け出す。
アルビノジョーカとカッシスは真正面から向かって来るブレイブとレーザーを迎え撃とうと構えると、二人の背後からエグゼイドが跳躍し、ドラゴンファングから火炎放射を放った。
炎は攻撃と言うより、カーテンの様に二人の姿を炎で隠す為のモノ。下手に近づく事が出来なくなったバグスター達の前に、炎の中を突き破ってブレイブとレーザーがアルビノジョーカとカッシスの前にブレードを振り上げた姿を見せて来た。
「「ハァッ!──」」
青い軌跡を描いたドラゴンブレードの上段の一撃を浴び、更に追撃としてブレイブはアルビノジョーカの腹部に、レーザーはカッシスの胸部にそれぞれ斬撃と蹴りを喰らわせて後退させた。
「BANG!──」
先に駆け出した二人に負けじと言わんばかりにスナイプがドラゴンガンの銃口に火を吹かす。スナイプの放つ電磁キャノンはダメージを与えるだけでなく、強力な電撃で二体の動きを阻害させる。
「シャァァンッ、ラァァァァッ!!!」
そこへエグゼイドの強靭な尾の一振りでアルビノジョーカとカッシスを薙ぎ払った。
地面を転がり回るアルビノジョーカとカッシスを目に、四人は何の言葉も目配りもせずにガシャットをホルダーへ挿し込んだ。
<< ガッシャット──キメワザ! >>
<< DRAGO KNIGHT CRITICAL STRIKE! >>
「「「「ハァァッ!!」」」」
四人の繰り出す、炎、斬撃、弾丸、爪撃が瞬く間にアルビノジョーカとカッシスを炎の中に呑み込ませた。
確かな手応えを感じ構えを解いたライダーズ。
「……やったか?」
「あ、テメッ剣バカ!」
「彩守君ソレ一番言っちゃいけないセリフ!」
「む?」
「…ちょっとぉ、早速フラグ回収みたいだよ…ホラァ。」
レーザーが恐る恐る指差す所には、爆炎の中から現れたオレンジの粒子が空を漂って行く内に一つに集まっていく。
やがてその大きさは遥かに巨大で、形も人型ではなくなっていくソレのシルエットに対しスナイプとレーザーは仮面の下で嫌な汗を垂らす。
「な、なぁ悠兄さん…アレってもしかしなくてもよぉ…。」
「全力で否定したいけど、アレはもう確定だろ……うん。」
その正体を知る二人の想像通りにオレンジの粒子が弾けて実態を現した。
巨大な高層ビルの様な巨体に、大蛇の尾のようにしならせる下半身。白い外骨格に身を包み頭部の巨大な角を生やしたソレの腕は四本。
それぞれ二本が、紫の”爪を生やした昆虫の足”と”巨大な剣”の腕を持つ怪物は、空に向かって産声を上げるかのように吠える。
「14…ッ!」
「しかもなんかカッシスと合体してるし!?そんなんアリなん!?」
「…オレの所為、なのか…?」
「い、いや、彩守君だけの所為だとは…。」
カッシスと合体したアルビノジョーカのもう一つの姿、邪神14。世界を容易く滅ぼす力を持つ14は、口からオレンジの粒子を地上に向けて吐き出すと、粒子は形作って無数の下級怪人、アルビローチを生み出した。
「うッ!…アレって、もしかして…。」
「うん。ゴキブリ。」
「ヒィィィ!」
「雑魚は俺がやる!お前達は14を!」
<< HURRICANE NINJA >>
「変身──ッ!」
<< LEVEL UP! >>
<< ──HURRICANE NINJA! >>
スナイプはアルビローチを一掃すべく、ハリケーンニンジャガシャットで風魔へと変身する。
呼び出した忍者プレイヤー達と共にローチ達に向かって行く風魔を見て、ブレイブ達も動き出した。
「とにかく、あの怪物を早く倒さねば、街にも被害が…!」
「なら本気で行くっきゃねぇな!」
「えぇ!」
<< TADDLE FANTASY >>
「段位五十段ッ!──」
<< BAKUSOU BIKE >>
<< JET COMBAT >>
「爆速ッ!──」
<< MAXIMUM MIGHTY X >>
「MAX大変身ッ!──」
