今日のエグゼイド、社長最後の最後までキャラブレなかったっすねぇ。なんか復活しそうな感じがするのは自分だけでしょうか?
アマゾンズ第二弾キタコレ!予告には出て無かったけど、またジンさんを見れるとなるとマジ興奮。
前回のあらすじ。
本選一回戦を無事勝利で終えた悠達であったが、自宅の浴室が故障した為にラ・フォリアの提案で新しく出来た健康ランドに行く事に。
だが、そこでとある騒動が起こる等、誰も予想できなかった。
健康ランドの入り口前。新しく出来た施設と言うのもあってか先程から入って来る利用客はお年寄りや家族連れ、中には制服姿の学園の生徒等が中に入っていく中で四人は入り口まで佇んでいた。
「……。」
「…ちょっと悠兄さん。眉間にシワ寄せ過ぎて目付きとんでもねえ事になってるよ?」
「…誰の所為でこんなツラになってると思う?」
「まぁまぁこういった事は初めてじゃ無いんだし、どうせ女湯と男湯で別れるから対して問題にはならないでしょ?」
「それでもなるべく接触は避けたいんだよ、仮にも此方を探ってる奴等だぞ?
それなのにまぁ此方の心情お構いなしに…。なんで呼んじゃったかなぁ…。」
「すみません、チラシ良く見たら十人以上の団体様客って書いてたんで…。」
「だからってなぁ…。」
会話の通り入り口前にて人を待っているようだが、それに不満げな様子の悠を宥めてる光景が見られる。ラ・フォリアが呼んだ一団に問題があるからであった。
そんな悠に対し、ラ・フォリアは何処か自慢気に語る。
「大丈夫ですよ。彼女等にはアナタの抱えてる心配事に触れさせない話題をするつもりなので。」
「話題?」
「えぇ。だから此方はご心配なく。…あ、来ましたね。こっちですよー!」
ラ・フォリアの口から確かな自信を感じさせるが当の悠は半信半疑であった。そんな気持ちを余所にラ・フォリアが呼んだ一団が此方に近づいて来る。そう、この間彼女の存在を知った古城達であった。
跳びはねて古城達を呼ぶラ・フォリアに周りの目が集まるなか、それに注意しようとした悠より先に紗矢華が真っ先に彼女の元に駆け寄って来た。
「ちょ、王女!こんな所で目立つようなマネしないでください!ただでさえ王女の事が知られたら…!」
「大丈夫ですよ紗矢華。一国の王女が健康ランドに居るなんて誰も考えつきませんよ。ホラ、この通りいつもの格好とは違いますし。」
「そうかもしれませんけどそれでも少しは自重してください!仮にもバレたら「あのー。」なにッ!?」
「ポニテの言う事には大いに賛成なんだけど、そんな大声で喋ってると余計周りに知られちゃうんだけど?」
悠の指摘に周りを見渡すと先程よりも此方の視線が増えている事に気付いた紗矢華は顔を赤くして咳払いをした。
「と、とにかく。中に入ってもこういう事は控えてくださいね!」
「はい。肝に銘じておきます。」
一先ず話が着いた所で悠達は古城達と合流した。
「こんばんは皆さん。突然呼び出してしまって申し訳ありません。」
「い、いえ!そんなお気になさらず…!」
「オレは家でゆっくりしたかったけど、ぐふッ!?」
何の悪気も無い自らの胸中の思いを告げようとした古城の脇腹に浅葱が肘鉄を叩き込む。
「バッカ、古城。流石に王女さま相手にその断り方は無いでしょ!」
「そうですよ先輩。いくらラ・フォリアさんがフレンドリーだからって少しは接し方を考えなきゃ…。」
「いやでもよ、灰原や秋達と居るトコ見てるとどうもなぁ…。」
「暁の言ってる事ある意味正しいよ。多分ウチの親戚も含めればアイツが王女だって事全然気にしてねえもん。」
「でも灰原先輩はラ・フォリアさんの事”王女”って言ってますけど?」
「まぁそれは…。」
「名前で呼び合うのが恥ずかしいんだよ悠兄さんは!家じゃあ~んな事してる癖に変な所で、へぼッ!?」
横から出て来た秋の顔面に裏拳を叩き込む悠。
「俺が王女を王女と呼ぶのは基本俺が人を名前で呼ばないから。あとコイツの言ってる事は9割がただのデマだから誤解の無い様に、イイね?」
