D-HEROと共に戦うデュエリスト   作:無言の短パン

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アウェーでトットナム撃破おめでとーー!
いやー、ユベントスが見事にやってくれましたね。アッレ○リの采配が的中でしたよ。
イグ○インもディ○ラも少ないチャンスでよく決めてくれましたよ。
プレミア5チーム全てが突破できるとかほざいていた奴は、涙目でしょうね。はっはっはー!
結局、セリエと突破した数は変わりませんよー。
しかし、リヒト・○ュタイナーも大怪我からよくあそこまで持ち直しましたよ。
そういう選手は大好きです。
マルキー○オやケ○ィラとかは負傷し過ぎですけどね。


邪神編
対面!ガーディアン最強の四人!そして魔物使いの少女達?


 天界 ジャスティス・ワールド。

 

「力の差も理解せず世に挑むとは、愚かな奴らめ」

 

「ライトロードの精鋭といえど、個々の力では所詮、この程度ですか」

 

「ひひ、期待外れもいいところだね」

 

「全くだ。……あぁ、わが闘志を燃やし尽くす程の強きデュエリストは居ないのか!」

 

「足りん。足りんぞ!まだまだ俺様は満足していない!」

 

「はっはっは!こいつが邪神 アポピスか。こいつはいい!こいつを使えばイライラも治まりそうだぜ!早速こいつを使ってもうひと暴れといこうじゃねぇか!」

 

「お前たちはいいよなぁ。俺なんか、闘争本能なんてもんはとっくのとうに無くなっちまったよ」

 

「……なぜ俺がこんな事を…早く冥府に帰りたい」ブツブツ

 

「ユベル……我が同胞達を操り利用した奴だけは、我が手で必ず」

 

「カオス・ソルジャー殺す。絶対に殺す」ブツブツ

 

「えーと、この人達が味方で…これから先大丈夫かな」

 

「申し訳ございません。……必ず!必ず私めが皆を統率してみせます」

 

「が……頑張れー」

 

 

 

 

「まさかライトロードの精鋭達が一夜にして全滅とは……これは由々しき事態です。直ちにガーディアンの上位に位置する者たち全員への召集命令を!急ぎなさい!」

 

「ホルアクティ。お前が気にかている小僧はどうする」

 

「貴様!創造神を呼び捨てにするとは!万死に値するぞ!」

 

「貴様に俺が殺せるか?」

 

「2人共、やめなさい!……ゼラート、彼の態度はいつもの事です。いまさら、気にかける必要は有りません」

 

「しかし、それでは創造神としての貴方様の威厳が損なわれます」

 

「私はその様なものは求めていません」

 

「よく見る光景だ」

 

「あぁ、全くだ。こんな時でも、この2人は変わらんな」

 

 

「カオス・ソルジャー、心配には及びません。未来は既に天空の聖域に招集しています。きっと、もうすぐ目覚めるでしょう」

 

「創造神が誘拐か……世も末だな」

 

「人聞きの悪い事を言わないでください。未来には、何時でも強制招集する可能性がある事を伝えた……気がします」

 

「(絶対に言ってないな)」×3

 

「それでしたら、何も問題は有りません」

 

 

 

 

「……と言うことで、元気そうですね未来」

 

 夜寝ている最中に真っ白な光に包まれたと思ったら、あたり一面が白一色でした。

 そして、何処かで見たことがあるクソばば……お姉さんが居ました。

 

「いや、どう言うことだよ!なんで俺たち誘拐されたの!折角、邪神使い探しに本腰入れるつもりだったのに、何してくれてんの!?」

 

「ですから、一大事なのですよ。邪神使いによって、邪神を封印していた場所が壊滅させられ。邪神の封印が解かれてしまいました。最早、邪神使いとの衝突は避けられないでしょう」

 

「あのー、話聞いてますか?」

 

「迂闊でした。まさかこのような大胆な手を打ってくるとは。ライトロードの強さを過信し過ぎていました。他の戦力も守りに着かせるべきでした」ブツブツ

 

「ダメだこりゃ」

 

 こっちの意見も無視して、ホルアクティは愚痴を語り始めたな。

 随分と傲慢な神様だね。いや、神様なら当然なのか?

 

「あのー、未来さん。ホルアクティって、ひょっとしてこの方は」

 

 そうか、セームベルとプノ以外は面識がなかったな。

 

「あぁ、こんなんだけど、創造神らしい」

 

「創造神ホルアクティ。……こ、これが?」

 

「なんだかイメージと違うです」

 

「もっと威厳とか、存在感があると思ってたわ。いや、一応あるにはあるけど」

 

 ひどい言われようだな。事実だけどさ。

 

「……それを踏まえた上で、未来。貴方に合わせたい者たちが居ます。なので、ついて来てください」

 

 やべ、全く聞いてなかった。なんでそうなったんだ?