ブレイブはファンタジーゲーマーLv.50に、レーザーはレーザターボプロトコンバットゲーマーに、そしてエグゼイドはマキシマムゲーマーLv.99に姿を変えて、14へと向かって行った。
一方の風魔は、忍者プレイヤー達と共にアルビローチを風魔双斬刀を手に次々と斬り捨てていく。下級怪人であるアルビローチでは目にも止まらぬ高速移動で斬りかかる風魔を目に捕らえる事すら出来ず、ただ強い風が吹いたと感じた後に斬られて倒れるローチ達を後目に、風魔は14に目を向けた。
それぞれが魔法やジェットで空を飛びながら14へと立ち向かうエグゼイド、ブレイブ、レーザターボの三人。
レーザターボがガトリングコンバットで牽制の銃撃を放つが、14は大して怯む様子は見られない。ブレイブがガシャコンソードを手に斬り掛かっていくも、堅い甲虫の足で止められてしまい、傷一つ付けられず。
エグゼイドも持ち前のパワーでアックスモードにしたキースラッシャーで斬り掛かるも、巨大な剣を前に力負けし地上へと叩き付けられてしまった。
「ガハ…ッ!?こんのッ、だったら…!」
<< ズキュキュ・キューン!>>
<< マキシマムガッシャット!──キメワザ! >>
「そのバカデカイ図体、ちっちゃくしてやる!」
<< MAXIMUM MIGHTY CRITICAL FINISH! >>
「リプログラミングッ!」
キースラッシャーから放たれたエグゼイドのリプログラミング。当たれば相手バグスターのデータを書き換え弱体化させる一撃は、真っ直ぐ14へと向かって行くが、14はエグゼイドのリプログラミングを二本の剣でガードして受け止め、弾き返してしまった。
「ッ!ウソでしょ、リプログラミングが効かない!?」
「クゥ!…単純に強すぎんだ!14が!リプログラミングすらあっさり弾く位に…!──ウワァッ!!」
「秋!」
「ヌゥウウッ!!──ッ、グァァァッ!」
「彩守君!」
14の口から放たれた火球が直撃し撃ち落されるレーザターボ。ブレイブも受け止めているのとは別の腕によって弾かれ、地面に叩き付けられてしまう。
そして14は地上にいるライダー達に向けて、その巨大な尾を振り下ろした。
大地すら叩き割れるほどの凄まじい一振りに三人は成す術無く吹き飛ばされていく姿を見て、風魔は仮面の下で険しい表情を浮かべた。
バグスターにとって天敵である筈のリプログラミングすら効かないとなるとカッシスと合体した所為か、又は復活させたゲムデウスがアップグレードさせたか、少なくともそう簡単に倒す事は出来ないと見て判断したのだ。
「ディケイドでも倒せられるか──って、あぁもうウゼェな!」
思案に暮れる風魔の背後から襲い掛かってきたアルビローチを斬る。その時、未だ残ってるアルビローチ達が、風魔の忍者プレイヤー達によって殲滅されるのを見て、風魔はある事を思いついた。14を倒す、名案とも無茶ともいえる一つの案が。
「…四の五の言ってるヒマは無いか……クリム!直ぐ来てくれ、大至急に!!」
エグゼイド達は窮地に追い込まれていた。
切り札であるリプログラミングが通じない14の火球と剣を前に、必死に回避するしか手が無い状態であった。
「ウワァッ!!───ッ、こんなヤツと一体どうやって戦えって言うのよ!?」
「弱音を吐くな!粘りに粘って、その機会を見逃すな!」
「口で言うのは簡単だけどよぉ!──のおぉッ!?…こっちの攻撃が通じないんですけどぉ!?」
「口でなく手を動かせ弟ぉ!…まだ手は…ッ!!」
ブレイブが何かを言いかけた所で、14が両手の剣にエネルギーを蓄え明らかにデカイ一撃を放とうとしていた。
「マズッ!ありゃ避けたら街にとばっちり行っちまう!」
「でも私達じゃどうにも…ッ!」
どうにも出来ない、エグゼイドがその言葉を言い切る前に、何処からか14に向けて放たれた”三つの”砲撃が14に炸裂し、14が技を放つ直前で止める事が出来た。
現状でそんな事が出来そうな男はただ一人しか思いつかなかった。
「ッ!…ったく!狙ったかのように見せ場持って行きやがって!悠兄…ええええぇぇぇぇぇッ!?!?!?」