「は、はい…。」
「…アレ?でもアンタゼノヴィアの事は名前で呼んでるじゃない。もしかしてアンタ…。」
「ゼノヴィアは川神さんと苗字が一緒だから呼んでるの。実際秋だって桜井と混同しないように呼んでるだけだし。」
「…え。う、ウソだよね悠兄さん!?オレの事認めてくれたから名前で呼んでるんでしょ!?ね!?ちょっとォ、べほッ!」
「…あの…そんな強く殴って大丈夫なんですか?桜井先輩。」
「あぁ大丈夫大丈夫。むしろ日常茶判事みたいなモンだから。なぁ?」
「否定はしないけど強く殴るのは勘弁してよ。オレだって人間なんだから…。」
最初より強く殴ったからか顔を抑える秋を放って置いて凪沙と夏音の二人と話してるラ・フォリアに話し掛ける悠。なにを言ったのかは知らないが、目を見開いて顔が赤くなっているのに疑問を抱くもこれ以上外に居るのも嫌だったので構わず声を掛ける。
「おーい。揃ったんなら中入ろうよ。少し冷えてきたしさ。」
「そうですね。話の続きはお風呂に入りながらにしましょうか!」
「「はい!」」
「…話って、何の?」
「秘密です♪強いて言うなら女の子のハナシです。」
「…そう。」
二人の様子も見て深く聞いちゃいけない気がしたのでこれ以上の追及はしなかった。
そうして四人と古城等含めた十人は受け付けを済ませ男湯と女湯の入り口まで来た。
それぞれが入ろうとした所で不意に古城と目が合った紗矢華はキッと睨んで来る。
「な、なんだよ煌坂そんな怖い目で睨んで。」
「…いいえ。ただアンタの事だから女湯を除いたりなんてこと…。」
「しねぇよ!幾らなんでも理不尽すぎるって!!」
「だってアナタ前に雪菜の着替え除いたって聞くし…。」
「あれは事故だって!オレだって見たくて見た訳じゃ…!」
「先輩。それって私の裸なんか見たくないって意味ですか?」
「いやそうじゃなくて!姫柊の体をそんな風に見てなんか…。」
「…いやらしい。」
「だから何でそうなるんだぁ!?」
「古城~?後で私にもその話詳しく聞かせてね?ココのフードコートで待ってるから。」
「浅葱お前ッ、違うんだって!頼むから少しは話聞いてくれって!!」
胸元を抱いてジト目で見る雪菜とイイ笑顔で女湯の暖簾を潜る浅葱に古城の弁論は届かなかった。除け者にされた残りは只その光景を他人事のように眺めてるだけだった。
「うわぁお。古城センパイ、悠兄さんと違った意味で女の子に弱い事で。」
「なんで朴念仁ってあれだけしても気付かないのかしらね。…気付いててもアレだけど。」(ボソッ)
「桜井、聞こえてるから。頼むからソレ言いふらさないで。」(ボソッ)
「まぁなにわともあれ私達も入るとしましょう!出た人はさっき聞いた通りフードコート待ち合わせと言う事で。」
「了解。──ホラ暁さっさと行こうよ。いつまで女湯の前立ってると本当に除きと思われるぞ?」
「おっさき~♪」
「おいちょっと待ってって二人共!!」
男湯・脱衣所
「そういえば暁、矢瀬はどうした?てっきり来るかと思ってたんだけど。」
「あぁ、アイツなら今日彼女と会うんだとよ。やたら自慢気に話してたって浅葱が言ってた。」
「いいなぁ彼女持ち。オレも早く甘い恋愛ってのがしたいよ。」
「想像出来ないね。如何にも軟派そうだし。」
「いやいや、オレこう見えて一途だよ悠兄さん。
古城センパイは?一途派?それとも皆愛す派?」
「いやそんな事聞かれても…!」
「──?…何だよまじまじとコッチ見て。」
「…いや、お前、その傷跡…。」
古城は上半身が裸となった悠の体を見つめる。
背中にまで貫かれたであろう脇腹の刺し傷。そして、”左肩から胸近くまで斬られた”であろう切り傷。どれもが身に受けたら死に至りそうな大きな傷跡に古城の目は奪われてた。
「…ちょっと暁。お前まさか、ソッチの趣味…。」
「え!?」
「ばッ、バッカ!違ぇてッ!あと秋!お前何体抱いて下がってんだ!?
