魔法少女リリカルなのは~次元を司る現人神~   作:黄金馬鹿

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最後らへんはシリアスです


第33話

~蓮樹side~

 

温泉イベントが終わって数日後、次は街中でジュエルシードを見つけて戦ってる間に次元震が発生する所だっけ?

 

そこでは暮羽が次元震を止めるような真似をしそうになったら炭酸水だろうが砂だろうが何だろうが使って阻止しないと、監理局が来ないから、ある意味ではここが運命の別れ道だしね

 

「蓮樹、動かないで」

「あ、ごめん。…………いてて……」

 

で、僕は水姫ちゃんにこっぴどくやられたからフェイトちゃんに治療されております

 

脇腹とか痣になったし……

 

だって、水の大剣(鈍器)だよ?

 

よく骨が逝かなかったなって思うよ

 

まさか、炭酸水が効かないとは思わなかったし……

 

あ、そういえば水の妖精だったっけ……

 

まぁ、あれでどれだけ叩かれようと死にはしないと思うけど……

 

あと、マスターブレードは命の危険を感じた

 

「はい、完了」

 

フェイトちゃんが治療し終わった所をポンと叩く

 

「イッッッ!!!」

「あ、ごめん!」

「い、いや、気にしないで……」

 

実は、ちょっと触られただけでも結構痛い

 

ついでに、水の大剣で吹っ飛ばされたあと、身体のありとあらゆる部分でスライディングしたから全身傷だらけだったけど、アルフがなんとか治してくれた。けど、アルフも回復魔法はそんなに使えないらしく、傷口だった部分は触られるか叩かれると凄い痛い

 

「ふぅ……じゃあ、ジュエルシードを探しにいこっか」

「でも、そんな身体じゃ……」

「大丈夫。そこまで柔な身体はしてないよ」

 

今回のジュエルシードも前回と同様、明確な位置が分かってないから手探りの状態でジュエルシードを探すことになるから、万が一、あっちに先に取られると、かなり不味い

 

だから、なるべく急いで探さないといけない

 

「索敵魔法展開……」

 

僕の足元にミッド式の魔法陣が現れる

 

ちなみに、魔力光は限りなく黒に近い灰色だよ

 

まぁ、殆ど黒だね

 

さて、こっからは根気の作業。頑張って探さないとね

 

原作に介入した以上、最悪の事態とかは避けないとね

 

~暮羽side~

 

「反省したか~?」

「ぁぅぁぅ……」

 

現在、俺はなのはの頭に中指の第2間接を当ててこめかみをぐりぐりとしている

 

え?何故かって?

 

作者の気力により、三行で纏めると

 

『なのはがボーッとしていた

 

アリサがキレかけた

 

前にも注意したのにまたボーッとしてたからお仕置き』

 

と、言うことだ

 

「ごめんな?アリサ。実は、こいつの運動音痴を治そうと特訓してたんだけどな?どうも、疲労が抜けきってないらしい」

「ゆるして~……」

 

なのはが何か言ってるが気にしない

 

「……まぁ、これからは私達の話が聞きたくないなら聞きたくない、聞きたいならボーッとしないってなら良いわ」

「流石アリサだ。心の器が広い」

 

ついでになのはのこめかみに込める力を強める

 

「にゃぁぁぁ……」

 

何故かツインテールが抗議をするようにピコピコ動いているが、気にしない

 

「まぁ、こっちからもキツく言っておくから」

「じゃあ、お願いするわ」

「ねぇ、暮羽くん……」

「何だ?」

 

軽く涙目のなのはが俺に話しかける

 

ちなみに、まだぐりぐりしてます

 

「何だか……気持ちよくなってきたの……」

「!!?」

 

バッと腕を離す

 

え?マジ?

 

なんかいけない扉を開けちゃった?

 

「ウソなの!!!」

 

その瞬間、まさに脱兎のごとく、教室の出口へと走っていく

 

だが、

 

「逃がさん」

 

瞬動で一瞬で追い付き、なのはの肩に手を置く

 

「あ……」

 

なのはの顔が絶望に染まり、ツインテールが完全に元気を無くし、垂れる

 

「お仕置きな?」

 

なのはの首をチョークスリーパーの要領で固定し、もう片方の手でこめがみをさっきより2割増しでぐりぐりする

 

「にゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「アリサ、お仕置きの期間は?」

「今日の休み時間ずっとで」

「了解」

「許してほしいの~~!!」

 

すずかと水姫はこちらを苦笑いで見てくる

 