「ちょ、どうし……ええええええええええッ!?」
「何を騒いで……なん、だと…!?」
「おーぉー、アイツ等イイカンジにビックリしちゃってまぁ。」
<イヤ、流石にコレは誰が見ても驚くのは仕方ないと思うんだがね…。>
唖然とする三人の反応を見て、満足気に頷くのはトレーラー砲を手に持つダークドライブタイプフューチャー。
彼の言葉にベルトであるクリムが返すが、ダークドライブのサイドからも…。
「まぁ俺としてはこうも上手くいった事にビックリしたけど。」
「そーそー、思ってたより簡単に出来たよな。」
ダークドライブの両サイドに立ち並んだのは、先程ダークドライブと共に撃ったであろう者達。
火縄大橙DJ銃を持つ、武神鎧武極アームズ。
召喚したメダガブリューバズーカモードを持つのは、ディケイド激情態。
更にその二人の隣には、リュウガサバイブ、ハイパーダークカブトも居ると言う、目を疑う光景が確かにあった。
時は少し遡り…。
<えぇ!?…そ、そんな事が、可能なのかい?>
「さぁね、パッと思い付いた事だから。」
ディケイドに変身した悠に呼ばれて駆け付けたオートモードのダークドライブことクリム。ディケイドから告げられた作戦の内容に、AIである彼も相当驚いている。
「その位しないとあの14には勝てないと思ったんだよ…さぁやるか!」
<って、もうやるのかい!?>
クリムが未だ煮え切らないまま、ディケイドはオーズのコンボ、ガタキリバコンボの能力である分身、ブレンチシェードを四体生み出し、懐からリュウガ、ダークカブト、武神鎧武のライドウォッチを取り出し、三人のディケイドに投げ渡した。
「んじゃあ、頼むぜ俺!──」
「あいよ!」
<< リュウガ! >>
「いっちょやってやりますかね!」
<< ダークカブト! >>
「ちょっとした裏技、ってね。」
<< 武神鎧武! >>
「さぁクリム、俺達もいこうぜ?」
<…はぁ、全く。どうなっても知らないぞ!>
<< FIRE! ALL CORE/ENGINE! >>
<──にしても本当に大丈夫なのかね、体は?>
「あぁ、良好良好──さぁて行きますかね!クリスマス特別版のオールスター!」
「「「「おう!」」」」
今ここに、最強と名乗る五人の仮面ライダーが肩を並べるという奇跡を起こし14を倒すべく駆けていく仮面ライダー達。
そんな光景を目に、ブレイブも火が付いたのか、ホルダーから一つのガシャットを取り出した。
「ヤツにあんな形で遅れを取って堪るか…そろそろ使い時か。」
「彩守君、そのガシャット…。」
「BABELとの決戦時に使うつもりだったガシャットだ。切り札としてとっておいたが…もう出し惜しみは無しだ!」
<< TADDLE LEGACY >>
ブレイブが起動した白いガシャット、魔王と勇者の力を持つタドルレガシーガシャットをドライバーへと挿し込む。
<< ガッシャット! >>
「───段位──百段ッ!」
<< ガッチャーン!──LEVEL UP! >>
<< 辿る歴史!目覚める騎士!──TADDLE LEGACY! >>
出現した純白のゲーマーがブレイブと合わさり、胸部と頭部を纏う鎧となり、背中には回復能力を持つ[サンクチュアリマント]を風に靡かせるその姿は正に、聖騎士。
仮面ライダーブレイブ レガシーゲーマーLv.100
「レベル…100!?」
「姉ちゃんのレベルを超えた!?」
「…ふむ……フッ!」
エグゼイドとレーザターボがブレイブのレベルに驚愕としてる中、ブレイブはレガシーとなった調子を確かめた後、背後にいたエグゼイドとレーザターボに手を翳すと、放たれた光が二人を包み込んだ。
「なに!?……ッ!痛みが…!」
「ゲージも回復してる!?」
「応急処置はしておいた。続けるか引くか好きにしろ──ハッ!」
エグゼイドとレーザターボのダメージを回復させたブレイブは、ガシャコンソードーを手に、14に向かって空を駆けて行った。
