もし、楠幸村に義弟がいたら   作:官命鳩

11 / 14
更新が遅れた理由について。

・今週検定がありましてそれの勉強をしていたので遅れました。

・僕の親父にPCを取り上げられたからですw。



僕の友人が小説のネタがなくて困っておりスランプ状態に陥っているようです……。

スランプ状態が長く続かない事を願うばかりです。






一狩り行こうぜ!

三人の準備が整うと、画面の拠点である集落からモンスターの徘徊する山岳地帯へと移った。

 

それぞれが操作する四人のキャラがスタート時点に立っている。

 

このゲームでは自分の分身となるキャラの性別、顔、体格、髪型、髪の色などの細かい設定ができ、装備によってグラフィックが変化する。

 

夜空先輩と星奈先輩は女性キャラでかなり見栄えのいい武器や防具を装備しているのだが、僕と小鷹先輩はというと、

 

「ねぇ、咲夜ちゃん?」

 

「………………………」

 

星奈先輩が話しかけてくるが僕は無視する。

 

「咲夜ちゃんどうして女「言うなーーー!!」って何すんのよ咲夜ちゃん!?」

 

チッ……外したか。

 

「……ハア……ハア……」

 

「咲夜ちゃん白状しなさいどうして女性キャラなの?」

 

「……っ!?」

 

星奈先輩の言うとおり僕は女性キャラを選択したのである。

 

「でも、勘違いしないでください!僕が悪いんじゃないんです!」

 

そう、僕は決して本来の性別を捨てたわけじゃないのだ。

 

そもそも僕はゲーム自体あまりした事がない。しかも自分の分身となるキャラを作ることは初めてだった。僕はてっきり自分の分身を作るから僕の顔に近い分身を作ろうと思った。

 

でも、

 

「男の性別を選択したけれど自分に似た顔のパーツが一つも無かったんです!」

 

僕のコンプレックスである顔の容姿に似ているものが一つもなかった。だから僕は女性キャラを選択して自分の顔のパーツに似ているものを選択したところ僕にそっくりな分身が出来上がってしまったのである。

 

「だから僕は女性キャラにしたんですよー!(涙)」

 

「……ぐはっ!?」

 

突然鼻血を吹いて倒れた星奈先輩。しかも、

 

「うわぁ!?いきなりHPが半分も減ってますよ!?」

 

HPが半分も減ってしまっていたのである。

 

「ある意味最強の敵だわ咲夜ちゃん……」

 

厳しい表情をしながら鼻血が出っ放しである星奈先輩。

 

すると、

 

「なんだその格好は」

 

夜空先輩が意地悪そうに笑う。

 

「しょうがないだろ。まだ始めたばっかなんだから」

 

「そうじゃなくてキャラ自体のことだ」

 

「似てませんね小鷹先輩に」

 

「…………………」

 

小鷹先輩は男キャラでプラチナロンドの長髪だった。

 

「ぷっ、小鷹はこういうロン毛の外人になりたいわけ?」

 

いつのまにか復活していた星奈先輩も便乗する。

 

「顔も美少年系か。悲しいくらい本人に似ていないな」

 

「キャラの名前が【ホーク】ってベタベタよね。小鷹だからホークなの」

 

「うるさいです。自分大好き人間先輩」

 

「ひどいわ!咲夜ちゃん!」

 

「ほっとけ!夜空だって名前が【NIGHT】でベタベタじゃないか!」

 

「【ホーク】よりは捻りがあると思いますが……」

 

「なん……だと……!?」

 

「それからゲームなんだから現実と違ってもいいだろ」

 

僕達三人は意地悪な笑みを浮かべながら、

 

「「「……ちょっと?」」」

 

「…………」

 

小鷹先輩を弄ったおかげでスッキリしたので先輩達のキャラを観察しよう。

 

まずは自分大好き人間こと星奈先輩だ。

 

顔も髪型も体格もまさに星奈先輩の分身そのものでしかも名前も【星奈】と書いてある。

どんだけ自分が好きなんだ星奈先輩。

 