 俺の心境が伝わるはずもなく、ホルアクティは踵を返して歩き始めた。

 俺たちは訳も分からないまま、ホルアクティの後に続いた。

 ついて行かなかったら、どうなるか分かったもんじゃないからな。

 

 

 

 ホルアクティに連れられ辿り着いた所は、会議室の様な場所だった。

 その場所には巨大な円卓のテーブルと椅子があり、そこに4体のモンスターが鎮座していた

 

「紹介します。彼らはガーディアンの頂点に立つ4人の精鋭、アルティメット・ガーディアン・カルテットです」

 

「え、えーと。まずその、アルティメット・ガーディアン・カルテットってなんだ」

 

「私が名案した称号です。邪神使いとの戦いの時に、私の味方をしてくれた種族の中心であった4体のモンスターに、この称号をつけたのが始まりです。それ以降この称号は、私に忠誠を誓う種族の中で最も強い、もしくは中心人物であるモンスター4体に引き継がれています」

 

 いや、そーゆう意味じゃなくてさ。

 なんだよそのネーミングセンス、ダサすぎ!

 いくらでもましなのが思い浮かぶぞ!

 

「僕、知ってますよ!最初にその称号を与えられたのは、黒衣の大賢者、天空勇士 ネオパーシアス、天界王 シナト、そしてカオス・ソルジャー 開闢の使者の4人ですよね!絵本にはその4人が大活躍の結果、創造神様から凄い称号を貰ったって書いてありましたし!」

 

 ほー、どのモンスターも高レベルの強いモンスターだな。

 

「ええ、そうですよ。今のメンバーは1人を除き変わってしましたが。……では、そろそろアルティメット・ガーディアン・カルテットよ。この者達に名を名乗りなさい」

 

「では先方は私が勤めましょう。我が名は大天使 ゼラート。天使を束ねる者だ。以後、よしなに」

 

 大天使 ゼラート。天空の聖域の表紙を飾った上級の天使族モンスター。

 そして、十代とのお遊びデュエルでエドが使ったモンスター!

 

「俺はロード・オブ・ドラゴン ドラゴンの支配者だ。俺はドラゴンを束ねている。よろしく」

 

 ロード・オブ・ドラゴン ドラゴンの支配者。

 こいつは海馬が使ったモンスターで、ドラゴンを呼ぶ笛とのコンボが有名だな。

 攻撃力的には強くないモンスターの筈なんだが。

 

「私はマジック・ハイエロファント・オブ・ブラック。魔法使いを束ねている。まぁ、長いのでファントムとでも呼ぶといい」

 

 黒の魔法神官。光のピラミッドで遊戯が使用した上級の魔法使い族モンスター。

 確か、いつかのVジャンプについて来たカードだった筈。

 

「ファントム、ファントなのに?」

 

「あぁ、昔はファントと名乗っていたのだが……皆がファントムと呼ぶのでね。……いちいち訂正するのが面倒になった」

 

「あっそう。それはお気の毒に」

 

 分かる。その気持ち、おじさんって呼ばれ続ける俺には良くわかる。

 言われ続けると、もう訂正するのとか面倒になるんだよな。

 まぁ、俺は心の中でしか訂正した事がない気がするけどな。

 

「しかし、間違ってもエロとだけは呼ぶな。絶対だ!」

 

 怖!なんだよ、いきなり凄んで来て。

 よっぽどエロって呼ばれるのがいやなのか。

 

「俺はカオス・ソルジャー」

 

 カオス・ソルジャー。言わずと知れた、遊戯の強力なモンスターの1体。

 カオス・ソルジャーには他にも開闢の使者と宵闇の使者の2体が存在して、今度のパックでカテゴリー化するらしい。(*忘れているかもしれませんが、未来はディメンション・オブ・カオスが出る少し前にこの世界に来ました。)

 カオス・ソルジャーの中でも、開闢の使者は別格だ。

 こいつは長い間、禁止になっていた遊戯王を代表するぶっ壊れカードだ。

 いやー、まさかこのカードが制限になるなんて……時代って恐いねー。

 

「カオス・ソルジャー!! 貴方が開闢の使者の称号を与えられた、最強の剣士ですか!」

 

「昔の話だ。今はただのカオス・ソルジャーだ」

 

「そんなことありませんよ。僕、貴方の大ファンなんですよ!特にたった一人で邪神イレイザーを倒した話や、ゼラやを倒した話は凄い感銘を受けましたよ!僕もいつかはこんな凄い剣士になりたいなって、ずっと思ってました!」