「あんにゃろう、さり気無くカッコつけやがって!誰が引くかってんだ、バァーーカッ!」
「でも、今の私達の攻撃じゃあの化け物には…。」
「だったら…通用する一撃をブチかませばいいんだよ…ホレ!」
そう言ってレーザターボが取り出して見せ付けて来たのは、ゲキトツロボッツのプロトガシャットであった。
「言ったっしょ?今日は姉弟コンビで行こうぜ、って。」
「秋……えぇ!やってやりましょう!」
ーGuooooooon!!ー
「行くぜぇ!───オラァ!!」
雄叫びを上げるブラッグドラグランザーの背に乗りながらリュウガは、蒼炎を纏うドラグバイザーツバイの刃でその外骨格に傷を付けるリュウガ。ドラグランザーの吐く火炎が14にダメージを与えていく。
14は剣を振るいドラグランザー諸共リュウガを無惨に斬り捨てようとするが、突然14の顔面に強い衝撃が襲い掛かる。その直後、14の体に入る打撃は一撃一撃は小さいモノの的確にダメージは入る箇所へと当てられていった。
<< HYPER CLOCK OVER! >>
「フゥーー──ん?」
14に打撃を与えていたのは、ハイパークロックアップを使ったハイパーダークカブトだった。
ハイパークロックアップの効果が切れて地面に降り立つダークカブトを覆う巨大な影。14がダークカブトを押し潰そうと繰り出した尾の一撃だった。
<< BARRIER NOW! >>
回避が間に合わないダークカブトの前に、ディケイドがバリアーの魔法で迫る尾を防いだ。
「流石俺!ナイスフォロー!」
「当然だぜ!」
<< FINAL ATAACK RIDE──B.B.B.BLADE! >>
「ガンガンいくぜぇ!──ウェェイッ!!」
ディケイドは召喚した黄金に輝く両刃剣、重醒剣キングラウザーを握り締めると、眼前に現れた金色の五枚のカードを通してキングラウザーから金色の斬撃が、14へ大ダメージを与えた。
効果があったのか苦痛を訴えるように叫ぶ14。だが14の首に鋼鉄の鞭が巻きつけられた事でその雄叫びは途中で掻き消える。
チェイサーバイラルでウィングスナイパーの翼で飛行しながら、テイルウィッパーで14の動きを抑えるダークドライブが。鞭に高電圧の電撃を流し、動きを止める。
「よぉしやっちまえ!」
「おっしゃぁッ!」
<< 影松! >><< ドンカチ! >><< クルミボンバー! >><< イチゴクナイ! >><< バナスピアー! >><< キウイ激輪! >><< ドリノコ! >><< マンゴーパニッシャー! >>
「俺のおごりだ、喰らっとけぇ!!」
ダークドライブの背後から、武神鎧武が召喚したアームズウェポンが一斉に14へと襲い掛かっていく。
だが14は四本の腕を交差してコレをガードして防がれてしまうが、ダークドライブはファングスパイディーを、武神鎧武は大剣モードのDJ銃を構え、14へと突っ込んでいった。
「「オォォラァァァッ!!──」」
ダークドライブと武神鎧武は、ガードしてる14の間を潜り抜け、14の頭部へファングスパイディーとDJ銃の一撃を喰らわせた。
二人の渾身の一撃を喰らい、ガードが解かれる14。そんな14の元に、巨大な炎の剣を握る純白の騎士が翔んで来た。
<< TADDLE CRITICAL FINISH! >>
「セエェァァアッ!!」
ダークドライブと武神鎧武が14にダメージを与えたのを好機と見て続いて来たブレイブ。レガシーガシャットをソードに挿し発動させた炎の剣戟は、14の体に大きな傷を付けた。
「あぁ?テメェ剣バカかよ!」
「フン。こんな気色悪い光景を見てるだけの地獄など真っ平御免なのでな。早く終わらせたいだけだ。」
「「「「「あ゛ぁ?」」」」」
「……ホントに気持ち悪いな…ム?」
ディケイド達が揃いに揃ってメンチを切ってるであろう姿に本音が漏れるブレイブの目に、14へと向かって行く二つの影が。
エグゼイドと、プロトロボットゲーマーへとレベルアップしたレーザターボが14へ殴り掛かろうとしていたのだ。