あと、周りの男子の視線が年と日を重ねるごとに嫉妬深くなってきているのは気のせいだろうか

 

気のせいだ(断言)

 

「自業自得だ。観念しろ」

「ぁぅぁぅぁぅ……」

 

まぁ、わざとやってるわけでは無いんだし、しょうがないから……昼休みまでで許してやろう

 

~少年等授業中~

 

で、安定のキンクリの後の放課後である

 

「じゃあ、私達は習い事があるから」

「おう。じゃあな」

「頭が痛いの……」

「取り合えず、ボーッとしてたなのはが悪いと言うことで一件落着」

「にゃ~……」

 

なのはが何か猫語を話しているが、気にしない

 

「……さて、帰って着替え。その後はジュエルシードの探索。見付からなければ特訓。それでいいな?」

「うん……」

 

なのはが頭を抑えて軽く涙目だが、自業自得だと自分に言い聞かせる

 

「じゃあ、また後でな」

「水飲む?」

「何で2リットルのペットボトルを三本位持ってるかはあえて突っ込まないけど、ありがとなの」

 

そりゃあ、水姫は水がないと能力使えないから、ペットボトルは常備している……らしい

 

よし、さっさと準備してくるか

 

~少年等準備中~

 

「さて、今日も張り切って行くか!」

『おー!!』

 

~蓮樹side~

 

とあるビルの上に僕達は立っている

 

やっぱり見付からない

 

「ここら辺にあることは確かなのに……」

「ほんとだよ……」

 

確かにジュエルシードはこの街中にある

 

だけど、何処にあるか分からない

 

……だったら簡単じゃないか

 

「封時結界」

「え?蓮樹?」

 

魔力をこの街中の至るところに流し込んでジュエルシードを強制発動、後にジュエルシードを封印、回収。楽勝じゃん

 

原作のような六個を強制発動させない限り……ね

 

「ゼクス、サポートよろしく!」

『All right』

 

フェイトちゃん、少しだけ技を借りるよ

 

「サンダーレイジ!」

 

サンダーレイジとは呼べないような技を発動し、ジュエルシードを強制発動する

 

やっぱり雷への魔力の変換は資質が無いみたい……

 

現に、出たのは只の魔力だったし

 

だけど……

 

「見つけた……」

「蓮樹!なんて無茶な事を!!」

「大丈夫。何ともないよ。早くジュエルシードを回収しよう」

「……分かったよ。フェイト、急ごう」

「うん。蓮樹の頑張りを無駄にしないためにもね」

 

あ~……慣れない魔法は使うもんじゃないね

 

魔力を大量に持ってかれた……

 

さて、この程度の魔力で現人神とチート転生者の二人の相手か……

 

二秒持つかな?

 

なんて思ってる間に

 

「あった!」

「よし、とっとと封印して……」

「ディバインバスター!!」

「模倣「マスタースパーク」!」

「魔槍「スピア・ザ・ゲイボルグ」」

「約束された勝利の剣!!!」

『ッ!?』

 

封印しようとした所で横から来た桜色と青色の砲撃、灰色の槍、約束された勝利の剣をなんとか避ける

 

やっぱり間に合っちゃったか

 

まぁ、間に合ってもらわないと困るんだけどね

 

「くっ、あとちょっとの所で!!」

「フェイトちゃん!何でジュエルシードを……」

「なのはには関係無い!」

 

フェイトちゃんがなのはちゃんに突っ込み、攻撃をしたことにより、戦闘が始まる

 

「アルフさんは水姫ちゃんを!僕はあのチート組をやる!!」

「駄目だよ!魔力を消費した蓮樹じゃ……」

「いいから!!」

「くっ……分かったよ。すぐに援護に行くよ!」

 

援護に来てくれるかどうか……だね

 

さて、あのチート組、どうにかしないとね

 

「蓮樹、ここは退け。もうお前の魔力は少ないだろう」

「心遣い、ありがと。だけど、僕には退けない理由がある!」

「ふん、モブが。速効で殺してやる!!」

 

天我がこっちに突っ込んでくる

 

倒すじゃなくて殺すって……

 

「物騒極まり無いって!!」

「イエス!アイアム物騒!!!!」

 

何処のギアーズの赤髪さんだよ!!