「いやだって、古城センパイ悠兄さんの体マジの目で見てたからオレも…。」
「見ねえから!それに見ていたのは傷跡!!肩と腹の!!!…ハァ。お前それどうしたんだよ?」
古城が傷跡について尋ねた。悠の素性を知ろうとかそのような考えは一切無くただの興味心で聞いて来た事だった。
「これ?修行でついた傷だよ。かなりスパルタだったんでね。」
「スパルタって、これそれで済む様なレベルじゃねえだろ。どんな修行してきたんだよ?」
「それは秘密。先入ってるよー。」
「お先~♪」
一先ず話を無理矢理終わらせ脱衣所を後にする悠と秋。その道中秋が悠に話し掛ける。
「ねぇやっぱソレ目立つから消した方が良いんじゃないの?あのリンゴに斬られたソレ。」
「余計なお世話だ。俺の体だから、どうしようが勝手だ。」
「全く変な所で頑固だねぇ…敵に付けられた傷残すとか、何考えてんだが。」
「…俺が知りたいよ。」
無意識に左肩に触れて呟く。仮面ライダーマルス、小金井 竜二が悠に勝つ為に放った全力の証。その最後は謎の乱入者である黒ローブの男によって竜二はオーバーロードへと変貌され悠がそれを倒した。そして小金井 竜二はこの世界から消えた。
ヤツは倒すべき敵。そのフレーズを意識的に脳内で言っているに関わらず心のどこかでソレを違和感を感じる自分が居る。この傷を残したのもその影響なのか。
平行線を辿る様なモヤが心の片隅にあるのに溜息を吐いてしまう。もう考えない様にしよう。このモヤはあの黒ローブに倍返しで叩き付けてやると決心した時、考え事をしていた所為か不注意で人とぶつかってしまう。
「あ、すいません。」
「あぁいや此方こそ…。」
「「…あれ?」」
「…灰原?」
「…遠山?」
ぶつかった相手が謝罪を入れ悠もそれに返す様に謝罪するがぶつかった相手の顔を良く見てみると、見知った顔だった。
「お前なんで此処に…?」
「何でって、風呂入りに来たとしか言い様が無いよ。うん。」
「おーい灰原、秋。全く置いてけぼりとか、って、遠山!?」
「暁!?お前まで居たのかよ!?」
「う~ん……あ、思い出した!確か夏休み海で会った…!」
「え?…あ、お前確か桜井の弟の…!何でまた灰原と一緒に…?」
「え?何知り合いだったのキミ等?」
偶然出会ったキンジと秋が知らぬ間に知り合った関係だと知りとんだ偶然が在ったモノだと唖然してた。
だが、これ以上の偶然が起ころうとしてた。
「おーッ!デッケエなぁオイッ!!」
「もうキャップったらはしゃぎ過ぎだよ。ねぇガクト…ガクト?」
「この壁の向こうに女体のパラダイスが…!イヤでも待て、流石に除くとオレ様の社会的立場が…。」
「ったく、コイツ等は少しでも静かに出来ねえのかよ…。」
「ハハッ、まぁコレが風間ファミリーなんだから諦めてよゲンさん…ん?ッ!お前…!」
「…え?」
「フハハハッ!!!これが庶民が通う健康ランドと言うヤツか!大したモノではないか!!!」
「やれやれ、手も足も出ず負けたって言うのに元気だこって。」
「まぁそれが英雄良い所ではありませんか。」
「チッ、何故オレがつるんでこんなトコに…ここじゃあ組織の連中に襲われても可笑しく…ッ!」
「…えぇ?」
「イッセー君、くれぐれも向こうの女湯を除かないでよ?部長に厳しく言われたんだから。」
「そ、そんな事しねえよ!にしてもギャスパーの野郎人が居る所はヤダからってまた閉じ込まらなくても…ッ、テメエ!!」
「…えぇぇ?」
神の悪戯。とも言えるべき偶然が起こってしまった。
──カポーン──
「……。」
何故こうなった。その言葉ばかりが脳裏にチラつく。
古城や遠山はまだいい。それなりに話しをして気が合うと感じ今まで付き合って来たからだ。
だが視線を動かすと少し離れた所で此方を睨む一誠と隣で温泉を堪能している祐斗。
また別の所では此方を観察するように見て来る大和と与一。後のメンツは悠の傷跡を珍しいモノでも見るかのような視線を向けて気が休まる気分じゃ無かった。
「…こんな事なら来るんじゃなかった。」
「すっかり人気者だねぇ、男にもモテるなんて罪作りだね悠兄さんは。」
「男にモテるくらいなら、喜んで女にモテる努力をするよ。」
「…お前等よくこの空気で平気な顔してんな。」
「暁の言う通り、全ッ然落ち着かねえよ、オレ等に取っちゃ。」
「…確かに…だそうだ。そろそろ誰か何か言ってきたらどうだい?なんなら今日の疑いについてこの場で話しても構わないが?」
この空気に耐え切れなくなったのか煽る様に周りに聞こえる様に語る悠。突然出て来た疑いというワードに事情を知らない古城とキンジが首を傾げるのを秋が割り入って説明する。