<< ガッシャット!──キメワザ! >>
<< ガッチョーン──キメワザ!──ガッチャーン! >>
「行くぜ姉ちゃん!しっかりタイミング合わせろよ!!」
「アンタもしっかり腰入れてぶん殴りなさいよ!」
<< GEKITOTSU CRITICAL STRIKE! >>
<< MAXIMUM MIGHTY CRITICAL BREAK! >>
「「ライダァーッ!──ダブルパンチッ!!──」」
二人が14の鼻っ柱に同時に放った渾身の一撃は、巨体の14を吹っ飛ばし、14を地上にへと落とした。
「よっしゃああっ!」
「見たかァ!桜井姉弟舐めんなコノヤロー!」
「アイツ等…よし、このまま決めるぞ!」
「「「「おう!」」」」
<< ヒッサーツ!──FULL THROTTLE! >>
<< 極スカッシュ! >>
<< MAXIMUM RIDER POWER! >>
<< 1・2・3 >>
「頼むぞドラグランザー!」
ーGuooooon!!ー
<< FINAL ATTACK RIDE──De.De.De.DECADE! >>
「貴様だけに持って行かれて堪るか!」
<< ガッシャット!──キメワザ! >>
<< TADDLE CRITICAL STRIKE! >>
「あ!ちょっと何一番のキメ場取ろうとしてんのさ!」
<< ガッシャット!──キメワザ! >>
<< BAKUSOU CRITICAL STRIKE! >>
「…って!アンタだって私を置いてこうとすんじゃないわよ!」
<< ガッチョーン──キメワザ!──ガッチャーン! >>
<< MAXIMUM MIGHTY CRITICAL BREAK! >>
最後を決めるのは自分だと、跳び上がった9人は起き上がった14に向けて右足を突き出した。
14はライダー達を迎え撃つべく口から火球を連続で放つ。次々と迫って来る火球に臆する様子も無く、火球が当たってもその勢いは留まる事は無かった。
『「「「ウォォォオオオーーッ!!───ダァアアァッ!!!」」」』
9人のライダーキックが14に炸裂。巨大な14の体を貫き、背後で爆散。その際に五人に分かれてた悠達も一人に戻り、ディケイドとして地上に着地した。
「ハァ……終わったァ~!」
「えぇ…久々に、疲れたわ。もうクタクタよ…。」
「だらしない奴らめ……だが、こうも連戦続きは、な…。」
「あ~~、しんど…これじゃあ先が思いやられるぜ…。」
<Good Job!みんな本当に良く頑張ったよ。ここに居る全員で掴み取った勝利だ!>
変身が解除されると、受けたダメージや疲労が一気に体に広がって、皆地面に寝転んでしまう。
「…ねぇ、灰原君。」
「あ?」
「取り敢えずは貴方、この世界に居るつもり、って見ていいのよね?」
「なんだぁ、遠回しにあっち行けって?」
「違うわよ、ただの確認…ラ・フォリアさん達にも言っておく必要があるだろうし。」
「別によくね?悠兄さん個人の問題なんだし、オレ等はノータッチでもさ。」
「あーー…それもそうね。」
「おい、そこはノリでしょうがないなぁ、って言うとこじゃねぇの?」
「他人の女事情に首を突っ込む馬鹿が居るか…そろそろ戻ろう。じき日が暮れる。」
「賛成。今日はもうお風呂入ってゆっくり寝たい。」
「腹も減ったしな~……?おーい悠兄さん!何時まで寝てんだよ?早く帰ろうぜ!」
「待てって…コンボの力使った所為で、反動が…。」
<やっぱり、体に何かしらの影響があったか…。>
「あー、アレってガタキリバの分身だったのか…しょうがねぇなぁ…ホレ。」
「全く…はい。」
「………おう。」
未だ起き上がれない悠に、秋とハルナが手を伸ばした。
悠は差し伸ばされたその手を掴み、二人の力を借りて立ち上がった。
「さ、帰ろうぜ!」
「多分ご飯の用意してるでしょうし、急ぎましょ。」
「……。」
「………あぁ。帰るか、家に。」
その数日後…。
「えーー、それでは僭越ながらこの灰原 神太郎が乾杯の音頭を!
