東方忘世語   作:プニタニオ

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投稿!!

UA700突破!!
ありがとうございます!!

今回は番外編に近い感じです
しかし、鍵となるものは含まれています。
※若干、途中にアッチ系なシーンがあります。苦手な方は閲覧をお控えください。


それではどうぞ!!


23話 自宅での出来事

「ただいま~」

「おじゃまします…」

俺とルーミアは図書館から帰宅した。

「何も無いけど、くつろいでいきなよ。」

「ありがとう…」

緊張しているのか身体が固くなっている。

「今日はかなり疲れただろ?呪いや今までの事で心身共に疲労が溜まっている筈だから家で休んで明日に備えよう。」

「うん!」

俺は居間にルーミアを連れていき紅茶と苺のロールケーキを出した。

「今から夕飯作るからそれ食べて待っててな~。」

「私も手伝う!!」

ケーキを頬張りながら言ってくる。

「ルーミアは客人なんだからゆっくりしてくれ。」

「手伝う~!!」

大きく足踏みをしながら言う。

もちろん、ケーキを食べながら。

「ゆっくりしてくれるのならケーキのおかわりを出そうかなぁ?」

気付いた時には机の前で正座して紅茶を飲んでいた。

前にも似たようなことがあった気がするな…

やれやれと思いながら冷蔵庫にあったロールケーキを一本取り出し、ルーミアの前に置いた。その後に適当な大きさに切り、皿に盛ってやった。

「むぅ~…!!」

盛られた瞬間に口一杯にケーキを頬張る。

その姿が可愛く、一瞬見惚れてしまった。

しかし、それと同時に何か胸の奥から込み上げてくるものがあった。

 

「さて…」

俺は今、非常に困っている。

夕食は作った。献立は牛肉のステーキ、生野菜サラダ、白米、デザートに具沢山フルーツのヨーグルトだ。

「俺自身、かなり腹が減っていて今日は多めに作ったんだ。大体…6人分ぐらいかな?」

「うん。」

俺の言葉に頷くルーミア。

ルーミアの傍には出した食器の半分以上が重ねてあった。

「いや、沢山食べるのは構わないんだ。食べる子はよく育つからね。でもな…」

夕食を出したのは大体8時だ。今から三分弱前だ。

「いくらなんでも早すぎないか…?」

早食いにも程があるだろ…

「私もお腹が空いていたからね~。つい…」

と言いながらも眩しい笑顔だ。

「まぁ良いけどさ…」

結果的、お互い満腹で夕食を終えることが出来た。

 

「そろそろ風呂に入るか…お湯も溜まっただろうし…」

「お風呂?」

立ち上がる俺にルーミアが質問をしてくる。

「お風呂ってなに~?」

「知らないのか?」

「うん!」

てことは…今まで入ったことがないのか。

「風呂とは身体を綺麗にしたり休ませたりする場所のことだよ。」

「そ~なのか~。私も入っても良い?」

言葉が詰まる。

何故だろう、疚しい気持ちは一切ないのに…男の性ってやつなのか…

「俺は…構わないけど…裸で入るんだぞ…?」

それを聞いた瞬間にルーミアの顔がみるみる紅くなっていく。

「は…はだ…か…?」

言葉が詰まっている。

良かった…妖怪と言えど、やっぱり女の子だ。

これで羞恥も何も無かったら色々な意味で危ないところだった。

「とりあえず、俺は入ってくるよ。」

流石に変な空気に耐えられなくなり逃げてしまった。

 

「ふぅ…」

今日一日の疲れがとれていくような感じがする。

「まさか何も知らなかったとは…」

ルーミアは今何をしているのだろうか。

ゴソッ…

「…っ!!」

咄嗟に構える。

誰だ…?ルーミアか?いや、にしては音が変だ。

「布辺りの物が大きく擦れる音…なんだ…?」

息を潜めて周りの音を聞く。

「かずき~…?」

ルーミアの声だった。

ふぅと溜息を吐いた。

「ルーミアか…驚いたよ…」

「ごめんね…」

誰かが侵入してきたのかと思った…

ルーミアが入ってきたのか…

「…ん?」

布か何かが擦れる様な音…まさか…

ガチャ…

「入るよぉ~…」

気付いた時にはもう遅かった。

 

