魔法少女リリカルなのは~次元を司る現人神~   作:黄金馬鹿

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原作開始までが長い……


第11話

~暮羽side~

 

アリサとすずか誘拐事件から数日後

 

ちなみに、あの誘拐事件の後はすぐさま警察を呼んだ

 

で、それから数日後な訳なのだが、どうも水姫の様子が可笑しい

 

可笑しいと言っても、家を出ていくとき

 

「……いってきます…………」

 

と、何か落ち込んでるみたいに感じるのだ

 

だが、蓮樹は特にそんなことは無いと言ってるし、学校でもいつも通りだとなのは、アリサ、すずかに聞いている

 

ただ、最近、天我に容赦が無いとの事

 

……もしかして、かなり精神的にきちゃってる?

 

流石にこのままだと色々と危ない…………

 

って事で

 

「よし、編入しよう」

 

これしか無いだろ

 

必要な物は教科書とか、学校で貰うもの以外は揃えてあるから、大丈夫だ

 

だが……

 

「この歳でランドセルかよ……」

 

だって、外見は小学一年生だけど、中身はオッサンですよ?

 

一万年位生きてるオッサンっすよ?

 

オッサン神様っすよ?

 

……だが、背に腹は変えられん

 

よし、明日に編入しよう

 

情報操作で細かい手続きはすっとばして……よし完了

 

多分、明日になると転入生の話題でいっぱいなんだろうな

 

よし、ここは水姫やなのは達にも知らせないでサプライズということにしておこう

 

あ、蓮樹には知らせておくか

 

席は……確か、水姫の右隣の席には誰もいないと聞いたから、そこにしておくか

 

よし、明日が楽しみだ

 

「ただいま…………はぁ、疲れた…………」

 

……水姫、よく頑張ったな…………

 

~翌日~

 

書き置きを残して、朝食を作り置きしておいて、昼間にやってた家事をすべてやって……

 

よし、抜かりなし

 

まだ水姫は寝てるが、ここはちょっと早めに行くか

 

「よし、学校生活一日目、行ってみよう」

 

あ、これは余談だが、実は腰に不可視フィールドを張ったオンバシラの木刀を引っ提げてます

 

いや、マジで落ち着かないんだって。木刀が腰に無いと

 

~水姫side~

 

「うみゅ…………」

 

……いつも通りの時間だ…………

 

「ふわぁ……くれは~?」

 

あれ?暮羽、何処行ったんだろ……?

 

「あ、書き置き…………」

 

えっと……用事があるから自分で飯食べて着替えて、弁当持って学校に行ってくれ…………はぁ

 

まぁ、別にいいかな

 

ご飯食べて、着替えて、顔洗って、寝癖直して、お弁当持って……よし、忘れ物無し

 

「いってきます…………はぁ」

 

またあいつと会うの嫌だな~……

 

だけど、頑張らないと…………

 

「あ、水姫ちゃん、おはよ」

「……うん、おはよ」

 

はぁ……ずっと家で暮羽と一緒にゴロゴロしてたいな…………

 

「よう!みず……」

「じゃま」

「うごう!!?」

 

出てきた天我に裏拳一発

 

はぁ……いい加減に近寄らないでほしい

 

あれさえ居なければ学校生活を楽しめるのに……はぁ

 

「み、水姫ちゃん……もう教室…………」

「え?あ、ほんとだ」

 

結構長い時間ボーッとしてたみたい……

 

「じゃあ、いつも通りに寝てるから……」

「うん、おやすみ」

 

朝の疲れを癒すのがここしか無いから……

 

……ん?

 

「なぁ、今日、転入生が来るみたいだぜ?」

「へぇ~、男?女?」

「それは分からん」

 

……転入生ねぇ…………

 

暮羽は来年だし、関係無いか

 

~熟睡中~

 

「……ん、……ちゃん、水姫ちゃん」

「ふみゅ……?」

 

あ、もう時間みたい……

 

「ありがと。蓮樹」

「どういたしまして」

「はい、皆席に着いて。朝の会を始めますよ」

 

~暮羽side~

 

服装よし、寝癖なし、変なところも無し

 

よし、大丈夫だ

 

後は、入ってくださいと言われたら入るだけか

 

~水姫side~

 

「では、今日は皆、知ってると思いますが、転入生の子がこのクラスに来ます」

 

うん、知ってた

 

「せんせ~」

「はい?」

「男の子ですか?女の子ですか?」

「ふふ、男の子ですよ。それも、結構イケメンですよ」

 

女の子達からキャーと黄色い声が響く

 

あ、なのは達は普通だった

 

「それでは、入ってください」

 

~暮羽side~

 

いや、俺イケメンじゃないんだが……

 

それに、期待外れにされるだけだから

 

「それでは、入ってください」

 

……うわぁ、滅茶苦茶入りにくい雰囲気を作ってくれた先生にマジで感謝

 

~水姫side~

 

……で、どんな子かな

 

あ、入ってきた……………………へ?