「あー、疑いって言うのはね、実は仮面ライダーは悠兄さんじゃないか?ってハナシが何処からか出て来ちゃってそれで…。」
「はぁ!?灰原が!?」
「仮面ライダーって…灰原がリュウガ?一体誰がそんな事…。」
「あそこの仲良しグループ。」
悠が指差したのは固まっている風間ファミリー。一同の視線が悠から風間ファミリーに向けられ思わず大和が反論するように口を出す。
「だって、実際そう思われても可笑しくないぞお前。
クリスには素手で勝って、ワン子とゼノヴィアのコンビにも勝って、予選でも一人で圧勝。そして何より…姐さんを相手に簡単に組み伏せる程強いとか、普通じゃない!」
「普通、ねぇ…キミ達にとっては一体何処から何処までが普通の領域なのか。」
「あ゛あ゛!?オイテメェ!そりゃオレ様達の事をバカにしてるって事かよ!?」
「ちょ、ガクト落ち着いて!」
「そうは言って無い。ただキミ達は川神 百代の近くに居すぎる所為か、”川神 百代は絶対勝つ”という言葉を常識になっているのがねぇ…。」
「?…どういう事だ?」
「簡単に言えば、”絶対は無い”と言う事さ。
一番いい例えを上げるなら…ウサギとカメの昔話かな?普通に考えてウサギに負ける筈のカメが偶然とはいえウサギとの競争に勝った。ウサギの方が足が圧倒的に速いに限らず…。
正直言うとさ、キミ達は川神 百代を大きく見過ぎているんだよ。」
「姐さんを…大きく見過ぎてる?」
「そう。武神だなんだ言ったって言い方を変えれば”気が沢山あるただの人間”さ。心臓を撃てば出血多量で死ぬし、首を切り落とせば即死。誰だって一緒さ。
て言うかぶっちゃけ俺から見たらただデカい技ぶっ放すだけが取り柄の脳筋だし、そんな奴の相手とか楽勝過ぎるでしょ。」
「おまッ、それは流石に…!」
「灰原…お前そんなキャラだったか?」
「迷惑かけられたんだよコッチは?この位の愚痴は言っても可笑しくは無いでしょ?」
大和を含む風間ファミリーの面々に耳を疑う事ばかりの言いたい放題だった。
自分達にとって一番頼りになる存在をああも好きに言われ放題でこれには反論の一つもしなければ気が済まない気分であったが誰もそれを口には出来なかった。
何故ならこの目で見たからだ。百代が悠を前に簡単に伸されていたのも、百代が悠に対し恐怖に近い感情を抱いた事も。信じられないがその場に自分達が居たという現実が何も言い返す事が出来なかった。
そんな風間ファミリーに対し心境を察したのか悠は追い討ちと言わんばかりに告げる。
「まだ信じられないって言った顔だけど、いずれにせよ俺に限らず川神 百代はどこぞの誰かに負けるだろうよ。」
「ッ!──そんなの…!」
「負ける筈無いって?だから言ってんじゃん。”絶対は無い”って。あの女がいずれ味わう感情を”偶々”俺が味合わせる事になった。
ただそれだけ。何も可笑しな所は一つも無い、むしろ…必然だよ。」
──負けて当然──これが悠が一番伝えたい言葉だった。
これはむしろ本人の実体験でもある。負けたからこそその雪辱を晴らすために力を付ける。強くなる。そして最後に勝つ。だからこそ今の自分が居ると言っても過言では無い。
「…──で?肝心の質問タイムは?」
一方、女性陣の方は…。
「いやぁそれにしても奇遇ですねぇ。まさかこんな所で会うなんて。」
「ホントびっくりしましたよ!まさかラ・フォリアさんと会うなんて、ねぇゼノヴィア?」
「そうだな、川神院以来か?こうして会うのは。あ、でも川内が居ないか…。」
「えぇ。彼女だけいないと言うのが残念ですね…あら、どうかしたんですか凪沙?なにやら不満な顔してますけど。」
「…いえ。だたそこの赤髪の人と少し…。」
「え?………あーッ!アナタあの時の!?」
「あら。お知り合いでしたか。世間って思いの外狭いんですねえ。」
「「知り合いじゃないです!!」」
此方も男性陣同様鉢合わせたが険悪な空気では無く寧ろ友好的に接していた。王女と言う立場もあって中々近づき難いラ・フォリアと親しく話す一子とゼノヴィアにファミリーの女性陣は唖然としてた。
「…い、犬のヤツ。ラ・フォリア王女と何時の間にあんな仲良く…。」
「す、すごいです……。」
『ビビんなまゆっち!ここはあの二人に便乗して近づけば夢の友達百人に一歩前進だぜ!ファイト!!』
「そ、そんないきなり言われても…!」
「いよぉーしそれなら私が行こう。これを期にラ・フォリアちゃんと仲良くなってあんなことやこんな事を…。」
