東方物部録   作:COM7M

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久々ののんびり回。

神子様が出ている東方卓遊戯(東方キャラのTRPG動画)ないかなと探していたらサタスぺと呼ばれる作品があったのでそれを見たのですが、案の定女PCで女NPC口説いていたのでホッとしました。
クトゥルフ以外全然分かりませんが、その動画は凄く楽しめました。

投稿が遅れたのはまあ色々ありますが、ハンティングゲームの獲物が粉塵を落としてくれなかったからです。あと十個くらい必要。


物部家

「流石です神子様。あれほど簡単に皆の心を一つにするとは」

 

物部の会合が無事一つの決断を下して終わり、すっかり静かになった我が家の一室。我は他に誰もいないのをいいことに、神子様にめいっぱいくっついて甘えていた。彼女は柔らかい笑みと共に我の肩に手を回し抱き寄せてくれ、神子様の温もりと香りに包まれて頬がだらしなく緩む。

 

「私はただ布都に助言をしただけ。あそこまで話を持って行ったのは他の誰でもない布都、あなた自身です」

 

肩へ回した手が頭へ移り手の平がそっと我の頭を撫でる。既にこれ以上の行為をしているのに、こうやって互いに寄り添い合っているだけで心臓がバクバクと破裂しそうなまで鼓動し、全身が幸せでいっぱいだ。

 

今回の会合で改めて感じたが神子様は人を動かす力、現代で言うならカリスマ性を持っておられる。果たしてその力をご自身がどれだけ自覚しておられるか真意は分からぬが、無意識にせよ意識的にせよ神子様はそれを十二分に活かして話を進められる。神子様はああ言われたが、実際のところ今回の一件は神子様のカリスマと話術により成功した。

まず初めに物部の降伏を宣言し、そこから相手の反論を聞き、それを理の適った事実で返す。人とは賢い。理の適った方針に、よほどの落とし穴が無ければ少なからずそれが正しいものだと理解する。理解してしまうと言った方がよいのかもしれない。だがいくら理の適ったことであろうと、その通りに動かないのが人間だ。もし人間が理の適った、効率的な行動だけをする種族なら娯楽なんてものは生まれないだろうし、宗教と言った考え方も生まれないだろう。衣食住さえあれば人間は生きていけるのだから。

神子様は人の在り方を知った上で、あえて相手を感情的にさせる。今回なら神道の存在が彼等に火をつけたように。そして感情的になった者を蜜のように甘い言葉で囁き、落とすのだ。

神子様からすれば、おそらく女を落とすのも男を落とすのもそこまでの過程はさほど変わらないのかもしれない。

つくづく恐ろしいお方だと、最愛の彼女を見上げる。

 

「ですが布都、私の事を想ってくれるのは嬉しいですがあまり感情的にならないように。あなたが怒った時はひやひやしましたよ」

 

「うっ…胆に命じておきます。ですがその、やはり神子様のことを悪く言われるとどうも…」

 

「明らかな侮辱の言葉ならともかく、あの程度の事で感情的になっていたらせっかくの布都の名声も悪くなってしまう。それは私にとっても不都合だ。嫌でも直しなさい」

 

「で、ですが」

 

それでも神子様を軽視する言葉を耳にして冷静ではいられないのだ。神子様こそ我にとっての正義であり、天道であり、神であり、仏である。

そんなあなた様を軽視しようとするなら例え誰であろうと許すつもりはない。己が本心を言おうとした時、神子様の両手が我の頬を挟みそれぞれ反対の向きへ頬を引っ張った。

 

「い、いふぁい、いふぁいです、みふぉさま」

 

グニグニと上へ下へと両手を動かして四方八方に頬を伸ばしながら、神子様は優しい笑顔で告げた。普段は見惚れてしまう笑顔が怖かったが、容赦のない頬への攻撃が痛くそれどころではなかった。

 

「布都は私の事となると見境が無さすぎです。私の力になりたいのなら、日の本の天才児、物部布都として力になりなさい。そして……」

 