 

「やめろ。あまり持ち上げられるのは、好かない」

 

 ランドスターの奴。いつにも増して、目がキラキラしてる。

 よっぽどカオス・ソルジャーに憧れてんだな。

 

 ……しかし、千年前の邪神との戦いか。

 そう言えば、ちゃんと聞いたことはなかったな。

 後で誰かに聞いておこうかな。

 その後、俺たち全員が自己紹介をした。

 

 

 

「では、自己紹介も済んだところで本題に入ります。……邪神使いが本格的に動き出した今、衝突は避けられません。そこで、貴方達には邪神使いの討伐の他に、邪神に味方する者の討伐も重ねてお願いします」

 

「邪神に味方する者」

 

「はい、邪神使いに賛同する者や、この期に乗じて世界に不満がある者や、戦いたい者などは必ず邪神使いに着きます。実力派の貴方達には、その者たちも倒して欲しいのです」

 

 以前戦った、ベリアルやダーク・バルターみたいな奴らだよな。

 

「畏まりました。我が実力を存分に発揮いたしましょう」

 

「了解しました」

 

「仰せのままに」

 

「俺は構わんが。そこにいる小僧にも任せる気か?」

 

「はい、そうですが」

 

「やめておけ。そいつの実力では力不足だ。確実に死ぬぞ」

 

 最強の戦士だかなんだか知らないけど。

 俺の事を何にも知らないくせに、好き勝手言いやがって。

 

「失敬な、俺だって結構やるんだぞ。つい最近だって、三幻魔に勝ったし、邪神使いらしいガープとも戦ったし」

 

「ベリアル!あの者が生きていたのですか!それにガープとは一体、何者ですか!?」

 

 俺はホルアクティ達に、ハイ・プリーステスが居る町で起こった出来事を、簡潔に話した。

 プリーステス……あいつ元気にしてるかな?

 

 

「その様な事が起こっていたとは……全く把握できていませんでした」

 

「その者が召喚しようとしていた邪神アポピスは、昨夜封印から解き放たれた邪神。偶然ではないであろうな」

 

「あぁ、そいつが今回の騒動の中心人物で間違いないだろう」

 

「とは言え、そやつ単体でライトロードの精鋭に勝てたとは思えん。恐らく、ベリアルの様な邪神に賛同する者が手を貸したとみて、まず間違いないであろう」

 

「ベリアルか。……楽しみが一つ出来たな」

 

「そいつの事より、カオス・ソルジャー。なんで俺が力不足なんだよ!

 

「貴様はベリアルと会って何も感じなかったのか?貴様はデュエルの腕はそこそこ立つ様だが、戦闘ではどうだ」

 

 リアルファイトかよ!

 リアルファイトはからっきしダメなんだよな。

 自慢じゃないが今まで喧嘩で勝った事は一度もないぜ。

 

「自覚はある様だな。奴がその気になれば貴様程度、一瞬の内に屠られるぞ」

 

「それは……そうかもしれないけど」

 

「それに自信の僕の状態も分からぬ様な奴など、足手纏いにしかならん」

 

「僕の状態?何言ってんだ、お前?」

 

「分からないのか?貴様のデッキの中に、相当消耗しているモンスターが居るのを感じる」

 

 相当消耗しているモンスターだと……まさか!

 俺はデッキの上に存在するカードを巡った。

 

「ドグマ…ガイ……お前なのか?」

 

 思い当たる節はある。

 コブラとのデュエルで、三幻魔の攻撃を幾度となく受けた。

 さらに混沌幻魔の2つの強力な効果もくらっていた。

 合計すれば、約 3〜4万ぐらいのダメージを受けていたんだ。

 無事な方がおかしい。

 

「理解したか、己の浅はかさを。今の貴様など、邪神との戦いでは必要ない」

 

 返す言葉もない。

 俺はドグマガイの様子がおかしい事を、十代とのデュエルで気づいていた。

 でも、ドグマガイなら大丈夫だろって根拠のない思い込みでスルーした。

 ドグマガイだって俺の大切な仲間の一人なのに。

 俺は心の何処かで、ドグマガイはただのレアカードだとでも思ってたのか?

 ドグマガイだけに限らず、何度も俺を救い、共に戦ってくれた大切なカード達を、ただのカードと思っていたのか?