「モモ先輩、それは流石に止めた方が良いと思うよ。下手したら国際的な問題になっちゃうから。」
「え~?でもあんなカワイイ子ちゃんを放って置くのもなぁ~。」
ラ・フォリアに近づきあれこれしようとする百代を抑えるのを余所に今ラ・フォリアの近くには凪沙、夏音、一子、ゼノヴィアというメンバー。ハルナ達は少し離れてる所で談笑してるのが見える。
凪沙と一子が睨み合ってる間に入り、中断させる。
「さて。本当は凪沙と夏音だけで話す予定でしたけどこうして運良く二人も居るので、本題に入りましょうか!!」
「本題とは…何の事だ?」
「一度ゆっくり話した方が良いと思ったんですよ。──私達の共通点について。」
「「「?」」」
突然の事に頭が付いて行かない三人を除いてゼノヴィアはラ・フォリアが何を口にするのかを察し、その話に耳を傾けていった。
「──なら、オレから聞かせて貰おう。」
「どうぞ。あ、ただし質問は一回だけね。こんだけ人が多いと上せちゃいそうだから。」
真っ先に悠に聞きに行ったのは昼間対戦した与一だった。
矢を放つ時と同じような鋭い視線で数ある疑問から厳選に一つ選び、口にした。
「お前のあの人並み外れた魔の足技。そしてオレの矢を全て見切る魔眼は何処で会得した?」
「グハッ──!」
「や、大和!?」
「おいどうした!?何でお前急に胸抑えて苦しんでんだよ!?」
「…まぁ外野は放って置いて…簡単に言えば師匠からの修行と言うの名のサバイバルで色々身に付けたよ。足技も眼も剣の腕もね。」
「師匠だと?ならその師匠は…。」
「ストップ。質問は一回だけ。それ以上はノーコメント。他は?」
「じゃあ私がその師匠についてお聞きしても?」
「…ていうかあんた誰?」
「おっと失礼。私は葵 冬馬といいます。これを期に灰原君とは色々仲を深めていきたいと思いまして。」
「…あ、そう。」
何処か本能的にヤバい視線を感じたので少し距離を取った悠であった。
「師匠についてだけど…正直言って俺は詳しく知らない。名前どころか顔も隠していたし。あの仮面剥ぎ取って素顔見ようにも全部返り討ちにされたし。」
「仮面?…まさかお前の師匠って仮面ライダー!?」
「知らない。俺を拾って修行つけて貰って数年ぐらいたった後に忽然と消えたし。…あ、後さっきの直江くんのも質問にカウントするからもうお終いね。」
「はぁ!?オイそれは幾らなんでも勝手すぎるだろ!」
「今のは明らかにカウントされるでしょ。師匠について聞いて来たんだし。ほら時間は限られるからジャンジャン聞きに気なよ。」
「…なら、オレいいか?」
おずおずと手を上げて来たのは古城だった。話を聞くにつれて自分も色々悠について知るいい機会と感じたのだろう。悠は躊躇う間も見せず首を縦に振った。
「さっきお前拾われたとか言われたけど、それってどういう意味なんだ?」
「あぁそれ?正直言うと俺師匠に拾われる前の記憶が無いのよ。道端に倒れてた所を拾ったんだと。」
「記憶…そういえば前に聞いた時に言ってたそうしなきゃいけない状況ってもしかして…。」
「ご想像に任せる。はい次。」
「じゃあ次オレ!その傷ってどうやって着いた傷なんだ!?」
「修行の一環で着いた傷。と言っておきましょうか。次。」
「その修行って一体なんだよ。んなデカい傷が着く程のって。」
「ひたすら戦った。色んな相手、色んな環境、只々戦った。」
「じゃあ着いたと言うより着けられたって事か…誰に着けられたの?その、お腹と肩に。」
「肩のはつい最近かな。腹のやつは…。」
「?悠兄さん?」
翔一、ガクト、モロの順に応える内に突如顔を俯く悠。様子が可笑しいことに気付いた秋が声を掛けるが反応は無く少しの間を空けた後に悠の口から出た言葉は…。
「…人生で一番殺したいヤツにだったよ。」
──ゾワッ──
背筋が凍るような感覚が全員の背中に奔った。
熱い湯の中に入ってる筈なのに感じる悪寒は紛れも無く悠から発する気に当てられたモノだと誰もが感じ取った。
「は、灰原。お前…。」
「…あ、ゴメンゴメンつい昔を思い出しちゃって。…アレ?皆顔色悪いけどどしたの?」
「い、いや…なんでもない。」
キンジが声を掛けると何時もの調子を見せる悠。それは先程感じ取った気を出す様な雰囲気では無い事が逆に不気味に感じられ思惑たじろく程であった。
「…なんか変な空気になっちゃったみたいだねぇ。うん。キリがイイみたいだから質問タイム終わり。はい解散。」
「な、おい待「待て!」ッ!」
話しを半ば強引に終わらせて風呂から上がろうとする悠を引き留めようとする大和の前にこれまで一言も発さずに終始睨んでた一誠が立ち上がって悠に詰め寄って来た。