 

「いい加減死にやがれ!!」

「残念無念また来年!!!」

『Brake smash』

「ぐふっ!!!」

 

ブレイクスマッシュを至近距離で当てて吹っ飛ばす

 

流石天我(噛ませ犬)。呆気ない

 

でも、ブレイクスマッシュで結構魔力を持ってかれた……

 

フルドライブも出来ないことは無いけど、暮羽に通用するかどうか……

 

第一、フルドライブをすると僕は完全に遠距離型になるから、東方projectの弾幕相手に遠距離攻撃を通すなんて無理な話だからね

 

「さて、暮羽、とっとと始めようか」

「……二度は言わん。退け」

「無理。僕はフェイトちゃんの味方だから。力尽きるまでフェイトちゃんの援護をする」

「……そうか。なら、容赦はしない。霊符「夢想封印」!!」

「カートリッジ!!」

『Load cartridge』

 

ゼクスから二発の空の薬莢が飛び出す

 

「アクセル!!」

 

暮羽の弾幕の隙を縫い、高速移動で一気に接近する

 

「ブースト!!!」

 

それに一気にブーストをかけ、接近する

 

「一閃!!!」

「結界!!」

 

だけど、僕の一撃は結界で防がれる

 

でも!!!

 

「カートリッジ!!!」

『Load cartridge』

 

マガジンに入っていた四発、そして、空のマガジンを入れ換え、さらに二発の薬莢が排出される

 

「電光一閃!!!」

「ぐっ!!!」

 

暮羽の結界が割れ、暮羽が無防備になる

 

「ブレイク……」

「マスター……」

「スマッシュ!!!」

「スパーク!!」

 

暮羽が土壇場で撃ったマスタースパークと僕のブレイクスマッシュが超至近距離で拮抗し、爆発する

 

「ぐぁぁ!!!」

「甘い!!ファイナルマスタースパーク!!!」

「ぐっ!!アクセル!!!」

 

薬莢を二発、排出し、高速移動をしてファイナルマスタースパークをなんとか避ける

 

「このまま!!!」

 

さらにカートリッジを二発使い、一気に接近する

 

「!!?」

「ハッ!!!」

 

ゼクスをしまい、一気に格闘戦に持ち込む

 

「よっと」

「ッ!?」

 

僕の突きは、簡単に流され、その勢いのまま、僕は投げ飛ばされた

 

「このっ!!!」

 

なんとか姿勢を立て直し、ビルへの激突を避ける

 

その間にゼクスを取り出す

 

「俺に格闘戦を挑んだことが間違いだ!!!」

「しまっ!!」

 

暮羽がもう目の前まで接近していた

 

ヤバッ!!!

 

三歩必殺がくる!!!

 

「プロテクション!!!」

「三歩必殺!!!!」

 

僕のプロテクションと暮羽の拳が一瞬、拮抗する

 

だけど、一瞬でもあれば十分!!!

 

「ブレイク!!!」

「なっ!!?」

 

プロテクションを爆破し、暮羽をなんとか吹き飛ばす

 

「マスターブレード!!!」

 

だけど、吹き飛んでいる暮羽がマスターブレードを使ってくる

 

「ぐあぁ!!!!!」

 

流石にプロテクションを連続して発動することは出来ずに、マスターブレードをモロに喰らって吹き飛び、ビルに激突する

 

「やっぱり……神様は一味も二味も違うって事か…………」

「俺の一万年は伊達じゃない」

「あんな大技使って息一つ切れないって……」

「流石にプロテクションを爆破されたのはビビったぞ?」

「吹き飛ばされながらマスターブレード使ってくる奴がよく言うよ……」

 

何とか落ちる事なく、飛行魔法を使って浮遊する

 

もう封印魔法すら使える魔力が無いや……

 

チラッと横を見てみたら、フェイトちゃんとなのはちゃんがジュエルシードの真上で戦っていた

 

フェイトちゃんはなのはちゃんの攻撃を全部避け、なのはちゃんは近距離戦に持ち込み、接近戦をしながら、至近距離でシューターや砲撃をするという離れ技を披露してくれる事でフェイトちゃんもかなり焦りの表情が出ていた

 

ってか、何で近距離戦が出来るのさ……

 

「フェイトには遠距離戦は殆ど効かない。ならば、近距離での戦闘をしながら魔法を使う。そうやって特訓させたんだ」

「A.C.Sとか使ってないよね?」

「何だ?それは」

「何でもないよ……」

 

この時期にA.C.Sとか使ってたら洒落にならないしね

 

「さて、続けようか」

「……気絶してもしらんぞ」

 

横目でもう一回フェイトちゃん達を見る。そしたら、フェイトちゃんとなのはちゃんがデバイスをジュエルシードの前でぶつけ……!!?

