寿司屋『星屑』   作:冴え渡る

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この話の連載は週一ぐらいにしようかな。


コンビニ少女と若大将

 

スモーキーが帰った後にアブドゥルはジョセフの所へ来る。

 

 

「ジョースターさん。今日の味はどうでしたか?今日はカニから出汁を取ってみましたが」

 

「うぅむ……美味いには美味いが、わしはシジミの方が好きじゃのう。承太郎に聞いてみたらどうじゃ?」

 

「それもそうですね……承太郎、飲んでみてくれないか?」

 

「いいぜ…」

 

 

承太郎は味噌汁を少し小皿に入れて飲んでみる。

 

 

「………出汁はいい」

 

「本当か?それなら良かった。明日からはこれで…」

 

「だが味噌が薄い。これじゃあシャリの味に負けちまう。」

 

 

承太郎は冷静に味を分析する。

その姿は若くも既に、大将としての貫録を出していた。

 

 

「……分かった。味噌を変えてみよう」

 

「気にしない方がいいですよアブドゥル。承太郎はさっきアイスを食べて舌が麻痺してるんです」

 

 

レジを整理していた花京院がアブドゥルにフォローを入れる。

すると承太郎は顔を逸らして誤魔化す。

 

 

「花京院それは本当か⁉︎承太郎、どうなんだ⁉︎」

 

「……そういえば仕込みの途中だった」

 

「逃げるな承太郎!ホリィさんに言いつけるぞ!」

 

 

「なんだなんだぁ?おいアブドゥル、大きい声で騒ぐなよ」

 

 

『星屑』のメンバーが全員カウンターに集まった。

 

 

「聞いてくれポルナレフ!承太郎が私の味噌汁を薄いというんだ!」

 

「?じゃあこの俺が味を見てやるぜ」

 

 

そう言うとポルナレフは味噌汁を少し口に含む。

 

 

「別に薄くはないぜ?いい感じの濃さだ。逆にお年寄りには濃く感じる人もいるかも知れない。承太郎?オメェこれを薄いって言ったのか?」

 

「あっ、それわしも思ったのう。ちょっと濃いぐらいがまたいいんじゃが」

 

 

一同は承太郎の方を向く。

花京院が承太郎に向けて言う。

 

 

「………ポルナレフ、罪には罰が必要だと思わないか?」

 

「奇遇だな、花京院。俺もそう思ってたところだぜ。アブドゥルとジョースターさんはどうだ?」

 

「私もそう思う。罪には罰を!」

 

「YES!YES!YES!………くくっ」

 

「…………やれやれだぜ」

 

花京院達は承太郎に、罰としてコンビニへのお使いを命じた。

 

 

『ジュース×5

ドッグフード×1

ジャンプ×3

マガジン×3

失◯天×1 』

 

 

「ふざけてんのかあのジジイ……!」

 

 

承太郎は怒りでメモを握りしめた。

 

だがコンビニに行く羽目になったのは承太郎自身の所為なので、承太郎は文句を言いつつもコンビニへ向かうのだった。

 

 

 

コンビニ

 

「いらっしゃいませー……あっ!」

 

「よぉ、小娘」

 

「承太郎!来てくれるなら言ってくれれば良かったのに!」

 

 

店員の娘は、前に承太郎が車に轢かれそうだった所を助けた少女でこの店のオーナーの孫娘だった。

承太郎の事を気に入っており、偶に店に来たりする。

 

 

「買い物しに来ただけで言うも何もあるか」

 

「何だよー買い物ならそう言ってくれよ。で、何が必要なんだ?」

 

「あっ、」

 

 

娘は承太郎のメモを取り上げてその内容を読んだ。

 

 

「ええっと……ジュースにドッグフード、ジャンプにマガジンと………」

 

「違う、誤解だ。待つんだ」

 

「…………承太郎もオトコだもんね」

 

「違うと言ってるだろうが!」

 

「いいよ……大丈夫、分かってるから」

 

「だから違うんだ!」

 

 

 

 

 

承太郎はきっちり罰を受けたのだった。

 




少女は船に忍び込んでたあの少女です。
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