「兵藤お前何を…。」
「黙ってろ遠山!オレはコイツに用があるんだ!!」
「あー、そういえばキミの存在すっかり忘れてたよヒョロ男くん。で?おたくも質問?」
「兵藤だ!いい加減名前覚えやがれ!!…それはともかくお前何でオレ達と戦った時手加減したんだよ!?」
「手加減?何の事?」
「とぼけるな!今日の試合を見てお前がオレ達と戦ってる時と動きが違うって気付いたんだよ。それにオレと木場二人を相手に一人でやったってのが何よりの証拠だろうが!!」
「言った筈だよ?俺一人で十分だと思ったからって。それで現にああいう結果になったワケだし。終わった事に文句を言われても俺としてはどうしようもないんだが?」
「…いや、まだ言いたい事は在る。もし…もしお前が本当に仮面ライダーだとしたらオレは…テメエを許さない!!」
明らかな敵意を向ける一誠。最初に会った際は悠の事を自分が嫌う女に人気のイケメンという見方程度であったが予選試合で悠に対する見方は一変。それに加え悠が今まで自分達に苦い汁を飲ませた仮面ライダーと聞くと居ても立ってもいられずにいる始末である。
何の事か理解出来ない周囲の目を受けつつ悠は一誠の一方的な意見に…。
「…あっそ。で?もし俺が仮面ライダーだったら?」
「決まってる…テメエをぶっ潰す!!」
「ふぅ~ん…ま、頑張ってね。」
誰がどう見ても分かる程に興味の無い声で去って行った。悠自身一誠に対する見方は”スゴイ神器を持った覗きの常習犯”として見ていたので最初から驚異的な存在で見てないと言うのは本人の胸中だけに留めている。
「……ふぅ。」
悠は最早ゆっくりと湯に浸かる気分が無くなってしまった為先に上がり、健康ランド内の休憩スペースのベンチの一角に座っていた。
自販機で買った缶コーヒーを手にしながら先程のモロの質問でやらかしてしまった失態について内心自責する。あのような場で思わず感情を露わにしてしまう等正体を隠す上でやってはいけないミスだ。眉間に手を当てて顔が下に向く。
意識を変えようもイヤでも脳裏に浮かんでしまうビジョンに缶コーヒーを持つ手に力が入ってしまう…。
──暗闇の空の下で燃える施設の様な建物
──高らかに笑う背後に金の装飾を着けた男
──自身の体に突き刺さっている一本の剣
──そして──自身の背後には…
──…ユ……ゥ…──
グシャッ!
「ッ…。」
握り潰した缶コーヒーから中のコーヒーが床に落ちてやっと正気に戻った。
「…ふぅ。」
「随分調子が悪い見てぇじゃねえか。」
何度目か分からない溜息を吐いた直後に後ろから話し掛けられた事に気付き振り返ると、大和達と行動を共にしてた筈の忠勝がそこに居た。
「…ちょっとのぼせちゃってね。おたくも?」
「オレは長風呂はしねえからな。…それに個人的に聞きたい事があってな。」
「質問タイムは終わったんだけどなぁ。…ま、おまけにしといてあげるよ。で、何が聞きたいって?」
忠勝は悠の隣に座り込むと視線を向けずに口を開き始めた。
「お前梅雨ぐらいの時、親不孝通りの道端で倒れてただろ?それも死にかけの状態で。」
「ッ…何故それを?」
「血塗れのお前を見つけたのがオレだからだ。仕事帰りで通った時にお前を見つけた。」
「じゃあアンタがオレを病院まで……ずっと会って礼を言いたかった。病院から聞いても名前言わず帰ったと言うから。」
「病院まで運んだだけだ。礼を言われるようなことはしてねえ…それよりも聞きたいのは、お前なんであんなボロボロにされたんだ?」
「あぁ。チンピラに囲まれちゃって袋叩きにされちゃってね。情けない限りだよ。」
「…本当にそうか?」
「…どういう意味かな?」
「確かにあそこの通りはチンピラが多い…だが少なくともお前の実力ならあそこの連中に遅れは取らない筈だ。」
「…それはどうかなぁ。俺だって油断する時はあるし。」
「…そうかよ。…丁度お前を拾った日、あそこの通りで騒ぎが起きたらしい。なんでも、機械の化け物が襲って来たってな。お前…。」
「質問は一回きり。いくらに恩人でも、コレは譲れないね。」
「…そうかよ。なら幾ら聞いても無駄って事か。」
そう言って忠勝は立ち上がりそこから去ろうとするが、不意に立ち止まり背中を向けたまま話し掛けてきた。
「…一つだけ言っておく。もし、アイツ等…一子に変な事したらその時はタダじゃ済まさねえからな。」
「…今度、お礼の品届けに行くよ。」
その後は何も言わず忠勝は去って行った。
去って行った忠勝の背を見た後悠は立ち上がって潰れた缶を捨てようとした時だった。