おそらく赤くなっているだろう頬がようやく解放されると、今度は突然体が引っ張られて神子様の胸元へ引き寄せられた。

 

「甘えたい時は幼馴染の布都として甘えなさい。公私混同はほどほどに、ね?」

 

ギュッと、背中に回された神子様の両手が我の体を抱きしめる。

ああ、もう…。こんな、こんなことばっかりするから公私混同してしまうまでに神子様の事を想っているのに、この方の飴と鞭はあまりに卑怯だ。我でなくとも、神子様に口説かれたら首を横に振れない。

きっと今自分の顔を見たのならニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべて喜び、もし声を上げるなら裏返ってしまうだろう。だから神子様の胸元にうずくまり、彼女に顔を見せない様に何度も何度もコクンと頷いた。

 

 

 

 

翌日。もう夏に入ったと言うのに妙に肌寒い中、ゆさゆさと揺らされて我は目を覚ました。昨日は何があったのか、いつから眠っていたのか、睡魔が強すぎて頭が記憶を遡る事を拒否していたが、我を起こしていたのが神子様と気づいたとき脳が一瞬で活性化し、昨晩の事を思い出した。つくづく現金な体である。

チラリと自分の体に視線を落とすと、そこには衣服を一切纏っておらず僅かに膨らんだ平坦な胸が露出していた。下も何も着ていないのが感覚で分かる。既に神子様は着替えを終えており、今部屋で裸なのが自分一人と意識すると途端に恥ずかしくなる。

 

「すす、すいませぬ。すぐに支度を」

 

慌てて辺りに脱ぎ散らかした、正確に言えば脱がされた衣服を手元まで引っ張ると、見下ろす様に立っていた神子様は軽く頬を緩めて膝を屈めた。神子様はそのスラッとした細い指を我の肩にちょこんと当てると、なぞるように下へ動かしながら呟いた。

 

「そのままの方が私は嬉しいかな」

 

唯でさえ昨晩の余韻で肌が敏感になっている所為か、甘い声が籠められた指の魔力は凄まじかった。指が胸のてっぺんに触れた途端体がビクンと跳ね上がり、これ以上は本当に危ないと判断して裸身を布団で隠した。

 

「き、着替えますので出て行って下さい!」

 

残念、と不満げな声だが余裕のある笑みを浮かべて、神子様は我の額に唇を落として部屋を出ていった。

朝っぱらから怒鳴った所為で変な息切れを起こしてしまい、興奮からか上手く呼吸を整える事ができず、ようやく呼吸が整ったと思いきや意識せず口が勝手に動く。

 

「……幸せ……」

 

こんな日が続いてしまったら間違いなく駄目人間になってしまう。そう思いつつも神子様の余韻が残った体の興奮が収まるのには時間が掛かった。

 

脱ぎ散らかした服を羽織ると、丁度そこで侍女が我の服を持ってやって来た。随分よいタイミングに来たなと内心首を傾げていると、どうやら神子様の命で服を持って来たようだった。実際は不倫関係というのに、侍女の対応は我等を普通の夫婦として接してくれているのがまた幸せだった。

寝間着から普段着に着替え終え昨日会合のあった部屋へと行くと、既に二人分の料理が出されており、片方の料理の前に神子様が座っておられた。

 

「お待たせしてすみません」

 

「いえ、構いませんよ。それでは食べましょうか」

 

「はい!」

 

今までも神子様と一緒に朝食を頂く機会はあったが、こんなに幸せな朝食は生まれて初めてだった。本当の夫婦のようなやり取り。何気ない一言も、神子様の声で紡がれた言葉なら我を幸せにしてくれる。

もはや朝食が何だったのか、自分が何を食べていたのかさえ覚えていない。ただチラチラと朝食をお食べになる神子様の姿を見、時々視線が合うと、慌てて視線を食事に戻して描き込むように食べる。隣からクスクスと神子様の声が聞こえるが、あえて聞こえないふりをする。