 

「なるほど、確かにそのモンスターの生命力が弱っていますね。……未来。そのモンスターはしばらくの間は使用しない方が良いですね。もし無理に使い続けれは、カードに宿るモンスターが消滅し、二度と使用できなくなってしまいます。十分に気をつけてください」

 

 精霊の消滅。

 ヨハンと精霊狩りのギースとのデュエルで、そのことは知っている。

 嫌だ。大切なドグマガイと二度と会えなくなるなんて、絶対にやだ!

 

「ああ、肝に銘じるよ」

 

 しばらくドグマガイはデッキから抜こう。

 

「未来。君さえ良ければ私が納めている魔法族の里に来ないか」

 

「魔法族の里?」

 

 魔法族の里。

 確か、ブラック・ローズ・ドラゴンが表紙の、クロスローズ・オブ・カオスに収録されたフィールド魔法カード。

 自分の場にのみ魔法使い族が存在する時に、相手の魔法を封じ。

 自分の場に魔法使い族が存在しない時は、自分の魔法を封じる効果を持ったカードだった筈。

 

「魔法族の里には優秀な回復魔法を覚えた魔法使いがいる。その者の力であれば、君の精霊を治療することができる。勿論、君さえ良ければだが」

 

「それは、当然頼みたいけど……里の人達に迷惑じゃないのか?」

 

「そんなことはない。むしろ歓迎すると思う。里の者たちは皆、心優しい者たちばかりだからな」

 

「そっか。……それなら、お願いしたい」

 

「あぁ、分かった。歓迎するよ」

 

「それで、不躾だとは思うけど。今すぐにでも魔法族の里でドグマガイを治療して欲しい。頼む!」

 

「構わない。どうやら、ホルアクティ様のご用事は済んだようだからな」

 

「話は済んだようですね。では未来。一言だけ良いですか。……これから先、貴方にはさらなる困難が待ち受けると思います。ですが決して挫けずに戦い続けてなさい。願わくはその時は、貴方が私たちの味方として戦ってくれることを祈っています」

 

 カオス・ソルジャーが言った通り、俺はリアルファイトはダメダメで、この世界の常識も全然知らなず、デュエルの実力もそこそこしかないかもしれない。

 そりゃー、これから先も困難だらけだろうさ。

 でも……。

 

「あぁ、分かってる。何処まで出来るかは分からないけど、俺のできる限界まで戦い続けてみせる。じゃあまたな」

 

 

 

「……奴らもいなくなった。そろそろ、ガキどもと俺たちを合わせた本当の理由を話して貰おう。まさかあの小僧を、俺たちに並ぶ程の戦力と見なしてるわけでもあるまい」

 

「僭越ながら、それは私も気になります。あの方たちと私たちを合わせた貴方様の意図は一体」

 

「大した意図ではありません。ただ、貴方達に見て欲しかったのですよ。この先の次世代を担うであろう者たちを」

 

「はい。それはまた、一体どういうことで?」

 

「そのままの意味ですよ。この先の未来では、彼らの様な者達が精霊界の中心となっていくでしょう。貴方達にはそういった者達が居ることを理解してもらい、次世代のためにも邪神との戦いにより一層力を入れてもらおうと思い、合わせたのです」

 

「そうでしたか。なるほど、素晴らしいアイデアですね」

 

「そうか、俺にはさっぱりだが?」

 

「本当にそれだけの理由か。それならば何故、奴らを魔法族の里に誘導する様にファントに命令を出した。ファントを使い奴を鍛えるつもりなのだろう。何故そこまであの小僧を気にかける」

 

「 何故も何も、私はあの者も貴重な戦力として数えて居るのですよ。せっかく私の力を使い別次元からこの世界に転生させたのです、そのものに期待し、鍛えるのは当然でしょう。でなければ使った力が無駄になってしまいます」

 

 

 

 ファントムの魔法で、俺たちは天空の聖域から別次元にある魔法族の里まであっという間に移動した。

 魔法族の里は森の中にあり、集落が何百本もの巨大な木で覆われていた。

 自然豊かでとっても幻想的な場所って言えばいいのかな。

 まぁ、何にしても悪いところじゃない。

 

 里に着いた俺たちは、まず里一番の回復魔法の使い手らしいホーリー・エルフにドグマガイの治療を頼みカードを託した。

 ホーリー・エルフは遊戯が初期の頃使っていたカードで、首チョンパされたり、謎の呪文、そして何よりもモクバ姫が有名だ。

 なんかこの世界の誰かが使った気がするけど、おそらく気のせいだな。

 

 ホーリー・エルフにドグマガイのカードを託した後は、特にする事がなく。今は俺たちに与えられた家の中で一休みして居るところだ。

 はぁ、今すぐ邪神使いを探しに行きたいところだけど、ドグマガイが居ないと勝てる気がしないな。

 ドグマガイ。……俺の大切なモンスターカード。

 あー!なんで、十代とのデュエルで召喚しちまったんだ!