「?……ッ、野郎ッ。」
何かを見たのか、悠は血相を変え駆けて行った。
悠が辿り着いた先は健康ランドから出て少し離れた林の中だった。
暗闇の林の中周囲を警戒しつつ懐に手を入れた時、頭上から声が聞こえた。
「おっひさしぶり~♪元気してた?」
「テメエ…。」
木の枝に座って足をブラブラとしながら陽気に話す男。そう、ヘルヘイムで乱入してきた黒ローブの男がそこに居たのだ。
殺意を籠めて睨み付ける悠とは対称に飄々と接して来る黒ローブは枝から飛び降りて着地し、悠と相対した。
「オイオイ。そんな怖い顔すんなよ。これじゃあおちおち頼み事も出来やしないじゃないか。」
「頼み、だと?」
「そ、ちょっと貸して欲しいモノがあってね♪」
「…ふざけたヤツだ。」
<< メロンエナジー >>
懐から取り出したエナジーロックシードとゲネシスドライバーを身に付ける。相手がどんな要求を持ちかけようと最初から話を聞く気など毛頭なかった。
「あれ?ゲネシスドライバーってあん時壊れてなかった?」
「予備のドライバーくらいストックしてある。──変身。」
<< SODA! >>
<< メロンエナジー・アームズ! >>
斬月・真へ変身した後、アームズウェポン・ソニックアローを黒ローブへ突きつける。
「選ばせてやる。色々喋ってから痛い目を見るか、痛い目見てから喋るか。」
「まんま悪役のセリフだなぁ…しょうがない。出来れば穏便に進めたかったけど…。」
「どの口が言うか!」
斬月はソニックアローの矢を発射。情報を聞き出すために急所を外した矢は真っ直ぐ黒ローブを貫くかと思いきやなんと片手で振り払われてしまった。
立て続けに矢を放とうと斬月は弓を引くが黒ローブは斬月が矢を放つよりも早く間合いを詰め、斬月の首を掴み近くの木に叩き付けた。
「ガッ──!?ッ!」
「おっと危ない…えーっとどこかなぁ…。」
叩き付けられた斬月は一瞬怯みながらもソニックアローのアークリムで斬りつけようとしたが、それも簡単に手で振り払われてしまい斬月の手からソニックアローが落ちた。
丸腰となった斬月を片手で持ち上げながら黒ローブは斬月の懐を探り出す。そして…。
「お!あったあった!!」
「グァッ!」
目当てのモノを見つけたのか斬月を軽く放り投げると手にしてるモノをマジマジと見つめる。
斬月から取ったモノ。それは15人の仮面ライダーの力を宿したロックシード。平成十五ライダーロックシードだった。
「テメエ、返しやがれ!」
「だから借りるって言ったじゃん。ほんの少しだけだから、それまでコイツ等と遊んでてよ。」
黒ローブが懐から取り出したのは、バベルが用いるグールの魔石だった。魔石を辺り一面に放り投げると魔石は人型に変わっていき、グール大群となって斬月に襲い掛かって行った。
斬月がグールを前に迎え撃ってるのを横目に黒ローブはまた懐からあるモノを取り出す。それは黒一色のゲームカセットのような形状アイテムが複数握られてた。
「さてっと。」
<<クウガ!>> <<アギト!>> <<リュウキ!>> <<ファイズ!>> <<ブレイド!>>
<<ヒビキ!>> <<カブト!>> <<デンオウ!>> <<キバ!>> <<ディケイド!>>
<<タブル!>> <<オーズ!>> <<フォーゼ!>> <<ウィザード!>> <<ガイム!>>
開錠したロックシードから立て続けに流れるライダーの名が響くなか黒ローブはロックシードを頭上に投げると続けてカセット15個を投げた。
宙に浮くロックシードを中心に放たれる光が周囲を回るカセットに次々と流れ込んで行く。
やがて光が全てカセットに流れ込むと宙に浮いてたロックシードは軽い音を立てて地面に落ち。カセットは黒ローブの男の手に行った。
黒ローブのもつカセットは投げる前の黒一色では無く色が着き、持ち手には仮面ライダーの姿が描かれていた。
「アッハ♪これでクウガから鎧武までのレジェンドライダーのガシャットが手に入った♪後二つ…コレは時間を掛けてゆっくり作るしかないか。」
またしても黒一色のカセットを二つ取り出して呟く黒ローブはグールと戦ってる斬月に目をやった。向こうも丁度終わったらしい。
<< メロンエナジー・スカッシュ! >>
「ウラァッ!」
ソニックアローを周囲に振ると、取り囲んでたグール目掛けアークリムの斬撃が放たれ、グールは忽ち爆散した。
斬月は黒ローブの手にしてるカセット・ガシャットと呼ばれるモノにライダーの姿が描かれてる事に気付く。
「お前、そりゃ一体何だ?それで何企んでやがる?」
