寿司屋『星屑』   作:冴え渡る

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今回の常連さんはあの方です。


常連さん3

 

寿司屋『星屑』

 

 

この店は港の付近に存在する人気店である。

 

客層は広く、子供からお年寄りまで沢山の人が来店する。

この店を贔屓にしてくれる客も多く、名前で呼び合うほど仲が良くなった客もいる。

 

店のドアがゆっくりと開く。

 

 

「らっしゃい!」

 

「…………やぁ」

 

「おっ!吉良さんじゃないか!」

 

「……フフフ、大将久しぶりだね」

 

「いらっしゃいませ、吉良さん」

 

「花京院くん、元気そうだね」

 

「えぇ、おかげさまで」

 

「……………らっしゃい」

 

「……あぁ、承太郎。久しぶりだね」

 

「今日はどうする?わしがなんでも握るぞ!」

 

「…………いつものを、と言いたいところなんだけどね。今日は別の物を食べたいんだ」

 

「なんじゃと?というと、揚げ物とかか?」

 

「違う違う」

 

「………うっとおしいぜ。何が食いたいんだ?」

 

「僕が食べたいのは」

 

 

 

 

 

 

 

「軍艦だよ」

 

 

 

 

 

 

 

「……………島風とか?」

 

「生半可な知識で知りもしないゲームのネタを使うんじゃない」

 

「…………ゆきかぜか?」

 

「対魔忍じゃないよ…………というか何故知ってるんだ?あぁ、いや言わなくていい」

 

「承太郎、僕が聞きますからちょっと向こう行ってて下さい」

 

「いやでも」

 

「2度目はないですよ」

 

「………………何かあったら言ってくれ」

 

「えぇ」

 

 

承太郎は少しネタに走っただけなのに花京院にキレられたので、肩を落として二階へ行った。

 

 

「で?軍艦と言いましたが………何をお召し上がりで?」

 

「そうだね………いくら、とびっこ、ツナサラダ、納豆、カニ味噌、がいいね」

 

「わかりました。すぐにお作りしますからね」

 

 

花京院は軍艦を作りに奥の厨房へと向かう。

 

 

「それにしても………お前さんがいつものを頼まないとは意外じゃわい」

 

「偶には違う物もね………」

 

「軍艦だけにするのか?」

 

「いや、今日は巻物も食べたいんだ。かんぴょう細巻き、鉄火巻き、それといくらを巻けるかな?」

 

「前の2つはいけるが…………いくらは分からんなぁ………手巻になるかもしれん」

 

「構わない。いくらの細巻きなんて、そうそうないからね」

 

 

ジョセフは巻物を巻いていく。

 

 

まずは海苔を出し、その上に薄くシャリを挽く。

 

この時、シャリの厚さがバラバラで均等でないと、巻く時に苦労してしまう。

だからシャリは均等に。

そしてネタは太すぎず細すぎずの量を入れる。

かんぴょうを横に並べて巻き簀の上に並べる。

巻き簀で海苔ごと丸めて、仲のネタを巻き込む。

 

鉄火も同じだ。

 

いくらは少し違い、海苔の上にシャリを挽いたあとにスプーンでいくらを少量取り、押し潰れない程度に海苔の中心に縦に挽く。

 

 

「できてぞ。ジョセフ特性鉄火とかんぴょうといくらの巻物じゃ」

 

「ふっ、そのままじゃないか」

 

「こちらもできましたよ。軍艦ですどうぞ」

 

「ではいただこう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吉良は満足して帰っていった。

 

 




いくら細巻き、色んな寿司屋を見てきてけどあまり無い。




美味しいのに……
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