続いて人間嫌いの偏屈者こと夜空先輩だ。

 

顔も髪型も体格も夜空先輩そのままだが、顔だけは目がくりっとしていて口元はニッコリのロリ系の顔だった。名前はさっき小鷹先輩が言った【NIGHT】である。

 

小鷹先輩はパスさせていただく。

 

ごめん小鷹先輩……。

 

あとで、おいしいお菓子をだそうと思った。

 

「そういえば咲夜の服装……」

 

「確かにな……」

 

「……うん」

 

三人が躊躇いながら、

 

「「「どうしてメイド服!?」」」

 

三人が同時に僕にツッコんだ。

 

「どうしてっていわれても最初からこの装備でしたので……」

 

しかもバグが起きたのかは不明だが装備を外そうとしてもできなかった。

 

「……そうか」

 

「……いいことあるさ」

 

そう言いながら僕の肩に手を置く小鷹先輩と夜空先輩。

 

「同情しないでください!そっちの方が傷つきますから!」

 

少し泣きそうになる僕。

 

「でも似合ってるわよ咲夜ちゃん!」

 

落ち込んでいる僕を励ましているつもりなのかは知らないが褒めた星奈先輩。

 

……僕にとってはまったく嬉しくない。

 

「ま、まぁ似合っていることに変わりはないしとりあえず狩りに行かないか」

 

「そ、そうだな。よし、それじゃ狩りに行くぞ」

 

夜空先輩が言って【NIGHT】が走り出した。

 

次の瞬間。

 

ズバシュッ!!

 

【星奈】が装備していた身の丈ほどもある大きな剣が【NIGHT】を切り裂いた!。

 

「はぁ!?」

 

夜空先輩の素っ頓狂な悲鳴と一緒に派手な血を噴出して倒れる【NIGHT】。

 

ランク5のハンター愛用の大剣の威力は凄まじく【NIGHT】は一撃で死んでしまった。

 

全員の画面が暗転し、スタート時の状態に戻される(僕と小鷹先輩はクエストに入ってからほとんど動いていないけど)。

 

このゲームではプレイヤーの攻撃は敵だけでなく一緒にプレイしているほかのプレイヤーキャラにもヒットする。

 

ちなみにすべてのプレイヤーが合計で三回やられるとクエスト失敗。

 

これでミス1だ。

 

「なにするんだ肉!」

 

「あは、ごめんごめん。ちょっと操作をミスしちゃったわ。さ、気を取り直して狩りに出かけましょう」

 

しれっと答える星奈先輩。

 

モン狩りの操作はPSPのボタンをフルに使うとかなり複雑なものだが、高ランクプレイヤーの星奈先輩が操作ミスをするわけがないのだ。

 

……まさかこれだけのために何十時間も一人で頑張ったとかってオチじゃないよね?。

 

「……操作ミスなら仕方ないな……じゃあ、行くか……」

 

夜空先輩は感情を押し殺した声で言った。

 

【星奈】が走り出し、【ホーク】もそれに続き僕の【咲夜】もそれに続く。

 

しかし、【RIGHT】は何故か俺達とは逆方向に歩き出し、ある程度距離が離れたその瞬間、

 

「あー、ボタン押し間違えたー(棒読み)」

 

ぶすっ!

 

【星奈】の頭にボウガンが突き刺さり血が噴き出す。

 

「ちょっと!今のどう考えても狙ったでしょ!」

 

「狙ってない。事実無限の言いがかりはやめてほしいな」

 

「……ふん、まああたしは優しいから今回だけは許してあげるわ」

 

「星奈先輩が先に仕掛けてますけどね……」

 

頭にボウガンが直撃したにもかかわらずむくりと起き上がってアイテムを使う【星奈】。

 

防御力が高いので一撃では死ななかったらしい。

 

「ちっ……」

 

夜空先輩が忌々しげに舌打ちをする。

 

「舌打ちしたわね!?やっぱりわざとでしょう!」

 

