東方忘世語   作:プニタニオ

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投稿!

テストやらに追われて大変です…
かなりの間がありましたから内容が…

見てくださる方本当にありがとうございます!


それではどうぞ!!


8話 永遠亭へ

気づけば周りは真っ暗な闇に覆われていた。

身体に重みが感じられない。だとするとここは夢の中だろうか。

「半分正解ね。」

背後から声がして咄嗟に振り返る。

そこには見知らぬ女性がいた。

「ここは夢と現実の狭間、とでも言っておきましょうか。」

女性は俺を見ると微笑んだ。

「貴方と話がしたくてね、少し貴方の意識の中に入らせてもらったわ。」

意識の中…?どういう事だ?

「と言っても時間が無いから言いたいことだけ言うわ。」

女性は一つ小さな溜息を吐いた。

「貴方はこれから当分の間ここ幻想郷で暮らしてもらうわ。住居はこちらで用意するし食材などは文が用意してくれるから心配ないわよ。それと目を覚ましたら一人で永遠亭に来なさい。」

そう言うと女性は姿を消した。

同時に意識が途切れた。

 

 

貴方は世から忘れられた存在。覚えておいてね…

 

 

目を開けるとそこには見知らぬ天井があった。

「…ここは…」

そういえば射命丸と一緒に寝ていたんだな。

背中から寝息が聞こえる。

「そろそろ起きたいんだが…」

背中からがっちりとホールドされている状態で起きるどころか寝返りすら出来ない状況だった。

「こんな体でここまで力が出せるものなのか…?」

俺より一回り小さい腕だが力は数倍上だった。

「少し強引に剥がせば抜け出せるか…」

その瞬間、更に強い力で締め付けられた。

もしかして…試してみるか。

「今起きることが出来れば昨晩のお礼に朝食を作ることが出来るんだけどなぁ…」

身体に巻かれていた腕が急激に弱くなる。

素直なことで…

俺は起き上がり布団の端を握る。

「起きろ。」

握っている布団の端を思い切り持ち上げる。

「ぎゃん!!」

凄い勢いで射命丸が転がり壁にぶつかった。

「うぅ…もう少し手加減してくださいよぉ~…」

頭を抱えて蹲る。

「寝たふりしているお前が悪い。」

「本当に寝ていたらどうするんですか!?」

「関係ない!!」

「理不尽だぁ~!!」

耳が痛くなる程の声量で俺に向かって叫んでくる。

朝から元気なことで…

馬鹿や小さい男などの悪口に頭を掻きながら俺は溜息を吐く。

「おとなしく居間で待っていれば特製の朝食を作るんだけどなぁ~。」

騒がしい寝室が急に静かになり、気づけば居間の卓袱台の近くで射命丸が正座をしていた。

「…はぁ。台所借りるからな~。」

まるで早く作れと言わんばかりの大きな頷きだった。

呆れながらキッチンに入った。

 

昨日の夕食でキッチンには材料が殆ど残っていなかった。

とりあえず残っていたもので何とか作ったが…

卓袱台には白米と魚のフライと山菜の胡麻和え、デザートにプリンが二人分乗ってあった。

「ほぉぉ…」

射命丸の目が輝いていた。

「それじゃあ。」

「はい!!」

「「いただきます。」!!」

俺は白米を口に運びゆっくりと食べる。

一方、射命丸は食べてはすぐ次を口に運びの繰り返しだった。

 

射命丸が食べ終わって5分後に俺は食べ終わった。

「ご馳走様でした!とても美味しかったですよ!」

「ご馳走様。それは良かったよ。」

「最後のプリンでしたっけ?あれは最高でした!初めて食べましたがあんな甘いものがあるとは…これはスクープですね!!」

そう言うと何処からか取り出したのか手帳に高速で書き始めた。

「これで良しっと。」

パタンと手帳を閉じて俺と向き合った。

「それでこれからどうするんですか?もう向かうんですか?」

「あぁ。射命丸には悪いけど一人で永遠亭に向かうよ。」

「えっ!!どうしてですか!?」

俺に顔を近づけてくる。

「さっき朝食を作っている時に見つけたんだ。」

ポケットから一枚の紙を取り出し、それを射命丸に渡す。

 

貴女の家にお邪魔している人間を一人で永遠亭に行かせなさい。

その間に貴女はここに書かれている物を調達してこの指定している場所まで運んでちょうだい。

よろしくねぇ~。

 

「なるほど…そういうことですか。」

一つ息を吐くと

「同行出来ないようです…この書かれている内容を調達するのに少なくとも半日はいりますからね…」

「そんなに多いのか?」

俺は内容を見ていないから分からない。

「そういうわけではないんですが…」

苦笑いで答える。

あまり触れない方が良いのだろう。

「それじゃ、行ってくるよ。」

「行ってらっしゃいませ!!」

俺は自分のバッグを肩にかけて居間を出た。

 

外に出ると巨大な鳥が目の前に現れた。

俺を確認すると背を向けて一言鳴いた。

「これに乗れということか…」

鳥の背中に乗ると身体が吸い込まれる感覚がした。

強めに離れようとしてもなかなか離れない。

「なるほど。これで落ちる心配はないという事か。」

ゆっくりと巨大鳥は羽を広げ空へと飛んでいく。

 

俺は夜に見た夢を思い出した。

「あの女性、昔どこかで…いや、気のせいか。」

酷く懐かしい感覚が身体の隅に小さく残っていた。

 




内容が薄い~…
全然駄目ですね…

誤字や訂正等がありましたらお願いします!


それではまた次回!!
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