今日に至るまでなんやかんやありましたが、こうして無事に今日の……。」
「前置きが大分長くなりそうなんでー、ハイカンパーーイ!!」
『『『『カンパーイ!』』』』
「ってちょっとォ!!」
クリスマス当日。神太郎が計画してたクリスマスパーティー当日を迎え、ライダーズと神太郎が呼び出したゲスト達はラボの更に地下のパーティー会場に集まっていた。
会場はシフトカーのアメイジングサーカスとデコトラベラーによる装飾と電飾で彩られ、置かれたクリスマスツリーの周囲には、ロードウィンターが降らせた雪が積もってたりなど凝った演出の中で、悠はツリーの傍で壁に寄り掛かりながらクリムと話していた。
<楽しそうだねぇみんな。無事にパーティーが行えて良かったな。>
「出来ればあの趣味悪い塔壊してからやりたかったけどな。」
<それは仕方がないさ。あのバリアーを突破する方法がまだ無いのだからね。
ま、束の間の平和を楽しんだ所でバチは当たらないさ。>
「束の間、ねぇ…。」
悠は会場内を見渡す。
女性陣は何故かミニスカサンタ衣装に身を包み、悠達男性陣もトナカイや天使などの衣装に着替えてる。ちなみに悠はプレゼントを造る小人の衣装だ。
秋は速吸と談笑しながらパーティー料理を食い、蓮司はトナカイの角と赤鼻をつけてウラナに抱き着かれながらパーティー料理を黙々と食し、ハルナは抱き着いているウラナに付きっきりだ。
神太郎は同じく天使の衣装で那月達成人組と酒盛りをしているが、早速酔ったロスヴァイゼに絡まれていた。
悠と同じ小人衣装のキンジは、際どい格好の女性陣を直視しないように要注意しながら蓮司や秋の近くに。古城は雪菜と浅葱が作ったであろうパーティー料理を勧められるが、浅葱の突き出す料理に必死に顔を背けていた。
後の女性陣は集まって談笑したり、特別に呼び出したゼクター達やシフトカー達と戯れたり等、各々満喫していた。
「……なぁクリム。」
<ん?>
「俺はずっとそこらの世界で、ロクな死に方しないなぁって思ってたけど…この世界でだったら、どんな形でも…満足に死ねそう…かも。」
<…ハハ。今はまだ、そんな話をする必要、無いと思うよ?私は。もっと、身近な、楽しめる未来を思うがいいさ。>
「……おう。」
<それはさておき…何故私はこんな所に置かれてるのかね?>
クリムが今いる場所は、クリスマスツリーの一番上。つまり、お星さまのポジションにいた。
「いいじゃん。ある意味一番の主役だぜ?」
<まぁ見晴らしはイイのだが、私ベルトだよ?お星さまとは全然違うよ?イイのかねここに居て?>
「悠兄さーん!プレゼント交換やるってさ!」
「早くしないと悠の分も取っちゃいますよー?」
「ハイハイちょっと待ってろって、ったく騒がしいなぁ、もう…。」
<……フフフ。口で言っておきながら、楽しそうじゃないか…。>
そうして行われるプレゼント交換。各々プレゼントを引いて、様々な反応が返ってきた。
「うわ!凄いよ古城くん!コレ最新の圧力鍋だよ!」
「クリスマスプレゼントに、鍋?」
「フ…喜んで貰えて何よりだ。」
「彩守君のだったんだ…。」
「まぁ!コレは、ジャパニーズ手裏剣ですか!」
「あ、それアタシだ。今はもう使わないからいいかなー、って。」
「姉さん?後でちょっと話が。」
「さ~て私は何かな?…って、コレは…。」
「ヒック!あぁ~!コレ私の厳選した100均グッズ!えへへ~、大事に使ってくださいねぇ?」
「う、うん…ありがとう。」
「夏音ちゃんは何引いたの?」
「私は…あ、マグカップです!雪だるまの。」
「あ、それ俺だ。」
「お兄さんの?」
「うん、あコレイイなーって思って…ダメだった?」
「…いいえ、大事に使います!」
「…そ、そりゃ良かった。
俺は…写真立て?」
「あ、それ凪沙が用意したプレゼントだよ!そっかぁ、ゆーくんが引いたのかぁ。」
「凪沙ちゃんのかぁ…ありがとな。