 俺の大馬鹿やろう!

 やっぱり、ファントムにこの世界の事を詳しく聞いた方がいいな。

 それと、千年前の邪神使いとの戦いの事もランドスターあたりから聞いた方がいいな。

 いや、その前に万が一に備えてドグマガイが抜けた分のデッキ調整をした方が。

 でもドグマガイの事も心配だな、ホーリー・エルフに会いに行った方が。

 いや待て、俺のデッキの他のモンスター達ももしかしたら体調不良になってるかも。

 いやいや、デッキのモンスターだけに限らず、もしかしたらセームベルたちも俺が気づかない内に体調不良になっている可能性も、

 やばい、あたまがこんがらがらがらららってきた。何を優先すべきなんだ!

 

 様々な不安から、俺の頭がショートしかけている時だった。

 外から誰か複数人の話し声が聞こえて来た。

 

「ねぇ、この里にお客さんが来たらしいよ。一体どんな人だろうね」

 

「はーい。私は面白い人だと思いまーす」

 

「私も〜、それにさんせ〜」

 

「貴方たちはお気楽ですね。いいですか、邪神使いが本格的に動き始めたこの時期に来訪者。きっとその人には何かあるな違いないと思います。用心した方がいいのでは」

 

「そ〜かな〜。アウスちゃんの考え過ぎだと思うよ〜。もう少し肩の力を抜けば〜」

 

「ウィン、貴方はお気楽過ぎます!もう少しシャキッとしなさい!」

 

「ふわぁ〜い。しゃき〜」

 

「馬鹿にしてます」

 

「あははは、いつもよりシャキッとしてるね」

 

「ふふ、声と雰囲気と思考意外はね」.

 

 どうやら四人の子供たちが、話をしているみたいだ。

 あうすにうぃん、それに四人……まさか!

 

「.あれ、その人たちが居るのって、もしかしてここじゃあないのかな」

 

「ほんと!だったら、ちょっとだけどんな人なのか覗いてみようよ」

 

「だめです!失礼であるうえに危険ですよ!」

 

「お邪魔しま〜す」ガチャ

 

「ウィン!!?」

 

 気の抜けた声と共に、肩にプチリュウを乗せた緑髪の少女が建物の中に入って来た。

 

「先越されちゃった。私も」

 

「やれやれ、仕方ないな」

 

「待ってください、私も」

 

 緑髪の少女の後に続くようにギゴバイトを肩に乗せた青髪の少女。

 きつね火を肩に乗せた赤髪の少女。そしてデーモン・ビーバーを肩に乗せた茶髪の少女達が入って来た。

 その4人の少女は、俺がよく知っているモンスターカードだった。

 

「何こいつら」

 

「なんで肩にモンスターをのせてるの」

 

「とってもかわいいモンスター達です」

 

「カオス・ソルジャーさん。かっこよかったなー」

 

「ねぇ〜。あの子、アルルンに似てるよ〜」

 

「う…そ……エリア…ちゃん…なの……」

 

「嘘!お姉ちゃん!」

 

「あ〜、エリアルちゃんだ〜。久しぶり〜」

 

 4人の少女は霊使いと呼ばれているモンスター、

 風霊使いウィン。水霊使いエリア。火霊使いヒータ。地霊使いアウスだった。




今日の最強カードは魔法族の里。
フィールド魔法であり、自分の場にのみ魔法使い族が存在する場合、相手の魔法を封じ。
自分の場に魔法使い族が存在しない場合は、自分の魔法を封じる。よって、DNA改造手術は天敵だ。
ただし、すでに発動している魔法や、墓地から発売する魔法は防げない。
上手く使いこなす事で、コストを支払わない王宮の勅命になる優れたカードだ。



はいでは今回もネタバレ予告をやります。
ではスタート。


未来の前に立ちはだかる、邪神に賛同する10人の強者達!

「私はぺーテン。世界を滅ぼす者だ。誰も私を止めることは出来ないよ」

「俺は復讐者デビルマゼラ。カオス・ソルジャーを殺すものだ」

「我が名は堕天使アスモディウス。愚かな神に従う天使どもを屠るものだ」

「俺はゴース。ハ・デスに代わり、冥界を支配している」

「我が名は剣闘獣 ヘラクレイオス。我が闘志を燃やし尽くす程の、熱きデュエルを求める者なり」

バーン、ハンデス、ロック、デッキ破壊!
強力な戦術で挑んでくる奴らを相手に、果たして未来達に勝機はあるのか!
乞うご期待!
後の5人はまた次回で。
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