好き嫌いは個人差によりますが……。
僕は幸村姉さんを起こす事から一日が始まる。
ガチャリーーー幸村姉さんの部屋に入る。
年頃の女の子にしては男らしい室内。
壁に刀のレプリカが飾ってあったり本が散らかっている。
姉さんの部屋には本があるが、基本歴史についての本や伝記がたくさんある。
肝心な幸村姉さんはというと、
「……すー……すー……」
とてもはしたない格好で寝ていた。
パジャマが捲れているのが原因で、わずかに膨らみがある胸が見えそうになっている。
しかも、ズボンが脱げていて下着も少し脱ぎかけていて大事な部分が見えそうで見えないギリギリのラインをキープしていた。
とてもではないが、直視できない。
とりあえず毛布をどかそうと手を伸ばしたが、手を掴まれてしまいそのまま姉さんの谷間に飛び込んでしまった。
わずかにある胸がマシュマロのように柔らかく、女子特有の良い匂いが嗅覚を刺激してくる。
「……んっ……」
今のは、不可抗力だと思ってほしい。
「じゃなくて!。姉さん起きて下さい!」
このままだと学校に遅刻してしまうので、肩をゆすった。
「……んゆ……?。さくや?」
ようやく姉さんが目を覚ました。
「おはようございます姉さん。早く起きて下さい……!」
僕が言うと姉さんは頷いたが、
「さくやの成分がたりない」
姉さんが僕を抱きしめた。
……恥ずかしい。
姉さんは僕が羞恥になり頬を紅潮している僕を見るのが好きらしくそこも好きな理由の一つとか言われたことを思い出す。
「補充完了」
と言い、抱擁を解いた。
そして本人は無自覚だが僕に対しては少しだけSだと思う。
「さぁ、母さんが待っていますから急いでください」
「その前に」
チュッーーー姉さんが僕の唇に軽いキスをした。
「……なっ!?」
僕は不覚にも姉さんにキスをされてしまった。
……柔らかかったな。
「じゃなくて、速く下に行きますよ!」
僕は腕に抱きついている姉さんを引っ張りながら一回に降りていった。
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