 

「もう少し一息吐いたら、この家も元通りになるとよいですね」

 

「はい。父上と母上の形見をいつまでもボロボロのままにしておくわけにもいきませんので」

 

守屋の襲撃と火事場泥棒によって、我が家はあちこち破れたり壊れたりしていてボロボロだった。この部屋と我と神子様が寝泊まりした部屋だけは比較的無事だったので綺麗にしたのだが、残りの部屋はボロ屋敷だ。それでも貧しい農民たちの家よりかはずっと快適なのだが。

それもあって朝食は我等が食べるにはいささか貧相なものなのだが、我も神子様も不満は無かった。本来なら床を共にすることを許されない我等に対し、ごく自然に接してくれる事が何よりも優先して侍女たちへ望むものだ。

 

「ところで神子様」

 

「ん? なんでしょう?」

 

「我が家に寝泊まりして下さったのはとても嬉しいのですが、その、屠自古の方はよいのですか? 馬子殿も我等に対して何も言いませんし…」

 

この時代の浮気とは現代に比べるとそこまで重いものではない。結婚の儀も女性の家に一晩泊まって一緒に餅を食べればそれで成立するだけはあり、離婚も互いに飽きたら離婚しましょうかで終わる。それでも自分の妻が堂々と浮気をしていて愉快に思う夫は、はたしているのだろうか。それに歴史上の蘇我馬子は名目上の理由とは言え、自らの不始末を妻を寝取ったという理由で口封じしたこともある。

このタイミングで神子様にその内を話したのは、ようやく互いに少しだが一息吐ける時間にありつけたからであり、前々から馬子殿の目は気にはなっていた。

神子様はあぁ、と軽い相槌を打って箸置きに箸を乗せると九十度振り返って我を正面に置いた。

 

「安心しなさい。叔父上には以前知恵を貸した時があってね、その時私の知恵を貸すことを条件に布都に手を出さないことを約束したんですよ」

 

我が馬子殿と結婚したのは十三の時だったから、それより前に馬子殿に知恵を? しかも馬子殿の対応を見る限り、ただの口約束にしては随分と律儀に守っておられるようだがどのような約束を…まあよい。今は馬子殿を特別意識する必要はないということか。ならもっと喜ぶべきかのう? どうも不可解な返答だったので実感が無い。

 

「屠自古も…布都が気にする事ではありません。戦の前に言ったでしょう? お前が望む限り私はお前の傍にいると。だから布都は何も心配する必要は無い」

 

神子様は口元を緩め、ぽんぽんと我の頭を撫でると食事を再開した。それとは対照的に我はしばらく動けずに神子様の方を向いていた。

何故だろう? 神子様の言葉は本当に、今すぐこの場で飛び跳ねたいくらいに嬉しかった。その気持ちに嘘偽りは無い。だがどうにも屠自古の事が気になっていた。別にあやつに負い目を感じている訳ではこれっぽっちも無いが、屠自古もまた件の戦で心に大きな傷を負った点においては我と同じ。そんな屠自古を尻目に、我だけ神子様を独占してよいものか。

だが理屈では分かっているが一秒でも神子様の隣にいたい気持ちも真実だった。疑問が解決したのにも関わらず、気持ちがざわざわとしていて落ち着かない。

 

「ふふっ、やはり布都は優しいですね。屠自古の事でしょう?」

 

「えっ!? いやその…なにゆえそう思われたのですか?」

 

すると神子様は我の手元をちょんちょんと指差した。手元の感覚に妙な違和感があったので急いで確認してみると、箸を逆に持って食事を再開していた。慌てて箸を持ち替えるが、それで神子様の目が誤魔化せるわけが無く、我は口をとがらせて渋々と頷いた。

 

「安心しなさい。確かに私は屠自古のことを傷つけることとなっても、布都の隣にいると決めていましたし、その旨を屠自古に伝えようとしました。でも私が言うより前に、屠自古が言ったのです。私の事はいいから布都の隣にいてあげて、あいつは凄く傷ついたから私が隣にいてあげて、と」