 

「えっと、どうも。今日から転入してきました、桜庭暮羽です。これからよろしくお願いします」

 

え?

 

いや、え?

 

『ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!?』

 

~暮羽side~

 

『ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!?』

 

うわっ、びっくりした

 

なのは、アリサ、すずか、水姫。そんなに大声上げるなよ……

 

「どうかしましたか?」

『あ、いえ。何も……』

 

けけけ、驚いてら

 

「じゃあ、暮羽君は……水姫さんの隣が空いてますね。そこに行ってください」

「はい」

 

浮く程度の能力で皆の視線による緊張感から浮いていたが、解除してみると、滅茶苦茶緊張してるし……

 

ほんと、浮く程度の能力があってよかった

 

「よっ、水姫」

「え?暮羽?」

「ドッキリ大成功ってな」

 

目を点にしている水姫も珍しいな

 

「では、今から一時間目の終わりまでは質問タイムとしますので、暮羽君に質問がある人はドンドン質問していいですよ」

「え?ちょっ、聞いてな……」

 

ギャー!!早速30人位寄ってきた!!?

 

「いや、ちょっ、待っ……アッー!?」

 

~水姫side~

 

く、暮羽……

 

編入するのって来年からじゃ?

 

「おはよ……水姫」

「あ、アリサ。おはよ」

「これ、どういうこと?」

「さぁ……ボクも分からない……編入は来年からって聞いたんだけど……」

「それよりも、暮羽くん、物凄く人気なの」

「えっと、転入生だからじゃないかな?それに、暮羽くん、女の子にモテそうだし」

 

まぁ、確かにかっこいいけど……

 

「やぁ、俺の嫁達」

『げっ!』

「あんな転入生なんて放っておいて俺と……」

『邪魔』

「ぐえっ!?」

 

ボクの溝に一発、アリサの弁慶の泣き所蹴り、なのはの何処から持ってきたか今一分からない辞書による頭への一撃、すずかの顔面への掌打で天我はすぐに気絶した

 

最近、なのはとすずかも天我に容赦無くなってきてる

 

「はぁ……あれに触るのも嫌なのに……」

『右に同じ(なの)』

 

だけど、今日は結構良い音がしたから、暫くは起きないだろうね

 

「あんなのと結婚する位なら、豚と結婚してるわ」

「ボクは間違いなく自殺する」

「お姉ちゃんの料理を十皿食べる方がマシなの」

「富士の樹海で一人で暮らす方がいいな」

 

うん、皆、だんだんと容赦無くなってきてる

 

すずかなんて、最初じゃ考えられない事言ってるもん

 

「……それにしても、私達、この時間中に暮羽と話せるのかしら?」

『無理だと思う』

「ですよね~」

 

あ、蓮樹が寝てる

 

もしかして、蓮樹は暮羽が来ることを知ってたのかな?

 

~暮羽side~

 

<ガヤガヤガヤガヤガヤ

 

大勢で物言っても聞き取れないから!!

 

俺、聖徳太子や豊聡耳神子じゃないから!!!

 

「じゃあ、質問がある人は挙手!!」

 

あ、誰かが言ってくれた

 

「このクラスの四大天使と付き合うなら誰が良い?」

「誰?四大天使って」

「あそこにいる高町なのはさんとアリサ・バニングスさん、月村すずかさん、桜庭水姫さんの四人の事だよ」

 

へぇ……あいつらってそう呼ばれていたのか

 

「保留で」

『えぇ~』

 

ブーイングするな!!

 

そんなの、一瞬で決めれるかい!!

 

「じゃあ、桜庭水姫さんとはどんな関係?名字が同じだけど」

 

あ、次にこの質問か

 

「俺はあいつの義理の兄だよ」

「じゃあ、何で同じ学年なの?」

「俺の母さんが水姫を引き取ったんだよ。で、同い年で、誕生日が少し早かったから、俺が兄になったんだよ」

『へぇ~』

 

~なのはside~

 

「……わたしたち、このクラスの中で空気なの…………」

「ま、まぁこんなときもあるよ」

「水姫は寝ちゃったし」

 

ほんと、いつの間にか自分の席に着いて寝ちゃっていたの

 

「はぁ……暇なの」

「暇だね~」

「暇ねぇ……」

 

一時間目の授業が終わるまであと45分なの……




それでは、また次回、お会いしましょう
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