「おい!喧嘩している場合じゃないぞ!」

 

血の臭いをを嗅ぎ付けた……のかどうかは知らないが、近くの影の上からいきなり四匹の巨大な狼が襲ってきたのだ。

 

僕は慌てて【咲夜】にチェーンソーを構えさせるって、

 

「チェーンソー!?」

 

僕は思わずツッコんでしまった。

 

「ふん、小鷹と咲夜ちゃんは離れてなさい。こんなザコ蹴散らしてあげるわ」

 

言うが早いか、【星奈】が大剣を構えて狼に向かっていく。

 

ズバッ!と一太刀で一匹の狼を切り捨てる。

 

「あははっ、駄犬の分際であたしに逆らうなんて百億年早いのよバーカバーカ!」

 

続けて二匹目を倒し、三匹目に向かう。

 

帯剣の威力は高いが攻撃速度が遅いのだが素早い動きの狼に【星奈】は確実に攻撃を当てる。

 

「ラスト一匹!」

 

【星奈】が最後の一匹の狼に向かって走り出した次の瞬間、

 

ドスッ!、ドスッ!、ドスッ!

 

後頭部に一本、背中に二本の矢を受けて、【星奈】は血を噴き出して倒れた。

 

犯人である夜空先輩が笑みを浮かべる。

 

「よしっ、今度こそ仕留めたーーじゃなかった……お前を援護しようとしたけど狙いが外れてしまった。悪いな。」

 

【星奈】が力尽きたので画面が暗転ーー再び僕達はスタート地点に戻された。

 

「あんた絶対わざとでしょ!」

 

スタートした瞬間に【星奈】が【NIGHT】に斬りかかった。

 

ズビシューーーーッ!

 

合計三回ミスでクエスト失敗となりフィールドから居住区へ。

 

「……貴様……肉……」

 

「なによ馬鹿キツネ」

 

ぴくぴくと頬を引きつらせて睨み合う夜空先輩と星奈先輩

 

何回もこのような展開が続いていてさすがの僕も少しイライラしてきた。

 

「なあ……協力プレイなんだから協力しようぜ、な?」

 

小鷹先輩が説得を試みる。

 

すると意外にも二人は頷いた。

 

「……そうだな。次の狩りは協力して頑張ろう」

 

「……ふっ、ランク5の天才美少女ハンター様がゴミカスハンターのあんたを助けてあげるわ……感謝しなさいよね」

 

何かがおこりそうな予感を覚えつつ、再びクエストが始まる。

 

「「死っねえええええーーーーーッ!」」

 

三秒で不安的中!

 

だが!、

 

「うるせえええええーーーーーーッ!」

 

「咲夜!?」

 

僕は二人が殺り逢う瞬間にチエーンソーを振り回し二人を切り刻む。

 

ぐしゃっ!。

 

ぐちゅっ!。

 

グロい音と共に血塗れに倒れる二人。

 

どうやら殺傷力が高いようだ。

 

「何をするんだ!せっかく肉を……!」

 

「私もこの馬鹿キツネに……」

 

 

「……いい加減にしてくれますか」

 

「「……ビクッ!」」

 

「僕と小鷹先輩は協力プレイをしようと言ってるのに先輩達は何をしているんですか?」

 

「だから肉が……」

 

「アホ夜空が……」

 

「別に喧嘩するなとかは言ってないんですよ……ただ」

 

僕は少し声を低くしながら、

 

「……僕の視界に映らないところで殺ってください」

 

と笑顔で言った。

 

(やばい咲夜が怖すぎる。咲夜を怒らすのだけはやめておこう……)

 

(はぁはぁ、……体が熱い……)

 

(咲夜から黒い笑みが……。普段から温厚な人を怒らせるなとか言うけど本当なんだな……)

 

 

 

 

その後僕達はまじめにクエストを協力しあいながらクエストをクリアした。

 

 

 

 

 

 

 

※星奈が咲夜に対してMに目覚めました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




怒っているように書いてみたのですが上手に書けません(涙)。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。