あ、そうだ……コレ。」
「?…何コレ?……わぁ。」
悠が凪沙に渡した小さな箱。受け取って中身を開けて見ると、中に入っていたのは羽を模した金属の縁に嵌め込まれてる黄色い宝石だった。
「ゆ、ゆゆゆゆーくん!?こここコレって!」
「クリスマスプレゼント。」
「え、でもそれって、ラ・フォリアさんに渡すんじゃ…。」
「あぁ用意してるよ。でも凪沙ちゃんの分は無いって、俺言ってないんだけど?」
「しかもソレ、悠君の手作りなんだよ~?開発用で使わなくなった合成金属やレアメタル加工しての。
値段にしたら相当な額になるヤツだよ?」
「えええええぇぇぇぇッ!?」
「灰原、お前…そんな高価なモン、凪沙に…。」
「いや、今ウチ赤字だから買うより造った方がいいかなー、って。
あ、気に入らなかったら売っても捨ててもいいし…。」
「………ゆーくん!」
「なぁ!?」
「え?…凪沙ちゃん?」
凪沙は感極まって悠に抱き着く。古城が悠と凪沙を引き剥がそうとするが、周りから空気を読めと言われながら止められる。
「ありがとう、凪沙すっごく嬉しい!ずっと貰えないって思ってたから…。」
「そ、そう?そりゃあ…よかった。うん。」
「…ゆーくんはもう一人ぼっちじゃないよ。」
「え?…。」
凪沙は悠を抱きながら頭を撫でる。まるで小さい子供をあやすように。
「辛い時や悲しい時があったら、いつでも凪沙を…ううん、みんなを頼ってもいいんだよ?
ゆーくんはもう、ひとりじゃないんだから…。」
「え…ちょっと、待って…なんで…?」
抱き着く凪沙を困惑したまま放す悠の肩に、古城とキンジが手を置いた。
「そういう事だから、勝手に居なくなったらタダじゃおかないからな。」
「オレもまだ金返してないしな。」
「え…待ってもしかして…。」
「知ってるよ。キミの今まで隠してた本当の気持ちを。」
「ゴメンねユウ、アタシ、ユウの気持ち知ったつもりで全然知らなかった…でも!だからって居なくなっちゃヤダからね!」
「えぇ?……なんで…。」
<あー、それなのだがね、悠……どうもあの時、秋のシグナルバイク達が撮った映像をシフトカー達が彼等に流したみたいなんだよ…。>
「え……ええッ!?なんでッ……お前等ぁ!」
悠は集まって並んでいるシフトカー達を捕まえようとするが、シフトカー達はバラバラに散って逃げていく。
隠してた本音が知られたと知って、悠の顔はもう真っ赤になって狼狽えていた。
「ああああああああマジかよ!!だからか!だからなんか最近妙な視線感じると思ったらソレか!!温かい目ってヤツかよ!?」
「うわぁ、あんな悠兄さん初めて見たよオレ…。」
「それ程恥ずかしいのね。」
「ユウって、恥ずかしがりや?」
「かもしれんな。」
「悠。」
「ッ!…王女…。」
「…創る子供は、やっぱり最低でも二人ですか?」
「私は何人でも生むよ!賑やかな大家族にしようね!」
「姉さん!…あ、その…私も、悠さんが望むなら…!」
「………うわああああああああああああ!!!」
悠は遂に耐えられなくなったのか、一目散に走って会場から出ていった。ご丁寧に、ラ・フォリアやゼノヴィア達に贈るプレゼントを速攻で渡した後で。
「アラアラ、少しいじめ過ぎましたかね?」
「ん~、まぁいいじゃない?コレでお相子、って事で手を打ってあげよ!……わぁ!キレイ~!」
その後、会場を出ていった悠を置いてパーティーは進んで行ったが、一向に戻ってこない悠に探しに出るも、当の本人は自室のベッドに丸まっていただけで、ラ・フォリア率いる女性陣に慰められたとか。
時刻はクリスマスの日付を超えた深夜。
誰も居ないラボ。唯一電源が入ってる端末の画面には、神太郎が制作中のゲームタイトルが映されていた。
それが、この戦争の運命を左右する重要なゲームだという事は、まだ誰も知らない。
今日のゼロワンは控えめに言って神回…!
次回はまさかの迅が復活&パワーアップ!?