Dogdays~もう一人の来航者~   作:Night Mare

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第5話伝説が動くとき

光が収まったらそこは城の中だった。

お!姫さんいるから先までいた部屋か。

 

「セオ様!ご無事ですか⁉」

「ああ平気だよ。」

「そうですか・・良かった。」

「ねぇ姫さん」

「何でしょうか?」

「ここにある装備貰っていい?」

「え?」

そう言ってそこのチェストを指差した。

そう。開けってしまったあのチェストを。

中には服と剣と指輪が入っていた。

「あ、はい構いませんけど。」

「ありがとう姫さん」

それを聞いて俺は一番上に置いてある2つの指輪を拾い上げ、首に掛けた。

そう、さっきミカに渡された二つの指輪。

「あのその指輪は一体・・・」

「ん?気にしないでその内わかるから」

「そうですかわかりました。」

 

するといきなり兵士の一人が慌てて入ってきた。

「姫様!、加治屋と仕立て屋が姫様にお目通り願いと来ております!」

「加治屋と仕立て屋が・・・ですか?」

「はい!なんでも急ぎの用とのことです。」

「戦の最中にと言うことは何かありますな~。」

っと元老院の一人が言った。

 

「すぐこちらにお通しして下さい!」

「はっ!」

返事してすぐ兵士が出ていった。

(行動ハエ~。)

それから5分後さっきの兵士が戻って来た。

「姫様、お連れしました。」

「ご苦労様です。下がっていいですよ。」

「はっ!ではこれにて。」

キャラぶれてるなー・・・・あの兵士・・。

そして加治屋と仕立て屋が入ってきた。

「姫様いきなり推しかけてすまんの~。じゃがどうしてもこれを渡したかったのじゃ。」

そう言うと加治屋は一本の剣を取り出し、差し出した。

「えっ?」

「え?」

「はぁ?」

そう・・・・この俺に。

理由は大体分かる。俺の血筋が問題だろうな。

「な、何故俺に剣を差し出してるんだ?」

「貴方がセオ様だからです!」

「どう言うことですか?」

「・・・・・・・」

(・・・まさか・・・)

「貴方は我々が知っているアノ人の息子なのですから。違いますか?」

 

(この人は・・・イヤこの人達は・・・)

 

すると最後の一押しとばかりに仕立て屋が

「私達は幼い頃の貴方を知っています。いいえ違うわね・・・まだ覚えているのよ?・・・セオ坊っちゃん」

 

最後のその一言で俺は諦めた。

まだ覚えていてくれたのか。ありがとう。

「・・・・はぁ~・・・年を取っても記憶力は衰えていないようだな。加治屋。それから、その呼び方は止めろ。」

「やはり貴方様は・・・!」

加治屋の婆さんが何か言おうとしたが

「それより仕立て屋は、何を持ってきた?」

 

「ホッホッホこれじゃよこれ」

そう言って仕立て屋が1着の服を出して渡してきた。

「これは?」

「これはある剣士が着ていた服をアレンジしたものじゃ」

ある・・剣士が・・・ね・・・。

「じゃあコレが・・そうか・・これを」

俺は胸が熱くなるのを感じた。だがここではまだだ、まだ出したらいけない。この気持ちもこの思いもまだ時じゃない。

「この服に着替えたい」

「わかりました。メイド隊セオ様の着替え開始❗」

「「「「はい❗」」」」

 

 

 




つ、疲れた。
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