目の前には一糸纏わぬルーミアの姿があった。

成熟していない幼い身体をもじもじと動かしていた。

「どうしたんだ…?ルーミア…」

顔を真っ赤にさせている彼女に問う。

「私も休みたいから…」

地雷を踏んだ。

その言葉は取り方によっては大変な事になる。

「私もその中に入っても良い…?」

仕方ない…俺も覚悟を決めよう…

「その前に身体を洗ってからな。」

 

湯船から上がり、小さい丸椅子に座る。

「それじゃ、ここに座って。」

俺の前に背中を見せる状態で座らせる。

頭から何回かお湯をかけて体を濡らす。

「目を瞑って、開けていたら痛いからな。」

ギュッと目を閉じたのを確認すると、シャンプー液を手に取りルーミアの頭につけた。

「ふわぁぁぁ…」

わしゃわしゃと丁寧に髪の毛を洗う。

それが気持ち良いのか変な声を出す。

「どうですか?」

「苦しゅう…な…い…」

凄く気持ち良さそうだ。

 

少しして、頭の泡を洗い流した。

「んじゃ、次は身体を洗うぞ。これに座ってくれ。」

さっきまで俺が座っていた椅子を渡す。

スポンジにボディーソープを落とし、泡立てる。

「背中からするぞ~。」

優しく背中を擦る。

擦れば擦る程泡が立ち、背中を覆う。

「気持ちいぃ…」

「それは良かった。」

さて、ここまでは良いとして…

「次は前を洗うんだけど…自分でしてくれるかい…?」

「えぇ~。面倒くさい~。洗って~。」

はぁ…もう無理だな…

「早く~。」

「はいはい…」

覚悟を決めて腕を前に回す。

「んぅ…」

擦るごとに変な声が聞こえてくる。

「かずき~…なんか変な感じがするよぉ…?」

うん、駄目だね。もう男として駄目な気がするね。

「そうか?次は足を開いて腰を少し上げてくれるか?」

大丈夫…俺は身体を洗うために要求しただけだ。他に何もない…

後ろから足の間を通して股を洗う。

「はぁ…はぁ…んっ!!」

息が荒くなっている。

多分少し無理な体制でいるから疲れているだけだろう…うん、そうに違いない。

「かずきぃ…なんかジンジンするよぉ…」

もう無理だ…!!

俺はルーミアに思い切りお湯をかけた。

 

「「ふぅ…」」

二人で湯船につかる。

「さっきは酷いよ…急にお湯をかけるなんて…」

涙目で俺に言ってきた。

「ごめんごめん…」

苦笑いで俺は返す。

「でも良いなぁ…かずきって毎日お風呂に入ってるんでしょ?」

「まぁな。汗をかいたままだとベトベトして気持ち悪いし、汚れたままは嫌だからな~。」

「羨ましい。私も毎日入りたいな…」

「だったら毎日入ればいいじゃないか。風呂とか道具とかは俺が貸すからさ。」

「本当!?」

ルーミアの顔が迫ってくる。

「本当だよ。ただ、一人で入れるようにならないとな。」

そう言って頭を撫でる。

「もぉ~!!私は子供じゃない!!」

「そうかそうか。」

はははっと俺は笑う。

その日の入浴はとても楽しいものだった。

しかし、どこか懐かしいものを感じた。

ルーミアと風呂に入ったのは初めてだ…でも初めてな気がしない。

いや、それ以前に人と風呂に入った記憶が無い(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)。じゃあ何故…

「金色の髪に幼い少女…何かが引っかかる…」

もしかしたら…俺の持っている記憶のどこかに…何かあるのかもしれないな…

「そろそろあがるか。」

ルーミアと一緒に浴室を出た。

 

 

忘れられた者、俺の記憶…他にも橋口さんの事や幻想郷の異変…

今分かっていることは、全てが同じ日付に起こっていることだ。

忘れられた者と言われた日、記憶を失っているという事を知った日など…全てが重なっている。

 

 

10月1日

それが何もかも始まった日…




どうでしたか?

入浴シーン…苦手ですね…
どう書けばいいのやら…w

夕食前、入浴中に何かを感じた和希
10月1日、これは何を意味するのか…
少しずつ、明らかになっていく


また次回!!
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