 

「ブ、ブレイクスマッシュ!!!」

「じ、次元震!!?」

 

僕が砲撃を撃つけど、暮羽はこっちを見ずに結界で砲撃を受け止める

 

ちょっ、自信無くすって……

 

「あの馬鹿共が……止まれ」

 

暮羽が止まれと言った瞬間、怪しげだったジュエルシードが一瞬で止まる

 

ヤバイ!これじゃあ監理局が!!!

 

だったら!!!

 

「この!!!」

「蓮樹!!!?」

 

ジュエルシードに向けて一気に突っ込む

 

途中で天我が起きてた気がするけどそんなのは無視だ!!!

 

「取った!!!」

「え!?蓮樹!!?」

「蓮樹くん!!?」

 

そのまま二人にも僕の声が聞こえない場所まで一気に突き進む

 

ジュエルシードよ!!

 

僕の願いを叶えろ!!!

 

「次元震を起こせ!!!今すぐに!!!!」

『蓮樹!!?』

 

僕の手の中のジュエルシードが白く発光する

 

その瞬間、途方も無い衝撃が僕を襲い、僕は声にならない悲鳴をあげがら吹っ飛ばされた

 

そして、背後のビルに物凄い勢いで激突した

 

その瞬間、視界の半分が赤に染まる

 

あ、流血したかな?

 

もう衝撃は止んだけど、これで……

 

「約束された……」

 

……は?

 

僕の真っ正面には、エクスカリバーを振り上げた天我が……

 

この機に始末しようってか!!!?

 

プロテクションを……って、魔力が足りない!?

 

ヤバッ!

 

これは死……

 

「勝利の剣!!!!」

 

~暮羽side~

 

「あの馬鹿!!!何しやがった!!!」

 

蓮樹がジュエルシードを掴んだ途端に次元震が起きて、蓮樹が吹っ飛んだ

 

「止まれ!!」

 

能力で即座に次元震を止める

 

「蓮樹め……後でお仕置き…………」

 

ドゴォォォォォン!!!!!

 

蓮樹が吹き飛んだ方向から、物凄い爆音がした

 

おい、どんな勢いで吹き飛んだんだよ……

 

「ったく、仕方が…………!?」

 

蓮樹が突っ込んだであろう方向には、両手剣を降り下ろした天我がおり、その直線上には、血だらけでボロボロの蓮樹が…………

 

「蓮樹!!!!!!」

 

天我の横を金色の魔力を纏ったフェイトが突っ切り、蓮樹に近付いた

 

なのはは目の前の光景が余りにもショックだったのか、バリアジャケットも解除され、地面で気絶していた

 

「……八卦封印」

 

その間にジュエルシードを封印しておく

 

「フェイト!」

 

アルフがフェイトに近付く

 

俺はその間にジュエルシードを四次元を通して手元に寄せておく

 

「転移するよ!!」

「アルフぅ……蓮樹がぁ…………」

「すぐに治療すれば何とかなるかもしれないから!!」

 

アルフが魔法陣を足元に作る

 

「……蓮樹を頼むぞ」

 

俺はアルフとフェイトに聞こえないように呟き、魔法陣の中にジュエルシードを投げ入れる

 

それと同時にフェイト達はここから転移し、消えた

 

場所も突き止める事は容易だが、あえてしない

 

恐らく、まだ死んではいない

 

頼む……間に合えよ……

 

「約束された勝利の剣!!!!」

 

天我(ゴミ)がこっちに何かを撃ってくる

 

「ふん」

 

あえて素手でそれをぶん殴る

 

結構威力が高いのか、手から少しだけ血が出る

 

だが、それだけだ

 

「なっ!!!?」

「消えろ。天我(ゴミ)。大霊砲「ファイナルマスタースパーク」」

 

何か言ってたが、そんなものは気にしない

 

ファイナルマスタースパークで吹き飛ばす

 

殺しはしない。せめてもの情けだ

 

「…………」

「暮羽…………」

「……水姫、ユーノを頼む。俺はなのはをおぶっていく…………」

「うん……」

 

ユーノも、見た光景がショックだったのか、気絶している

 

当たり前だ。あんな血にまみれた人を見て平気でいられる子供なんていない

 

……生きてくれよ。蓮樹

 

お前が死んだら、フェイトは…………

 

頼む……




ここで蓮樹は退場です

次回より、蓮樹が居ないジュエルシードの争奪戦がはじまります
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