「それは後のお楽しみさ。ネタバレなんて一番つまらないだろう?いずれ分かる。だから楽しみにしとけ。
あ、そうそうもう一つ!コレの礼にボクの呼び名教えてあげるよ。呼び名が無きゃ不便だろうから。」
「呼び名だと?」
「そう。──アベル。今度からボクの事はアベルって呼んでよ♪近い内ちゃんと揃えて遊びに行くからさ♪だからそれまで、ショーを盛り上げといてくれよ?」
そう言い残して黒ローブ、アベルと名乗った男は黒い靄に包まれて姿を消した。
斬月は呆然としながら落ちたロックシードを拾った。
「………アベル。」
「──あ。おーい!ゆーくん!!」
「ッ…やぁ。」
アベルとの遭遇との後健康ランド内に戻った悠は後ろから凪沙に声を掛けられて表の顔へ切り替える。此方に駆け寄って来る凪沙は風呂上りもあってか髪を下ろした状態で頬もほのかに赤くなっており、腕の中には沢山の牛乳瓶や缶ジュース等の飲み物が詰まれていた。
「何処行ってたの?古城くんは先に上がってたって言ってたけど見当たらなかったし…。」
「うん。ちょっとお腹壊してトイレに…凪沙ちゃんは、罰ゲーム?」
「アハハ。ジャンケンで一発負けになって、古城くんも手伝うとか言ったけど、平気かなーって思ったら意外に…。」
「なら手伝うよ。缶はともかく瓶は落としたら大変だし。」
凪沙の抱えてる飲み物を半分くらい持つと「ありがと~!」と礼を言われながら横に並んでフードコートまで歩く。
その道中、備え付けのテレビに悠は思わず目が行って立ち止まる。特番で仮面ライダーについての議論をしている番組だった。今テレビでは学園襲撃時の映像が流れてる最中だった。
「どうしたのゆーくん?…あ、コレ…。」
「あぁ、ついね。あの時大変だったなぁって。」
「そう、だね…一杯化け物とか出て来て、周りの人に襲い掛かってきて…。」
「…大丈夫?」
次第に顔色が悪くなる凪沙を見て悠は目線までしゃがんで顔を覗き込む。
「ゴメン。こういうの苦手だって知ってって、話題に出しちゃって…。」
「ううん。ゆーくんは悪くないよ。悪いのは…バベルとか言う悪い仮面ライダーだし…。」
「…凪沙ちゃんは、仮面ライダーも怖いって思ってる?」
「…うん。正直に言うと、怖いな…。」
「…そう。…あー、なんかゴメン!イヤな事ばかり思い出させちゃって、そのー…。」
「…くすっ。もー、ゆーくんってば大袈裟だよ。凪沙は大丈夫だから!そんな気にする事は在りません!!」
「…はい。」
「うん、よろしい!…あー、でもそうだなぁ。もし本当に悪い事したって思ってるなら…。」
「?…なに?」
「……よし。…ねぇゆーくん、大会終わったら、その…ヒマ?」
「え…あーそうだなぁ、まぁヒマっちゃあヒマに、なる…かな?」
「そ、それならさ!その、もしよかったら…空いてる日で良いから、凪沙とどっかお出かけしない?…二人、で。」
「お出かけ?…あぁ。いいよ。」
「本当!?」
「うん。それで機嫌良くして頂ければ、喜んで。」
「よしっ!…なら大会終わったら空いてる日教えてね!!」
「了解。」
先程と打って変わり上機嫌になった凪沙は有頂天とも言えるような歩調で先を歩いていった。先を歩く凪沙の背を見て悠は不意に先程自分が言った言葉を思い出す。
(…なんで俺はあんな事を彼女に聞いた?あれじゃあ、まるで…。)
「ゆーーくん!ホラ早くしないと牛乳ぬるくなっちゃうよーー!」
「っ、あぁ。今行くよ。」
場所、いや世界線を越えて天界。
「……。」
悠の上司である神は自身の部屋のデスクに座り両手を顔の前で組みながら険しい顔をしていた。
「…やはりヤツが絡んでいたか……そろそろ私も覚悟を決める時、か……その前に少しでも彼等の生存率を上げる為に一刻も早く例のアレを仕上げなければ…。」
ガタッ!っと音が立つ程勢いよく立ち上がり部屋を後にした…。
その後、上司が音信不通になってしまう事に、まだ誰も気付かなかった…。
翌日、選手控室。
「……。」
悠はベンチに座りながら昨夜起こった出来事についてもう一度整理しだした。
黒ローブの男、アベルと名乗る人物の介入。
アベルの持っていたガシャットと呼ばれるカセットについて。
そして…連絡のつかない、自身の上司について。
「…一体。何がどうなってる…?」
「…悠兄さん。」
「…秋か。出番か?」
「うん。……大丈夫?昨日知らぬ間になんか色々あったみたいだけど…。」
「…問題無い。一先ず今はこの大会だ。計画通りに進めるぞ。」
「…了解!」
本選第二試合
チーム・グレーオータムVSチーム・バレッドブレード