魔法少女リリカルなのは~次元を司る現人神~   作:黄金馬鹿

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今回から無印編です


無印編
第25話


~暮羽side~

 

三年目の春、たまに蓮樹を爆撃しながら数日が過ぎた

 

何か、この日はやけに日差しがよくて、かなり眠たい

 

「……で……ので、み………………」

 

あ、やべ……もう無理…………

 

<キーンコーンカーンコーン

 

ほわぁ!!?

 

「はい、時間ですので、今日はここまでです」

 

あ、あぶねぇ…………

 

寝ちまうところだったぜ……

 

おっと、次は昼食か

 

しっかし、春告精がいないと、春も静かだな

 

いっつも春になると春を告げてくれるのはありがたいんだが、一緒に弾幕までプレゼントしてくるから、村人に被害が出る前にピチュらせないといけなかったから、案外春にゆっくりすることってなかったんだよな

 

「ほら、暮羽。次は弁当よ。屋上に行きましょ?」

「あ、アリサ。悪いな。ボーッとしてた」

「悪いと思ってるのなら、さっさと上に行くわよ」

 

~少女等移動中~

 

「丁度空いててよかったね」

 

屋上のベンチに腰掛けて弁当を広げる

 

ちなみに、俺と蓮樹、女子四人組と、別れて二つのベンチに座っている

 

「蓮樹、お前も料理やってみないか?」

「いや、僕はいいよ」

「その調子だと、一人暮らし出来ないぞ?」

「知識はある。まぁ、無理だったら暮羽でも監禁して作らせるから」

「……この間、不意打ちしてきた時からやけに黒いな」

「これが素だから。自分でもよく黒さを出さなかったなって思うよ」

 

実は、真っ黒だった蓮樹

 

確かに、それっぽい行動はあったけど……

 

「バカちん!」

 

……ん?

 

「将来の事について言ってて、なのはちゃんにちょっと怒ったみたい。アリサちゃんが」

 

いや、その事じゃない

 

「アリサ、食い物投げるな」

「あ、ごめん」

 

レモンだったとしても、ちゃんと食べないと作ってくれた人に失礼だろうが

 

「……言うとこ、そこ?」

「食い物を粗末にするやつは悪いやつだ」

「流石、自給自足の時代を生きている人の言うことは違うねぇ」

「最近の人間は……」

「等々若者だけじゃ無くなっちゃったよ」

 

え?俺?

 

基本的に、毒以外はなんでも食うぞ?

 

たまに毒を食して悶絶するけどな☆

 

主に美由希さんの手料理とか美由希さんの手料理とか……

 

まぁ、折角作ってくれたんだから食わないとな

 

悶絶が待ってるけど

 

「ごちそうさまでした」

「ごちそうさまっと」

 

そうこうしてる内に俺と蓮樹は食い終わる

 

……ん?

 

「蓮樹。海老の尻尾も食え」

「うっ……ちょっとそれは……」

「だったら俺が食う」

 

ひょい、パクッと

 

うん、旨い

 

「……雑食?」

「斬るぞ?」

「じ、冗談だって……」

 

ったく、食えるものは全部食えっての……

 

……おっと、そろそろ時間か

 

「お前ら、ごだごだする暇があったら食べた方がいいぞ。そろそろ時間だ」

『あ……』

 

何か、水姫も混じって何かやっていたが、この際無視しておこう

 

さて、昼の授業も頑張るか

 

「……って事は今日か」

「どうした?」

「なんにも」

 

……?

 

~キンクリ中~

 

で、時は放課後

 

俺達は帰路に付いていた

 

「じゃあ、私となのはとすずかは塾だから、こっちに行くわ」

「おう、じゃあな」

 

そう言って、別々の帰路に付く

 

「……そろそろ、かな?」

「だから何がだよ」

「さっきからブツブツ言ってるけど、どうしたの?」

「何にもないよ」

 

……余計気になる

 

一体何が始まるんだ?

 

『……助けて……!』

 

……ん?

 

この声は……?

 

…………なのは達の方か!!?

 

いや、待て……先にサーチだ…………見つけた

 

小さい、魔力の塊!!

 

「くそっ!!」

「え?暮羽!?」

「やっぱり……念話が聞こえたみたいだね」

 

このまま直進!!!

 

『……助けて!』

 

誰か知らんが、少し待ってろ!!

 

……この近くの筈…………見つけた!!

 

「……(いたち)?」

 

いや、似てるが……少し違う?

 

「はぁ……はぁ……え?暮羽くん?」

「なのは?」

 

……何でここに?

 

確実に進行方向ではないはずだが……

 

「あ!この子……」

「怪我してるな」

 

ちょいと、重症だな

 

「なのは~」

「なのはちゃ~ん」

 

ん?アリサとすずかも来たか

 

「あれ?暮羽もいる?」

「それよりも、急に走り出して、どうしたの?」

「えっと……その前に、この子を病院に運ぼ!!」

「え?……うわっ、怪我してるじゃない!!」

「急ごう!!」

 

……俺、不要か?

 

~少女等移動中~

 

「……よし、後は暫く安静ね」

『ありがとうございました』

 

何か、彼処で抜け出すのもあれだから、ついてきてしまった

 

「だけど、この子、変わってるわね。いたち……かしら?」

「どちらかと言うと、フェレットね」

 

成る程。鼬じゃなくてフェレットか

 

……だけど、本当にフェレットか?

 

少し違う気がするが……

 

それに、こいつの魔力は何だ?

 

野生の動物が勝手に魔力を持つなんて考えられないし……

 

魔法生物とかでは無さそうだし

 

それに、首に着けている赤い宝石はなんだ?

 

飼い主がいるのか?

 

う~ん……解せぬ

 

……あ、そういえば

 

「お前ら、塾に行くんじゃないのか?」

『あ……』

 

……こいつら…………

 

~少女等移動中~

 

「じゃあ、そのフェレットの事、よろしくお願いします」

「えぇ。分かったわ」

『ありがとうございました~!!』

「……慌ただしくてすみません」

「いいのよ。気にしないで」

 

よし、俺もとっとと帰るか

 

その前に、誰も居ないところで

 

「ホーミングアミュレット神風ver、GO」

 

よし、帰るか




次回から本格的にジュエルシードに関わっていきます
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