 

「屠自古がそのようなことを…」

 

「あなたが思っている以上に屠自古は強い子だ。だから私達は今、屠自古の好意に甘えることとしましょう」

 

そうか…。初めて会った時は腹への打撃一発で泣いていた屠自古も、今ではもう十四。女の子は大人っぽくなるのが早いと聞くが、身体つきだけでなく心も大きく成長したのか。一応我も神子様も屠自古と同年代だが、我には前世の記憶があるし、神子様に関しては前世の記憶どころか神や仏の生まれ変わりと思われても文句は言えないほどに早熟しておられた。何でも噂では赤ん坊の頃から言葉を話されていたとも聞く。こんな我等が傍にいたのもあってか屠自古の成長は、分かりやすいようで分かりにくい曖昧な立ち位置にあったが、もはや身も心も我よりも大人かもしれぬ。

 

「そう、ですな。しかしそれなら尚更、屠自古に笑われない為にも今後について話し合わなくてはなりませんね」

 

「流石布都。私も食事が終わってから布都と話そうと思っていたのですよ、今後の政治や統治についてね」

 

「そちらも改めて神子様とお話ししようとは思っていましたが、今我が気になるのは次期皇位についてです」

 

現天皇であり神子様のお父上でもあられる用明天皇は三十一代、つまり三十二代目の皇位についての話。

次期皇位は現天皇のご子息である神子様のもの、という簡単な話では無い。皇位は当然、天皇家の血筋を引いている者のみが許される位であり、当然神子様にもその権利はある。だがそれは神子様に限った事では無く天皇家の血を持つ者は他にも沢山いる。

その中でも神子様を差し置いて候補者となっている者が二人。一人は蘇我側についていた泊瀬部皇子(はつせべのみこ)、我の知る歴史では後に崇峻(すしゅん)天皇と呼ばれる方で、もう一人は物部側についていた穴穂部皇子(あなほべのみこ)の名を持つ方だ。お二人は同じ欽明天皇を父に持つ兄弟であられるのだが、後継者争いをしているだけあって仲は悪い。

神子様はそっちかと、一国の頂点の座に興味なさげな口調だった。

 

「馬子殿からその話は来ていないのですか?」

 

我は口に入れた米を飲み込むと、同じように米をパクパクと食べている神子様に視線を動かす。

後に聖人とまで呼ばれる聖徳太子が何故天皇になれなかったのか、いくつかの説があるが、説の一つは用明天皇が皇位されてから僅か二年で亡くなってしまったことだろう。その頃の聖徳太子はまだ幼く、天皇の座に着くには難しいと判断された。だがしかし、神子様の父君は我等が幼い頃から体調が良い方では無かったものの今もまだ存命されており、神子様も十五と皇位に着くのに問題ない年齢まで成長された。

 

「全くないという事もないが、正式な場では一度も無かったから叔父上はまず間違いなく泊瀬部皇子を即位させようとするでしょう。私が子供の頃から決めていた約束を、私が大人になったという理由で破っては叔父上の名に傷がついてしまう。それに…」

 

「それに?」

 

「あくまで勘だが、叔父上は私の元にこれ以上力が集まるのを避けようとしている。私に対して友好的なのは変わらないが、彼とて私が怖いのだろうな。いやはや、才がありすぎるのも困る」

 

「うむ、まったくでございます。少しはうつけ者を演じても罰は当たりませんぞ」

 

唯でさえ隠しきれない覇気とカリスマがあると言うのに、幼き頃より更に磨きの掛かった観察眼と並々ならぬ頭脳を見せられたら馬子殿でなくとも警戒する。

能ある鷹は爪を隠すと言うが、神子様はあえて爪を常時見せる事により、自らの発言力をより強固なものにしている。その成果が昨日の会合での、神子様と謁見された経験のある彼等の反応だろうが、それも決してよい方向ばかりに進むわけでは無いのだ。

我ながら良い事を言ったと、うむうむと腕を組んで頷くが、何故か神子様は苦笑していた。

 

「いや、そこはほら、調子に乗るな~ってところじゃない?」

 

「神子様を叱咤する役割は屠自古に放り投げております。我はどこまでも神子様のお言葉に賛同し続けます」

 

「むむ、それは嬉しいようで心配になる発言だ。布都、昨日も言いましたが…」

 

おそらく神子様は我を心配して、自我を持って行動しなさいと言おうとしたのだろうが、彼女の口がそう告げる事はなかった。彼女の瞳に映る物部布都の可能な限りの笑顔が、彼女の口を止めたのだ。

 

「大丈夫です。しっかり自我を持った上で我は発言しております。神子様のお言葉に賛同し続けるのは、神子様が過ちを犯さないと信じているからこその発言です。だからもし万一、神子様が民の暮らしを無意味に厳しくする政策を取ろうとするならば、我は全力でそれを否定させて頂きます」

 

我はただ神子様が恋しい故に賛同している訳では無い。神子様が真に日の本に必要となり、この国の転機を作る偉大な方であると分かった上で神子様に賛同している。もし神子様が人格者でなく、またあるいは凡才なら、欲望に忠実なら、観察眼の乏しいなら、上に立つ者としての資格が無いのなら、我は神子様に賛同するのはおろか、彼女に付いて行っているかも分からない。現金な奴だと思われるかもしれないが、一切の否定はしない。

それは空想上の話であって、実際の神子様は天才で、自らの欲よりも他者を想い、並々ならぬ観察眼を持ち、上に立つ者としての資格が誰よりもあるのだから。

 

「…凄く嬉しいよ、布都。でもね、私はあなたが思っている程完璧でも無いし、正義でも無い。邪魔するもの何であろうと排除する、私がそんな人間であることはお前の為にも理解しておいた方がいい」

 

神子様は微笑みながらも今にも泣きそうな瞳で我をジッと眺めながら、彼女らしからぬか細い声で告げた。そこで我はようやく、自分が今までどれほど神子様にプレッシャーを与えていたのか理解できた。神子様とて過ちを犯す人間であることは心のどこかではちゃんと分かっていたのにも関わらず、少しばかり口が動きすぎてしまった。

いい感じの雰囲気が一転し、部屋が急に静かになった。

 

「すいません、ちょっと弱音を吐いちゃいましたね」

 

「あ、いや、そのえっと…」

 

話題を切り替えるべきか励ますべきか、何をどうするのが神子様にとってよいのか、滅多に見せない神子様のか弱い一面に頭がパニックになっていたようで、腕を無駄にブンブンと振っていた。今の神子様が求めている言葉が何なのか、出かかっているのに言葉が喉に詰まって上手く言葉にして伝えられない。

まるで高速旗揚げゲームをしているかの如くあわあわと手を振っていると、神子様はクスッと笑みを浮かべると我の頭をポンポンと叩いた。それから神子様は先程までの会話が無かったかのように、これ美味しいですねと食事を再開しており、一方我は腕が斜め四十五度の状態のまま固まっていた。

一応この話題は流れたのだから、それをわざわざ掘り返してくそ真面目に応対する必要は無く、そのまま流す方が上手い人間関係の在り方なのだろう。だが、気づけば彼女に依存しまくっているこの心は、神子様が隣で落ち込んでいるのを流す事ができなかった。

 

「神子様! よければ食後に一緒に町を回りませぬか!」

 

「へ?」

 




相変わらずこの布都ちゃん病んでます。
初めの頃は沢山の百合好きの方が見てくれているんだな~と思っていましたが最近は、流石に見てくれている人全員が百合好きじゃないよな? となんとも言えない不安があります。
まあもしこの作品を見て頂いている方の九割が実は百合好きでなくとも私は百合を書きますがね!!!


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